>>158 
確かに兼続の存在・業績を丹念に追ったところは、読み手に新しい知識を植えつけてくれる。
ただ、何故若き兼続が奏者として登用されたのかが書かれていないし、
秀吉への臣従、関ヶ原前後の家康への挑戦、このあたりの上杉家の戦略に全く触れていない。
その割に分量が多いのは、細かい事項を連ね過ぎの証拠。

内容は詳しくチェックしていないが、分量という意味では矢田俊夫氏の「直江兼続」(高志書院)
が適当だろう。

「信長470日の闘い」「信長公記を読む」あたり、読んだ人の感想(お勧め度)を伺いたいですが…