>>903
本当に理解できない人ですね
>阿波三好が織田に従属するのは畿内三好のずっと後よ
その阿波三好が織田に従属したあとにも、長宗我部は阿波三好を攻撃し続けた。
その行為が問題になった、といっているのですが?

>それまでの苦労も無視でいきなり領土返せで従えるわけないだろ。
その苦労というのが、織田従属勢力から奪った領土だから、信長は認めないと
言ったのです。信長からしたら当たり前でしょう。四国切り取り次第というのは
信長の領地でも切り取っていいなんて代物ではないのですから。
もう一つ、多くの人が誤解しているか知らないことですが、信長は長宗我部の
領地の大部分を奪おうとしたなんて全くしていませんよ。
信長が認めたのはあくまで四国で自力で切り取った領地の領有は認める、だった。
そこで長宗我部は頑張って、(信長の領地も含めて)土佐一国、阿波二郡、讃岐一群
を切り取った。そこで信長は織田の領地を切り取ったことを咎めて、これは自分との
同盟を捨てて織田と敵対する気なのか?と問うた。そして敵対する気は無い、従属
する気があるのなら、土佐一国と阿波半国は認める代わりに、讃岐の領地は諦めて
詫び代わりに割譲せよ、とまずは話し合いで済ませようとした。
多くの人が何故か誤解しているが、信長は四国全土を支配する長宗我部から、土佐と
阿波半国の半分以下におさえようとしたなんてデマかせもいいところ。
ところが長宗我部はこれを蹴った。調停案を蹴られた以上、長宗我部は織田に従属
する意思なしと看做すしかない。敵対するのなら、かつての同盟者だろうと、滅ぼす
しかない。滅ぼすのならその後の領地の割り当ても決めなくてはならない。

これが話の流れで、信長は信孝に領土を与えるために、同盟者長宗我部に理不尽を
要求してわざと怒らせて滅ぼすつもりだった、などといいがかりもいいところであり、
信長へのネガキャンとしかいいようがない。

とにかく、北条であれ長宗我部であれ、これまで相対的強者として弱者に理不尽を
押し付けてのし上がってきた。その最後に織田(や豊臣)という自分よりも相対的な
強者にぶつかって理不尽を押し付けられる立場に逆転した。それだけのことであり、
織田が悪い、の一言ですませられることではない。

もちろん、北条や長宗我部の立場からしたら、織田や豊臣が悪い、となるだろう。
それは間違いではない。しかし唯一無二に正しいことでもない。北条や長宗我部に
立場や言い分があるように、織田にも立場や言い分がある。

ファンの心情としては、北条や長宗我部は悪くない、理不尽なことをした織田が悪い
で済ませたいところだろう。個人がそう思うだけならそれでもいい。
しかし議論の場で、一方の立場の言い分だけを展開してもう一方が完全に加害者、
自分がファンの勢力は完全な被害者でその行為は正義とみなすのでは何の意味もない。
どころか、議論が成立しなくなり、議論の場は崩壊する。