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戦国時代関連の良書

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0001名無しさん@お腹いっぱい。2006/07/20(木) 21:39:13ID:TlUyPaA8
新書、文庫、全集を問わず初心者におすすめの本、
また戦国時代に目覚めた衝撃の一冊を教えてくださいませ。

関連スレ
日本史の良書4
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/history/1142981018/
0071人間七七四年2007/04/21(土) 23:27:16ID:MKZdmXBt
>>70
何で家康なのに後鑑なんだ?
0072中野区民憲章 ◆ORWyV99u2Y 2007/04/21(土) 23:30:14ID:t+6Gn5Y9
ちっ。正解は徳川実紀
0073人間七七四年2007/04/22(日) 01:02:59ID:hPq2M16F
>>72
ついでに今日の家康研究の第一人者を教えておくれよ
昔は北島正元とか中村孝也とかがいたけど、
最近はどうなんだ?
0074人間七七四年2007/04/22(日) 11:11:26ID:gv0ZuNtd
>>73
煎本増夫
0075人間七七四年2007/04/24(火) 01:13:48ID:Pgyr0yGb
>>74
煎本の場合、家康と言うより徳川家臣団研究の第一人者だと思うのだが
0076人間七七四年2007/05/28(月) 00:35:12ID:0aJQDMJI
武光誠の関ヶ原の新書…
あれはいいのか?
0077人間七七四年2007/07/23(月) 08:35:12ID:dh9YZeus
【歴史街道】 歴史雑誌関連スレ 【歴史読本】
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1185146727/
0078人間七七四年2007/07/23(月) 08:48:15ID:HtVXAHjM
このスレに来る人は史学関係の大学出身者?
0079人間七七四年2007/07/23(月) 08:54:01ID:dh9YZeus
教科書レベルの人から
研究者から
趣味ではまり込んでる人から
ゲーヲタまでいろいろ
0080名無しさん2007/07/23(月) 14:09:33ID:iwF7xnPP
初心者だけど司馬は読んでいい本?
0081人間七七四年2007/07/24(火) 17:49:20ID:mdXDtTfl
戦国時代板のwiki作りました。
ご自由に編集してください。
http://www37.atwiki.jp/sengokuita/

このスレで評判が良い本や悪い本を紹介したりして、使ってください。
0082人間七七四年2007/07/25(水) 03:41:12ID:36+HtFKh
>>80
きちんと「小説」として読む事が出来るならば。
0083宇喜多直家信者 ◆W.uAGfax.c 2007/07/25(水) 17:06:44ID:L2JatvM4
「クロニック戦国全史」は結構いいぞ。
知ってる人いるかな…
0084人間七七四年2007/07/25(水) 23:03:13ID:jsAhIXo7
クロニックは内容が古いし、なにより重くてデカイのが欠点だなw
0085宇喜多直家信者 ◆W.uAGfax.c 2007/07/26(木) 00:57:11ID:HLedr3Z4
時代の流れ(同時期の各地の出来事)がすぐ分かるのは、
なかなかいいと思ったがなあ。
まあ個人的な意見だが。
0086人間七七四年2007/07/26(木) 07:33:47ID:b2TFq+lc
時代の流れがわかりやすくなっているのは評価できるが
各地の内容も薄く、本当に最低限のことしかわからない
0087人間七七四年2007/07/26(木) 10:28:07ID:K784IRIy
東北全域を物語にしてる本って何かないかな?
欲を言えば大崎家を記した奴
更に欲を言えば一栗放牛伝的な

伝記物評論物ファンタジー物なんでもいいでふ
0088人間七七四年2007/07/27(金) 15:10:52ID:7LeDbgkb
>>87
こっちで聞いたほうがいいかもね
ttp://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1150112700/l50
0089名無しさん@そうだ選挙に行こう2007/07/29(日) 13:17:56ID:6+GMGGe8
鈴木眞哉・藤本正行「信長は謀略で殺されたのか」
桐野作人「だれが信長を殺したのか」
谷口克広「検証本能寺の変」
黒幕説を否定したこれらの著作。
特に鈴木・藤本の本にあった情報漏れについて
誰も考慮していないとの指摘は目からウロコが落ちる
思いだった。それまでは黒幕もアリかなと思ってた
自分の目を大いに開かせてくれた。
本能寺について考える人はこの3冊を読むべし。
0090中野区民憲章 ◆ORWyV99u2Y 2007/07/30(月) 22:33:46ID:Jp4fs9vv
本城惣右衛門覚書の翻版を読んだ。女房奉書未満、落書並みの読みにくさたらありゃしない
0091人間七七四年2007/07/30(月) 22:51:02ID:pG/QDefZ
>>89
自己レスだが桐野「真説本能寺」も追加。
文庫だが300頁を越える書き下ろしでボリュームがある。
黒幕などおらず明智の単独犯行であることの論証も
きちんとしている。
0092中野区民憲章 ◆ORWyV99u2Y 2007/07/30(月) 22:55:39ID:Jp4fs9vv
ついでに「信長権力と朝廷」も加えてやれ。あと八切止夫
0093人間七七四年2007/07/31(火) 01:44:53ID:m7khZmG5
>>88
すんません誘導ありがとうございます
0094人間七七四年2007/07/31(火) 08:11:42ID:rNuqV/fV
>>92
八切止夫は悪書の方に入れられても、良書の方に入ってくるようないいもんじゃない。
0095人間七七四年2007/07/31(火) 21:52:17ID:8z+yWRo9
八切はネタだとは思うけど。
大体作家だし。
0096人間七七四年2007/08/23(木) 02:10:37ID:oVTouIGZ
>>95
ネタとして読む分には面白いんじゃないか?
ただ、最近は民放の歴史番組で普通にそのレベルが新説みたいなノリで
取り上げられるのが怖いなw

個人的には、戦国のみを扱った本ではないが、網野善彦の『増補 無縁・公界・楽』
かなあ。これは安良城盛昭の反論とセットで押さえておきたい所・・・って、
このスレに出入りするような人なら齧ってるか?
0097人間七七四年2007/08/23(木) 02:14:50ID:pH6rQGVq
0098人間七七四年2007/08/28(火) 14:07:28ID:Kx+BN4nY
あげ
0099人間七七四年2007/08/28(火) 18:16:30ID:Y2gyxk4m
鴨川達夫『武田信玄と勝頼―文書にみる戦国大名の実像―』(岩波新書)

この本の個々の結論には賛成しない人もいると思うが、この本の良いところはそれではなく、
同時代に出された文書の形式や書き方を手がかりに事実を解明するプロ研究者の方法が
わかりやすく説明されているところにある。武田に興味のない人にもおすすめ。

この本にもいくつか例が上がっているけど、戦国時代の史料は書状が非常に多い。
書状は月日だけで年を書かないので、編年が難しい。自治体史の史料編などの史料集では
月日の横にかっこで「(元亀三年カ)」とか入れているけど、こういう比定も研究が進んでいくと
変わってくる場合があって、今まで何年のものだとされていた書状が実は何年のだったと
いうのはよくあること。歴史的事件のイメージもそれにつれて変化していく。
そういう研究現場の雰囲気に触れることができる。
0100人間七七四年2007/08/30(木) 01:18:04ID:OC2D87Wt
最近ミネルヴァ書房から出ているシリーズはどうかな?
これから小和田さんの「今川義元 自分の力量を以て国の法度を申付く」を
読もうと思っているんだが
0101宇喜多直家信者 ◆W.uAGfax.c 2007/09/01(土) 04:15:42ID:CDJXj/zo
小野淑夫「鎌倉幕臣三村氏とその一族」

どっちかというと備中より信濃三村氏についての記述が多い。
三村氏関連の資料の少ない、中世三村氏の出自の解明について記されている。
各古文書からみて、信濃三村氏の出自は祢津氏との推定もなされている。
三村氏を扱った本は少ないだけに貴重。
0102人間七七四年2007/09/08(土) 11:40:28ID:MgHSfZDW
あげ
0103人間七七四年2007/10/28(日) 09:13:37ID:wlpi9agx
 
0104人間七七四年2007/10/28(日) 12:20:17ID:f0OmwUzD
武功夜話という楽しい文献もあるね
0105宇喜多直家信者 ◆W.uAGfax.c 2007/10/28(日) 21:02:16ID:WrLnnzpR
偽書『武功夜話』の研究 藤本正行・鈴木眞哉
0106人間七七四年2007/10/29(月) 03:50:57ID:ADtmeFZz
鈴木眞哉のはクソ
0107人間七七四年2007/10/31(水) 10:22:35ID:TSJcjmsV
鈴木眞哉は2ちゃんで言うところの、極論を言ってスレを延ばそうとする「煽り屋」だからな。
0108宇喜多直家信者 ◆W.uAGfax.c 2007/10/31(水) 20:31:59ID:Ig9iuGks
やっぱりそうなるか
0109人間七七四年2007/11/07(水) 21:03:29ID:TtxLW2Up
こういう戦国小説ってどこに売ってるものなの?
個人経営の本屋から某紀ノ国の大型本屋まで探したけど
イマイチ種類が少ないし同じ物ばかり
0110人間七七四年2007/11/07(水) 21:07:20ID:hOMulqTx
>>109
1:どういう戦国小説をさしているのか答えよ
2:このスレは小説をほとんどあつかっていない。
0111人間七七四年2007/11/07(水) 21:20:44ID:TtxLW2Up
あースレチでしたね
一応司馬小説のような本を探していました
0112人間七七四年2007/11/07(水) 22:42:24ID:RMv1CxuL
鈴木良一『織田信長』(岩波新書)
初版は1967年。なんかさ、信長研究ってこの40年全然進まなかった?と言える
くらいの良書。朝廷や将軍を少しずつ超えていく過程や、一揆衆との戦いの本
当の意義も懇切丁寧に解説している。桶狭間も長篠も鉄甲船もないから、信長
天才派にはつまらないかもしれないが。
0113人間七七四年2007/11/14(水) 22:55:15ID:7zwKmxya
>>112
細かく見ると間違いもあるけどね。
犬山城主は織田信清だが前の岩倉城主の信賢としていたり。
太田牛一が信長の右筆とも書かれている。
0114人間七七四年2007/11/15(木) 21:06:29ID:qY9SyEGc
>>112
もし記述があったとしても桶狭間は「上洛しようとした義元を
奇襲で破った」、
長篠は「3000挺の鉄砲で3段撃ち」とか書かれるだろうから
なかったのは正解だな。
0115人間七七四年2007/11/17(土) 09:23:15ID:JBCvuU3m
>>114
その二つが誤解されてきたのはわかるが、あんまり言い募る奴にも引くな。
過去の碩学も歴史好きも全て馬鹿だった、と言ってるようなもんだ。
0116人間七七四年2007/11/29(木) 02:00:50ID:5GlAiFZ6
ミネルヴァの日本評伝選の「今川義元」「上杉謙信」は
読んだけど結構よかったかな。
0117人間七七四年2007/11/29(木) 02:18:57ID:X1e02jlk
歴史群像シリーズの赤本なんですけど
三英傑とか信玄謙信関ヶ原真田伊達毛利など各何冊か出ていますが
内容はかぶってるのですか?
とりあえず最新刊を一通り買ったのですが
古い本を買うべきか悩んでいます
購入された方いらっしゃいましたら教えていただけないでしょうか?
0118人間七七四年2007/11/29(木) 13:40:03ID:c1pXhTZh
『すべてわかる 戦国大名里見氏の歴史』川名登(平成12年)2500円くらい
これに感化されて、

『房總里見氏の研究』大野太平(昭和8?年)
を神保町の古書店で買ってしまった。一万五千円。
いまでは卒論のテーマにして、毎日枕元に置いてます。
0119人間七七四年2007/11/29(木) 16:23:32ID:ZG/P7k7x
>>117
あんま大差ないよ。
でも昔のやつのが中身濃いかな。
0120人間七七四年2007/11/29(木) 16:39:51ID:v9IZxEWY
戦国長嶋巨人軍
0121人間七七四年2007/11/29(木) 16:42:27ID:SEGThNkQ
>>116
俺も上杉謙信を読んだが、謙信ヲタの俺にはかなりの良書
0122人間七七四年2007/11/29(木) 23:07:42ID:usnOu+H/
>>117
あえて買うことはないと思うぜ。
01231172007/11/29(木) 23:52:31ID:X1e02jlk
>>119
買う方を失敗しましたかね
新しい方が最近の定説が載ってそうなので買いました
>>122
買わないでおきます
お二方どうもありがとうです

次のステップに戦国を学ぶにはどんな本がよろしいでしょうか?
0124人間七七四年2007/11/30(金) 01:02:56ID:waNsNbKC
「戦国を学ぶ」なら専門書になるのだが・・・
0125人間七七四年2007/11/30(金) 01:30:55ID:XsHK+Zlb
>>121
俺も最近読んだけど、確かに良書といっていいと思う。
とくに謙信の権力のあり方や、越後の領主の自立性などが
分かりやすい。今に伝わる川中島合戦と軍学者の関係の段も
興味深かったかな。

>>123
「戦争の日本史」シリーズが最近出ているので、そこらへんから
取っ付いてみればどうでしょうか。
01261172007/11/30(金) 01:56:29ID:mmfucmF0
>>124
言い方が悪かったです
戦国時代の人物・合戦・文化などをもっと掘り下げて知りたいなと思いまして
持ってる赤本はメジャーな人や出来事は掘り下げてるけど
そこそこな人とかは数ページしか書いてないので
女性なんかはほとんどありません
>>125
戦争の日本史本屋で内容チェックして購入検討します
ご紹介有難う御座います
0127人間七七四年2007/12/07(金) 15:05:08ID:d0jUjbNr
>>126
西国合戦のやつと、一向一揆、信長、秀吉関が原と大阪のやつが既刊。
0128人間七七四年2008/01/23(水) 00:13:21ID:PH3/nHDL
最近朝鮮出兵も発売されたが、まだ未刊の東国合戦などは
刊行が遅れるらしい

とりあえずあげとく
0129人間七七四年2008/01/23(水) 08:30:45ID:XFel8RhA
山本博文
・『島津義弘の賭け』―秀吉と薩摩武士の格闘
・『江戸城の宮廷政治』―熊本藩細川忠興・忠利父子の往復書状
・『江戸お留守居役の日記』―寛永期の萩藩邸

それぞれ
島津氏と豊臣政権の間で悪戦苦闘する島津義弘の話
細川氏と徳川幕府の係わりの話
毛利氏の江戸藩邸詰めの家臣の話
下2冊は正確には江戸時代に入ってるが戦国末期の人の話も出てくるので一応。
島津家文書、細川家史料や家臣の日記等一次史料を用いつつも読みやすく面白かった。
0130人間七七四年2008/01/28(月) 10:19:55ID:RrQmaxsq
織田・徳川同盟と王権―明智光秀の乱をめぐって (小林 正信 著・岩田書院)
↑これ読んだ人いない?ある程度しっかりした研究本にもトンデモ本にも見える。
面白いなら手をだそうかと思うんだが、ちと値がはるみたいだし...。
0131人間七七四年2008/01/28(月) 19:33:05ID:Ot4Aru/f
>>130
正直、先ず結論ありきの本。
0132人間七七四年2008/01/28(月) 23:12:56ID:RrQmaxsq
>>131
どもありがとう。牽強付会な内容ってことっぽいね。
信長と十字架とか八切止夫チックな本多いよな...。
0133中野区民憲章 ◆ORWyV99u2Y 2008/01/29(火) 16:49:24ID:e80II1rC
岩田の装丁好きなんだけどな。図書館で岩田の背表紙見てくと中世に関する研究本は結構目を引く

古河公方や北條関連で箔がついたかなと思ってたんだがなあ・・・

そういや岩田のHPで京子ちゃんをホロカスに書いてるが
岩田は自分とこの本売る気ないんだろうかwwwww
0134人間七七四年2008/01/30(水) 03:35:07ID:0HqRFrIu
>>133
京子ちゃんの説はどっかの新書で

「こいつの説にいたってはwwwwwww

もうね、何をどう飛躍させたらこんな結論をwwwwww

サーセンwwwwwww」

くらいの勢いで笑いものにされてた。
0135人間七七四年2008/02/10(日) 05:20:08ID:JKnQFnSr
あげ
0136人間七七四年2008/02/10(日) 05:32:00ID:3xrnDy5Y
戦国時代だけではないが

図説日本合戦武具事典
http://www.bk1.jp/product/02435693?partnerid=p-sf0023

これは勉強になった。戦陣の設営方法や、立場によっての幕の紋の置き方とかすばらしい。
0137人間七七四年2008/02/15(金) 17:38:32ID:cs32LZ0W
「朝倉宗滴話記」(金吾利口書)の現代語訳本はありませんかね?
ttp://okhome.hp.infoseek.co.jp/
こっちのサイトで古いやつがPDFで読めるんだけど。
0138人間七七四年2008/04/20(日) 15:04:07ID:PoTpqAf6
>>126
吉川弘文館の『日本の時代史 戦国の地域国家』あたりもお薦め
歴史群像や歴史読本に飽きてきたら、ここらへんから取っ付けば良いと思う。
0139人間七七四年2008/06/10(火) 01:28:46ID:lq7uVfiT
べただけど『戦国 三好一族』はお勧め。

0140人間七七四年2008/06/22(日) 17:18:44ID:vAM/z4kV
甲斐武田氏研究の大家、柴辻俊六氏の講義を受けたことがあるわ。

武田氏ネタじゃなかったけど。
0141人間七七四年2008/06/22(日) 17:48:53ID:A+WovDOf
>>140
すごいじゃないか。武田氏研究のプロパーですな
0142人間七七四年2008/06/22(日) 21:13:41ID:lzyBcedJ
「戦国名家臣列伝」に汚名挽回という表記があった
0143人間七七四年2008/06/22(日) 23:21:59ID:vAM/z4kV
>>141
『歴史学』みたいな一般教養科目で、大いに武田氏について語らせれば良いのに、
『古文書・古記録学』とかで、なぜ公家の日記や南北朝の記録をやらせるんだ・・・

うちのアホ大学はまったく。
0144人間七七四年2008/07/02(水) 00:49:04ID:pv+BA5eZ
あげ
0145人間七七四年2008/07/10(木) 00:24:46ID:dEfYZ++Z
さげ
0146人間七七四年2008/07/10(木) 18:17:35ID:pO1YtQBM
関東戦国史(全)
千野原靖方
ろん書房出版
これなかなかデキが良い。オススメ。
俺の好きな長尾景春の扱いが極小なのが許せんが…長尾憲景(景房)・景総・顕方の養子関連の混乱の考察が知りたくて買ったんだが完全スルー家系図登場でかなりガッカリしたが。
0147人間七七四年2008/07/10(木) 18:35:46ID:pO1YtQBM
その家系図には忠景の三男の長尾景泰(成田顕泰)が何故か削除されてるのがなぜなんだろうか?
ちなみに景春の姉妹が義輝や定正の妻になった事とか調べたかったのだが…
0148人間七七四年2008/07/19(土) 17:23:41ID:f1pyoJA+
基本的に、吉川弘文館なら地雷は無いと考えておk?
0149人間七七四年2008/07/20(日) 02:00:39ID:xCSPsoo7
test
0150人間七七四年2008/07/20(日) 02:21:28ID:JYeJ6fnx
>>148
作者による。
前に出た戦争の日本史シリーズの「関ヶ原と大阪の陣」は、三成や大阪方への思い入れが出すぎてて、
読んでてかなり違和感があった。
0151人間七七四2008/07/20(日) 19:03:21ID:LMb7bhUa
講談社の『日本の歴史』シリーズ『一揆と戦国大名』『織豊政権と江戸幕府』は近年の研究動向を採りいれて、かなり水準が高いよ。
一般人にも分かる書き方をしてるから、良書だと思う。
0152人間七七四年2008/07/21(月) 00:18:43ID:NbE+GJJM
>>150
「二重公儀論」には異論が多いし、筆者(笠谷和比古)の持論を断定的に言っている節は
否定できないが、七将襲撃の主導者、三成が逃れた先などの見解はかなり興味深いと
思うが。ここ最近の関ヶ原前後の動静については批判・継承のいずれにせよ
笠谷説の影響をかなりうけている。

0153人間七七四年2008/07/21(月) 00:22:11ID:+Rkb0OTe
>>152
だからああいう人に、研究書ではない、歴史解説本を書かすべきではない。
0154人間七七四年2008/09/16(火) 00:29:01ID:9tfTwIBj
>>153
それを言ったら、学者に(概説書・専門書問わず)本など書かせられんよw
それに、関ケ原前後の動向については結構議論の余地あり
なものばっかり


来年の大河ドラマにあわせて『上杉景勝のすべて』が復刊されるらしいが、
多少はマシになんのかなあ?『直江兼続のすべて』はほとんど旧版の
焼き直しで、装丁くらいしか違いがなかったわけだが。

0155人間七七四年2008/09/16(火) 00:40:04ID:j8tJ8pXb
>>154
今度も多分焼きなおしだろうねw;
0156人間七七四年2008/09/16(火) 01:59:46ID:6o3IHDcx
あれは景勝ヲタには相当評判悪いよ
わざわざ景勝アンチな執筆者ばかりを集めてきたんじゃないかとさえ言われてる始末…

だから焼き直しだったら買わないなw
0157人間七七四年2008/11/12(水) 01:15:30ID:gWg2fpV6
>>154
うん。まさしく焼き直しだね。
代わった所と言えば、装丁くらいのものかな。

新人物往来社は、良書もそこそこ出してるのに、如何せん
本によってこう質が違うのはどうにかならんのかな。
0158人間七七四年2008/12/21(日) 01:21:17ID:W6TF7zkP
最近出た今福匡氏の『直江兼続』(新人物往来社 2008)は結構おすすめ。
よくいわれる「愛」だの「義」だのではなく、「悉皆人」というキーワード
に注目している点も好感が持てた。大河と連動して出版された本のなかでは
出色の出来だと思う。

『兼見卿記』の「上杉息女」の素性など、著者独自の考察も、面白かった。

0159人間七七四年2008/12/21(日) 15:30:23ID:Yi44utLc
片山まさゆき『SWEET三國志』あの感動巨編を麻雀漫画界の異端児が桃園の誓いから死せる孔明〜までたった4巻で書き上げた三國志中の白眉。ヤンマガ。
0160人間七七四年2008/12/21(日) 15:32:17ID:whwA7nvs
誤爆しないように☆
0161人間七七四年2008/12/21(日) 21:35:57ID:W6TF7zkP
>>159
まあ、SWEET三国志が面白いのは認めるがw
0162人間七七四年2009/01/17(土) 03:56:43ID:j5fSDnFy
最近、『武田信玄のすべて』の新装版が出たそうだけど、どんな感じ?
筆者一覧を見る限りだと、平山優氏や黒田基樹氏など、気鋭の研究者が
多く、良さそうな感じなんだが。

新人物往来社のすべてシリーズは、出来不出来の差が酷いのなあ・・・
ごく最近出てるのは、研究者中心の執筆陣のようだが
0163人間七七四年2009/01/17(土) 05:28:02ID:ALJAE9TY
>>162
これが新人物往来社かと思うぐらい普通の良著。
信玄が最新研究結果をだいたい総覧できる。
少し値は張るが買うべし。
0164人間七七四年2009/01/18(日) 01:36:13ID:hqB1T6+6
>>163
>>162じゃないけど、あれどうなんだろうなあ。
鴨川氏の「武田信玄と勝頼」を論拠に丸島氏が
1571年の徳川攻めはなかったとしている。
だが鴨川氏のも読んでみたが、1571年の勝頼書状が
仮にその主張どおり勝頼が当主になった後の戦果を書いたものだとしても、
その他に存在する武田信豊書状や山県書状、信玄が山家三方衆に三河と遠江での
知行を与えている書状とかの説明がつかなくなると思うんだが。
信玄自身も5月に本願寺や将軍家臣に遠江三河侵攻した事を伝えてるし、
西上時の書状における菅沼の扱いとかいろいろ矛盾が起きると思うが。
定説どおりの信玄による1571年2〜4月の徳川攻めがあった後で
1572年10月から第2次徳川攻め(西上)、という流れのほうがいろいろしっくりくるんだけどな。
0165名無しさん@お腹いっぱい2009/01/21(水) 00:34:32ID:X7xxqUFk
中世城郭と国人領主層等に興味があるので、「但馬の中世史」
宿南保著が私は良かった書籍です。
0166名無しさん@お腹いっぱい2009/01/24(土) 22:01:04ID:OoB/CWwS
「桐生佐野氏と戦国社会」桐生文化史談会
 岩田書院 2,310円(税込)。今読んでますが戦国マイナー系が
 お好きな方には良いかと。
0167人間七七四年2009/01/25(日) 07:42:04ID:oKuM1OGv
市村高男『東国の戦国合戦』(吉川弘文館、2008年)
T、戦国世界の成立 −明応の乱から永正の乱へ−
U、戦国合戦の展開 −大永・天文の乱の時代−
V、北条・上杉両氏の相剋と東国領主 −弘治・永禄の争乱の時代−
W、関東統一と天下統一の競合

帯に、
【北条・上杉・武田だけではない】
千葉、佐竹、小田、里見、宇都宮、小山、那須、結城・・・
『動乱期を生きた東国武士団の合戦絵巻!』
とある。
0168人間七七四年2009/01/26(月) 15:10:03ID:szpIPS9I
>>167さんの市村高男「東国の戦国合戦」は、期待できそうでいいと思います。
関東の戦国史、北条氏、両上杉氏、古河公方などが中心です。
類書の黒田基樹「戦国北条一族」と併せて読むと面白いかもです。
0169人間七七四年2009/01/26(月) 15:17:44ID:szpIPS9I
山田邦明「戦国の活力」も、歴史の教師などの教育関係者から
評価が高いです。戦国を一覧をするのには、良書だと思います。
0170人間七七四年2009/01/26(月) 15:22:55ID:ylZaMenf
>>167-168
戦国史の研究者を語る
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1210510597/
ここでも96で紹介されていますね。

>>169
あれは素晴らしいと思います。
偏りなく戦国時代を日本史の中で総合的に位置づけていますね。
あのシリーズはあのまま高校生向けの歴史教科書にしたいぐらいです。
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