というか鳥銃の登場より以前に、中国で大量の小銃が運用されていたのは常識じゃね?
オリジナルは12〜13世紀と諸説あるが、
13世紀後半の南宋で銃尾に柄を挿して使う銅銃が実戦使用されており、13世紀末にはそれがヨーロッパに伝わる。
火薬を詰め、木馬子という蓋をして鉄丸を放つタイプだ。
初期のヨーロッパのタッチホール式手銃(Hand Cannon)は、中国のものと酷似している。

明においては千里銃など十数種類の小銃を製造していた。
1372年に手把銅銃(長銃筒)の製造を開始し、
次いで制式銃となったのは1410年の永楽手銃(永楽七年型、のち永楽十二年型)だ。
火器専門師団である神機営に優先的に配備され、
1449年の土木の変の対オイラット戦では夥しい火器が投入された。