【縁の下の】西海の虎 島津義久6【力持ち】
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0185人間七七四年
2007/10/03(水) 22:13:44ID:LkmCXLYw朝鮮出兵の最中に起きた梅北の乱。豊臣秀吉は島津歳久にもどさくさまぎれに死罪を言い渡した。
そして歳久が自害する前日の事・・・。
( -_-) おいは明日腹切らんつもりでおる。
( ´・ω・`) 貴様の真意がわからんど・・・。頭狂ったか?
(#-_-) この至近距離じゃ矢ははずさんど、兄者?
( ´・ω・`)ごめんなさい。
( -_-) 兄者のせいで当家は豊臣に疑われておる。じゃからここでおいが腹かっさばく
だけじゃ疑いは晴れんじゃろ。じゃから正真正銘の謀反をする。兄者は討手をば差し向けよ。
どうせ遠くへは逃げられん。おいの首を反逆者を討ち取ったとして誇らしげに豊臣に差し出せば
疑いも晴れるじゃろ。
( ´・ω・`) ・・・。
( -_-) 兄者が兄弟でよかったど。
( ´・ω・`) き、金吾・・・。わいという奴は・・・。
( `ー´) さらばじゃ。
( ´゚'ω゚`) き、金吾ぉー!!
・・・こうして島津歳久は兄・義久より討手を差し出され討ち取られたのでした。
「晴蓑めが玉のありかを人問はば いざ白雲の末も知られず」
このシーンが島津関連の小説の中で一番大好きです。歳久の智謀と兄弟間の温かさが伝わってくる話です。
(´・ω・`)・・・にしても金吾の笑顔は初めてじゃ。明日は槍でも降るんじゃないのかな?
(#-_-) 南蛮渡来の「ぼーがん」を試してみたいんだけど、いいかな?
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