いやそもそも騎馬鉄砲の「騎馬」の部分で大きな勘違い。
当時の日本に今日的な意味の「騎馬隊」など存在しない。埋葬された馬の骨などから
当時の馬の体高は120〜130センチ、今日のポニーより小さい。
こんな馬に完全武装した武者が乗ろうもんなら突撃どころか、疾駆すらできん。
人が歩くよりは早い程度のこと。
信頼できる資料に寄れば、当時馬を下りて戦うのが普通だったらしい。
おそらく戦場において有利な位置まで馬で移動し、下りて戦闘行為に入るということだったのだろう。
と、すれば「騎馬鉄砲」があってもおかしくない。
騎馬で移動し、降りて発砲する部隊だから。