戦国時代関連の良書
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0001名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/20(木) 21:39:13ID:TlUyPaA8また戦国時代に目覚めた衝撃の一冊を教えてくださいませ。
関連スレ
日本史の良書4
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/history/1142981018/
0464人間七七四年
2011/06/09(木) 15:14:41.85ID:+nAcvrZa古くから今日まで、数え年で生まれた子なんてなんぼでもおるし…
和子は三十半ばで生むのは無理があるとか言ってたけど
それこそ平安時代の人で、36・7・8と子供産んだ女性いるのにな
福田さんが一番女の体分かってないんじゃね
0465人間七七四年
2011/06/09(木) 20:04:04.15ID:h0cPhJPg40代で出産してなかったかな。
若い頃は、和子に憚って産むことができなかったって理由もあるけど。
0466人間七七四年
2011/06/09(木) 21:59:46.15ID:Q7oyLZoNなんであんな無茶苦茶なことを言い出したんだろう
謎だ
0467人間七七四年
2011/06/09(木) 22:51:11.50ID:b/6CdwwY相続権持ちの女領主だから他の女に産ませた子を自分の子と偽って〜云々出来る立場じゃない女性だ
日本でも戦前戦中世代だと6〜8人兄弟はざらで30過ぎで年子を産むのも珍しくなかったな
自分とこも父方母方の祖父母が揃って兄弟多くて孫と甥(母の従妹と自分)は一歳差だったりする
0468人間七七四年
2011/06/10(金) 00:52:58.73ID:KyOOZc3+なんというか、お江に対するいちゃもんのように感じたなあ
「将軍生母も天皇の外祖母なんてのも嘘!」とかいっちゃうのが
何か鬼女の嫉妬みたいなものを連想させてね…読んでて不愉快になったな
0469人間七七四年
2011/06/10(金) 00:55:42.34ID:rXEDitCl『平安時代史事典』の編者であることで知られるように、普通の論文は素晴らしいものが多かったのだが、
強引な計算をして、崇徳天皇が白河法皇の落胤であることを立証しようとしたり、強引な推論で他戸親王の年齢を記した『水鏡』の記述が間違っていると論じたりと、親子関係やら生年に関する研究になると???というものがやたらと多かった。
0471人間七七四年
2011/06/11(土) 14:29:57.30ID:De5k0C7H『江の生涯』で引用されている加藤清正の書状に出てくる表向きの母などに関する研究と
藤井譲治などと調べていた織豊期主要人物の居所に関する研究から
そういう推論をするようになったのではないのかな。
>>468
あなたが浅井江ファンだからそう思うだけなような?
福田千鶴は浅井江への愛情が自分の自説て混じって違う方向にいってしまっただけのような気がするね。
0472人間七七四年
2011/06/11(土) 20:13:45.78ID:Jj4ciGiz大河便乗でそういった新書出ないかなあと、少し期待しているんですが
0474人間七七四年
2011/06/11(土) 23:37:31.50ID:Jj4ciGizありがとうございます
しかしググッてみたら…刊行物とか色々売り切れで ちくしょう……
とりあえず、あるものだけ取り寄せてみます
0475人間七七四年
2011/06/22(水) 21:59:18.06ID:QG+BXBs1山田康弘『戦国時代の足利将軍』なんかいいと思うがどうでしょうか!
戦国大名でなく、幕府・将軍の視点から戦国時代を観察すると!との触れ込みですが。
0476人間七七四年
2011/06/22(水) 22:11:23.10ID:oxRMEvy80477人間七七四年
2011/06/23(木) 00:09:02.11ID:SeSZLpmQ0478人間七七四年
2011/06/23(木) 15:47:18.11ID:HXAApSWE気になるけど、ちょっとお高いですね。
明応の政変や堺幕府とか詳しく書いてるのかな?
0479人間七七四年
2011/06/23(木) 18:54:26.14ID:taoo3AXq0480人間七七四年
2011/06/24(金) 19:08:19.57ID:6GfesEX3朝鮮出兵の全体的な流れを知るには良い本だと思います。
0481人間七七四年
2011/06/24(金) 20:14:46.39ID:IPUkWTSG0482人間七七四年
2011/07/09(土) 17:15:31.72ID:wiCNunuC武田攻めから武田遺領争奪戦が収束するまでの大大名と国人領主等のせめぎ合いがリアルに描かれており
久々に貪るよう読み進んだ
0485人間七七四年
2011/07/12(火) 22:01:49.37ID:aajywCwH読んだ方、読み応えはいかがでした?
0486人間七七四年
2011/07/12(火) 23:28:17.83ID:B6lKj8HJ実際問題新書以外に買える本なんて無いだろ
日本の出版社が出す本はどれも値段が高く量は少なく内容が薄い
0487人間七七四年
2011/07/12(火) 23:46:00.13ID:fYksskgS日本ほど本が安く買える国なんてねーよw
新書しか読まない初心者さんはロムってな
0488人間七七四年
2011/07/13(水) 00:35:03.27ID:JRLc67eN0489人間七七四年
2011/07/13(水) 05:02:18.67ID:6AMBV+7Iアメリカと比べて同じ様なジャンルの書籍は5割〜10割増しの値段
歴史の専門書ともなれば2倍3倍当たり前
物価の安い中国と比べても同じ様な本の品質なら10倍20倍の価格
しかも、どちらと比べても内容は糞のような不出来なゴミが多いという惨状
日本の出版社のゴミっぷりは最早どうしようもないね
0490人間七七四年
2011/07/13(水) 07:27:47.49ID:SL6xIeiM0491人間七七四年
2011/07/13(水) 21:27:16.99ID:J2pMkMzB0492人間七七四年
2011/07/14(木) 12:18:19.73ID:OElQQwxw0493人間七七四年
2011/07/14(木) 21:48:27.31ID:aVAR+d05お前アメリカの本の価格、全く知らないだろ。
0494人間七七四年
2011/07/14(木) 23:06:56.07ID:SvlO4iBuオマエ、アメリカの本の価格、全く知らないだろ。
日本の半額〜数割は安い。しかも内容量は豊富で、下らない冗長さも無い
中国も同じ、日本の出版物の低質さは土人レベル
0495人間七七四年
2011/07/15(金) 01:14:15.05ID:oc7vWgGf0497人間七七四年
2011/07/15(金) 14:00:19.80ID:LxpC5STfがんばれ!がんばれ!がんばれ!
論文集が高くて個人で買えなくても図書館がある!
できるって、あきらめんなよ!
0498人間七七四年
2011/07/15(金) 15:19:23.62ID:/vKySa46あと公家さんの日記本はないのかな? できれば現代語訳
0499人間七七四年
2011/07/15(金) 19:58:19.15ID:nrU4gN+L○罵倒する
0500人間七七四年
2011/07/15(金) 20:31:18.76ID:4OYIQqu9○お小遣いで辞書を買えなくても図書館がある!というか簡単な単語を間違えるなよw
0501人間七七四年
2011/07/15(金) 21:06:27.03ID:DNUsjGh80502人間七七四年
2011/07/15(金) 21:13:41.53ID:/vKySa46考察本で、読み下し文を載せてくれるのはいいんだけど
現代語訳無しに話進められて、そのまま理解できない時がある
(書いた人は)分かるんだろうけど、こっちは分かんないんだよ と何度泣いたことか
0503人間七七四年
2011/07/15(金) 21:18:46.45ID:4OYIQqu90504人間七七四年
2011/07/15(金) 21:38:33.56ID:DNUsjGh8読み下し方も間違ってる場合がある。
もっというと、原文(くずし字)を読み間違えてる場合や活字化する際の誤植もありうるから
史料の写真も載っていた方がいい。
そんな史料集がほしい。
0505人間七七四年
2011/07/15(金) 21:40:51.47ID:/vKySa46原文・読み下し・現代語訳と説明してて面白かった
ああいう本がもっと出てくれればいいのに 続刊でないかな
0508人間七七四年
2011/07/16(土) 22:49:03.15ID:ywGg0TKVそーじゃなくてお前の知能が低いだけだろ。
つーか、史料の原文読んで意味がとれない馬鹿が歴史研究やろーだなんてちゃんちゃら可笑しい罠。
>>505
なんでも鑑定団の増田孝氏がその手の本をいくつか出してたはず。
0509人間七七四年
2011/07/16(土) 23:04:33.20ID:KFYQtQR+時代によって同じ単語でも動詞や形容詞として使われたり使われなくなったり
意味が変わったりするから研究者でも意味を確定させられない場合も割とあるよ
現代語訳オンリーで原文読まない>>508には関係ないけど
0510人間七七四年
2011/07/16(土) 23:59:23.52ID:D5Q821nz0511人間七七四年
2011/07/17(日) 16:30:39.59ID:SaPFtbjt>現代語訳オンリーで原文読まない>>508には関係ないけど
スライド&自己紹介乙w
お前の薄汚い下品な面が猿のケツよろしく真っ赤になってるぞwww
0512人間七七四年
2011/07/17(日) 17:51:36.72ID:2QQR4+i00513人間七七四年
2011/07/28(木) 12:05:08.95ID:q/ZNsg7Eこれはなかなか良かった。
0514人間七七四年
2011/07/28(木) 21:10:39.18ID:FfkxM6eR秀次事件と連署血判起請文・掟書の章(問題提起だけでその解釈がない)は???だが。
堀新氏の新刊で織豊期王権論の本がある筈だけれど、どこの書店にもないなぁ
0515人間七七四年
2011/07/29(金) 02:07:40.59ID:JAwnOV3p高価な研究書だから店頭にはあまり置いていないのでは?
注文して買うべし
0516人間七七四年
2011/07/30(土) 17:27:01.27ID:C2TJ0ElH0517人間七七四年
2011/08/06(土) 19:35:48.70ID:hCUZ13C5特に氏綱辺り
0518人間七七四年
2011/08/06(土) 21:18:28.07ID:SXY53EsR0520人間七七四年
2011/08/24(水) 22:07:04.67ID:3LEPh/kC0521人間七七四年
2011/08/25(木) 14:42:35.59ID:prBPLEgH0523人間七七四年
2011/08/26(金) 05:51:03.28ID:JHSrruwK0524人間七七四年
2011/08/26(金) 19:09:12.91ID:nxZCfX940525人間七七四年
2011/08/27(土) 00:11:15.07ID:8u3Ml1uX0526人間七七四年
2011/08/27(土) 13:17:51.22ID:ZMGA5vn0これは期待出来るのか
0527人間七七四年
2011/08/27(土) 18:19:12.14ID:1ki89kUV> ほとんどの合戦に勝利し、天下統一をほぼ成し遂げることができた信長。
> 戦略や戦術とは別に、他の名将には無い「軍事的カリスマ性」の存在が、その勝敗を決めた鍵ではないかと仮定し、
> その真偽を「評伝」スタイルをとりつつ検証していく、最新の信長論。
このとおりの内容なら全く期待できない。一種の小説と言わざるを得ない。
0528人間七七四年
2011/08/27(土) 18:36:53.58ID:M1RyOch30529人間七七四年
2011/08/27(土) 19:27:21.19ID:iwl8xLBe0531人間七七四年
2011/08/28(日) 11:22:00.63ID:V0LsdYtg0532人間七七四年
2011/08/28(日) 11:41:25.03ID:b849g2Fj本の中にちゃんと負け戦のことも書いてあるのならばいいが
0533人間七七四年
2011/08/28(日) 11:52:42.65ID:ZHdetznJ検証の結果それを否定するなら大した本だが、そうはならずどうせ信長マンセー一辺倒なんだろう。
0534人間七七四年
2011/08/28(日) 16:10:32.86ID:gjIhsHki本能寺の変直後は関東諸将が自称関東管領様従属していたものの
その後、一変
雪崩を打って北条と決戦
そして敗戦
北条の北上・信濃諸将の離反・越後からの圧力に抗しきれず
伊勢へ逃亡
その後、大軍を擁して
0535人間七七四年
2011/08/29(月) 14:20:48.62ID:4Y0sqUZr何を期待するかだな
桐野本は想像力豊かな作家がまじめに史実を語るってのを楽しむものだと思ってる
研究本と思って読みはしない
0536人間七七四年
2011/08/30(火) 01:38:33.38ID:9raxdyMPじゅうぶん価値はあると思うが?
0537人間七七四年
2011/09/01(木) 15:09:28.42ID:emRfwtCotp://dangodazo.blog83.fc2.com/
0538人間七七四年
2011/09/02(金) 22:10:15.58ID:eM9MBU4J内容はこれまでと重複? それとも新しい情報もあり?
0539人間七七四年
2011/09/02(金) 22:13:32.93ID:/tsr3TT+過去の大河の秀忠をどれだけ見てるんだろうか
それとも先入観入るからあえて見ないようにしているんだろうか
まあどちらにしろ期待はしねぇが
0540人間七七四年
2011/09/04(日) 12:38:22.39ID:kShSz4FX文書の写真と口語訳も付いていて、三子教訓状や鬼武蔵の遺言状等が載ってます。
図書館で借りたのだが、なかなか面白かったので手元に置きたく、購入考えてます。
口語訳無しで古文書読めたら楽しいだろうな。。
0541人間七七四年
2011/09/04(日) 13:13:33.72ID:eR7hWYuJ0543人間七七四年
2011/09/05(月) 15:00:49.56ID:kWrddPKF読んだ人いたら感想聞かせて。
0544人間七七四年
2011/09/05(月) 15:20:23.28ID:EFUfNwxZ基礎的な情報として捉えるにはいい本だと思うが、解釈の面、特に織田信長の捉え方など
朝廷超越説みたいなのに偏り過ぎてて、正直そのへんは古臭いと思った。
0545人間七七四年
2011/09/05(月) 20:58:53.41ID:kvHzMKzO当時の武将の直筆というのがいいね
自分は当時の状況の補足説明を読んでから
現代訳⇒読み下し⇒原文と読み進めたが、武将たちが身近に感じられたよ
0546人間七七四年
2011/09/05(月) 21:16:25.79ID:XaMtUpvR直筆はもちろん嬉しいが、右筆でもいい その時代の筆使いがみたい
0547人間七七四年
2011/09/06(火) 19:56:10.73ID:UkKXqp9D信長期の文章書いたの誰やねん?
0548人間七七四年
2011/09/06(火) 21:15:39.27ID:LKFpRDpw0549人間七七四年
2011/09/07(水) 13:13:53.55ID:VpN/Rfp10550人間七七四年
2011/09/07(水) 14:39:58.83ID:J8aLuBdL天下人の時代 1
信長・秀吉・家康の時代から西南戦争まで、政治の動向を中心に新たな近世史像を提示する通史シリーズ。
本巻では近世の始まりに迫る。
出版年月日 2011/10/25
目次
近世の政治を描く―プロローグ/戦国乱世から天下一統へ(信長上洛と将軍義昭〈尾張平均/桶狭間の戦い
/美濃攻略/「天下布武」/信長・義昭の上洛/殿中御掟/五か条の条々/諸国への上洛要求/姉川の戦い
/石山本願寺蜂起す/比叡山焼き討ち/元亀二年の遠国〉以下細目略/信長政権の樹立/石山戦争の終結と領国の拡大)
/天下人秀吉(覇者は誰か―本能寺の変から小牧・長久手の戦い―/関白秀吉)/秀吉の「唐入り」(「唐入り」に向けて/「唐入り」放棄と秀次事件)
/徳川の天下(関ヶ原の戦いと将軍宣下/家康の大御所時代)/徳川の政権継承(秀忠「天下人」への道/秀忠と家光)/天下人の条件―エピローグ
内容説明
戦国乱世を平らげ、近世への扉を開いた織田信長・豊臣秀吉・徳川家康。彼ら「天下人」の激動の時代から
秀忠政権までを、政治の動きを中心に描き出す。桶狭間や関ヶ原、大坂の陣などの合戦や室町幕府の滅亡、
惣無事令の否定、朝鮮出兵、幕府の圧迫と天皇、徳川家の代替わりなど、発見された新事実を交え、
東アジア情勢も絡めつつ活写。近世の始まりに迫る。
http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b93943.html
しかし天下人の系譜なら、信長からより三好から描くべきだと思うなあ。信長の政権は多くの面で三好政権の
継承なんだし。
0551人間七七四年
2011/09/07(水) 19:49:05.62ID:5n/Xdbo3論集という形式のせいか章によって出来不出来の差が激しいな。
>>550
やっぱり未だに三好氏って中世と近世の過渡期に咲いた徒花みたいな扱いをされがちなのかな。
「天皇と天下人」でも殆ど言及はなかった気がする。
三好長慶と朝廷の関係って信長と朝廷の関係の萌芽という評価もあるし、いろいろ面白いことをしているんだけどなあ
0552人間七七四年
2011/09/07(水) 21:49:29.64ID:8HsYY9ybちなみに今図書館から借りて読んでいる本
http://amzn.to/pqCCfK
0554人間七七四年
2011/09/07(水) 23:19:06.84ID:MoJkhYgt0555人間七七四年
2011/09/07(水) 23:21:00.41ID:O3vXARPP三好についてよい史料本か考察本ないですか?
0556人間七七四年
2011/09/07(水) 23:30:55.07ID:nKAiqIYM何冊か読んだ中じゃ今谷なんとかが出してる本が一番良かった
0557人間七七四年
2011/09/07(水) 23:44:27.93ID:J8aLuBdLこれを読むといい
戦国期三好政権の研究
天野忠幸著
武家権力としての三好政権を初めて解明する
■本書の構成
序章 戦国期畿内権力研究の成果と課題
第一部 国人編成と地域支配
第一章 摂津における地域形成と細川京兆家
第二章 三好氏の摂津支配の展開
第三章 荒木村重の摂津支配と謀反
第四章 三好氏の権力基盤と阿波国人
第五章 三好氏の広域支配と和泉
補 論 三好一族の人名比定について
第二部 三好政権と畿内社会
第一章 大阪湾の港湾都市と三好政権
第二章 大阪平野の都市ネットワークと三好政権
第三章 畿内における三好政権の支配構造
第四章 三好政権と将軍・天皇
終章 結論と展望
中世を総括し、近世を導いた武家権力としての三好政権を初めて解明
大阪市立大学大学院文学研究科教授 仁木 宏
本書は、戦国時代に、京都・畿内から東瀬戸内海にいたる、日本の中枢部を支配した三好氏を、一大名ではなく「政権」として初めて真正面から論じたものである。
従来、三好氏は政治史や京都争奪戦の中でのみ論じられたり、室町幕府管領細川氏と一連の存在として評価されることが多かった。これに対して本書では、
地域社会の複雑な構造の中で、三好氏の歴史的位置を解明しようとしている。国人領主の統合、城郭の性格、宗教勢力と都市支配、裁判と村落共同体など、
多様な側面から支配の特色を明らかにする手法は、これまでの三好氏権力の研究にはみられなかった。
戦国時代の摂津や大阪湾地域では、律令制下の国郡制とは異なる領域が生まれていた。また宗教勢力が台頭し、村落や都市には強力な共同体が形成されるなど、
社会は顕著な変容を示す。本書は、三好氏が、こうした社会のあり方に積極的に対応する権力として登場したことを主張し、法華宗と密接に連携したり、共同体を
支配の基礎に置くなど、その先進的な性格を解明している。
本書を通じて、三好氏は、畿内の細川氏・畠山氏などだけでなく、全国各地の戦国大名と比較できる武家権力であることが明らかになった。さらに三好氏は、
室町幕府や細川氏を超克する支配方式を編み出し、織田・豊臣政権の原型として位置づけられる。三好「政権」として評価されるゆえんである。
本書の刊行によって、戦国時代のイメージが大きく塗りかえられるとともに、近世権力がどこから誕生してきたのかを究明する新たな研究視角が得られたといえるだろう。
本書の問題提起が今後いっそうの広がりを見せることを期待したい。
http://seibundo-pb.co.jp/index/ISBN978-4-7924-0698-1.html
0559人間七七四年
2011/09/08(木) 23:10:50.59ID:fmgiDOax0561人間七七四年
2011/09/09(金) 00:44:44.61ID:JZ4xQx2W謙信、元就、秀吉について学んでも
戦国時代板全否定だなw
0562人間七七四年
2011/09/09(金) 01:04:56.60ID:ACTjeI3A559みたいな本物のバカにはなりたくないわw
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