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戦国時代関連の良書

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0001名無しさん@お腹いっぱい。2006/07/20(木) 21:39:13ID:TlUyPaA8
新書、文庫、全集を問わず初心者におすすめの本、
また戦国時代に目覚めた衝撃の一冊を教えてくださいませ。

関連スレ
日本史の良書4
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/history/1142981018/
0341人間七七四年2009/12/14(月) 23:08:09ID:2BcS9+mW
>>340
戦国時代を大まかに、ならば小学館から出てる『戦国の活力』が取っ付き易いと思う。
一応章の中で、「戦国の生き方」というのがあり、そこでは直江兼続の訓戒や、開城するときの
作法なんかも少し触れられているので、当時の人の考え方をみる上で少しは参考になるかと。

個人個人ならば、吉川弘文館の人物叢書シリーズや、新人物往来社の「○○のすべて」「○○一族」シリーズが
あるけど、「○○のすべて」は、研究者の書いた章と作家の書いた小説同然の章など入り交じっているものもあり、
当然文章の内容の質も違ってくるのでそこは注意。
0342人間七七四年2009/12/14(月) 23:31:51ID:GJnPLueo
>>340 「信長公記を読む」「信長という『歴史』」がお勧め。
当時の人々がどういう理由で記録を残したか、そういう観点でね。
0343人間七七四年2009/12/15(火) 00:32:44ID:4lcobPal
>>340闘戦経
0344人間七七四年2009/12/17(木) 20:24:06ID:5hSalX/p
藤木久志の新刊
城と隠物の戦国誌 (朝日選書)

面白いのかな〜?
0345人間七七四年2009/12/18(金) 14:18:24ID:+KnLqQFE
日本中世の歴史7 天下統一から鎖国に」堀新著

正直いまいち。総花的と言うか概論的と言うか、とにかく一つ一つの著述の内容が
薄い感じ。このシリーズは基本的にマニアックな掘り下げが多かっただけに
最終巻でこれってのは残念。
信長が中華皇帝を志していたと言う著者の仮説も、正直説得力が無かった。
巻末の基本文献紹介のところで立花京子を馬鹿にしたところだけは面白かったがw
0346人間七七四年2009/12/19(土) 14:47:10ID:iLP3B3CY
>>344
今までの藤木の本の貼り直しだから、古いのを持っていたら買う必要はない。
03473402009/12/25(金) 03:50:41ID:YRwDig1K
>>341>>342>>343
ありがとうございます。
『戦国の活力』、 「信長公記を読む」「信長という『歴史』」
戦国の活力は広範囲での書物、信長関連は信長中心でそれぞれ面白そうですね。
闘戦経というのは初めて聞いたのですが、大江家秘伝の書ということで相当古い書物のようですね。
調べてみると日本海軍でも読まれていたとあり、かなり興味津々です。
闘戦経の歴史的な信憑性はどうなのかというところにも興味が湧きました。
0348人間七七四年2009/12/27(日) 10:40:16ID:/t9a8vtX
>>347
「信長公記を読む」は偽書の疑いのある武功夜話を
真書扱いしてるし、「信長という歴史」はトンデモ歴史小説の
「信長の棺」を持ち上げてるからどうかと思う。
それより信長関係の本を読むなら谷口克広氏の本がいいと思う。
0349人間七七四年2009/12/27(日) 16:20:26ID:V/713PjT
>>348
でもまあ、武功夜話の部分はともかく、信長公記の検討の部分や
太閤記の記述にクレームをつけた話の紹介などは、>>340の戦国武士の考え方を
知りたいという要望にも合うと思うが。
武功夜話の部分は眉にツバ付けるくらいに読めばいいんじゃないか?
0350人間七七四年2009/12/27(日) 16:39:25ID:+MQzUgek
>>348
谷口先生だって武功否定しているわけじゃないじゃん。
あの人の著書も部分によっては眉に唾付けることが必要だ。
0351人間七七四年2009/12/27(日) 18:07:26ID:V/713PjT
>>348
でもまあ、武功夜話の部分はともかく、信長公記の検討の部分や
太閤記の記述にクレームをつけた話の紹介などは、>>340の戦国武士の考え方を
知りたいという要望にも合うと思うが。
武功夜話の部分は眉にツバ付けるくらいに読めばいいんじゃないか?
0352人間七七四年2009/12/27(日) 18:08:13ID:V/713PjT
>>351すまん連投してしまった
0353人間七七四年2009/12/27(日) 23:18:40ID:TWd+0kLt
選書で「信長とは何か」は良かった気がする
0354人間七七四年2009/12/28(月) 06:00:54ID:eW7EPOl/
知らない人がいたら困るので、一応リンク

武功夜話は偽書?
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1169263287/
0355人間七七四年2009/12/29(火) 13:59:25ID:r8FZCo96
>>350
谷口は「検証本能寺の変」という本で、武功夜話に収められた数々の文書は
一目瞭然で偽文書とわかると書いてるから、近年は否定派に変わってるよう
だが。
>>353
「信長とは何か」は、前出の本で谷口が信長が天皇を超える地位を
望んだなどという短絡的結論を出す研究家がいると書いてて、
それがこの本のようだからあまり勧められない。
自分も短絡的だと思うし。
0356人間七七四年2009/12/29(火) 20:32:04ID:28VSmx2Y
山本博文氏が今年刊行した「天下人の一級史料」の中で、
石田三成らの奉行職に焦点を当てて豊臣政権論をまとめる予定のようなことを書いておられたが、
書籍となって出てくるのを一日千秋の思いで待っています。
0357人間七七四年2010/01/04(月) 11:27:06ID:VUDiCBM2
謹賀新年

今谷明著『戦国期の室町幕府』いい本だと思います。
前半は幕府の財政構造を義満の時代から書き起こし、
後半は信長入京前の幕府を中心とした細川・三好などの抗争を
説いている。
0358人間七七四年2010/01/20(水) 10:22:21ID:TW5+eqak
東北の情勢、もしくは各大名のに詳しいお勧めの本はないですか?
0359人間七七四年2010/02/12(金) 09:58:15ID:Hm58rnni
増田長盛や長束正家について詳しく載ってる本ってないですかね?
ピンで無ければ五奉行の本でもいいです。
0360人間七七四年2010/02/27(土) 14:26:05ID:hayLZJBy
>>358
奥羽戦国史の全体を扱ってるなら、『中世奥羽の世界』By大石直正 が一番詳しいかな。
伊達などの土地支配の構造にも踏み込んだ分析があるし。

ただ題名から分かる通り、鎌倉・室町さらに平安末期の奥州藤原氏の記述から始まって、戦国史部分は終りの1/4くらいか。
戦国史の背景を知るには、室町以前の知識は必要だけどね。
あと刊行年が1975年と古いのも難点かな。
0361人間七七四年2010/02/27(土) 14:27:23ID:hayLZJBy
間違えた。

× 刊行年が1975年
○ 刊行年が1978年
0362:人間七七四年:2010/03/24(水) 22:55:25ID:mCy2DCZs
1週間迷ったが、「戦国遺文・今川氏編」を注文しちゃった!
なんせいい値段するもんなぁ〜。
0363人間七七四年2010/03/31(水) 13:56:56ID:QvtOAcqa
>>362
五桁はきついにせよ、手元に置いときたいよね。
個人的には三好氏編がほしいけど、刊行はいつの日かw

児玉彰三郎氏『上杉景勝』が復刊したそうだな。
40年も前の本だし、一部情報が古いのはやむを得ないにしても、丁寧に
景勝の動向を追った良書なので、復刊はうれしい。
0364人間七七四年2010/04/01(木) 20:44:35ID:Db1bgydB
孫子
0365人間七七四年2010/04/02(金) 02:13:58ID:peB/HSiB
黒田基樹氏の「扇谷上杉氏と太田道灌」と「図説・太田道灌」
これってどの程度内容被ってますか?
0366人間七七四年2010/04/10(土) 06:24:41ID:7zDQTCRz
>>365さん
内容が被るというよりも、
前者は、専門的な解説・詳しい考察がなされています。
歴史上級者向けと感じました。
後者は、道灌を中心とした関東戦国史を氏が平易にうまくまとめています。
中級者向けでしょうか! 順番としてはこちらから読むべきか。
0367人間七七四年2010/04/11(日) 14:20:37ID:1npVE31a
長篠の戦いに関する物でオススメはありますでしょうか?
0368人間七七四年2010/04/11(日) 19:10:26ID:zrIeFslX
お勧めか否かは買ったばかりで読んでいないんでわからんが、
洋泉社の歴史新書から「長篠の戦い」が出たばかり
著者はこのスレでも有名な藤本正行氏だね
0369人間七七四年2010/05/04(火) 20:41:22ID:iwwnPk8h
三河 松平一族
隠蔽・歪曲された徳川将軍家の「出自神話」の封印を解いた名著復刊!
著者 平野 明夫 著
出版年月日 2010/05/08 ISBN 9784862485533 本体1,900円+税

新書版で復刊されますね。



0370人間七七四年2010/05/04(火) 20:48:32ID:iwwnPk8h
もう一つかつての名著が、昔古本屋で必死に探したが…
[新装版]戦国武田の城 城郭から見た武田三代史
主要50余城の「縄張り図」を掲載した幻の名著復刊!
著者 中田 正光 著 出版年月日 2010/05/08
ISBN 9784862485496 本体2,200円+税
第1章 甲斐は天険の城
第2章 諏訪への侵入
第3章 伊奈地方への侵入
第4章 信濃攻略
第5章 上杉謙信との対戦
第6章 西上野への侵略
第7章 上洛への道
第8章 滅亡への道
武田流築城の形態(城館址一覧)
武田氏三代年譜


0371人間七七四年2010/05/04(火) 21:25:04ID:MGYHvVnU
>>369
> 隠蔽・歪曲された徳川将軍家の「出自神話」の封印を解いた名著復刊!

こういう煽り文句がつくととたんに嘘くさくなって読む気が失せるな。
0372人間七七四年2010/05/04(火) 21:44:53ID:iwwnPk8h
>>371
確かにおっしゃる通り(笑)
初版を持っておりますが、中身は松平氏の家康以前に
ついてかなり詳しく書かれており、真面目な本です。
著者は千葉文書館の平野氏。
0373人間七七四年2010/06/05(土) 01:31:35ID:dadSnJfJ
戦国時代の建物について
城以外のあまり身分が高くない武士や
町人、農民など家の資料で分かりやすいものはないですか?
間取り図やこんな風になってたみたいなイラストなどがついてるといいんですけど…
0374人間七七四年2010/06/08(火) 20:36:07ID:928tjHOS
藤田達生著
証言 本能寺の変―史料で読む戦国史―
八木書店


↑これ読んだ人いる?どうだった?
買うか迷ってる
0375人間七七四年2010/06/09(水) 01:35:45ID:wyGzbFwN
本能寺本はもうお腹いっぱいな気分
0376人間七七四年2010/06/19(土) 21:59:50ID:HH34svUJ
まだ食い足りない人もいるんだろう
0377人間七七四年2010/08/14(土) 17:30:35ID:qT5lqYPw
桐野作人

0378人間七七四年2010/08/14(土) 19:38:39ID:gluRTAeQ
桐野利秋
0379人間七七四年2010/08/15(日) 12:16:15ID:OkF3XI10
>>374
「本能寺の変足利義昭黒幕説」が論破されたのに、
また本能寺本を出すとは懲りない人だ。
読む価値はなかろう。
山川のリブレットでも「織田信長」を出すそうだが、
ほかにもっと妥当な人がいるだろうに、谷口とか。
大学教授の肩書に惑わされてる人がまだ多いのか。
0380人間七七四年2010/08/15(日) 13:00:22ID:OkF3XI10
連レスだが、藤本正行の信長3部作の第3弾
「本能寺の変」(洋泉社歴史新書y)が今年中に
刊行されそうだ。
こっちを読んだほうがよっぽどいいと思う。
待てなければ藤本・鈴木眞哉著「信長は謀略で殺されたのか」
(洋泉社新書)を勧める。
0381人間七七四年2010/08/15(日) 16:05:19ID:eCwZ5sxh
鈴木眞哉ってだけで読む気せんわ
0382人間七七四年2010/08/18(水) 20:11:41ID:9IcNB8vu
じゃあこの本
谷口克広著「検証 本能寺の変」(吉川弘文館歴史文化ライブラリー)
江戸時代からの研究史の流れや、信頼できる史料、そうでない史料の区別など
わかりやすく整理されている。
0383人間七七四年2010/09/11(土) 13:06:37ID:w19y1HhK
三池純
0384人間七七四年2010/09/13(月) 18:45:03ID:wK/Eo0qL
北条早雲とその一族ってどうですか?
0385人間七七四年2010/09/13(月) 18:50:29ID:Hhec5jir
>>384
基礎的な本なので、これから北條のことを調べたいという人には必須なんじゃなかろうか。
ただ駿河入り以前のことは殆ど触れていないので、そのあたりも詳しく書いた「北条早雲と家臣団」との
併読をおすすめする。
0386人間七七四年2010/09/13(月) 22:08:08ID:wK/Eo0qL
>>385
ありがとうございます
毛利一族について詳しく調べられる本でお勧めはありますか?
毛利元綱、末次元康や天野元政などにも詳しく書かれている本がいいのですが
0387人間七七四年2010/09/14(火) 21:00:27ID:6pDbVI4a
安芸毛利一族
河合正治著
毛利元就のすべて
河合正治編
かな
0388人間七七四年2010/09/15(水) 03:11:58ID:kju8E/+7
織田信長公三十六功臣はどうですか?
0389人間七七四年2010/09/24(金) 16:17:56ID:QJ7Ul5sN
柴田勝家の行跡をたどれる本ってなんですか?
0390人間七七四年2010/09/24(金) 17:22:30ID:HDVFqHoe
絶版だけど

『柴田勝家:北庄に掛けた夢とプライド』(福井市立郷土歴史博物館 2006)
0391人間七七四年2010/09/25(土) 20:23:35ID:IhL5G/cW
>>387
これは毛利氏の概要を理解できますか?
0392人間七七四年2010/09/30(木) 23:52:42ID:a6N2GbCY
津田三郎 「北政所 秀吉歿後の波乱の半生」
そういや、高台院の大坂城落城後の事ってあんま知られてないよね
知らないことばかりで読み応えがあって面白かった
0393人間七七四年2010/09/30(木) 23:56:06ID:a6N2GbCY
↑あ、中公新書っす
0394人間七七四年2010/11/03(水) 18:26:09ID:dML9q0qT
河合正治の本は詳しく解りますか?
0395人間七七四年2011/01/03(月) 14:18:56ID:/D9GMlrH
http://test-gakugei.k-digix.co.jp/detail.php?p_cd=201009000219
0396人間七七四年2011/01/04(火) 13:47:22ID:PMGkrj+C
最近、今川家について知りたくなったんですが、桶狭間以降の今川家について、氏真を肯定的に評価している本はないですか?
できれば、素人向けにお願いします。
0397人間七七四年2011/01/04(火) 15:01:34ID:HH9FykLF
研究本では聞いたことないね。
というか、あったら自分もほしいw
0398人間七七四年2011/01/16(日) 11:46:18ID:58O0Ces9
山田邦明先生のJr.版日本の歴史はどうなんでしょ
先生の本に飢えているのでいい歳して購入しようと思っているのですが…
0399人間七七四年2011/01/24(月) 05:37:41ID:u185uTyi
最近の吉川弘文はハズレばかりだけど、何かあった?
前は良書が多かったイメージあるのに
0400人間七七四年2011/01/24(月) 23:46:11ID:C6SYRun9
>>399
具体的には?
0401人間七七四年2011/01/25(火) 01:30:45ID:GUyzohAF
江戸の人と身分、東アジアの兵器革命
2冊連続で糞本だった、どっちも大学生の卒論レベル
0402人間七七四年2011/01/29(土) 11:11:12ID:rq8Z4UHq
著者で選べよ無能
0403人間七七四年2011/02/06(日) 13:15:49ID:fTZA2XAQ
>>399
織田信長家臣人名事典第2版
初版持ってなかったので、刊行が嬉しかった。
内容も「これが1人で書けるのか?」と驚いたし。
0404人間七七四年2011/02/24(木) 10:03:59.14ID:G92+crt/
戦国の本ならここで探せる

http://senyomu.web.fc2.com
0405人間七七四年2011/03/19(土) 23:53:26.35ID:A1am/NKv
先月?出た洋泉社の新書が良かったよ
0406人間七七四年2011/03/20(日) 02:10:19.37ID:rrbd8840
>>405
伊東潤・乃至政彦共著の景虎のやつか?確かにあれは良かったな。景虎つながりだと、宮帯から同時期に出た今福匡『上杉景虎』も
面白かった。どちらも詳細かつ大胆にに上杉氏・御館の乱を検討している。
あと、平山優『天正壬午の乱』や『穴山武田氏』、笹本正治『武田勝頼』など東国戦国史関連の本が今熱いな。
0407人間七七四年2011/03/20(日) 16:20:45.86ID:MtqgO7HQ
Test
0408人間七七四年2011/04/01(金) 14:15:52.17ID:NqGTDx/y
>>405-406
関東戦国史と御館の乱
http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/078f4162.0400bdaf.078f4163.d5699732/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f6986232%2f%3fscid%3daf_ich_link_mail&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fbook%2fi%2f14374822%2f
0409人間七七四年2011/04/12(火) 06:45:44.75ID:IxtCJE9+
学者が書いた関ヶ原の新刊が出てたけど、読んだ人いる?
0410人間七七四年2011/04/12(火) 10:06:32.92ID:LaKUvIAJ
書名や著者名くらい書け
0411人間七七四年2011/04/12(火) 11:00:28.21ID:BCjNIlDw
出版社は?
0412人間七七四年2011/04/12(火) 20:14:42.84ID:KtlcDRLg
白峰旬氏の新「関ヶ原合戦」論(新人物往来社)のことかな。
俺もまだ未読なので、読んだ人がいたら感想を聞きたい
0413人間七七四年2011/04/12(火) 21:11:45.89ID:CRegWRjD
>>408
その本、御館の乱やそこに至るまでの経緯は分かりやすくて良かったけど
景虎について小説的というかドリーム入りすぎでちょっとイタかったな。
景虎が勝っていれば武田北条上杉どころか葦名伊達も含めた東国連合結成の可能性大!とか
景虎たちは私利私欲ではなく景勝の独裁政権を阻止するために立ち上がったのだ!とか

景勝寄りの今福氏の「上杉景虎」と併せて読んで丁度バランス取れる感じ。
0414人間七七四年2011/04/12(火) 21:50:27.22ID:KtlcDRLg
>>413
まあ、御館の乱について平易でなおかつ深く扱っている本が2冊も出たってのは大きいよな
(天地人から2年はたつんだがw)
0415人間七七四年2011/04/14(木) 22:36:01.72ID:qbRJm2k1
「戦国武器・甲冑事典」ってのが図書館にあったから読んでみた。
刀や槍、甲冑、兜、旗など戦闘で必要なものを図入りで詳しく紹介している。
農民の武器は鍬とか身近なものが紹介されてた。そりゃそうだよな。
http://www.fhaj.jp/archives/799
0416人間七七四年2011/05/06(金) 22:21:12.50ID:YB8U3b7t
>>412 僕ら歴史通にとってみれば、著者が力むほど新説というわけではない。
(しかし一般には衝撃かも)
ただ、現代の歴史学の到達点を適度な分量でうまくまとめてあるので、
書籍コレクションに加えておくべき1冊ではある。

「宣教師が見た信長の戦国」「武田・上杉・真田三代の戦い」「武田信玄と毛利元就」
あたりはどうですか? 読むべきですか?
0417人間七七四年2011/05/12(木) 19:06:53.71ID:y/rwrf4x
上記の新関ヶ原論を読んだ。
量が少なかった。
0418人間七七四年2011/05/12(木) 20:45:14.57ID:mooKRY9S
最近流行ってるよね、量が少なくて高い書籍
0419人間七七四年2011/05/12(木) 22:58:48.07ID:wD/ninQJ
>>418
歴史ものの本(小説じゃないよ)で1400円はかなり安価なほうだぞ。
山川の日本史リブレットの値段とボリュームを考えるとまあ、あれくらいが妥当な分量じゃないか?
0420人間七七四年2011/05/13(金) 05:58:05.36ID:ClpHu7Go
山川のリブレットや各社が出してる新書は、ちょっと少ないかな?とも思いつつ納得の内容と価格だけど
突っ込んだ内容の本は、最近薄い上に高くなって誰得
0421人間七七四年2011/05/13(金) 08:30:42.31ID:R07/ha/S

白峰旬『新「関ヶ原合戦」論―定説を覆す史上最大の戦いの真実―』(新人物往来社、2011年3月22日発行)

0422人間七七四年2011/05/13(金) 22:04:09.11ID:u7RlWCW/
戦国時代の歴史を体系的に学べる基本書みたいな乗ってどんなのがあるでっしゃろか?
0423人間七七四年2011/05/13(金) 22:24:59.41ID:ClpHu7Go
日本人は無能だからそんなもん創れない
0424人間七七四年2011/05/13(金) 22:29:49.67ID:V6VEQzNH
まずは、「歴史とは何か?」「歴史と歴史学は違うのか?」というところを認識しないと、「歴史を体系的に理解する」なんて事は不可能です。
歴史というのは、あやふやなモノで、どの面から見るかで色々変わります。
そのことについて、以下に簡単に説明してみます。

歴史学というのは、基本的に誰かが書き残した文章記録から、「過去にあった出来事」を明らかにしようという学問なんです。
しかし、この「誰かが書き残した」というのがくせ者で、「誰かが書き残した=真実そのもの」とは限らないからです。
さらに、この「誰かが書き残した文章から、過去に○○という出来事があった」と解釈する人が居ます(これが主に歴史学者です)

これを分かりやすく言うと
1・誰かが書いたのだから、その時点で書いた人の主観が入る。(一次史料)
2・そして、その情報を読んだ人(研究者)の主観が入る。(二次史料)
3・最後に、その研究者の論文を読んだ人の主観が入る。(私)

「真実(出来事)→一次史料→二次史料→私」、という風に情報が加工されていくことになるんです。
言い換えると、この順番でそれを書いた人・読んだ人の「主観」が入る。
私は真実を知りたい、と望みます。
そうすると、「私→二次史料→一次史料→真実」、と遡ることになる。
もちろん、「私→一次史料→真実」、とする事も出来ます。
しかし、「私→真実」、という風には出来ないんです。(それをするには、現在進行形=今、まさに起こってることしか無理)
となると、どこまで一次史料や二次史料が真実を語っているかを見極める必要が出てくる。
その為には、第二、第三の一次史料・二次史料を参考に、それらの相違や正誤を精査していく事で、情報を真実に近づけていきます。
この過程で、考古学・古文書学・社会学・金石文学・民俗学etc,,,と歴史補助学と言われる学問の助けも借りて行われます。
こうして、出来るだけ「客観的」になるように努力がなされるのです。
はたして、これ(客観化すること)は可能なのか?という問いが何度も発せられ論争されています。
これは主に「歴史哲学」と言われる分野なのですが、悲しいかな日本ではあまりはやりません。
しかし、「歴史を見る目」を養うためには重要な学問であり、個人的にはまず「歴史の授業」をやる前に「歴史哲学の授業(あるいは歴史学の歴史)」をやるべきだと思っています。

ともあれ、歴史というのは「人間の主観」が入る余地が大きく、それ故に(「歴史教科書問題」に代表されるような)問題が多々起きる事になります。
「人間の主観が入る余地が大きい」というのは、同じ真実を語る場合でも、その人の「社会的・思想的・政治的な価値観」が(意識的であれ、無意識的であれ)入り、その結果余「歪曲・無視・捏造・偽造・誤謬etc,,,」が行われます。
なので、「社会的・思想的・政治的な価値観」に相違があるばあいに論争が起きることになります。
また、政治家や思想家、漫画家、作家、ジャーナリストなど、社会的影響力が大きいにも拘わらず、歴史学の訓練を受けたことのない人が発言した場合、それは「歴史の問題」ではなく「政治や思想の問題」にすり替わることが多いとも言えます。

この現状を現したのが、クロォチェの「すべての真の歴史とは、現在の歴史である」という言葉であるといえます。
また、M・ウェバーとグスタフ・フォン・シュモラーを中心に「価値判断論争」というのが争われたこともあります。
つまり、歴史学と「主観・客観」の問題は切っても切り離せない関係にあり、未だ答えを見ていません。

しかし、日本では「歴史は客観でなければならない!客観!!」と叫ばれるのに、この問題にはそっぽを向いていると言えます。
と、ながながと書きましたが、重要な観点であるのに見落とされている事なので、心の片隅にでもとどめておいてもらえると幸いです。
0425人間七七四年2011/05/14(土) 03:51:21.21ID:OsQhYJK/
国史大辞典と角川日本地名大辞典は必携と恩師である平野教授から大学時代に忠告された。
0426人間七七四年2011/05/15(日) 21:29:30.66ID:I9eYiWsz
>>425
簡単に、と言いつつ話が長くなる人のお手本みたいなレスだ
0427人間七七四年2011/05/16(月) 21:27:47.88ID:iPKaL1BH
吉川弘文館の「天皇の歴史」シリーズで来週に出る「天皇と天下人」
皆さん購読されますか?
0428人間七七四年2011/05/17(火) 01:38:00.59ID:AL0myizB
今月の歴読と歴群は本能寺特集やね。
0429人間七七四年2011/05/18(水) 14:45:21.61ID:vTf2TlhR
新撰組血風録
0430人間七七四年2011/05/21(土) 16:58:25.92ID:q6RTCli4
>>427
いい本に注目されましたね!講談社では!?
『天皇と天下人』は、
戦国時代の天皇・朝廷に関する現在の学説の最高水準レヴェルの概説書です。
是非、購読をお勧めします。
0431人間七七四年2011/05/24(火) 22:36:07.92ID:jmQM5nZN
柏書房から、堀新・山本博文氏らの研究会で書いた「秀吉の真実」(だったかな?)が出ていますな。
一昨年の「天下人の一級史料」の続編+発展版で、豊臣政権論として良書だろう。
これを購読しない歴史ファンは居るまい。
0432人間七七四年2011/05/24(火) 22:48:02.38ID:rPQqwAsN
ttp://www.kashiwashobo.co.jp/cgi-bin/bookisbn.cgi?isbn=978-4-7601-3994-1
これか
金欠なんで図書館に要望出すかな
0433人間七七四年2011/05/25(水) 11:39:07.03ID:T4zBUTx8
いまどき「徳川史観」を持ち出してくるような本はそれだけで信用できん。
0434人間七七四年2011/05/25(水) 14:24:35.36ID:z05ehd0F
なら読まなくていいんじゃない?
副題なんてほとんど出版社の意向でしょ。
0435人間七七四年2011/05/25(水) 22:10:30.64ID:+4ADVYOm
「新『関ヶ原』合戦論」「消された秀吉の真実」の内容をしっかり習得し、
徳川史観を吹っ飛ばそう。
そして明治維新革命論については、やはり薩長史観で原点に立ち返ろう!
江戸幕府なんて、最初からいらなかったんや!!
0436人間七七四年2011/05/26(木) 12:56:36.60ID:z9UDMEEM
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2807351&x=B

>>430
今谷のなんか今じゃあ古過ぎる。
0437人間七七四年2011/05/27(金) 22:39:46.03ID:HMdE7Wsl
>>436 今谷のじゃないよ。
関連で言うと、今谷論との対抗軸という意味で、堀新の「織豊期王権論」(題名正確ではないかな)もお薦め。
2011プロ野球はもうお終いだし、極悪馬場ダービーに力は入らない現況、
歴史本の購読で充実した時間にしたいね。

私は今夜「消された秀吉の真実」を買って来た。明日から読むつもり。
0438人間七七四年2011/05/27(金) 23:51:08.87ID:vyeRMCzO
「日本のまつろわぬ民(新人物往来社刊)」
豊臣秀吉に関する、興味深い話が記されてある。
秀吉と小野氏、日光の関係など非常に面白かった。
秀吉は小野猿丸の一人であり、日光は秀吉を封じ込めた呪詛の地だとか。
0439人間七七四年2011/05/29(日) 02:30:33.56ID:pvIr+9kK
ここでいいのかな…?

菊亭(今出川)晴季について書かれてる書籍ってありますか?
最近ちょっと興味をもって調べてみたいのですが、関連書籍が全く見つからないもので…。

スレ違いだったら済みません。
0440人間七七四年2011/05/29(日) 11:08:39.26ID:k4MVpi4Q
>>439
そんなあなたに「公家事典」
http://www.yoshikawa-k.co.jp/news/n803.html
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