大体、朝鮮の役を日本の国内戦争みたいに言うのが間違い。
あれは民衆も軍人も一緒くたにした戦争で
日本の国内戦争のような軍人同士のぶつかりあいのような爽快感はない。
多くの民衆が義軍や戦争人夫として参加して殺害の対象になったりもした。

ちなみに加藤清正が「鬼上官」、島津軍が「鬼島津」と朝鮮で言われたのを
自慢話しのようにする輩がいるが、
朝鮮・中国では「鬼」は死霊・幽鬼・死人などをあらわす言葉で
日本のような「鬼のように強い」とかいう好意的な意味は全くない。
単なる悪逆非道な存在に対する罵り言葉でしかない。

あと、加藤清正の場合は単に長い兜の形が死者に乗せる頭巾に似ていたので
鬼上官と言われたという説もある。