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『槍』を語るスレ

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0001名無し議論スレにて投票方法審議中2006/12/10(日) 02:43:55ID:1qCJjMNR
戦国時代で最もポピュラーな武器といえば、槍です。
リーチが長く、作るのも剣より安価なため、槍は兵士の標準装備となりました。
一説によると『突く』よりも『叩く』事に使われることが多かったとか。
0041名無し議論スレにて投票方法審議中2007/01/16(火) 14:45:35ID:eEe3bu2D
呑取り 福島の愛用の槍
0042名無し議論スレにて投票方法審議中2007/01/16(火) 14:58:43ID:avoQ5ypL
>>38
何Mもある槍で突けるわけねーだろ
主目的は叩くだ
0043名無し議論スレにて投票方法審議中2007/01/16(火) 15:44:28ID:qnZTP7VM
>>42
棒高跳びの棒みたいな長さだと重さも結構ありそうですな。
打撃力も当然。
0044名無し議論スレにて投票方法審議中2007/01/16(火) 17:41:30ID:s2fcphGs
>>40
古代期の矛も穂先だけ持って行軍し現地で適当な木を削って柄にしたりもしたそうだけど
長政だけがそれに留意したんかね
0045名無し議論スレにて投票方法審議中2007/01/16(火) 17:48:00ID:5qdOFqIc
袋槍は鍛冶屋の手間がかかりそうだな
案外そんな理由かも試練
0046名無し議論スレにて投票方法審議中2007/01/16(火) 23:23:12ID:CQGwS4Do
他と比べて作るのも簡単だし。
0047名無し議論スレにて投票方法審議中2007/01/17(水) 06:14:25ID:lCWfqO+L
最悪の場合、手頃な竹を適当に切るだけでも槍は製造可能w

ただし、真っ当な侍が竹槍を使う状況などありはしないだろうが…
0048名無し議論スレにて投票方法審議中2007/01/17(水) 21:35:41ID:T/ToG/hs
>>46
鋳造ではな。
0049名無し議論スレにて投票方法審議中2007/01/18(木) 03:20:55ID:A8dSj4xe
>>48
足軽に持たせるなら十分だな。
0050名無し議論スレにて投票方法審議中2007/01/18(木) 13:19:42ID:aF0tQYK2
蜻蛉切は伝承通り短かったけど、馬上ならやっぱり短いほうがいいんだよね?
0051名無し議論スレにて投票方法審議中2007/01/18(木) 14:44:55ID:KzTp7JB/
( `ω´)y-~
0052名無し議論スレにて投票方法審議中2007/01/18(木) 21:56:15ID:IvcRl1T1
>>42
足軽に大人気の「管槍」を知らんのか?
0053名無し議論スレにて投票方法審議中2007/01/18(木) 22:28:12ID:prxsjx2z
>>49
戦国期に青銅の鋳造武器?
0054名無し議論スレにて投票方法審議中2007/02/10(土) 08:18:28ID:yGbDfRte
竹槍では鎧武者を倒すことはまず不可能。光秀をしとめたのは、鉄砲じゃないか?
0055名無し議論スレにて投票方法審議中2007/02/10(土) 12:13:56ID:B8IS7jAK
何かすごい竹槍だったんだよ
0056人間七七四年2007/02/12(月) 22:16:15ID:5Y2Kt6rS
古い家なら今でも床の間とか欄間とかに槍なんか飾ってあるよね。
うちもある。レプリカだけど長い奴。
いっぺん振り回してみたいな。
0057人間七七四年2007/02/13(火) 11:58:38ID:lViQL9TM
槍と言えば「菊池千本槍」でしょ

まあ、戦国ではなく南北朝ですが・・・詳しくは太平記「箱根竹ノ下之戦」参照
0058人間七七四年2007/02/14(水) 02:24:53ID:wRmoIIw0
それでも竹槍で明智光秀を仕留めたとするならば、多分数人で太さ5〜6a長さ3〜4b位の竹槍で滅多打ちにして、目一杯ボッコボコに殴り倒してから首級を頂戴したのかも?

竹槍で甲冑を貫き通す事は出来ないだろうが、兜を被っていても竹槍で頭を殴られたら脳震盪位は起こすと思う
0059人間七七四年2007/02/14(水) 15:18:19ID:ClwUHgoe
>>58
お供が溝尾勝兵衛ら僅か数人なら可能かな?
土民側が10人以上要りそうだけど。
0060人間七七四年2007/03/10(土) 13:43:24ID:5GQshIWB
>>38
日本槍は、斬る・突く・薙ぎ払う・叩く全てに対応してますよ
もう少し言えば、なぎなた(日本刀もだが)その形状から正確に突くのは結構難しい
0061人間七七四年2007/04/07(土) 22:18:09ID:qZo1Jnpb
長槍は耐久性の面で問題がありそうな気がするが
折れたりしなかったのか
0062人間七七四年2007/04/08(日) 00:28:30ID:8y2Xt/gf
話によれば騎馬の突撃をはじき返せるほどの弾力があるらしい
嘘か真かは知らないけど
0063人間七七四年2007/05/03(木) 02:45:27ID:rcva/tUO
十文字槍が最強!!
0064人間七七四年2007/05/06(日) 15:21:40ID:56TbfRlE
あげ。
0065人間七七四年2007/05/06(日) 22:44:12ID:p6+CunDG
とりあえず、合戦での槍の使い方について知りたければ
劇場版クレヨンしんちゃん アッパレ!戦国大合戦
でも見てろ、ってことでよろしいか?
0066人間七七四年2007/05/06(日) 23:06:30ID:EajfWbM+
あれもイマイチなんだよな。
やたらと推す人がいるけどなんなんだろう。
0067人間七七四年2007/05/06(日) 23:44:54ID:GOJYZnwV
そんな66のオススメはありますか?
0068人間七七四年2007/05/09(水) 10:39:02ID:qu1MBsUq
何がイマイチなのか、具体的に
0069人間七七四年2007/05/09(水) 22:02:49ID:+gJ2kWx+
槍の出てくる映画なんてあったか?
0070人間七七四年2007/05/10(木) 02:41:31ID:qGxo7Kaj
普通の時代劇だと槍持ちの足軽は騎馬武者に馬上から刀で斬られるだけだな
0071人間七七四年2007/05/10(木) 19:29:54ID:JE5hCvLk
ドラマだと、騎馬武者の装備は全て太刀だからな
間違っちゃいないけど、馬上槍が一切出てこないのは・・・
0072人間七七四年2007/05/12(土) 23:51:56ID:UG9KRwZA
使い方全然違うけど
カンフー映画だとたまに槍のシーンがあっておおっ!と思うことがある。

今年の大河のサニー千葉でも刀アクションだもんな。
残念。
0073人間七七四年2007/05/13(日) 02:16:00ID:DMBQWxf/
大河はこの前由布姫のいるとこ襲撃した時千葉槍振るってなかったっけ
かっこよかったぞ

素人の俺が思うに
十文字槍とかだと敵の槍をひっかけつつ叩けそうな気がするんだけど
十文字槍以外も普及してるから一概には言えないんだろうな
耐久性に問題があるの?やっぱ。
0074人間七七四年2007/05/13(日) 10:55:41ID:OtI7w1ro
日本槍は斬るのも重要。
両鎌(十文字)だと鎌が邪魔で斬りにくいので、片鎌槍の方が普及していた、はず。
鎌で切ればいい、という人がでてくるけど、
あれは相手を引っかけたり、敵の得物を受けて絡めたりするのがメインで、
斬ることは二の次。
0075人間七七四年2007/05/14(月) 22:53:57ID:qZaBRCwh
>>73 うは、見逃してる。一生の不覚
0076人間七七四年2007/06/26(火) 21:45:21ID:yFMrQBud
0077人間七七四年2007/08/12(日) 16:19:11ID:SFP4teLE
0078人間七七四年2007/08/12(日) 18:49:08ID:zFJEjBtw
素人から見ると槍ってどうしても使い難そうに見えるな
自分の背丈ぐらいの鉄棒の方が絶対使える気がする
0079人間七七四年2007/08/13(月) 13:34:31ID:rAIeJxpC
自分を殺そうとしている刃物所持した相手には、出来るだけ近づいていきたくないな。
自分が倒されない>相手を倒す、で発展させていくと結局長武器になるかなあ。
飛道具は技術とか確実性とか経済的なコストで劣る時代だし。
0080人間七七四年2007/08/15(水) 00:40:40ID:4Mk8M55f
1m70cm強の鉄棒って相当重い気が・・・
振り回すのにはそれこそ相当な訓練が必要じゃないか?
0081人間七七四年2007/08/19(日) 23:22:13ID:5D6JlcuL
槍の使い方は、しごいて繰り出す。
この簡単な動作で敵は懐に入れない。
0082人間七七四年2007/08/20(月) 17:06:02ID:BpzLwP8q
槍って突きを掃われて懐に入られたらどう対処するんだ
というより中に入られた時点で負けたようなもんか?
0083人間七七四年2007/08/21(火) 06:50:23ID:TqO61ZDV
>>71
ドラマで馬上鑓が出てこないのは、重くて使いこなせる俳優が居ないから
ということはないでしょうか?
0084人間七七四年2007/08/21(火) 19:03:35ID:wcQy+PxM
単に見栄えと、侍=刀って先入観の問題だろう。
撮影用なら樹脂でもなんでも使って軽くすればいいだけのことだし。
0085832007/08/22(水) 09:22:09ID:Qy8HIM+q
いわれてみればそのとおりでした。何も本物を使う必要はありませんね。
ただ、別に鑓ファンというわけではない私から見ても、
鑓がそう見栄えの悪いものだとは感じられないのですが。
特に騎馬で使う場合など、却って華々しいのではないかと。
やはり見慣れた武器(刀)の方が格好がつけ易いということなのかもしれませんね。
0086人間七七四年2007/08/22(水) 21:05:39ID:9E+AZjnT
でも槍は馬上でクルクルまわす事が出来るぜ
0087人間七七四年2007/08/22(水) 22:41:31ID:PFlKSUXz
そういえば、中共製作の「三国演義」では槍を使っての殺陣シーン満載だったけど、実際に馬に乗って戦うシーンは大抵は役者の顔が見えないくらい距離。
逆に顔が見えるシーンでは馬に乗っているように見せてはいたが、馬が映っていなかった事が多かったかなw
鐙があるとはいえ、槍の使用=両手を離しての騎乗戦闘は結構技量が必要かも。

日本の場合、騎乗戦闘を指導できる殺陣師がいないのかも知れんが。
0088人間七七四年2007/08/22(水) 23:15:45ID:+eyHRKub
江戸時代以降、歩兵槍の技術ばかり。
馬上武術で残っているのは弓の流鏑馬くらい。

馬上槍の技術は、珍走がオリジナルで生み出しそうだ。
0089人間七七四年2007/08/23(木) 21:11:01ID:HWy3OtYk
武士の騎馬槍なら、S・コスギが映画で使ったくらいか。
もっとも、我流か西洋風のものが元かもしれないが。
0090某研究者2007/08/28(火) 17:23:58ID:ov7+JsL0
騎馬武者とて2mの槍で
3mや6mの槍に対抗するのは
難しいかも知れぬし
下馬時には3m以上の長槍を
使用したと言う事は無いのかだが
0091人間七七四年2007/08/28(火) 23:31:30ID:S+7rZyBM
長槍でつつきあうなんざ雑兵の仕事でせう
0092人間七七四年2007/08/29(水) 20:50:43ID:c2m3C0hp
宝蔵院胤栄、胤舜の築き上げた槍術は現在でも伝えられているのだろうか
新撰組の時代にはまだあったっぽいが
0093人間七七四年2007/08/30(木) 01:38:19ID:ptHtcLhw
>>91
長槍と手槍は別物。
0094人間七七四年2007/08/30(木) 22:27:32ID:L+GYkc/J
>>92
人に聞く前に、まずググれ
一発で出てきたぞ
0095人間七七四年2007/09/01(土) 05:22:40ID:QBi+6110
そもそも戦国時代の騎馬武者って乗馬したまま槍を振るったんだろうか。
鎌倉時代の騎馬武者が騎乗で弓を放ったのは、
流鏑馬なんかの伝統で判るんだが。
室町時代の斬撃戦は下馬して戦ったみたいだね。
0096人間七七四年2007/09/06(木) 05:56:20ID:/6eIz/aJ
馬を生け捕りにしようなんて欲かいたら、敵の騎馬武者って強いんだろうな
0097人間七七四年2007/09/24(月) 00:52:09ID:RO1EpM6E
騎馬武者とその持つ槍と相手武者を同時にカメラフレームに収めたら
顔の判別がつかないから太刀ばっかもってんのかね
0098人間七七四年2007/09/27(木) 12:39:35ID:SFg6xi8c
だろうね。
3M前後の士卒の槍でも二倍以上、長槍だと三倍以上カメラを引かないと画面に収まりきらないからね。
大河の足軽何かが持っている2M位の短槍で限度なんだろう。

しかしあれは、なんというか、迫力に欠ける。
0099人間七七四年2007/10/03(水) 05:27:41ID:DwdPk0iP
長柄槍は1人持ってても意味がないな。懐に入られたら終わり。
密集陣で威力を発揮するんだろう
>>95
当時の教本に馬上武者との戦い方があるよ
0100人間七七四年2007/10/03(水) 16:29:46ID:yPVtdR2J
下馬戦闘が基本だったろうけど、
騎馬戦闘もあったろうよ。

関取が目を血走らせて突っ込んできたら恐いように、
馬が突っ込んできたらやはり恐いさ。
0101人間七七四年2007/10/09(火) 18:04:03ID:4bo0LSXs
乗り込み、乗り入れ、乗り切り
0102人間七七四年2007/10/17(水) 19:33:08ID:Y1UqXrK2
とりあえず某研は軍事および戦国板から出ていけ
そして二度と戻ってくるな
0103人間七七四年2007/10/18(木) 11:14:05ID:OWdOZdIh
 
0104人間七七四年2007/10/18(木) 11:31:06ID:CGUWImRX

ワシの槍はどうかのう?

       ,、r‐''''''''''''''''ー 、
      ,r'         `' 、
     /             ヽ
.    / ,             ヽ
   ,,'  ;    ,、、,_  ニニ  ,、」、
   l.  :;;;i    ´ .._`ー   ‐''"....|
   l:,;'"`'、,    . ,;ィェ、..   ,rェ;〈
.   ';i l :::i;;,, ::' "......::'''ン  .., .:::'''"゙,
    l;゙、',.::l;;;i  / / / r   ヽ. ///l,
0105人間七七四年2007/10/20(土) 19:00:52ID:49U6ObkY
すごく・・・大きいです・・・。
0106人間七七四年2007/12/19(水) 14:46:33ID:19vIZDlI
雑兵物語などで見る限りは、長槍は掛け声を合わせ穂先を揃えて、
一斉に叩き伏せたり突き出したりしていたようだな。

勝海舟は武田流の槍隊調練を見て、各自バラバラに槍を振るったほうがいいんじゃないかと思ったが、
後に西洋流の軍隊の演習を見て、理に叶っていると合点したと言っていたな。
0107人間七七四年2007/12/20(木) 10:02:18ID:CRnT00yK
刀と槍の値段はどのくらい違ったの?
0108人間七七四年2007/12/20(木) 19:29:59ID:IceDu7Tj
刀だって数打と名刀の様にピンキリだし、
槍だって粗造の長槍と日本号の様な名槍では天と地ほど価値が違う。
0109傾いて一時間以内にガッしなかったら天下御免2007/12/23(日) 01:36:58ID:AbYd6rhC
槍に限らないけど中国のドラマ水滸伝の殺陣は洒落にならんぐらいかっこよかった。
少林寺に精通する人を何人も雇ったらしい。
0110人間七七四年2007/12/23(日) 02:46:17ID:frNc5N2m
密集歩兵が槍を持って槍衾って戦法は無敵のようにしか思えんよな。
実際、洋の東西を問わずどこでもこの戦法は使ってたようだし。

個人的技術としての槍術ってのは、また別の話だよなあ。
中国の槍とか使ったカンフーシーンが実に格好いいのは同意だが。

中国の槍って、柄が日本のより弾力があって大きく、しなるんだよな。
あれのほうが使いやすいのかね?
0111人間七七四年2007/12/24(月) 12:54:50ID:+oUBwAe3
中国物の映画やドラマで見る殺陣のシーンは、京劇の殺陣がモデルだから、
演出上大きくしなるように作られてると聞いたことがある。

確かに適度な弾力のある方が、力を逃がしやすかったり、攻撃を受けたときの
衝撃が直接腕にこないっていうメリットはあるけど、その辺のさじ加減は
人間が使う物だし、日本の槍もそれほど違わないような気がする。

日本の映像媒体では、時代劇の殺陣で槍の名人って長門勇さんて俳優だと
聞いたんだけど、見たこと無いんだよな。
0112人間七七四年2007/12/25(火) 00:34:34ID:qq5d9FMr
>>110
>>111のいうとおり、演舞用は見栄えのために柔らかく作ってある。
あれだと騎兵の突撃止めるどころか、まっすぐ突いただけでたわんで力が逃げる。
打撃武器としてはまぁ効果的ではあるんだけど。
0113人間七七四年2008/01/01(火) 00:25:17ID:7GQqXe8N
>>111

>日本の映像媒体では、時代劇の殺陣で槍の名人って長門勇さんて俳優だと 聞いたんだけど、見たこと無いんだよな。


「斬り捨て御免」(※シリーズ化されて、Part3まである)という時代劇で、『関 大助』という役で長門勇さんが出演しているよ。

劇中での長門勇さんの槍を用いた殺陣は、見事としか言いようがない。
長門勇さんが劇中で使用していた槍は、長さ2m足らずの短槍(手槍)タイプで屋外は勿論、狭い室内でも大変器用に使いこなしていた。

機会があったら是非一度観て欲しい。
豪快に槍をブンブン振り回す長門勇さんがめっちゃカコイイぞwww
(※長門勇氏は同作品にて、トンファーでの殺陣も度々披露しています。)

長文、スマソ
01141112008/01/09(水) 16:10:39ID:rtbBaZAA
>>113
スレチ気味のつぶやき、拾ってくれてありがとう。
トンファーの殺陣も気になるし、探してみる!


正月休みに読んだ
『戦国合戦マニュアル』(講談社)って本が面白かったな。
このスレの住人はもう知ってるかも知れないけど。
絶版になったみたいでちょっと残念だ。
0115人間七七四年2008/01/09(水) 16:35:32ID:Kno3iUBl
文庫サイズで名前を変えて出版されてるから、
欲しい人はそっちを見つければいいのさ。

「戦国合戦マニュアル」=「絵解き戦国武士の合戦心得」
0116人間七七四年2008/01/09(水) 19:28:41ID:0er7OKrv
>>114

>>113だが、「斬り捨て御免」シリーズはDVD化されてないから、ケーブルテレビの時代劇専門チャンネルでの放映を待つしかないぞ。

さて、本題に戻るが俳優の長門勇さんの槍を使っての殺陣は、古武道の専門家の間でも大変評価が高いとか。
(※ネタはwiki準拠でスマソ)

時代劇という演劇を基準に推測するのは、些か問題があると思うが
戦国時代での城内を始めとする屋内に於いて
槍を用いた戦闘方法は、概ね劇中の長門勇さんの様なやり方ではなかったのではないだろうか?

斬り掛かって来た相手の刀を槍で払い、突いて牽制し、槍を使えない懐に飛びこまれたら脇差しを抜いて応戦。
転倒した相手にトドメとして槍を逆手に持って突き刺す、または脇差しでトドメをさしていたのではないだろうか?
(※劇中で長門勇さんがやってます)

よく「室内(城内)での戦闘や乱戦・混戦状態で槍は使えない」と言う人はたまに2chで見掛けるが、それはあくまでも長槍の事であって
熟練者ならば短槍(手槍)と脇差しの組み合わせでも、充分に戦い抜けると俺は思うな。

長文、スマソ
0117人間七七四年2008/01/09(水) 23:10:59ID:2m+WYIRQ
>>116
>熟練者ならば短槍(手槍)と脇差しの組み合わせでも、充分に戦い抜けると俺は思うな。
無理無理。
一人じゃ(使ってる得物にかかわらず)押し包まれて終わりだよ。

あと屋内では効果的だろうけど
(そもそも屋内で長物振れないって言うなら、奥女中が薙刀持ってる理由がわかんねぇ)、
野外での乱戦時には手槍なんか「使えない」よ。だってそんなもん持ってないんだもの。
0118人間七七四年2008/01/10(木) 00:01:13ID:OZO9Tm2E
>>117

>無理無理。
一人じゃ(使ってる得物にかかわらず)押し包まれて終わりだよ。

あくまでも「熟練者」だ。
確かに敵を各個撃破出来ない様な状況で、単身斬り込む事をする様な者は早々と討ち死にするだろう。

しかし、本当に戦うのが上手い者ならば、自分自身が不利な状況で戦うのはなるべく避け、有利に戦う方法を知っていた筈だ。
槍働きで有名な可児才蔵や本多忠勝が何故、合戦で生き延びる事が出来たのか?

本当に戦が上手い者ならば、合戦時ならではの戦闘のノウハウがある筈だろう。

しかし、落ち武者狩りの対象となっている者の場合はまた仕方ないけどね。

> あと屋内では効果的だろうけど (そもそも屋内で長物振れないって言うなら、奥女中が薙刀持ってる理由がわかんねぇ)、 野外での乱戦時には手槍なんか「使えない」よ。だってそんなもん持ってないんだもの。

足軽雑兵ならばいざ知らず、それなりの階級にいる侍ならば手槍位は持っていると思うがどうか?

それに合戦場にて使用する槍は長槍だけではないだろう。
0119人間七七四年2008/01/10(木) 00:19:24ID:KK4wXvnw
>>117
>そもそも屋内で長物振れないって言うなら、奥女中が薙刀持ってる理由がわかんねぇ
なんかの本では、奥女中の薙刀はむしろ振らせない為にわざと長物を持たせる、
つまり心身鍛錬の為で実戦使用じゃないって意味合いがあるとかないとか。
0120人間七七四年2008/01/10(木) 00:35:02ID:6V5zGHN8
>>117
むしろ屋内なら一人じゃなきゃ槍なんか使えなくないか?
仲間いるのに振り回せないだろうし。
まぁ屋内でならそれこそ何使ってても距離詰められて終わるんだろうけど。

>>118
熟練してることが条件になるなら、一般的に見れば「使えない」武器になるんじゃないかなぁ。

>>119
使えもしないもの鍛えてどうするつもりだと思ったんだろうか、その本の著者は。
鍛えるにしたって実戦でも使えるものやらせた方がいいだろうにねぇ。
0121人間七七四年2008/01/10(木) 01:28:06ID:yA3fFQxM
>>120
槍は基本的に、水平動作だから屋内で多数居ても問題ないかと。
二メートルの棒を買ってきて、家の中で取り回してみたが案外使えるもんだよ。
それに今のうさぎ小屋と揶揄される家よりも、昔の武家屋敷の方が余裕もって建ててるし。

逆に振り回す必要のある刀の方が屋内では問題有ると思うぜ。
それこそ熟練者でもない限り、どこぞに引っかけてしまう。
日本刀は反っている分、直線運動の刺突は難しいしね。
0122人間七七四年2008/01/10(木) 02:20:34ID:6V5zGHN8
>>121
部屋の中で大勢が並んで槍突き出したところで、横の部屋から来られたら終わりな気が。
いっせいに方向変えるのは難しいだろうし、
かといって円陣組めるほどの広さの部屋もいくつもないだろうし。
また下手に刺してしまうと抜けなくなる可能性もあるわけで、
それなら殴り倒す使い方のほうがまだ持つんじゃないかなと。

相手が来る方向を完全に一方向に限定できる(城主の寝所とか?)なら、
弓や鉄砲でも持ち出されない限り、槍先揃えて押し返せるとは思うけど。
0123人間七七四年2008/01/10(木) 14:50:08ID:MIF4oCAq
>>122
挟み撃ちされれば刀でも終わりだぜ、何その極端な状況想定。
それと現代の間取りの感覚で武家屋敷の戦いを想定してるのが片腹痛いんだが。
それと多対多を想定しているなら、抜く間に同僚や部下がサポートするのは当然だろ。
乱戦つったって、組織として部隊の運用は無理でも個々の連携はするよ。
0124人間七七四年2008/01/10(木) 15:03:52ID:6V5zGHN8
>>123
挟み撃ちって極端な状況なのか?よくありそうに思うんだが。
ただ考えてみれば戦闘になればふすまだの障子だのは真っ先に蹴破っておくだろうから
いきなりサイドを取られてるって状況は確かにないのかもなぁ。
普段は仕切られてるけど開け放って一間として使うって部屋もあるだろうし。
0125人間七七四年2008/01/10(木) 17:47:19ID:MIF4oCAq
いや、そういう状況をもって槍は不利という想定が極端というか、恣意的すぎるって事。
槍に限らず、刀でも何でもそう言う状況では不意を付かれて不利になるのは必然。

不意を付いて挟み撃ちをした方が強いに決まってる。
0126人間七七四年2008/01/10(木) 18:37:36ID:NWH1IGK0
一人の手練れを三人同時に押しこめば、二人死んでも手練れの戦力は奪えるから
相手が自分より強いと思ったら取り囲めって、剣客崩れだったじっちゃが言ってた。


槍や長刀って刀より重心の位置が身体から遠いから、穂先の軌道を読むのは
難しくないけど、甘く見て手の内に飛び込んだら拳骨くらって気絶なんてことも
あるんで、使い手によっては怖いんじゃないかね。
それ言ったらどの武芸もそうなっちゃうけどww

刀は殺傷力を持った振り落ろしや切上げの時、切っ先の位置が自分の頭より上に
なることが多いから、高さの制約が加わると厳しい気がするなあ。リノネン
01271262008/01/10(木) 18:38:53ID:NWH1IGK0
すまん。末尾の リノネン は忘れてくれ。
0128人間七七四年2008/01/11(金) 14:47:18ID:dCMOe8p3
>>125
不利になる「度合い」の問題を言ってるんじゃねーの?
まぁ本人が言ってるように、盾にならない遮蔽物なんか真っ先に排除するだろうし、
近寄られたら脇差抜くか篭手で殴るかできるだろうけどな。
つか2mくらいの槍なら現代の一般家屋でも石突き使えるし。


関係ないが「恣意的」って都合のいいところだけを切り出すって意味じゃないぞ。
0129人間七七四年2008/01/12(土) 02:51:51ID:hMxxfaru
>>128
一般的なご家庭だと、床面から天井までで低くても大体2m半はあるはず
鴨居の真下で振るんでもない限り、多少気を使えば手槍も刀も振り下ろせるだろうな
>>121によれば大名屋敷は余裕があるそうなのでなおさらだ
0130人間七七四年2008/01/12(土) 05:38:47ID:fswLTkCE
>不利になる「度合い」の問題を言ってるんじゃねーの?

そうさのぅ。
刀はクロスレンジ
槍はミドルレンジ
まっとうに遣り合えば槍が有利。

「多人数で押し込めば」っていうのは
槍持ちに対して無理やりクロスレンジに持っていくための算段だと考えると、まぁなんとかって感じかと。
ただ、やはり総合的に見ると槍のほうが優位。
「刀*1vs槍*3」と「槍*1vs刀*3」
だと、まだ槍の方がしのぎ易い。

近所のスポーツチャンバラ道場で試させてもらって来るといい
間合いの差は決定的な差となって現れるんだよ。

 それと刀と槍とではまともに使いこなせるようになるまでの錬度が段違い。
 雑兵に槍を持たせるのはそれなりの錬度で戦力になるから。
 刀ってのは武器としてはとても使いにくいんだよ

あと、槍術で『突き』を重視するようになったのは江戸期から。
戦国期では先ず打つ払う、でよほどの上手にならないと突きを教えてもらわなかったらしい。
戦場でも「突き」を出すのは相手の獲物を打ち払ったかして、
素手になった相手に止めを刺すのに使うものだったらしい。
穂先と鋭い石突のついた棒の使い手、と考えるのが吉>槍術
0131人間七七四年2008/01/12(土) 13:31:26ID:hMxxfaru
>>130
>それと刀と槍とではまともに使いこなせるようになるまでの錬度が段違い。
>雑兵に槍を持たせるのはそれなりの錬度で戦力になるから。
>刀ってのは武器としてはとても使いにくいんだよ
雑兵に槍を支給するのはリーチがあるからだよ
下っ端クラスの刀なんかまずぶん殴るための打撃武器で
扱いにそれほど錬度なんか必要としない

あとまったく関係ないが、屋敷の間取りを再現したキルハウスの中で
スポーツチャンバラをやってみたい
どっかそんな施設がないものか
0132人間七七四年2008/01/12(土) 20:18:21ID:MYuGjaMV
>>131
>雑兵に槍を支給するのはリーチがあるからだよ
>>間合いの差は決定的な差となって現れるんだよ。

補足すると、剣道三段倍というのと同じ言葉で、薙刀9段倍という言葉があるらしい。
素手で刀を相手にするときは3段差があるものと思え、というのが「剣道三段倍」
あと、槍の長さが1メートル伸びると10年分の修行の差になって現れるとか言う話も

>下っ端クラスの刀なんかまずぶん殴るための打撃武器で
 下っ端クラスが持つ打刀でぶん殴ると、相手にダメージを与えられずに刀がひん曲がるよ。
数打ちものでも、刀ってーのはデリケートなものなんだ。西洋の直剣と同じように考えちゃいけない。
悪くて『刃が付いた鉄の板』、良くて『使い勝手の悪い鉈』って代物だ。
雑用に使うか、倒した敵の首を刈るか位しか用途がない。

 武器としてまっとうに使おうと思ったら「突く」くらいのもんだなぁ
切るよりも突くほうが刀剣に無理がかからないし、致命傷を与えやすい。
古代ローマでは、「切るな、突け。腹をねらって。胸は鎧と肋骨が邪魔をして致命傷を負わせられない」
という風に訓練されていたそうな。
 ただ、心理的に人間というのは突くよりも切る(殴る)ほうを選択するらしくて、なかなか難しかったという話。
 雑兵用の刀でも高い錬度を持たないと武器としてはあんまり役に立たないという話。
0133人間七七四年2008/01/12(土) 22:00:39ID:nquzpx8i
グラディウスはそもそも近距離の刺突に特化した剣だから、
切るな、突けってのは当然といえば当然だぜ。

あと軽装の雑兵を相手にする分には刀でも良い。
完全武装の武士に対したらかなり厳しいとは思うけどな。
0134人間七七四年2008/01/12(土) 23:17:05ID:hMxxfaru
>雑用に使うか、倒した敵の首を刈るか位しか用途がない。
へえ、殿様方はこんな代物を金出して用意して支給してたのか
ずいぶんと余裕があることだ

そういえば西洋の剣に日本刀を叩きつける動画があったけど、
クレイモアに叩きつけられても無事だったな
レイピアはへし折ってたし
0135人間七七四年2008/01/13(日) 00:24:14ID:C0/fkXOT
おいおい、雑兵が使う刀なんて数打ち。
そういう実験で使われるほど出来の良い物じゃないんだぜ。
F1カーで300km/hでるからと言って、全ての車が300km/h出せる訳ではない。
0136人間七七四年2008/01/13(日) 00:43:00ID:4BIx1Vj6
>数打ちものでも、刀ってーのはデリケートなものなんだ
数打ちもの「でも」ってことは、まっとうに打たれたものは
「叩きつけただけで曲がる」ものよりデリケートってことでしょ?
そもそも雑兵にそんなものを持たせてた理由は?
0137人間七七四年2008/01/13(日) 01:29:51ID:C0/fkXOT
>>136
当時の足軽達の観点で言えば曲がる刀が悪い刀ではなく、折れる刀が悪い刀とされてた。
折れたらそれまでだけど、曲がるくらいなら鈍器として使用できるからね。
132の言うようなデリケートだったとは思えない、つかデリケートに扱ってない。

また刀を持たせるのは護身具として最適だから。
ただし刀しか持っていない者、というのは荷駄だったり旗持ち盾持ちなどの準戦闘員・非戦闘員に限られる。
戦闘員は他の得物、メインウェポンを持っている。
0138人間七七四年2008/01/13(日) 14:43:09ID:+3cJprv1
槍や鉄砲だと組討になったとき役に立たないからじゃないの?
実際には雑兵だと組討ちになる前に逃げ出しちゃうだろうけど
もって無いよりはもってたほうが良いに決まってる

自分が足軽として戦場に出るならたとえ槍組でも刀は持っていたいよ
0139人間七七四年2008/01/13(日) 15:13:39ID:c54DYgxT
現代人の意見は同じ現代人には理解しやすいが、当時の人間の心情を反映した意見とは言い難い。
0140人間七七四年2008/01/13(日) 17:34:45ID:+3cJprv1
そういやそうか
じゃあ現実には足軽雑兵にも刀は支給されてたし彼らもそれを装備して戦場にでた心情を、
>134や136がそれを理解できなくてもしかたないな
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