忠倉oO(忠倉よ、そちは市川城に着いたあと、夜から朝にかけ)
(大口城に鉄砲襲撃せよ。そのとき旗差物はすべて菱)
     (刈家の家紋で行え。菱刈家とわかれば小勢とみなし)
     (て伊東が明朝に出撃するだろう。そしたら全力で菱刈)
     (の兵と市川城へ逃げよ。あとは釣り野伏しの要領じゃ。)
     (頼んだぞ。すべてお前にかかっている。        )

【伊集院忠倉、手勢150と鉄砲隊80を率いて市川城へ移動】