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幕府を開こうと思うんだが・・・・ part8

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0001人間七七四年2007/05/06(日) 23:42:14ID:PeNHIJ/f
このスレは、天下統一を目指す諸侯が権謀術数の限りを尽くすスレです。

大名・出家・公家・武士・商人など、あらゆる階層の皆様を歓迎します。
part1 http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1168395336/
part2 http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1170424238/
part3 http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1170592431/ 
part4 http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1171184066/
part5 http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1171803982/
part6 http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1172574077/
part7 http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1176288851/(容量オーバー)
0002人間七七四年2007/05/06(日) 23:42:45ID:PeNHIJ/f
国/表高(万)/実高(万)
陸奥/173/293 出羽/87/151 武蔵/84/123 越後/41/115 常陸/75/92
近江/83/86  肥後/57/85  越中/54/81  信濃/55/78 下野/46/77
尾張/57/76  伊勢/57/70  肥前/56/69  越前/68/68  下総/37/68
播磨/52/66  美濃/58/65  上野/50/64  筑前/52/63  周防/16/55
筑後/27/54  大和/45/50  長門/13/50  土佐/20/49  加賀/44/48
三河/35/47  豊後/42/46  紀伊/40/44  伊豫/28/43  上総/38/42
備前/29/42  摂津/26/42  日向/12/42  遠江/28/37  備中/21/37
豊前/32/36  丹波/29/33  薩摩/28/32  備後/24/32  安芸/26/31
甲斐/24/31  出雲/22/30  河内/24/29  相模/19/29  讃岐/17/29
能登/21/28  阿波/19/27  美作/23/26  大隅/18/26  駿河/17/25
伯耆/13/25  山城/22/22  因幡/13/19  和泉/14/17  石見/14/17
丹後/12/15  但馬/12/14  淡路/6/14  佐渡/2/13   琉球/12/12
伊賀/10/11  安房/9/10   若狭/9/9   伊豆/7/8    飛騨/6/6  
蝦夷/5/20(内府殿特別ルール)  壱岐/2/4  志摩/2/2  対馬2/2  隠岐1/1
0003奥田国真[従四位上・右近衛中将] ◆yWFEYWlu0I 2007/05/06(日) 23:50:35ID:oXdrYwFZ
/*
>>1 乙!
*/
0004小笠原範長 ◆CRSNWUOjZ. 2007/05/06(日) 23:59:33ID:UcmSIx/T
/*
>>1
サー、人民は乙しております・・・
*/

前スレ>>692
之康「それはもう・・・願ってもない話でございます。この上は早々に立ち帰り、他家と連合の話を
    まとめて参ります」
氏綱「よう決断なされた松枝殿。西国探題の件は後日、改めて使者を遣わそうぞ」
賢重「おや?厠でございますか・・・ごゆるりと」

前スレ>>702
大火事は未明に消火が完了した。やがて、疲れきった将兵たちに朝日が降り注いだ。
義長は柏原家の陣を訪れ、労をねぎらっていた。

義長「国興殿、またもお力を貸していただき、我ら一同感謝の気持ちでいっぱいでございます。
    松枝家や下間家から援助物資も届いております。お疲れとは存じますが、朝廷の為、
    市民達の為、復旧にもお力をお貸し下さい」

今日は範長は鉄砲の工房を視察していた。作業は流れ作業で行われ、大きな樋に水を流し、その上に
鉄砲の部品を乗せた小船を浮かべ、次々に組み立てていくものである。これにより一丁あたりの時間を
大幅に短縮する事に成功したのである。

鴨冬「兄上、下間殿や柏原殿も内政に着手しておられるとのこと」
範長「二家に伝えなさい。『我らにできる事がありましたらなんなりと』とね」
鴨冬「ははっ!」
0005奥田国真[従四位上・右近衛中将] ◆yWFEYWlu0I 2007/05/06(日) 23:59:43ID:oXdrYwFZ
/*
規制に引っ掛かって、スレ立てられなかった・・
*/

〜興国寺城付近〜


ズダダダーン!
ヒュン!ヒュン!
ワァー!ワァ!

国統「かかれぃ!」

伝令「反乱軍は壊滅致しました!殿が本軍を率い、駿河に向かっておるとの事!」
国統「良し!これより、駿河・甲斐国境付近に向かう!」

奥田領内で起きた乱は後に、奥田の電光石火と呼ばれる動きの前にあっけなく鎮圧された・・

〜三河付近〜

国真「間も無く、遠江か・・」

/*
明日は書き込めが多分、夜になります
*/
0006薄右大将為弘2007/05/07(月) 00:21:54ID:116NxT+F
/*
全軍偉大なる
>>1殿に万歳三唱!!
万歳!!
万歳!!
万歳!!
…カキコ出来なくて焦った。w
*/

洲本。

為重や。
為重「はっ…。」
ここ洲本に他国に負けない城を築きたい、領民投票を行うぞ。
為重「はっ…。」

領民投票実施。賛成七割、反対一割、無効票一割、無投票一割。
洲本城建て直しに着手。
0007久慈大宰大弐弘忠 ◆p/Ia5vFPVI 2007/05/07(月) 06:56:41ID:D2AMzivi
/*
>>1殿
感謝したします。
*/

〜遠江・引間、久慈弘忠の陣〜
綱成「だいぶ武田が苦戦しておるようですな」
弘忠「しかし、憲政め…わしの計画をずたずたにしおって…」
弘忠「まあよい、駿河に向かうぞ!」

〜諏訪・上原城〜
頼重「我らは東美濃へ向かう!」
諏訪勢、東美濃の遠山ほかの国人の援護に兵1万を差し向ける。

〜甲斐・駿河国境〜
勘助「お屋形様、上杉殿がお見えです」
信玄「おお上杉殿、此度は兄君の援護と言うことで微力ながら協力させていただきましょう(さて、この嘘もいつまで持つか…)」
憲宏「そうですか…では早速、奥田めを討ち取ってくれましょう(兄上の策を見抜くとは…奥田恐るべし)」
上杉・武田軍4万、国境付近に布陣。先鋒は山本勘助。

〜駿河・興国寺城〜
氏尭「奥田がこの近くまで進出しております!」
氏康「うむむ…甲斐での乱をいいことに、我が領地まで掠め取るつもりか?」
氏尭「では拙者が奥田どもを追っ払ってまいりましょうか?」
氏康「では行って参れ」
氏尭、千五百の兵を率いて興国寺を発ち、北条領内に侵入しようとするものを追い返す。

/*
では、夕方ごろまた来ます。
*/
0008奥田国真[従四位上・右近衛中将] ◆yWFEYWlu0I 2007/05/07(月) 07:12:57ID:jq/C4ZM+
〜美濃〜

0009奥田国真[従四位上・右近衛中将] ◆yWFEYWlu0I 2007/05/07(月) 07:17:49ID:jq/C4ZM+
/*
上のは誤爆
*/

〜美濃〜

遠山「離せぇ!」
国経「ふん。裏切り者が裏切りで捕まるとは滑稽よな・・首を刎ねよ」

半兵衛「当家領内の反乱軍はあらかた片付けました。木曽に向かうべきかと」
国経「うむ。木曽に向かう!」
近江・飛騨勢1万五千、木曽へ
0010九条義政2007/05/07(月) 07:57:53ID:ryCddumk

公家の私もいいのですか?
0011小笠原範長 ◆CRSNWUOjZ. 2007/05/07(月) 09:01:53ID:QdLTIHWQ
――飯盛城・千畳敷

範長と鴨冬は領内から5カ年計画の進展の報告を集め、それを確認していた。二人が笑みを
浮かべているところを見ると、良い知らせが多いようである。之虎も何か用があるらしく、部屋
の中で金魚と戯れながら待っていた。そこに諜報を担当する遊佐宣頼が東の情勢を報告する
ために入ってきた。

宣頼「殿、奥田・久慈領内で内紛が勃発。両家が相互に干渉しているようで、両家の仲は
    かなり緊張したものとなっております」
範長「両雄並び立たずという事ですか。まあ、下手に介入するよりも、内治に励みましょう。
    之虎、準備はどのくらいできていますか?」
之虎「はっ、大分揃うようになって参りました!」
範長「よろしい!では柏原、下間、松枝家にも要請をなさい」

柏原和泉守様

この度は京の大火を抑えるのに御尽力いただきありがとうございました。仮設住宅や炊き出しも
軌道に乗りましたが、今ひとつ活力に欠けます。そこで市民達を鼓舞するために大規模な馬揃え
を行おうと思います。よろしければ兵を率いて奮って御参加下さい。

下間左京大夫様

左京大夫範長です。京の災害への御支援、市民達に代わって御礼申し上げます。さて、京の町の
復興の為に活力のある催しを行おうと思います。大々的に馬揃えをする予定ですので、北陸の精兵
を率いて御参加下さい。人が集まれば、そこにはなにがしかの需要が生じます。経済振興策の一つ
としてお考え下さい。

松枝左兵衛佐様

先日は連合の件を快諾下さり、この謝意をどう伝えたら良いものか思案しているところです。また、
京への援助物資も無事に到着し、市民達は左兵衛佐様の徳を口を揃えて称えております。今、
東国では大乱が起きている様子。向こうの威信がガタ落ちしている今こそ、天下に我らの勢力を
誇示するときでございます。京の市民たちも娯楽を求めているようですし、馬揃えを行おうと思い
ます。私も高い文化を誇る西国の将兵を是非拝見したいと思います。

【範長、パレードを企画中】
0012従五位下・夷王統亮 ◆qG5Uj1x8xc 2007/05/07(月) 10:26:16ID:huHvu+Tb
統亮「阿片とはえぇもんだぁ」
照安「馬鹿もん!帝に持っていくものを吸っちまうとは!」

阿片は室町期に日本に入ってきたものであり、医師が麻酔として使用していたという記録がある。
江戸期には幕府が監視した為に流通はあまりしなかった。
0013奥田国真[従四位上・右近衛中将] ◆yWFEYWlu0I 2007/05/07(月) 12:20:59ID:jq/C4ZM+
〜京・奥田屋敷〜

中盛「・・・という訳で、武田には迷惑しているのであります」
公家「誠に・・分りました。朝廷が仲介致しましょう」
中盛「有り難い事で・・」

〜駿河・奥田陣〜

国真「武田に使者を出せ。何の用かと」
国統「はっ」

〜武田陣〜
使者「武田殿にお目通り願いたい!」
0014従五位下・夷王統亮 ◆qG5Uj1x8xc 2007/05/07(月) 12:45:56ID:huHvu+Tb
統亮「三条家をなんとか守らなくてはな・・・」
五十嵐「もし三条家がなければ我々も大変でしたな!」
統亮「西園寺殿は佐渡に配流とか聞いたが、、今は実質消滅(焼き殺した)した摂関家のかわりの公家によって朝廷もだいぶかわったからな・・・どうなるのやら。和束殿も帰ってこれれば良いんだが、」
0015西園寺公明2007/05/07(月) 13:14:46ID:ryCddumk

予はきいとるぞぉ!!
0016人間七七四年2007/05/07(月) 14:06:40ID:A9iKN9xn
     カタカタ
  || ̄ Λ_Λ
  ||_(Д`; ) 「なに?このスレ・・・」
  \⊂´   )
    (  ┳'
0017久慈大宰大弐弘忠 ◆p/Ia5vFPVI 2007/05/07(月) 17:59:57ID:D2AMzivi
〜美濃・遠山城〜
頼重「ふう、まずは一息…」
家臣「殿!奥田が木曾へ向かうようです!」
頼重「うん…?まあ、そこは武田がどうにかしてくれるであろう…」

〜甲斐・駿河国境、武田信玄の陣〜
昌信「お屋形様、奥田から使者が参りました」
信玄「下らんことを…まあ通せ」

〜駿河・駿府城下、久慈弘忠の陣〜
弘忠「憲宏に書状を届けて来い、あやつに罪は着せたくない」
段蔵「はっ」

〜甲斐・駿河国境、上杉憲宏の陣〜
段蔵「憲宏様…」
憲宏「はっ!段蔵か!?」
段蔵「兄君からの書状を届けに参りました、お読みになった後は焼いてくだされ」
憲宏「どれ…なにっ、奥田は兄上を襲ってはいないだと?」
憲宏「すべては大膳大夫の陰謀…前線を下げさせよ、その後挟撃する…か」
憲宏「さすが兄上、この世に未練が残ると見える…はっはっは」
・・・
憲宏「大膳大夫殿、ここは前線を下げ、慣れぬ甲斐にて奥田勢を討滅すべきかと存じますが…」
勘助「となれば、拙者は殿軍を勤めさせていただきとう存じます」
信玄「上杉殿に勘助まで…わかった、奥田の使者に会うたら下山まで退こう」
0018久慈大宰大弐弘忠 ◆p/Ia5vFPVI 2007/05/07(月) 18:12:07ID:D2AMzivi
/*
上の
美濃・遠山城
はミスですね。
*/
0019久慈大宰大弐弘忠 ◆p/Ia5vFPVI 2007/05/07(月) 19:25:13ID:D2AMzivi
/*
さらに訂正。苗木城ですね。
*/

下間殿へ

早速のお返事、有難い。
さて、このご返答でありますが、これは一門徒・下間頼龍としてのお答えか、それとも大名としてのお答えでありますか?
いずれにしろ小笠原は我らの過ちをこれ幸いとばかりに流言飛語を織り交ぜて喧伝した我らの仇。
おそらく拒否するでしょうが、拙者はそれでも構いませぬ。

久慈大宰大弐源弘忠

〜相模・鎌倉〜
憲政「なにい〜、弘忠の首級はまだ挙がっておらんのか!」
憲政「奥田の馬鹿め!いま弘忠を討てば、信濃の一つでもやると言うのに!」
豊守「(…信濃をやる?まったくうつけじゃな、御館さまは…)では、早速援軍をお出しなされませ」
憲政「うむ!」
上杉兵部卿憲政、援軍2万を集めて駿河へ向かわせる。
長泰「(…いくら上杉家が関八州や奥羽を押さえているからと言って、戦ばかりでは国は滅びる…)」
長泰「(…ここはいっそ、陽夢斎さまの兄君でも擁立して御館様を追うべきかな…)」
0020柏原和泉守家興[従五位上・兵庫頭]2007/05/07(月) 21:34:13ID:sz8e1lTH
>>1さん乙です!
書き込めなくてどうしようかと思いました・・・
話は前スレからの続きです

〜和泉:千石堀城〜
この日、紀伊南海門徒・鷺山御坊より新たに派遣された坊官:下間頼盛を招き新型鉄砲のお披露目会が行われていた。
ズゴーーーン!!
新型の鉄砲はいとも簡単に胴丸を打ち抜きその場に居た者を圧倒させた。

良重「おおっ!!」
正信「胴丸を完全に貫いておりますなぁ…流石は紀伊の鉄砲使いじゃ」

家興「なるほど…紀伊は南海門徒衆の本拠地、国内の流通網は隅々まで行き届いているでありましょうな、盲点でした。
   根来の鉄砲ですか、確か鉄砲伝来の時に種子島から堺・国友に並び初めに輸入したのが根来の芝辻清右衛門殿でしたな。
   これは良い売り物になるやもしれませぬが…薄や久慈・奥田の手に渡ればそれこそ国境を接する柏原・下間両家にとって脅威となります、
   売る相手はやはり小笠原・下間・松枝あたりになりましょうか」
   
家興「雑賀衆・根来衆の鉄砲は天下一品、魅力的です。これからもその技術を守ってほしいものです、
   そのためならば我等とて協力は惜しみませぬぞ。
   この新型の鉄砲を量産するためならば我が家からも資金をお出ししましょう、是非とも根来で研究を進めていただきたい」
   
家興「下間家の領内でも繊維に力を入れておられるのは知っております、
   我が領内で織った布が下間領で友禅になる…考えただけでも楽しくなりますが地理的に海上輸送は不可能、
   やはり堺・京を経由しての交易となるでしょうが…そうなれば小笠原家にも話をつけねばなりますまい」

家興「硝石は堺から買えばよろしいのですが…やっかいなのは伴天連の宗教です。
   諸侯では布教を許しているところもあるようですが我が領内では禁止となっております。
   硝石を求めるあまり伴天連につけこまれてはなりませぬゆえ…」
0021奥田国真[従四位上・右近衛中将] ◆yWFEYWlu0I 2007/05/07(月) 21:38:33ID:jq/C4ZM+
/*
諏訪勢はどうやってきたのだろう・・
*/

〜苗木城城下〜

木曽から猛スピードで戻ってきた国経らは苗木城を包囲した

半兵衛「城に籠るは諏訪勢と遠山の遺臣ら一万数千です」
国経「木曽は尾張の賊を鎮圧した国親殿におたのみしたので後背の心配はない。諏訪の逃げ道を封じよ」
国経勢は苗木城を何重にも包囲
半兵衛「義勇軍らは如何なさいますか?」
国経「後方でときの声を挙げさせよ。城兵を震え上がらせよ」
半兵衛「はっ」
国虎「国経〜!まだ城を攻めんのか〜?」
国経「まだ軍議の最中だ。これだからは猪は困る!戦はただ攻めれば良いという物ではない!」
国虎「けっ!」

国経「大筒の準備は出来ておるか?」
半兵衛「はっ。ガトー殿の指揮で当家の大筒の数は増え、訓練も重ねておりました故、問題なく三門用意してあります」
国経「うむ!」

〜甲斐・駿河国境・武田陣〜

使者「こたびは如何なる事で我が領内に軍を進められたのか!早々に退かれよ!」
0022従五位下・夷王統亮 ◆qG5Uj1x8xc 2007/05/07(月) 21:56:44ID:huHvu+Tb
統亮「先頃行った、琉球を従えに行くぞ!」
五十嵐「いきなりですか!」
統亮「尚氏を潰す。。南蛮人から手に入れた船を使用するぞ!琉球を日乃本に従えてやるわ!」
0023柏原家家臣 柏原国興2007/05/07(月) 22:04:51ID:sz8e1lTH
〜京:柏原軍陣営〜
国興「ふぅ…」
侍従「殿、お疲れ様です…」
国興「いやぁ疲れた…まぁ疲れているのはわしだけではないからな、兵にも十分休息をとらせよ」
侍従「ははっ」
元春「国興殿、只今小笠原河内守様のご子息、義長様がお越しになられております」
国興「義長様が?すぐにお会いいたしましょう」

国興「これは義長様、此度はわざわざ我が陣までのお越し真にありがたく存じます。
   義長様直々の励ましとは兵も喜びましょう。
   また明日も復旧作業を続けますのでご安心下され」
   
0024従五位下・夷王統亮 ◆qG5Uj1x8xc 2007/05/07(月) 22:08:40ID:huHvu+Tb
統亮「・・・と、その前に。三条家に頼んどいた事はどうなった?」
五十嵐「和束様の復権の事ですか?」
統亮「あぁ」
五十嵐「三条家が全力で西園寺殿に罪を擦り付けている様子ですので、後は和束様次第でしょうな。」
統亮「迷惑を掛けてしまったからなぁ。」
0025奥田国真[従四位上・右近衛中将] ◆yWFEYWlu0I 2007/05/07(月) 22:08:46ID:jq/C4ZM+
〜駿河・甲斐国境・奥田陣〜

国真「久慈殿からは連絡はまだか」
国統「今だ・・上杉勢数万がこちらに向かっているという報が・・」
国真「万が一は・・分っておるな」
国統「家臣一同、覚悟しております」
0026奥田国真[従四位上・右近衛中将] ◆yWFEYWlu0I 2007/05/07(月) 22:16:03ID:jq/C4ZM+
〜京・奥田屋敷〜

中盛「それと・・和束殿の事ですが」
公家「かの者で何か?」
中盛「許してやっては如何かな。」
公家「かの者は朝廷の権威を失墜させた者でおじゃる!そうそう許されぬ者でない!」
中盛「確かに・・だが、和束殿のお陰で今の朝廷があるのもまた事実・・和束殿の官位を最下位にし、許す。よいな・・」
公家「・・わ、分ったでおじゃる。ほっほほほ・・」
0027松枝左兵衛佐清顕 ◆fkWqsaBuDM 2007/05/07(月) 22:28:52ID:BOg8iJ64
出雲・月山冨田城

清顕「沼田殿は如何しておる?」ボソボソ
家臣「誉田様がお相手をなされています」ボソボソ
清顕「では余もすぐ参る」ボソボソ 
  「管領様、酒盛りの準備を致しましたので、山海の珍味をご堪能あれ」

沼田祐光控えの間

清顕「沼田殿、大変長らくお待たせ致しましたな」
  「誉田ご苦労だった」
誉田「ははっ」
0028下間頼龍2007/05/07(月) 22:39:57ID:NEtWKljp
>>1乙です!>>545さんも乙です!

>>20
・・・和泉:千石堀城・・・
頼盛「柏原のお殿様、おっしゃる通り。これより京におる仲孝に言って小笠原様に取り次いで頂こう。
現在四十匁目筒も開発している模様。これはもはや鉄砲というより施設破壊用の大筒ですなw。
・・それからこんな事言うのも何ですが、お殿様が門徒を想う気持ちは我等十分解っております。
しかし宗教と文化・経済は全く以って別。小笠原様も多宗教にお力をお入れなればこそ国が潤っております。
我等とて北陸では南蛮学問を取り入れている次第。あまり拘られて他家に遅れを取られては事でございますぞ。」

>>11
・・・京都・山科御坊・・・
パレードのお誘いの話は頼龍から京にいる仲孝のもとへ届けられた。
仲孝「ほう!心躍るのう!これは良い。興に疎い頼龍が乗り気とは珍しい。
早速小笠原家に書状じゃ。まず目的だが威信を示すのか、民に興を施すのかだ。
・・場違いな格好で京の民にドン引きされてはかなわぬw。
それから参列する人数だな。京の町を大軍で・・って言うのも何だし。
あと小笠原家には経済流通の許可を申請してみよう。
さすれば畿内小笠原家を中心に、松枝家、柏原家、下間に文化・経済の交流、発展が望めようぞ!」

>>19
・・・加賀・尾山御坊・・・
頼龍「私はこの通り加賀におりました故、畿内での事は書状でしか知りませぬ。
私はてっきり綱成殿が薄兵に討ち入られた際に薄殿が流した流言だとばかり思っておりました。
が、『過ち』と申されたからには河内での騒動は事実なのですね?

小笠原が仇、と申されるであればこの度の通行願いに小笠原家への敵意が感じられまする。
これでは小笠原家と同盟にある下間としては快いお返事が出来ませぬ。
まずは小笠原家と再び話合いの場を設けられては如何でしょうか。
私が門徒として、あるいは大名として如何なる返答を出すかは本来その後の話であり、またその話とは
先程申した通りにございます。
私どもが出来る事と言えば話合いを事無く進められるよう小笠原家に進言する事くらいです。」

〜・小笠原範長様・〜
・・・太宰様とのやり取りは以上の通りです。鴨冬殿のお怒り、ご尤も。
なれど東国が荒れている今こそ小笠原家の威信で畿内を平定するには又と無い機会です。
大切な時期であればこそ敵は少ないにこした事はない、というのが下間家の意見です。

北陸は久慈家の脅威を目の当りにしておりますので返答に戸惑います。
四箇国団結の噂も伺っております。同盟にある小笠原家の対応を尊重致します。〜下間頼龍〜
0029和束是道 ◆WAz9goYWBs 2007/05/07(月) 23:43:41ID:tiKBCnO8
>>1乙!
しかも初代スレのリンクまで貼っていただいて感激…
是道は富田城下で罪人というよりは客人に近い待遇で隠岐への移動までの日を過ごしていた。
山中鹿介「和束殿、朝廷から罪の赦免の文書が届きました。帝の病平癒の恩赦とのこと」
是道「ありがたきしあわせでおじゃる…」

是道、京へ
0030従五位下・夷王統亮 ◆qG5Uj1x8xc 2007/05/07(月) 23:44:21ID:huHvu+Tb
ならず者「貴様等!止まれぇい!」
統亮「目障りな!撃て!」
五十嵐「!?ならず者とはいえ五〜六名しかいませんし、見たところそれほどの悪には見えませんが・・」
かまわず統亮は五〜六名のならず者に火竜槍を放つ
統亮「ハハハハ!皆、死におったわ!あっちで公家も驚いておるぞ!ハハハハ!」
0031従五位下・夷王統亮 ◆qG5Uj1x8xc 2007/05/08(火) 01:08:09ID:5BxGPONB
統亮はこのところ、激務で体調を崩していた。
朝廷との関係などによるもので体調がすぐれないのである。
加えて母方の祖父の弟のいる三条家に迷惑をかけているのが彼を疲弊させているのである。

私もバイト10連勤と学校で疲れました
0032久慈大宰大弐弘忠 ◆p/Ia5vFPVI 2007/05/08(火) 06:45:38ID:7i0bU0rh
〜出雲・月山富田城〜
祐光「お久しぶりでございますな」
祐光「さて、本題でございますが、当家は松枝家と争う気はありませぬ」
祐光「しかし拙者と話そうともせずに松枝殿は出雲へお帰りになった…此度は、松枝殿に同盟する気があるかないかを確かめに来たのです」

〜甲斐・駿河国境、武田信玄の陣〜
信玄「理由?駿河や遠江を獲りたいからじゃよ」
信玄「奥田殿も駿河なり美濃なりが欲しいゆえに軍を動かして居るだろう?それでわしに対して軍を退けとは納得いかぬな」
信玄「ではとっとと伝えて来い、駿河のうち幾らかを寄越せば軍は退くとな!」
・・・
信玄「甲斐まで後退せよ!殿軍は奥田の反撃を食い止めるのだ!」
武田・上杉勢4万、後退。下山城まで退却。

〜駿河・由比、久慈弘忠の陣〜
弘忠「さて、奥田に書状を書くか…」

奥田右中将殿へ

此度は武田のせいで酷い目に遭われたそうですな。
さて、援軍についてござるが、相模は兵部卿以下賊の巣窟となっております。
ここは、相模の北条に中立を確約させた上で甲斐を突破し、かの地に拠って相模を睨むか、一旦軍を解散して単身安房へ渡り再起を図るか、しかございませぬ。
よってここは奥田殿の要請を尊重し、援軍を送ることにいたしまする。
今しばらくお待ちくだされ。

久慈大宰大弐源弘忠
0033久慈大宰大弐弘忠 ◆p/Ia5vFPVI 2007/05/08(火) 07:02:41ID:7i0bU0rh
下間殿へ

中々のご対応振りですな。小笠原と共に上杉の悪評を垂れ流されても拙者は文句を言えませぬな?
しかしながら、門徒か大名かと言うのは重要な問題ですな。何時までも逃げ道を作られても困りますしな。
ところで、4国で同盟をなさるとか。畿内を4国以外から守り抜かんという意志…感服いたしました。

久慈大宰大弐源弘忠


薄殿へ

久慈大宰大弐弘忠でござる。
さて、同盟の件についてでありますが、拙者も陣中の身。今すぐには返答しかねます。
まずは、鎌倉の逆賊を討伐してからでありますな。

久慈大宰大弐源弘忠
0034奥田国真[従四位上・右近衛中将] ◆yWFEYWlu0I 2007/05/08(火) 07:28:46ID:xgvS0qkD
〜駿河・甲斐国境・奥田陣〜

国真「甲斐の山猿らしい返答よな」
国統「武田勢が退いております」
国真「放っておけ」
0035奥田国真[従四位上・右近衛中将] ◆yWFEYWlu0I 2007/05/08(火) 07:32:34ID:xgvS0qkD
〜駿河・甲斐国境・奥田陣〜

国真「甲斐の山猿らしい返答よな」
国統「武田勢が退いております」
国真「放っておけ」
0036奥田国真[従四位上・右近衛中将] ◆yWFEYWlu0I 2007/05/08(火) 07:33:17ID:xgvS0qkD
/*
連投してしまった・・
*/
0037人間七七四年2007/05/08(火) 09:18:19ID:fvra83WD
一応張っとく
◎攻撃
  ○どちらかが1万人未満の場合。
   ・野戦攻撃・・・攻撃側-300防御側-1000
   ・優位置攻撃・攻撃側-100防御側-1000
   ・劣位置攻撃・攻撃側-400防御側-1000
  ○両者とも1万人以上の場合
   ・大軍野戦・・・攻撃側-900防御側-3000
   ・大軍優位置・攻撃側-300防御側-3000
   ・大軍劣位置・攻撃側-1200防御側-3000
  ○発砲は小軍で-300大軍で-500(三段はその三倍。言ったモノ勝ち)
  ○牛?も小軍で-300大軍で-500(500人消す牛の数って何頭だ!?)
◎効果
  ○防御陣・・・ダメージ半減
  ○包囲・潜伏・・・・通常攻撃につけ加え、
   小軍の場合は攻撃側-100防御側-1500
   大軍の場合は攻撃側-300防御側-4500
0038奥田国真[従四位上・右近衛中将] ◆yWFEYWlu0I 2007/05/08(火) 10:05:06ID:xgvS0qkD
/*
>>37 乙! 一応、まだ確定してません(議論中)
*/
0039正木大膳項龍 ◆urdfmZmGvk 2007/05/08(火) 11:47:05ID:fvra83WD
紀州

大膳「お〜い孫一、戻ってきたぞ」
孫一「でっ京はどうだった?」
大膳「統亮殿が起こしたと思われる火事で京は焼け野原、その為に復興
   の軍が来ておるぞ」
孫一「左様か……ご苦労だ」
0040正木大膳項龍 ◆urdfmZmGvk 2007/05/08(火) 15:31:11ID:fvra83WD
                          刀、           , ヘ
                  /´ ̄`ヽ /: : : \_____/: : : : ヽ、
              ,. -‐┴─‐- <^ヽ、: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : }
               /: : : : : : : : : : : : : :`.ヽl____: : : : : : : : : : : : : : : : : : /
     ,. -──「`: : : : : : : : : :ヽ: : : : : : : : :\ `ヽ ̄ ̄ ̄ フ: : : : :/
    /: :.,.-ァ: : : |: : : : : : : : :    :\: : : : :: : : :ヽ  \   /: : : :/
    ̄ ̄/: : : : ヽ: : : . . . . . . . . . . .、 \=--: : : :.i  / /: : : : :/
     /: :     ∧: \: : : : : : : : : : ヽ: :\: : : 〃}/  /: : : : :/         、
.    /: : /  . : : :! ヽ: : l\_\/: : : : :\: ヽ彡: : |  /: : : : :/            |\
   /: : ィ: : : : :.i: : |   \!___/ ヽ:: : : : : : :\|:.:.:.:/:!  ,': : : : /              |: : \
   / / !: : : : :.ト‐|-    ヽ    \: : : : : l::::__:' :/  i: : : : :{              |: : : :.ヽ
   l/   |: : :!: : .l: :|            \: : : l´r. Y   {: : : : :丶_______.ノ: : : : : :}
      l: : :l: : :ト、|         、___,ィ ヽ: :| ゝ ノ    '.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /
      |: : :ト、: |: :ヽ ___,彡     ´ ̄´   ヽl-‐'     \: : : : : : : : : : : : : : : : : : イ
        !: :从ヽ!ヽ.ハ=≠' , ///// ///u /           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      V  ヽ|    }///  r‐'⌒ヽ  イ〉、
              ヽ、______ー‐‐' ィ´ /:/:7rt‐---、       こ、これは>>1乙じゃなくて
                  ィ幵ノ ./:/:./:.! !: : : : :!`ヽ     髷なんだから
              r‐'T¨「 |: | !:.∨:/:./: :| |: : : : .l: : : :\   変な勘違いしないでよね!
               /: : .|: :| !:.!ィ¨¨ヾ、:.:/ !: : : : l: : : : : :.\
0041久慈大宰大弐弘忠 ◆p/Ia5vFPVI 2007/05/08(火) 17:52:57ID:7i0bU0rh
/*
大砲についてのルールも決めたほうがよいですね、いま足利義氏公が研究されておられますから…。
小軍で-500大軍で-800ぐらいですかね?
*/

〜甲斐・下山、武田信玄の陣〜
信玄「敵は後退しない…か」
勘助「これはまずい…情報が漏れましたな」
憲宏「ここは拙者が何とか致しましょう(…武田を討つには合戦のほうが良い、下手に自害などさせれば面倒なことになる…)」
信玄「そうでござるか…ではお任せいたそう(…此度の件ではあまりわしが表に立たぬ方がよい)」
憲宏「それは真でござるか?」
信玄「うむ、如何様にもなされよ」
上杉憲宏隊2万、貫ヶ岳に布陣。太田資正隊1万、白鳥山に布陣。上杉憲藤隊6千、篠井山に布陣。
武田信玄隊5千、高ドッキョウに布陣する。

〜駿河・富士宮、久慈弘忠の陣〜
弘忠「さて、奥田に助力すると伝えよ」
綱成「はっ、すぐに使者を送りましょう」
弘忠「敵は日の本最強と謳われる甲州兵…しかしこの戦は勝たねばならん」
久慈勢5万、甲斐・駿河の国境地帯へ向かう。

〜美濃・苗木城〜
頼重「何!奥田勢が我らを包囲しておるだと!」
家臣「さらに、木曾にも動きが見られ…」
頼重「こ、このままでは諏訪に帰れぬではないか!もういい!奥田に使いを送れ!」

奥田殿へ

此度は大膳大夫に誑かされ、このような愚行に走ってしまい申し訳ない。
すぐに美濃より兵を退くゆえ、この度のことは水に流そうではありませぬか。

諏訪刑部大輔頼重

/*
諏訪頼重の事悪く書きすぎ?
*/
0042小笠原範長 ◆CRSNWUOjZ. 2007/05/08(火) 18:51:17ID:hfN/zsIU
/*
>>41
ユア エクセレンスィー、識者の一部に大砲に関するルールも過去ログにあったと
申している者も居ります。一考の価値はあるかと・・・。
*/
0043奥田国真[従四位上・右近衛中将] ◆yWFEYWlu0I 2007/05/08(火) 21:11:09ID:xgvS0qkD
〜駿河・甲斐国境・奥田陣〜

国真「上杉の動きが気になるな・・」
国統「久慈殿が五万の大軍を率いてこちらに向かっている由」
国真「これで、我が方は久慈殿と合わせて、10万か・・(一万五千は北条に備える為に離脱)備えを怠るなよ」
国統「はっ」

〜苗木城・奥田陣〜

国経「頼重はまだ、自分の置かれた立場が分っておらぬとみえる・・」

諏訪殿へ

やはりそうでしたか。我らも諏訪殿が野心の為に領内に侵攻なされたと思えませんでしたが、やはりそうでしたか・・
諏訪勢は無事、ご帰国してよろしいでしょう。ただ、誰かがこたびの責任を負わねば当家の兵や民が黙っておりますまい・・(あんいに、頼重の切腹を要求)
奥田国経
0044薄右大将為弘2007/05/08(火) 21:12:45ID:Dtchja33
為重「大船の一号船が進水しました…。」
うむ。
為重「それから島津殿より新式火縄銃の生産が可能になったとの報告です…。
既存の火縄銃よりも二割軽く、飛距離は倍、威力は三割り増しだそうです…。」
生産費は?
為重「五割り増しだそうです…。」
うむ…少々高いが性能としては満足がいくな。今までの火縄を鋳潰し新型の材料に充てよ、月産三百が目標じゃ。
為重「はっ…。」
それから洲本城の縄張りじゃがな、一つの大天守と数々の小天守を櫓で結ぶ形にしようと思う。
洲本の港を城郭内に取り込み、出丸を三つ作る、それぞれ芝、隠、屋島と名付けよ。
また洲本の街は濠にて囲い城の一部とする。

為弘の夢のマイホーム構想進行中。
0045柏原和泉守家興[従五位上・兵庫頭]2007/05/08(火) 21:31:10ID:slkEq4DT
〜和泉:千石堀城〜

家興「先ほど河内守殿より書状が届いたのだが…どうやら京の復興記念を兼ねて馬揃えを行われるらしい」
良重「それはまた豪勢ですなぁ…して馬揃えがいかがいたしました?」
家興「わしにも参加せぬかと言う誘いだった…」
良重「ぶっ…!殿が!?」
家興「何故笑う?わしが参加すれば不都合なことでもあるか?」
良重「い…いえ、失礼いたしました。何せ殿があまりに嬉しそうなお顔をなされていたので…」
家興「わしは参加したほうが良いかの?」
良重「何をおっしゃいます、折角の河内守様のお誘いなのですから某などに聞かず行ってらっしゃいませ」
家興「しかし内政のこともあるしのう…」
良重「殿は行きたいのですか?行きたくないのですか?」
家興「行きたいに決まっておろう」
良重「では行ってらっしゃいませ、領内のことは某と樫井殿、松浦殿できちんといたしますゆえ」
家興「わかった、あとそれから雑賀衆や根来衆にも書状を、『行きたい者がおれば参加を許可する』と」
良重「承知仕りました」
家興「それにしても国興め…河内守殿に京守護職を譲ると言うときにこのような事件をみすみす起こしおって(ブツブツ)」
良重「まぁ…別に国興殿が火事を起こしたわけでないのですからここは寛大に…」
家興「守護についておきながらちゃんとできぬとは管理職失格じゃ!」
良重「まぁまぁ…折角の上洛なのですから機嫌よく行ってらっしゃいませ」
家興「うむ…それもそうじゃ…」
0046松枝左兵衛佐清顕 ◆fkWqsaBuDM 2007/05/08(火) 21:41:21ID:8WRrI4CH
>>32
清顕「沼田殿、その節は大変失礼を致しました。謝罪致します」
清顕「当家は久慈殿と事を構える積りは毛頭御座いません。同盟?当然ながら条件次第ですが
   
―小笠原様― 

馬揃えとは楽しみですな。天子様を始め公家衆も参加されるのでしょうか?
先日勅勘が解けた和束様もお呼びすればさらにおもしろくなりましょう
0047小笠原範長 ◆CRSNWUOjZ. 2007/05/08(火) 21:52:19ID:hfN/zsIU
>>27
氏綱「ほほう・・・これだけのものよう揃えられたのう。帰るところであったが、無碍にするわけにも
    いくまい。のう之康殿?」
之康「うーむ・・・すぐにでも発ちたいところですが、仕方ありますまい」
賢重「では、ありがたく頂戴いたします」

>>28
――飯盛城・千畳敷

範長は下間家からの二通の書状を前にしていた。鴨冬も傍に控え、一通り読み終えたばかりである。

範長「ふむ、早速大きな目的のほうも聞いてきましたか」
鴨冬「流石は頼照上人の御曹司・・・」

早々の御決断、痛み入ります。今回は確かに威信を示す目的もありますが、民の目を楽しませる事も
肝要。威信の方は我らが用意致しますので、和尚には民の目を喜ばせるものをお願いいたします。
また、経済の流通でございますが、当家の貨幣制度が他家とあまりにも違いますので、改めて会談
するべきと存じます。ただ、暫定措置として関所における換金の手続きを簡略化するようにしておきます。

範長「頼龍和尚は久慈との会談の内容ですか・・・」
鴨冬「あの時・・・せめて刺し違えていれば・・・」

久慈に対する憎しみが思い出され、鴨冬が衝撃的な事を口にする。範長は同情はしつつも、嗜める。

範長「そんな事をしても殺された者達は帰ってきません。あなたが死んだら悲しむ者は更に増えますよ」
鴨冬「はっ、軽率な言動でした・・・」

確かに和尚の仰る事はいちいちごもっともです。しかし、罪無き民を虐殺されて、その上媚びる真似をしては
領民達の怒りは我らに向けられ、ますます状況は不利になります。なれば名分や致し方無い事情が必要です。
久慈が公式に謝罪と賠償をするか、残りの二家が賛同し、三家で迫るという状況になれば当家も色よい返事が
できるでしょう。

それと四カ国同盟の件、耳聡で恐れ入ります。下間家の賛同があれば残る柏原家の説得もうまくいくでしょう。

>>45
範長「柏原殿が来られるのですか!」
鴨冬「書状を送るまでもありませんな。兄上直々に交渉なさいませ」

>>46
はい、帝・皇族の方々が文武百官を従えての出御でございます。和束様ですか・・・傍目にはおもしろいかも
しれませんが・・・警備を厳重にする必要がありますね。一つでも騒動が起これば、全てが裏目に出ます。
0048下間頼龍2007/05/08(火) 22:07:04ID:f5eA7iDI
・・・加賀・尾山御坊・・・

富樫経忠「殿・・また久慈様より書状でございますぞ。」

下間頼龍「ほう。どれどれ・・!上杉殿の悪評となw。ははh、参ったな。これはしかりw。
河内での上杉殿の『過ち』は勘違いであろうに。勘違いは誰にでもある事。これを当家が責める理由が何処にあろうか。
だから小笠原家と和解せいと申しておるのに。

あと何々、逃げ道ですか・・門徒か。大名か。私がこの選択を誤魔化したとして、これを逃げ道と言うのならば、だ。
選択を迫る久慈殿はこの下間を追い込んでいる事となる。はてはて、追い込んでどうしようと言うのやら。
私は常日頃から時々に応じて大名たるべきか、僧たるべきかで悩んでおる。
もちろんこの度の件も多いに悩んだ。だがおいそれと本音を話す程久慈家と下間家の距離は近づいておらぬ。

経忠、私は物事の道理を大事にしている。事には順序という物がある。
我が領内の常時通行要請にあたりご要望があれば、と始めに申されたのは宇佐美殿。
答えてみればやれ門徒だの大名だのと軍をちらつかせて追い込む始末とは如何であろうか。
さて何を考えているだろう?目的が解らない訳では無い。動機が解せぬのだ。ただ単に争いを求めているようにしか見えぬ。
大儀の無い争いに大儀を求めているのなら、大儀を以ってこれに当るのが私の役目。
であれば『過ち』と口走った時点でこの棋はとっくに投了しておる。
小笠原家との話し合い無くしてこれ以上の書を連ねても後に引けなくなるだけだろう。
ここまで言えば解るであろう。逃げているのはどちらなのか、と。」

富樫「はあ・・しかし殿、この事を絶対に外で話してはなりませぬぞ。」

〜・久慈太宰様・〜
上杉様の悪評などとはとんでもございません。私共にはその様な事をする理由もございません。
勇猛果敢なる久慈様の大大軍が出てこられたからには逃げたくなる気持ちも汲んで下され。
それに四箇国で同盟を結ぶのではございません。同盟が四箇国になるのでございます。
この同盟が五箇国となるか否かは太宰様次第でございます。
つい先日、小笠原家より書状が届きました。何卒和解されされますよう願います。
和解が成しえた暁には松枝家、柏原家の賛同を得られますよう。
北陸の地に勇猛なる久慈家旗印が春風に揺れる日をお待ちしております。
〜下間頼龍〜
0049和束是道 ◆WAz9goYWBs 2007/05/08(火) 22:47:18ID:ggZtXwHP
三条北実朝「和束殿が都に戻っても御馬揃が終わるまでは自由にしてはならぬ。
当分の間は閉門(邸内出入禁止)といたせ。統亮殿への復讐めいた行動を起こされては面倒でおじゃる」

〜山陰路
是道「こうも移動が多いと我が身にこたえるでおじゃる。からだもだるいし足も痛い」
0050従五位下・夷王統亮 ◆qG5Uj1x8xc 2007/05/09(水) 00:38:51ID:kk4UtQ56
統亮「琉球は朝貢をすると言ってきたな。」
五十嵐「どうしますか?」
統亮「我が妹、陽子を呼べ!」
五十嵐「昔、巴の今、陽子とされるあの女武者様を呼ばれるとは!何かあるのですか?」
統亮「あぁ。近々な」
0051人間七七四年2007/05/09(水) 15:49:38ID:kk4UtQ56
奥田殿へ
我が父が送った馬の中に天喰(アマクイ)がいたはずです。
どうかお返し頂きたい。
天喰で戦をしたいのでね!
0052従五位下・夷王統亮 ◆qG5Uj1x8xc 2007/05/09(水) 15:50:46ID:kk4UtQ56
↑すみません 名を忘れました
0053久慈大宰大弐弘忠 ◆p/Ia5vFPVI 2007/05/09(水) 18:06:02ID:aMUTuAXY
〜駿河・真富士山、久慈弘忠の陣〜
弘忠「下間から書状か…」
弘忠「生臭坊主どもが何を言おうともわしは奴らに屈する気はない!」
綱成「久慈殿、気焔を上げられる前に武田を討たなければ…」
弘忠「そうだな…」

奥田殿へ

拙者は真富士山に本陣を置き、武田勢に当たりまする。
憲宏はすでに武田と縁を切っておりますゆえ、貴殿は太田・上杉憲藤隊に当たられよ。それを合図とし、憲宏は資正隊に攻めかかりまする。
武田は5千の寡兵、武田を討ちましたらすぐに白鳥山に向かいまする。

久慈大宰大弐

謙信「久慈殿、お久しぶりですな」
弘忠「おお謙信殿、よくぞお着きになられた」
謙信「拙者にも幾らかの兵をお貸し願えませぬか?(…ここは武田の口を封じねば、もし生きておったら御館様のお考えが弘忠めに知れてしまう…)」
弘忠「では、8千の兵をお貸しいたそう」
久慈弘忠隊2万5千、真富士山に布陣。北条綱成隊1万7千、別働隊として朝霧方面へ移動。長尾謙信隊8千、青笹山に布陣。

下間殿へ

和睦ですと?貴殿に我が久慈家、ならびに上杉家の政道に口を出す権限はないと愚考いたしますが。
いや、僧と言うのは古来から政道に口を出すのが好きだと聞きまする、貴殿のように大名となられるようなお方であればなおさら当然のことでしょうな。左様なことはこの国を攻め取ってからにしてくだされ。
ただ、小笠原と和睦すると言うのは悪い話ではありませぬな。あのような流言を取り下げていただければ拙者も意地を張ることも無いのですが。
ところで、貴殿はご家中の方々に向かって拙者や兵部卿殿について語っておられるとか。もとが田舎の出、あまり手厳しい言葉は避けていただかねば。

久慈大宰大弐源弘忠
0054奥田国真[従四位上・右近衛中将] ◆yWFEYWlu0I 2007/05/09(水) 21:24:49ID:SMbnp8ds
〜駿河・甲斐国境付近、奥田陣〜

国真は統京からの文を読むとその場で破りすてた
国真「このような無礼極まりない文は読んだ事ないわ!あの野盗はぐれが!」

統京へ
天喰と申す馬は、旅商人に売ってしまったわ。どこにあるかは知らん

国真「ふむ。我が方からは誰を出そうか」
国興「父上!某を出陣させてください!」
国真「国興か・・成方。」
成方「はっ。某が補佐いたします」
国真「うむ・・では国興、一万を率い武田にあたれ」
国興「はっ!」
国興、兵一万を率い出陣

奥田国興・国真の嫡男。水川成方が守役。16歳
0055従五位下・夷王統亮 ◆qG5Uj1x8xc 2007/05/09(水) 21:52:03ID:kk4UtQ56
統亮「陽子、京に着いてからいきなりで悪いが・・・そなたの女子という点を武器にして公家共にとり入れ!」
陽子「分かりました。兄上のお言葉に従いましょう。」
統亮「これは世話になった和束様への恩義に報いる作戦じゃ。」
0056従五位下・夷王統亮 ◆qG5Uj1x8xc 2007/05/09(水) 22:23:54ID:kk4UtQ56
ある公家の屋敷

一条陽子「阿野様、阿野様、」
阿野「おっ!これは噂に聞く美女!陽子姫!」
一条陽子「外に来ていただけますか?」
阿野「おほほほ、待っておれ」
一条陽子「御免!」
地面に落ちる阿野の首。
一条陽子「和束様に協力しないからコウナルノジャ!」
0057柏原和泉守家興[従五位上・兵庫頭]2007/05/09(水) 23:30:54ID:NT9TN7CJ
家興は京で行われる馬揃えのため雑賀・根来衆を集め支度を整えていた。

良重「殿、此度は何故このように雑賀・根来衆を集められたのですか?」
家興「折角馬揃えのため京に上るのじゃ、雑賀・根来の持つ先進的な鉄砲をみせつけるためじゃ
   『紀泉に柏原有り!』というところを宣伝せねばな」
良重「はぁ…(変なところだけ見栄っ張りなんだから…)」
家興「まぁただ鉄砲を見せに行くだけではない、ついでに堺も寄るつもりじゃ、そこで雑賀衆に良い硝石の選別
   でもしてもらおうかの、我が軍には鉄砲に詳しい者はおらぬからな」
良重「なるほど…その願わくば硝石を取り扱っておる商人や伴天連などと専売の契約を結べればよろしいですが」
家興「勿論そのつもりじゃ、もし硝石を大量に手に入れることができればそれこそ鬼に金棒じゃ」
侍従「殿、ご出立の準備が整いました」
良重「それでは殿、いってらっしゃいませ。京でのご活躍心よりお祈りいたしております」
家興「何を言っておる、おぬしも行くのじゃ」
良重「は…?」
家興「堺での取引はおぬしにやってもらうつもりじゃ、期待しておるぞ」
良重「いや…某まだ何も準備を整えては…それに留守を守らねば…」
侍従「淡輪様のお荷物はすべて整えてございます」
家興「留守中のことは正信と守にすべて任せてある、さぁ行くのじゃ!」
良重「そんな…やっとのんびり出来ると思ってたのに〜」

柏原家興一行雑賀・根来衆含め1万の兵を連れ京へと向かう
0058人間七七四年2007/05/10(木) 06:32:25ID:soYCzDSS
OK
0059従五位下・夷王統亮 ◆qG5Uj1x8xc 2007/05/10(木) 10:31:21ID:fqCpdiVa
公家 中山家屋敷
どさっ!
一条陽子「雑魚には地面がお似合いじゃ!大地に頬摺りしておれ!公家の時代は終わったのだとなぜ気付かないのかのぅ!」
藤林「姫さま!お迎えに来ました!四人も殺せば十分ですよ」
一条陽子「反和束派も死を恐れて勢いがなくなってきたから帰るか?」
0060正木大膳項龍 ◆urdfmZmGvk 2007/05/10(木) 11:07:41ID:MNlh/Ce+
中山屋敷付近
大膳「孫一も大変そうだな、まあ金貰っているからよさそうだけど、しかし
   どこにいったんだろ?あの女、生首らしき物を持っていたし……」
   
0061従五位下・夷王統亮 ◆qG5Uj1x8xc 2007/05/10(木) 14:23:19ID:fqCpdiVa
六条河原

ここに殺害された公家の首がさらされた。。
さらに今後、標的となる公家の名も書かれていて、その首には賞金が懸かっていた、
0062従五位下・夷王統亮 ◆qG5Uj1x8xc 2007/05/10(木) 14:32:32ID:fqCpdiVa
大和国・山中

統亮「要は金ですかな?」
上泉・塚原「はい。」
統亮「いつか来る繁栄のためなら安い金じゃ!お願いいたします」
0063正木大膳項龍 ◆urdfmZmGvk 2007/05/10(木) 14:52:41ID:MNlh/Ce+
六条河原

大膳「これは酷い……やはりあの女の仕業か………今度見つけたら
   捕まえてくれるわ」
0064従五位下・夷王統亮 ◆qG5Uj1x8xc 2007/05/10(木) 15:10:10ID:fqCpdiVa
蝦夷にて

劉鳳「なかなか蝦夷は寒いのぅ。まもなく年明け!新年はいい年だといいな」
0065久慈大宰大弐弘忠 ◆p/Ia5vFPVI 2007/05/10(木) 19:52:32ID:50PxCtpA
/*
上泉は長野家臣ですよ。

あと奥田さん、本陣と部隊の位置を決めてください。
*/

〜駿河・真富士山、久慈弘忠の陣〜
弘忠「さて、奥田が動き出したか…謙信殿にその旨伝えてまいれ」
家臣「はっ」
弘忠「では、東に向かえ!憲宏と一緒に太田を挟み撃ちにしてくれる!」
弘忠隊2万5千、東へ移動。

〜美濃・苗木城〜
頼重「ほう、許してくれるのか!」
頼重「む…『諏訪勢』だと?…奥田め…!」
頼重「頼高、そちに5千の軍勢を任せるゆえ諏訪に戻れ」
諏訪頼高「兄上は篭城なさるので?」
頼重「うむ…そうなるやも知れん」

〜駿河・興国寺城〜
その頃、援軍の主将である安田長秀と北条氏康は口論を繰り広げていた。
氏康「おぬしが何と言おうとも、指揮はわしが取る!」
長秀「ほほう、それは左京大夫殿のお言葉とも思えぬ、貴殿は兵部卿さまの忠臣ではなかったのか、命令に逆らうようなことは無かったはずじゃ」
氏康「忠臣だか知らぬが、誤った命であればこそそれを正すこともあろう」
長秀「いや…これは失言でしたな、貴殿は忠臣ではなく大宰大弐殿の勢威に屈して家臣となられたのですからな…」
豊守「長秀殿、お言葉が過ぎますぞ」
氏政「安田殿、これ以上父上を侮辱すればただではおきませぬぞ!」
長秀「小心者の父にうつけの子…いやいや、お似合いのことだ」
氏政「口が過ぎるぞ!」
ズバッ
長秀「う…ほ、北条…氏政…わしを殺めたところで…ぐふっ」
豊守「ひ、ひえ〜、…では拙者はこれで」
多目元忠「おおっと、逃がすわけには参りませぬな」
ズバッ
豊守「ぐっ」
氏政「父上、これで2万の軍勢が手に入りました」
氏康「うむ…では早速、久慈殿を救いに行くぞ!」
北条勢2万、久慈弘忠を救うため出陣。
0066久慈大宰大弐弘忠 ◆p/Ia5vFPVI 2007/05/10(木) 19:58:38ID:50PxCtpA
〜出雲・月山富田城〜
祐光「その件については後日、使者を改めて遣わしますゆえこれにて失礼」
・・・
祐光「早く鎌倉に戻らねば…」

〜陸奥・三戸城〜
晴政「信長、わしは先ほどの戦いで一門衆の多くを失った」
晴政「残るはそちのみじゃ…そこでな、そちの嫡子・扇を養子としたい」
信長「はっ、ありがたき幸せにございまする」
晴政「噂によればなかなか利発な子だという、期待しておるぞ」
南部晴政、久慈扇(津軽為信)を養子とする。
0067小笠原範長 ◆CRSNWUOjZ. 2007/05/10(木) 20:03:18ID:6KIdA0ue
――京・小笠原邸

範長「当家の膝元で狼藉を働くとはやってくれるではありませんか!(゚Д゚#)ビキビキ」

範長は激怒していた。公家達が何者かに殺害され、六条河原に晒し首にされ、更なる
犯罪予告まで書かれていたのである。範長としては面目を潰された形であり、事実、小
笠原家の支配力を疑う者まで出てきたのである。

範長「仕方ありませんね、馬揃えまで使いたくなかったのですが・・・」

範長は『対薄戦勝1周年記念軍事馬揃え』という下書きのしてある看板を置いて飯盛へ
向かった。

――飯盛城・練兵所

京都から約40km.離れたこの巨城には最高の訓練設備が整っていた。範長は之虎を呼び、
『切り札』を持って来るように伝えた。数分とかからずにそれは集まった。

範長「ほほう・・・さすが学問所で集団行動を教えただけありますね」

範長の眼前には白い甲冑に、顔全体を隠す白い鉄仮面を装着した数千人の兵士達が整列
しており、それらは600人おきに、つまり大隊ごとに整列していたのである。その纏まりが15個。
9000人の兵が居る事になる。範長は号令をかけると、ただちにその軍勢を率いて京へと引き
返した。

範長「都を荒らす賊徒め・・・この『突撃隊』で一気に葬ってやりましょう」

『突撃隊』の登場に京の市民は震え上がった。表情が一切読めない鉄仮面に、巡回中の一糸
乱れぬ歩調は恐怖以外の何者でもなかった。更に酒場の酔客、些細な盗難ですら逮捕の対象
となっており、この厳罰主義は京の治安を著しく回復させたのである。

【京都市中を突撃隊が巡回するようになりました】

>>57

――京・小笠原邸

柏原和泉守上洛す。このニュースは噂好きの都人の間にすぐに広まった。範長も当然の事
ながら知っており、旧友との再会を楽しみにしていた。

範長「和泉守殿が一番乗りですか、流石律儀なお方です」
之康「次が和尚で最後が松枝だろうな」

之康が『貴賓席』という看板を仕上げながら言う。

鴨冬「皆さん、どのような装束でおいでになるのか楽しみです」

鴨冬の手には上洛してくる軍勢の宿舎を手配する書類が握られている。雑談に参加している
ところを見ると、さして難儀もないようである。兄弟三人はその後もあれやこれやと諸侯の軍勢
の装束について勝手な想像をしながらその時を待っていた。
0068従五位下・夷王統亮 ◆qG5Uj1x8xc 2007/05/10(木) 20:24:24ID:fqCpdiVa
統亮「鎧は完成したか?」
五十嵐「はい。紺で山々の風景が書かれているもので、金色の梵字が全身に書かれておりまする。」
統亮「そういえば和束様は?」
五十嵐「三条家から報告があり上層の公家が減った為復位するのが決定しました。」
統亮「塚原とかはどうなった?」
五十嵐「いずれ解ります」
0069奥田国真[従四位上・右近衛中将] ◆yWFEYWlu0I 2007/05/10(木) 20:28:17ID:xcVsZWUe
/*
本陣は由衣で国興は本門寺あたりにいます
ぶっちゃけ、久慈さんが決めた場所は地図を見ても新富士しか分らない・・
*/
0070奥田国真[従四位上・右近衛中将] ◆yWFEYWlu0I 2007/05/10(木) 20:29:53ID:xcVsZWUe
/*
真富士山だった…
*/
0071従五位下・夷王統亮 ◆qG5Uj1x8xc 2007/05/10(木) 20:33:49ID:fqCpdiVa
統亮「父上の友人、興福寺の胤栄から手紙だ!」
五十嵐「なにかあるようですな」
0072薄右大将為弘2007/05/10(木) 20:58:34ID:RmuZM1o4
為重「都で石殿主催の馬揃えがあるようです…。」
ふむ…行くかな?ニヤ
為重「なっ…!?
今回の馬揃えは薄家戦勝利一周年を記念してですぞ…?」
だからこそ敗軍の将たるわしが赴くのではないか。
最近内政は上手く行っとるが暇で暇で…たまには領外に出ねば腐ってしまうわ。
為重「はぁ…。」
淡路勢千を伴って上洛するぞ、支度をせよ。
まずわしの馬印は横一間縦三間の総白地に黒狸。
鎧は狸の色に塗り、主な者は狸の皮を張り付けよ。
皆狸の顔を真似た惣面を着用し目のまわりを黒く塗れ。
狸の群れが京を練り歩くのだ、楽しそうではないか。(微笑

薄上洛隊千内約。

騎馬隊二百為弘。
槍隊五百為重。
火縄隊二百大音。
弓隊百為親。

一路都を目指す。
0073柏原和泉守家興[従五位上・兵庫頭]2007/05/10(木) 20:58:38ID:JyniVmJ1
〜京:柏原軍本陣〜

国興「兄上…お待ちしておりました、此度は和泉よりの長旅お疲れ様でございます」
家興「うむ、それはそうと国興…」
国興「はっ?」

―ビシッ!!

国興「ぐはっ!!」
元春「殿!?」
良重「殿!何を!?」
家興「この馬鹿弟めが!!京の守護についておきながらみすみす大火事をおこし公家衆にまで被害を出すとはどういうことじゃ!?
   おぬしの管理が甘いせいで河内守殿に和束卿、更には帝にも迷惑がかかっておるのだぞ!?」
国興「も…申し訳ありませぬ…こうなったからにはどのような処罰も受けるつもりにございます」
家興「うむ、良い態度じゃでは―」
元春「と…殿、お待ち下され!!」
家興「元春…何用じゃ?」
元春「国興殿は確かに河内守様に守護職を譲られるとなり気が緩みこのような事件になったやもしれませぬ、この罪が消えるわけではございませぬ。
   しかしそれは共に京を守っていた某と平松殿にも言えること、それに国興殿は自ら消火活動に参加し水桶を運び、消失した京の街の復旧にも
   兵と共に木材を運び貢献なされておりました、此度のことはどうかご慈悲を…!!」
宗家「稲葉殿のおっしゃるとおりです、此度の件は国興殿をきちんと補佐できなかった我等の過失、
   国興殿をご処罰なされるのであればまず我等を処罰下さい」
家興「…」
国興「稲葉殿、平松殿…」
家興「…わかった、此度の件は復旧作業に尽力したということで見逃してやる。
   しかし京の街の復旧が大方終わるまで和泉に戻ってくることを禁ずる、良いな!!」
国興「ははっ…ありがとうございますっ…!!」
元春「ありがとうございます…!!」
宗家「ありがとうございますっ!!」
家興「うむ、以後も街の復旧に励め。
   あと国興…此度の馬揃えにはいつかお前がくれた南蛮の絹の陣羽織を着ていくぞ。」

家興「さて良重、我等は無事に京に着いたわけだが…」
良重「ははっ」
家興「ここは河内守殿に一言挨拶を申しに参った方が良いかのぅ?」
良重「まぁ、お誘いを受けたのですからそれが筋でございましょうなぁ」
家興「よし馬をまわせ、河内守殿の屋敷にご挨拶を申しに参る。良重は共をせよ」
良重「ははっ」

0074従五位下・夷王統亮 ◆qG5Uj1x8xc 2007/05/10(木) 21:46:12ID:fqCpdiVa
洛中

民衆「逃げろぉー暴れ馬じゃ!虎柄の馬の化け物だぁ」
天喰「ヒヒーン!」
民衆「キャア!ウチの子がぁ!」
天喰は馬商人から逃げ、京を亡き定栄を探した後、大和方面に消えていった。 
0075和束是道 ◆WAz9goYWBs 2007/05/10(木) 22:05:18ID:tqnqoKdY
某公家邸

高位公家「何ものかが反和束派の公家を殺したことで、和束派と双方が疑心暗鬼になっておじゃる」
奥田派公家「ほほほ、これで我らに漁夫の利がころがりこんできましたな。
御馬揃えの直前に奥田様の官位を一気に引き上げれば左京兆の面子もつぶれましょう、ほほほっ」
高位公家「今度の殺人事件は和束の生霊がなしたものだと噂を流せ、ほほほ…」
都には生霊の噂が流れ、公家の中には是道をひそかに呪咀するものまでいた。
そんななか是道が首なしの死体で発見された!
0076従五位下・夷王統亮 ◆qG5Uj1x8xc 2007/05/10(木) 22:15:53ID:fqCpdiVa
統亮「あれは・・・天喰?」
五十嵐「間違いありませんな!」
統亮「今から京に入るぞ!琉球の王・尚元が帝に拝謁したがっているしな。」
統亮、京を百騎の兵とともに行進。
0077奥田国真[従四位上・右近衛中将] ◆yWFEYWlu0I 2007/05/11(金) 00:04:11ID:xcVsZWUe
〜苗木城・奥田陣〜

半兵衛「諏訪勢の一部が城を出た由」
国経「監視を行わせよ。頼重は腹を切ったか?」
半兵衛「いえ、いまだ城内にいる模様」
国経「城に大筒を打ち込め!頼重に自分の置かれた立場を思いださせよ!」

指揮官「放てぇ!」
ズドーン!
ズドーン!
ズドーン!
三門の大筒が城に向かって放たれた

〜京・奥田屋敷〜

中盛「京は物騒じゃな。」
豊郷「全くでございます。乱暴狼藉後を絶たず・・小笠原殿も苦心なされておられるようで」
中盛「あの仮面の集団は不気味よなw夜中に会いたくないw」
0078久慈大宰大弐弘忠 ◆p/Ia5vFPVI 2007/05/11(金) 06:30:53ID:a4E8voZ3
/*
>>69
私は地図のサイトを見ながら書き込んでいます

それと放火などについても合戦のルールを決めたほうが良いのでは?
*/

〜駿河・青笹山、長尾謙信の陣〜
謙信「よし、皆の者…出陣じゃ!」
長尾隊8千、高ドッキョウの武田隊に攻めかかる。

長尾軍
◎先鋒:本庄繁長…1500
 次鋒:北条高広…2000
 本陣護衛:小島貞興…1500
 大将:長尾謙信…3000

武田軍
◎先鋒:飯富昌景…1500
 次鋒:諸角虎定…1000
 別働隊:馬場信房…1200
 本陣:武田信玄…1300
0079久慈大宰大弐弘忠 ◆p/Ia5vFPVI 2007/05/11(金) 06:52:53ID:a4E8voZ3
/*
統亮さん、安東や九戸他南部宗家に逆らった武将はどのような状態ですか?
*/

〜駿河・森山、久慈弘忠の陣〜
弘忠「さて、ここで小休止じゃ…わしは援軍、わざわざ動く必要も無い」
弘忠「さて、他の武将たちはどのように動くのだろうか?」

〜甲斐・河口湖畔〜
綱成「さて、我らは…」
綱成は朽葉色の旗の間に武田菱の入った旗を掲げさせた。
綱成「ふふふ…では皆の者、駿河へ向けて進軍!」

〜美濃・苗木城〜
頼重「真田殿や村上殿、長尾殿に援軍を頼もう!」
家臣「はっ、では早速使者を出します」
頼重「奥田共の軍勢を蹴散らし、遠山殿の無念に報いてやる!」
諏訪には村上勢2千、美濃には真田勢3千と戸隠衆が向かった。
0080従五位下・夷王統亮 ◆qG5Uj1x8xc 2007/05/11(金) 11:44:39ID:xB6TntPp
今のところ蝦夷で扱き使って状態であり、
要望があれば久慈家におくります。アンドーは久慈家に任せますが
私は久慈家に従うゆえ、指示をいただければ鎌倉にもむかいます。
一応、島左近が鎌倉の屋敷に待機している状態です
0081奥田国真[従四位上・右近衛中将] ◆yWFEYWlu0I 2007/05/11(金) 12:21:41ID:gExvLFZ2
〜苗木城・奥田陣〜

半兵衛「諏訪が信濃に使者を出した模様」
国経「ふん!皆、聞けぇ!諏訪頼重は自らの責任を負わず腹を切らなんだ!武士の風上にもおけぬ臆病者よ!全軍総攻撃!城にいる諏訪勢を皆殺しにしろ!」
オオオォォォ!!

国経「木曽の国親殿に敵を討つべしと使者を送れ!」
0082従五位下・夷王統亮 ◆qG5Uj1x8xc 2007/05/11(金) 13:24:20ID:xB6TntPp
堺周辺

一条陽子「なんとか逃れたか・・・とにかく蝦夷に帰るぞ」
藤林「はっ!!」

一条陽子。蝦夷に退却。
0083従五位下・夷王統亮 ◆qG5Uj1x8xc 2007/05/11(金) 13:32:35ID:xB6TntPp
蝦夷
劉鳳「あの首切御前が帰ってくるのか?・・・面倒な!」
カマヌイ「九戸政実(今は津軽地方にて支店に駐在中)からの報告があり天然痘が陸奥〜坂東〜畿内で流行り初めているようです。」
劉鳳「構わぬ!死者が出ればそいつらの財産を奪っても善いという事だ。仕入れ値が安く済んで丁度いいではないか!」
0084松枝左兵衛佐清顕 ◆fkWqsaBuDM 2007/05/11(金) 17:28:45ID:oqFl9bAf
出雲

清顕「さあ皆の者上洛の準備を致せ」
誉田「馬揃えですな。某は楽しみです」
清顕「うむ、余も楽しみじゃ」

松枝勢千出雲を出発
0085正木大膳項龍 ◆urdfmZmGvk 2007/05/11(金) 17:39:01ID:mQuYL77p
堺 

大膳「あの女蝦夷に帰るといってたな……統亮とかかわりがあるのか
   逃げられたのは仕方ない京に戻り馬揃えでも見るか」
0086従五位下・夷王統亮 ◆qG5Uj1x8xc 2007/05/11(金) 18:53:43ID:xB6TntPp
統亮「帝の御前に尚元を引き出したいのだが・・・勝手に行っていいのか?」
五十嵐「和束様は亡くなられたとも聞きましたから勝手に行きましょう」

統亮、内裏に向かう
0087奥田国真[従四位上・右近衛中将] ◆yWFEYWlu0I 2007/05/11(金) 19:04:30ID:gExvLFZ2
〜奥田国興勢〜

国興「まずは久遠寺を目指すとするか・・」
成方「久慈家の動きに注意が必要です。ここは慎重に・・」
国興「うむ・・」

〜京・奥田屋敷〜

豊郷「琉球の王が統京に連れられ京にきておるとか・・」
中盛「あやつは賞金首じゃぞ?何しにきたやら・・」
豊郷「帝に拝謁するとかしないとか・・」
中盛「はっははは!これはおかしい。統京は確か従五位下だろ?昇殿出来る官位ではないぞ!はっはは!」
豊郷「三条殿が何とかすかもしれませね」
中盛「三条殿はやつの肩を持ち過ぎて、禁裏では肩身が狭いそうだ・・哀れな」
0088正木大膳項龍kouryuu2462007/05/11(金) 19:11:43ID:mQuYL77p



0089正木大膳項龍 ◆Sw15bzOP8. 2007/05/11(金) 19:13:22ID:mQuYL77p
/*
しまった!!!!

誤爆+トリップを晒してしまったorz
トリップを変えます

*/
0090久慈大宰大弐弘忠 ◆p/Ia5vFPVI 2007/05/11(金) 20:07:05ID:a4E8voZ3
〜甲斐・高ドッキョウ、武田信玄の陣〜
信玄「奥田の若造が動いたようじゃ、早速昌景に討たせよう」
勘助「ここは馬場殿に後方を突かせ、首を挙げて士気を高めるのがよろしいかと存じますが…」
信玄「うむ、よい案じゃ」

〜甲斐・合戦場〜
昌景「拙者は飯富三郎兵衛尉昌景、奥田国興殿の首を頂くため見参した!」
飯富隊1500→1200
奥田国興隊10000→9000
信房「皆の者、森を出よ!わしに続けえ!」
馬場隊1200→800
奥田国興隊9000→6500

〜駿河・森山〜
弘忠「ん…?あれは…何処の軍勢じゃ?」
家臣「た、武田の旗印…」
弘忠「!?武田に余力は無いはずだが?」
家臣「武田の旗に混じって朽葉色の旗も…」
弘忠「なにぃっ、綱成殿の…?」
弘忠「わしは逃げる!皆の者、退却の準備じゃ!信濃を通って越後に逃れる!」
久慈勢2万5千、森山の陣を破却。
0091従五位下・夷王統亮 ◆qG5Uj1x8xc 2007/05/11(金) 20:13:50ID:xB6TntPp
内裏

統亮「帝の御前に琉球の王・尚元を連れてまいりました・・・」
三条「ごくろうじゃな」
統亮「じゃあ。官位を・・・」
三条「控えろ!帝の御前じゃっ!それは後じゃっ!」
統亮「申し訳ございませぬ。」
三条「もう良い、下がれ!」
0092奥田国真[従四位上・右近衛中将] ◆yWFEYWlu0I 2007/05/11(金) 20:21:11ID:gExvLFZ2
〜奥田国興勢〜

国興「者ども怯むな!敵は少数ぞ!」
成方「(しまった・・大軍で細道を通ってるために軍が詰まってしまった・・不覚!)若!このままでは敵の的になってしまいまする!」
国興「ならば如何すれば良い!」
成方「兵を一旦後退させます!」
そういうや、成方は鉄砲隊に命じた。
成方「味方諸共、敵を撃て!」
ダダダーン!

国興隊6500→5500
飯富隊1200→1000
馬場隊800→650
成方「敵は怯んだ!退けぇ!」
国興勢、南部まで撤退

〜奥田本陣〜

国真「久慈家が撤退しただと!」
伝令「はっ!」
国真「あの腰抜けめ!」
国統「如何なさいますか」
国真「うむ・・」
0093三条夷王統亮(従五位上・侍従) ◆qG5Uj1x8xc 2007/05/11(金) 20:28:00ID:xB6TntPp
統亮の威圧によって統亮は従五位上侍従に任じられた。
統亮「まだ納得いかんな!」
五十嵐「欲を出さないほうが・・・」
0094正木大膳項龍 ◆Sw15bzOP8. 2007/05/11(金) 20:41:32ID:mQuYL77p
大膳「さっきのは…統亮か……内裏に向かったのか…内裏から出るのを待ってるか」
0095三条夷王統亮(従五位上・侍従) ◆qG5Uj1x8xc 2007/05/11(金) 20:43:24ID:xB6TntPp
劉鳳「兄が帝に強制して侍従になっただと?」
デクシャイン「なんと!!」
劉鳳「アイヌ兵の編成をワシに任せやがって!」
カマヌイ「しかし、一万の貧狼隊が完成しました!」
劉鳳「そういえば久慈家に海産物をとどけなきゃな!鎌倉に船をだせ!」
0096和束是道 ◆WAz9goYWBs 2007/05/11(金) 21:12:08ID:I9Pbpc3j
是道の葬儀が始まっていた。
和束是実「伯父上、さぞ無念でおじゃろう(伯父上、本当にこれでよかったのですか…)」       −−和束是実・是道の甥。和束家の家督を嗣ぐ。従五位上内蔵頭

奥田派公家「野中殿へ、こたび奥田中将殿に昇任と昇殿の内示を賜りました。松枝が上洛したあたりで口宣案を披露してはいかがでしょう」
0097奥田国真[従五位下・刑部少輔] ◆yWFEYWlu0I 2007/05/11(金) 21:15:20ID:gExvLFZ2
〜京・奥田屋敷〜

中盛「左様でございますか・・しかしいきなりでは諸侯の反発を受けるは必定。当家は甲斐の山猿に手一杯でございますれば、諸侯が納得される理由を付けてから、承りたく存じます」
0098奥田国真[従四位上・右近衛中将] ◆yWFEYWlu0I 2007/05/11(金) 21:30:25ID:gExvLFZ2
〜京・奥田屋敷〜

中盛「それと、早急に武田家に対する停戦命令の勅を御出し頂きたい・・御礼も弾みまする」
0099三条夷王統亮(従五位上・侍従) ◆qG5Uj1x8xc 2007/05/11(金) 21:36:44ID:xB6TntPp
和束殿へ
和束殿!今回の事は誠に残念でしたな。。これは僅かばかりですが・・・金三百枚・アイヌの反物です。それと・・・我が弟・劉鳳に蝦夷の押領使の職を頂きたい。帝に取り次いでくだされ。
0100小笠原範長 ◆CRSNWUOjZ. 2007/05/11(金) 21:49:37ID:b4ww9gTh
/*

>>78

軍団やキャラの移動速度も決めませんか?皆さん足速すぎ・・・
*/

――京・小笠原邸

軍事パレード開催まで、最早数日を残すのみとなっていた。市内も装飾やルートの
策定も完了しており、万全の体制である。そして範長は各国の動静に関する報告を
眺めていた。

範長「諸国では天然痘が流行しているとか」

範長が傍らに居る鴨冬に話しかける。諸国とは言ったが、もちろん自国の事も範疇に
入っている。鴨冬もそれを見越して言葉を返す。

鴨冬「我が領内では患者の隔離や消毒を行ったため、軽微の損害ですみました」

鴨冬の言葉に範長は満足したが、他国の事も考えると、いつまでもにこやかな顔をする
事はできなかった。

範長「関東では戦乱続きで対策どころではないので、多くの死者が出るでしょう・・・
    痛ましい事です」

――堺・軍港

之虎は堺に五千の兵を率いて駐留していた。薄勢が上陸してくるとの情報が入ってきた
からである。みすみす取り逃がした前回の教訓を活かし、今回は水も漏らさぬ警戒である。
大型船舶は全て沖合いで検閲されてから入港が認められた。

之虎「狸狩りじゃ!一匹も漏らすでないぞ!?」

――京・小笠原邸

範長と鴨冬はある人物を待っていた。盟友の柏原和泉守家興をである。いよいよ入京し、
先ほど使者がこちらに挨拶に出向く旨を伝えてきたばかりだ。すでに料理人には料理の
手配をさせ、庭も先ほどまでかけて庭師に手入れをさせて万全の状態である。今か今か
とそわそわする二人にその声は届いた

小姓「和泉守様お着きになられました!」

――京・内裏付近

内裏の近くに突撃隊が集結していた。指揮を執るのは之康である。統亮が一連の公家殺害
事件の黒幕と睨んだ之康は代理から統亮が出て来たところを討ち取る算段をしていた。すで
に御所の各門付近には兵が伏せてあり、逃げられないように固めていた。

之康「定栄の野郎には散々、煮え湯を飲まされたからな。お仕置きには良い機会だ」
0101松枝左兵衛佐清顕 ◆fkWqsaBuDM 2007/05/11(金) 21:50:18ID:ijbs89aL
京・丹波口

家臣「殿、和束卿が亡くなられたようで」
清顕「亡くなられた?」
家臣「詳しい事は分かりませぬが…」
清顕「そうか。兎も角急いで京屋敷へ入るぞ」
家臣「ははっ」

松枝勢入京す
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