泰朝「五郎様ー!駿府が我らの手に戻りそうですぞ!!」

氏真「な、なんだってー」

泰朝「随分と棒読みですな…。
それはそうと如何いたします?」

氏真「僕に決定権はないよー。
義父上に出てけと言われたら裸足でも出てくしかないねー。」

泰朝「まるで親を失った子供が厄介払いされてる様ですな。」

氏真「正にそれだねー。」

泰朝「では準備を致しましょう。」

氏真「うん、じゃあ僕は氏政に最後の嫌がらせをしてくるねー。」