戦国時代関連の良書

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/07/20(木) 21:39:13

新書、文庫、全集を問わず初心者におすすめの本、
また戦国時代に目覚めた衝撃の一冊を教えてくださいませ。

関連スレ
日本史の良書４
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/history/1142981018/

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/07/20(木) 21:42:51

『戦国武将ものしり事典』は初心者にお勧め。

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/07/20(木) 23:38:27

藤本正行氏の著作。
違った視点から戦国史を見れる。

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/07/21(金) 04:20:03

『逆説の日本史〈10〉戦国覇王編』

どうよ？

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/07/21(金) 06:09:54

井沢の本はフィクション

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/07/21(金) 07:59:36

井沢は作家だからな

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/07/21(金) 11:25:43

入門書としてなら光栄武将ファイルもそこそこ良書かもしれない

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/07/21(金) 14:54:01

初心者向けか～
何人かの人物について知りたいなら、
吉川弘文館の「人物業書」シリーズが良いかな？
それぞれの人物を研究してる人が文章書いてるし、
多少は著者の史観は混ざるものの、ほぼ客観的な目線から“史実”・“確定していない説”・“伝説”を分けて書いてる。
ただ、人物も限られてるので欲しい人物があるかどうかという問題もある。

肩が凝らない読み物として考えるなら「別冊歴史読本」や「○○のすべて」も初心者向けかな？
ただ、考証がしっかりされていない事も結構書いてあるし、小説等で書かれた説も史実のように書かれてたりするので、全てを信じちゃいけないよ。

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/07/21(金) 20:14:24

ウィキペディア

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/07/22(土) 06:50:25

井沢がまた戦国本を出すらしいぞ
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_search.php?pcd=200605000178

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/07/23(日) 14:22:07

戦国のコミニュケーション　吉川弘文、かなり面白かったんでお勧め。
良書かどうかはまた別だけど、興味そそられる内容（遣り取りに関係する書状の羅列と
状況の解説だけなんだけども、これが面白い）だった。

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/07/25(火) 14:12:26

とりあえず信長公記の訳本は読んでおきたい。

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/07/25(火) 15:38:03

初心者でも何でも「大日本古文書　家わけ」を読め！
漢文・古文の知識と、筆文字の各種書体を読める事が必須だけどな。
俺は・・必要かつ体力・気力がある時にしか見ないけど・・

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/07/25(火) 16:32:49

>>11
そんな本ほんとにあるの？
ちっともヒットしないんだが

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/07/25(火) 17:01:22

戦国のコミュニケーションの間違いじゃないの？
コミュニケーションとコミニュケーション間違える人多いよ。
吉川弘文著じゃなく、出版社が吉川弘文館な。

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/07/25(火) 23:02:34

堺屋太一は、意外とお薦めかな。
歴史学者とは違った視点、経済学的、組織など
に注目して歴史を語っている。

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/07/25(火) 23:59:47

人物業書とか

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/07/28(金) 01:09:53

堺屋太一はホリエモンを松永久秀に例えていた

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/07/28(金) 01:14:37

秀長厨御用達堺屋太一

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/07/28(金) 01:38:05

松永久秀に失礼だ

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/07/28(金) 17:37:41

秀長厨って初めて聞いた、でも秀長を選んでる
段階で厨房でないような気がするが。

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/07/28(金) 22:53:09

こないだ受けた面接で趣味の話から「好きな武将は？」って聞かれて
秀長ですって言ったら渋い顔された

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/07/29(土) 13:54:43

>>13
あんなもん手軽に読めるかよｗ

一般向けの本に飽きた人は、自治体史（県史、市史など）を読むことがお勧め。
もしくは文庫化されている、網野善彦や今谷明、藤木久志各氏のが読みやすい。

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/07/30(日) 02:16:19

秀長厨も多いよな

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/08/03(木) 16:15:48

秀長厨ってのはとりあえず通ぶってるだけの奴が多い

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/08/10(木) 13:53:53

秀長は目立たないけど超名将。
と信仰しているな。

ほかにもいっぱいいるだろこの類

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/08/13(日) 17:03:12

堺屋太一「組織の盛衰」であった信長軍団の方面軍制って
どっかからの引用なのかな

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/09/17(日) 13:35:06

『戦国・覇者の戦略』（全５巻）小学館

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/09/22(金) 18:39:37

浮上

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/09/22(金) 21:48:31

「歴史群像」シリーズ、その他から入って広げていく人は多い気がするな。作家の見方が多く含まれて
いる点は注意した方が良いけど、導入本として割り切れば、とっつき易くて良いかもしれない。
ある程度はまりそれ以降は「日本の時代史」シリーズ第12巻『戦国の地域国家』（吉川弘文館）等を
起点にすれば結構深め易いんじゃないか

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/11/09(木) 13:20:56

横山光輝　織田信長全4巻　セットあり

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/11/09(木) 14:23:13

井沢と堺屋など読む価値なし。そんな本から得た知識をこの板に書き込んでみ？
間違いなく叩かれるから

2006/11/25(土) 04:50:24

奈良本氏の本は初心者にも分かりやすくて好きだった。
もうこの世にはいないけど・・・・。

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/11/25(土) 04:51:05

なんだこれ

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/11/25(土) 06:52:00

小和田哲男著書

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/11/25(土) 07:38:58

戦国時代に限らないかもしれないのですが
小説を読んでいて、ござりますれば～などの当時の言い回しに
馴染みがないので分かりにくく、意味を知りたいのですが
どこか解説されている書籍やサイトはありませんでしょうか。

スレ違いでしたら誘導してくださるとありがたいです。

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/11/25(土) 10:50:45

ここは良スレ

**名無しさん＠お腹いっぱい。** · 2006/11/27(月) 01:56:57

候　早漏　早漏・・・

**名無し議論スレにて投票方法審議中** · 2007/02/06(火) 18:03:07

鈴木眞哉･藤本正行『信長は謀略で殺されたのか―本能寺の変・謀略説を嗤う』(洋泉社､２００６年）

彼らの著書は色々と賛否あるようだが、この本能寺分析はかなり良いと思う。
三流歴史家の妄想論を徹底的に論破して痛快。
やれ家康が黒幕だ、秀吉が黒幕だ、に飽き飽きしてたから。

**中野区民憲章** ◆ORWyV99u2Y · 2007/02/06(火) 18:17:45

鈴木らで読めるのは武功と本能寺くらいだろうか。
在野同士の論争って中身が一般受けする内容だから面白いけど
堀新のように素人相手に２ちゃんばりの煽りやらかすようなのみてると
気分が悪くなる
花押の一致から発給者を確定させたり新史料を確定させたりと
研究者がそれこそ自分の殻に閉じこもって膨大な時間と労力を注ぎ込んで
オナニーやってるようなのが俺様はどっちかっていうと好きだな。
そっちのがよほど建設的な気がする

**名無し議論スレにて投票方法審議中** · 2007/02/07(水) 14:40:56

童門って聞くとトンデモ感が強い気がしてきてならないのですが

**名無し議論スレにて投票方法審議中** · 2007/02/07(水) 14:43:58

次々と通説を打ち砕く鈴木真哉・藤本正行について 2
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1169131109/l50

**人間七七四年** · 2007/03/04(日) 01:31:56

井沢は面白いけど、逆説はフィクションだからスレ違い(お勧め小説とかｗ)。

信長公記の訳本って、どの出版社のがいい？高いから迷う。。

**人間七七四年** · 2007/04/02(月) 00:12:40

鈴木眞哉『謎とき日本合戦史』（講談社現代新書）
『天下人史観を疑う』（洋泉社新書）などはよかった。
批判精神は評価すべきだろう。ただし、内容的には
賛否両論あるだろうが。

**人間七七四年** · 2007/04/05(木) 00:20:15

>>44
信長は運をモノにする才能があるのに対し、
家康は運だけの男とこき下ろすあれね＜天下人史観を疑う

鈴木のあの論法（「全ては運であった」）でいったら、
戦国時代の成功した大名は皆運がよかっただけという結論になるはずだが、
そのくせ信玄を、
「戦国時代の竜虎のような強い偉い存在」
とか平気で書いていたりする

大体鈴木の批判する通説がかなり古いものなんだから、
あんな批判精神評価するべきでもなんでもない
時代遅れのジジイが勘違いしてわめき散らしてるだけ
しかも「○○さんはこう言ってる」と他人の研究に便乗しただけのな

鈴木なんか読む暇あったらもっといい本を読みなさい

**人間七七四年** · 2007/04/07(土) 23:56:57

>>45
そこまで言ってやらなくても…

**人間七七四年** · 2007/04/08(日) 00:25:19

では、良書とはいかに！

**人間七七四年** · 2007/04/08(日) 20:06:21

古本でしか手に入らないようだが谷口克広著
「目からウロコの戦国時代」。
信康を信長が殺させたという通説もどきの話を
きちんと史料を挙げて反証したのはこの本が最初では。
また信長の家老、林秀貞が何故通勝と間違った名前で
呼ばれるようになったかも初めて知った。

**九條殿＠前関白** ◆1Ixlm5F0XU · 2007/04/08(日) 20:43:55

谷口（克）は在野の史家で教師のかたわら学校が休みの土日を利用して
遠方に出向いたり調査したりシコシコと長年に渡って研究を続け
その涙ぐましい努力と血のにじむようなオナニーがついに認められたという経歴の人物
もうすでに入手困難となってしまったが「織田信長家臣辞典」は織豊期の人物辞典としては
至宝の一冊
俺様が選ぶ「努力だけは認める戦国期研究家ランキング」の第二位

**人間七七四年** · 2007/04/08(日) 21:13:13

谷口氏は今現在では織田信長研究の第一人者と言って
いいだろうな。
織田信行、林通勝、森蘭丸などの人名の誤りを正しただけ
でなく新たな視点も多い。
フロイスの報告にある、信長が神になろうとしたことへの
疑問は個人的にはどうかなと思うが。

**人間七七四年** · 2007/04/09(月) 02:30:59

>>49
第一位は誰？
あと鈴木眞哉と谷口だとどっちが評価上？

**人間七七四年** · 2007/04/09(月) 22:44:58

>>39
史料的根拠がほとんどなく作家流のフィクションと言うべき
秀吉や家康黒幕説より、ＮＨＫなどが応援団を買って出た
朝廷説や足利将軍黒幕説を分析し、それらがほとんど
成り立たないことを論証したところにこの本の価値があると
思う。

**人間七七四年** · 2007/04/09(月) 23:48:15

谷口克広ってどうなの？

**中野区民憲章** ◆ORWyV99u2Y · 2007/04/10(火) 17:18:06

>>50
谷口（克）は戦国史研究家というよりコレクターだな。無味な奥野高廣という感じ
だから人物名の確定といった史料一点一点をあたるパズルを作るような作業には向いてるが
史料そのものを使って理論を進めるような、いわば学者センセに求められる
アカデミックな思考展開の部分が乏しい。かといって極論に走るようなこともなく
逆に妄想を爆発させるわけでもなく基本的な史料読解や当時の社会通念のいわゆる
常識的な部分は持ち合わせているから安心して読めると言えばそうだが
それ以上でもそれ以下でもない感がする。ただ俺様にとっては淡々としすぎて物足りないな
公務員的歴史家という表現がふさわしい気がする。
だからといって国内に散点する膨大な史料ひとつひとつを蒐集し
つぶさにつなぎあわせ比較検証しという谷口（克）オナニーが霞むわけではない
この業績は諸手をあげて称賛したいね。この辺が「努力だけは認める」由縁だ

>>51
京子ちゃん。逆に花ヶ崎や柴辻といった過去の焼き直しで飯食ってるような奴らは
そこだけは見習えといいたい

**人間七七四年** · 2007/04/11(水) 00:58:44

>>54
京子ﾀｿ好きだなあｗ
けどその京子ﾀｿを「後ろ向きの予言者」と叩く鈴木とかはどうなるの？

**中野区民憲章** ◆ORWyV99u2Y · 2007/04/11(水) 13:56:34

>>55
おまえは二言目には鈴木～鈴木～だなｗｗｗｗｗｗｗ
そんなに鈴木と比較したいんならちょうど谷口（克）が本能寺本を出すから
自分で読んで比較してみるといい

「検証本能寺の変」谷口克広著　吉川弘文館 2007.4
http://www.maruzen.co.jp/shop/item_detail.html?item_cd=MJ07024490&category_cd=30

**人間七七四年** · 2007/04/11(水) 15:14:45

いやあんたの鈴木への評価をききたいだけw

**中野区民憲章** ◆ORWyV99u2Y · 2007/04/13(金) 12:50:14

鈴木のはたくさん読んだわけじゃないからあれだが、一般レベルなら
本能寺と武功はそれなりじゃなかろうか
ただどっちの本も戦うステージを完全に間違っている。俗説や作家レベルの連中などという
突っ込みどころ満載の節穴だらけの説を相手にしてる時点で
戦う前から鈴木らの勝ちは目に見えてるわけだ。高校野球相手にプロが全力投球しても始まらんだろ
本人らはどう思ってるかしらんがそれにスポーツ紙の一面で取り上げるような
賛美を加える信者連がうざい。そんなのよりも
軍忠状のデータなどから合戦の志向を取り上げたやつなんかは
極論気味であろうが大いに評価できると思う。
要は、専門家なら専門家らしく同じ専門家を相手にして勝負ろといいたいね
PHP文庫や新人物往来社あたりのランクでもし本人どもが悦に入ってるなら
愚の骨頂

**人間七七四年** · 2007/04/13(金) 16:43:40

>>58
専門家レベルじゃ本能寺の議論とか武功の話題ってどうなってるんだ？
そのレベルであんたの大好きな堀新は大活躍？

**人間七七四年** · 2007/04/13(金) 21:24:41

作家でなく黒幕説を唱えてる者だっているからな。
足利義昭黒幕説の藤田だってそう。
作家を論破して悦に入ってる（？）というのは当たらない。

**中野区民憲章** ◆ORWyV99u2Y · 2007/04/13(金) 21:53:32

いやだからおまえ専門家レベルがとらえてる本能寺と武功の状況なら
藤本・鈴木の本に流れや概略が書いてあるだろ
その中で藤田や小和田といった専門家が槍玉にあがってるよ。
っか俺様の書き方が悪かった
専門家でも風説や作家レベルのような論を出す奴がいるが
わざわざそんなのを取り上げてわざわざそんなステージに下りていって
一般受けするような糾弾を吐く労力があるくらいなら
軍忠状みたいに自分のフィールドでコツコツと独自の研究をしてできあがった成果を学会に投じ
引っ掻き回すとかやったらよほど戦国史全体のためにはいいのにさ
と俺様は思うわけよ

**人間七七四年** · 2007/04/13(金) 22:26:49

>>61
それはそのとおりだよね
戦国の研究家見てて思うけど、
何で自分の専門分野のみで勝負しようとせず、
戦国時代全体の専門家になろうとするのか、そこがわからない
小和田とかその典型だよね
あの人はもともと今川研究が専門なんだから

研究を行う知識としては確かに必要なものだけど、
しかし専門分野を戦国すべてに広げて行うってのは、
幅があまりにも広すぎて土台無理がある

**人間七七四年** · 2007/04/14(土) 20:12:07

>>56
リンク先見たら５月発売じゃないか。
情報は正確に。

**九條殿＠前関白** ◆1Ixlm5F0XU · 2007/04/14(土) 20:18:43

吉川のホームページにゃ4月発売とあるんだよ
本屋の情報とどっちが信頼できると思うのだ貴様はｗｗｗｗｗｗｗ

**人間七七四年** · 2007/04/15(日) 11:39:50

戦国時代関連の本を買おうと思ってるんだけど、オススメの本ありませんか？
「桶狭間の戦い」や「関ヶ原の戦い」などの多くの合戦について細かく書かれている本を教えて下さい

**九條殿＠前関白** ◆1Ixlm5F0XU · 2007/04/15(日) 11:45:48

戦国合戦大辞典。往来社が出してるし東海のやつは武功準拠で小和田が書いてる
という致命的な部分を除けばまあ読める

**人間七七四年** · 2007/04/15(日) 12:29:03

>>66
ありがとうございます

**中野区民憲章** ◆ORWyV99u2Y · 2007/04/15(日) 14:54:00

>>67
ところでおまえ別スレでも同じ質問をマルチポストしやがったな
次見つけたらレスしないからそのつもりで

**人間七七四年** · 2007/04/20(金) 23:09:39

>>68
徳川家康のことを知る上でのお勧めの書ってある？
今の家康研究の第一人者って誰になるの？

**中野区民憲章** ◆ORWyV99u2Y · 2007/04/21(土) 19:26:06

ここはいつから質問スレになったのだｗｗｗｗｗ
後鑑全部読んどけ

**人間七七四年** · 2007/04/21(土) 23:27:16

>>70
何で家康なのに後鑑なんだ？

**中野区民憲章** ◆ORWyV99u2Y · 2007/04/21(土) 23:30:14

ちっ。正解は徳川実紀

**人間七七四年** · 2007/04/22(日) 01:02:59

>>72
ついでに今日の家康研究の第一人者を教えておくれよ
昔は北島正元とか中村孝也とかがいたけど、
最近はどうなんだ？

**人間七七四年** · 2007/04/22(日) 11:11:26

>>73
煎本増夫

**人間七七四年** · 2007/04/24(火) 01:13:48

>>74
煎本の場合、家康と言うより徳川家臣団研究の第一人者だと思うのだが

**人間七七四年** · 2007/05/28(月) 00:35:12

武光誠の関ヶ原の新書…
あれはいいのか？

**人間七七四年** · 2007/07/23(月) 08:35:12

【歴史街道】　歴史雑誌関連スレ　【歴史読本】
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1185146727/

**人間七七四年** · 2007/07/23(月) 08:48:15

このスレに来る人は史学関係の大学出身者？

**人間七七四年** · 2007/07/23(月) 08:54:01

教科書レベルの人から
研究者から
趣味ではまり込んでる人から
ゲーヲタまでいろいろ

**名無しさん** · 2007/07/23(月) 14:09:33

初心者だけど司馬は読んでいい本？

**人間七七四年** · 2007/07/24(火) 17:49:20

戦国時代板のwiki作りました。
ご自由に編集してください。
http://www37.atwiki.jp/sengokuita/

このスレで評判が良い本や悪い本を紹介したりして、使ってください。

**人間七七四年** · 2007/07/25(水) 03:41:12

>>80
きちんと「小説」として読む事が出来るならば。

**宇喜多直家信者** ◆W.uAGfax.c · 2007/07/25(水) 17:06:44

「クロニック戦国全史」は結構いいぞ。
知ってる人いるかな…

**人間七七四年** · 2007/07/25(水) 23:03:13

クロニックは内容が古いし、なにより重くてデカイのが欠点だなｗ

**宇喜多直家信者** ◆W.uAGfax.c · 2007/07/26(木) 00:57:11

時代の流れ（同時期の各地の出来事）がすぐ分かるのは、
なかなかいいと思ったがなあ。
まあ個人的な意見だが。

**人間七七四年** · 2007/07/26(木) 07:33:47

時代の流れがわかりやすくなっているのは評価できるが
各地の内容も薄く、本当に最低限のことしかわからない

**人間七七四年** · 2007/07/26(木) 10:28:07

東北全域を物語にしてる本って何かないかな？
欲を言えば大崎家を記した奴
更に欲を言えば一栗放牛伝的な

伝記物評論物ファンタジー物なんでもいいでふ

**人間七七四年** · 2007/07/27(金) 15:10:52

>>87
こっちで聞いたほうがいいかもね
ttp://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1150112700/l50

**名無しさん＠そうだ選挙に行こう** · 2007/07/29(日) 13:17:56

鈴木眞哉・藤本正行「信長は謀略で殺されたのか」
桐野作人「だれが信長を殺したのか」
谷口克広「検証本能寺の変」
黒幕説を否定したこれらの著作。
特に鈴木・藤本の本にあった情報漏れについて
誰も考慮していないとの指摘は目からウロコが落ちる
思いだった。それまでは黒幕もアリかなと思ってた
自分の目を大いに開かせてくれた。
本能寺について考える人はこの３冊を読むべし。

**中野区民憲章** ◆ORWyV99u2Y · 2007/07/30(月) 22:33:46

本城惣右衛門覚書の翻版を読んだ。女房奉書未満、落書並みの読みにくさたらありゃしない

**人間七七四年** · 2007/07/30(月) 22:51:02

>>89
自己レスだが桐野「真説本能寺」も追加。
文庫だが300頁を越える書き下ろしでボリュームがある。
黒幕などおらず明智の単独犯行であることの論証も
きちんとしている。

**中野区民憲章** ◆ORWyV99u2Y · 2007/07/30(月) 22:55:39

ついでに「信長権力と朝廷」も加えてやれ。あと八切止夫

**人間七七四年** · 2007/07/31(火) 01:44:53

>>88
すんません誘導ありがとうございます

**人間七七四年** · 2007/07/31(火) 08:11:42

>>92
八切止夫は悪書の方に入れられても、良書の方に入ってくるようないいもんじゃない。

**人間七七四年** · 2007/07/31(火) 21:52:17

八切はネタだとは思うけど。
大体作家だし。

**人間七七四年** · 2007/08/23(木) 02:10:37

>>95
ネタとして読む分には面白いんじゃないか？
ただ、最近は民放の歴史番組で普通にそのレベルが新説みたいなノリで
取り上げられるのが怖いなw

個人的には、戦国のみを扱った本ではないが、網野善彦の『増補　無縁・公界・楽』
かなあ。これは安良城盛昭の反論とセットで押さえておきたい所・・・って、
このスレに出入りするような人なら齧ってるか？

**人間七七四年** · 2007/08/23(木) 02:14:50

、

**人間七七四年** · 2007/08/28(火) 14:07:28

あげ

**人間七七四年** · 2007/08/28(火) 18:16:30

鴨川達夫『武田信玄と勝頼―文書にみる戦国大名の実像―』（岩波新書）

この本の個々の結論には賛成しない人もいると思うが、この本の良いところはそれではなく、
同時代に出された文書の形式や書き方を手がかりに事実を解明するプロ研究者の方法が
わかりやすく説明されているところにある。武田に興味のない人にもおすすめ。

この本にもいくつか例が上がっているけど、戦国時代の史料は書状が非常に多い。
書状は月日だけで年を書かないので、編年が難しい。自治体史の史料編などの史料集では
月日の横にかっこで「（元亀三年カ）」とか入れているけど、こういう比定も研究が進んでいくと
変わってくる場合があって、今まで何年のものだとされていた書状が実は何年のだったと
いうのはよくあること。歴史的事件のイメージもそれにつれて変化していく。
そういう研究現場の雰囲気に触れることができる。

**人間七七四年** · 2007/08/30(木) 01:18:04

最近ミネルヴァ書房から出ているシリーズはどうかな？
これから小和田さんの「今川義元　自分の力量を以て国の法度を申付く」を
読もうと思っているんだが

**宇喜多直家信者** ◆W.uAGfax.c · 2007/09/01(土) 04:15:42

小野淑夫「鎌倉幕臣三村氏とその一族」

どっちかというと備中より信濃三村氏についての記述が多い。
三村氏関連の資料の少ない、中世三村氏の出自の解明について記されている。
各古文書からみて、信濃三村氏の出自は祢津氏との推定もなされている。
三村氏を扱った本は少ないだけに貴重。

**人間七七四年** · 2007/09/08(土) 11:40:28

あげ

**人間七七四年** · 2007/10/28(日) 09:13:37

**人間七七四年** · 2007/10/28(日) 12:20:17

武功夜話という楽しい文献もあるね

**宇喜多直家信者** ◆W.uAGfax.c · 2007/10/28(日) 21:02:16

偽書『武功夜話』の研究　藤本正行･鈴木眞哉

**人間七七四年** · 2007/10/29(月) 03:50:57

鈴木眞哉のはクソ

**人間七七四年** · 2007/10/31(水) 10:22:35

鈴木眞哉は２ちゃんで言うところの、極論を言ってスレを延ばそうとする「煽り屋」だからな。

**宇喜多直家信者** ◆W.uAGfax.c · 2007/10/31(水) 20:31:59

やっぱりそうなるか

**人間七七四年** · 2007/11/07(水) 21:03:29

こういう戦国小説ってどこに売ってるものなの？
個人経営の本屋から某紀ノ国の大型本屋まで探したけど
イマイチ種類が少ないし同じ物ばかり

**人間七七四年** · 2007/11/07(水) 21:07:20

>>109
１：どういう戦国小説をさしているのか答えよ
２：このスレは小説をほとんどあつかっていない。

**人間七七四年** · 2007/11/07(水) 21:20:44

あースレチでしたね
一応司馬小説のような本を探していました

**人間七七四年** · 2007/11/07(水) 22:42:24

鈴木良一『織田信長』（岩波新書）
初版は1967年。なんかさ、信長研究ってこの40年全然進まなかった？と言える
くらいの良書。朝廷や将軍を少しずつ超えていく過程や、一揆衆との戦いの本
当の意義も懇切丁寧に解説している。桶狭間も長篠も鉄甲船もないから、信長
天才派にはつまらないかもしれないが。

**人間七七四年** · 2007/11/14(水) 22:55:15

>>112
細かく見ると間違いもあるけどね。
犬山城主は織田信清だが前の岩倉城主の信賢としていたり。
太田牛一が信長の右筆とも書かれている。

**人間七七四年** · 2007/11/15(木) 21:06:29

>>112
もし記述があったとしても桶狭間は「上洛しようとした義元を
奇襲で破った」、
長篠は「3000挺の鉄砲で３段撃ち」とか書かれるだろうから
なかったのは正解だな。

**人間七七四年** · 2007/11/17(土) 09:23:15

>>114
その二つが誤解されてきたのはわかるが、あんまり言い募る奴にも引くな。
過去の碩学も歴史好きも全て馬鹿だった、と言ってるようなもんだ。

**人間七七四年** · 2007/11/29(木) 02:00:50

ミネルヴァの日本評伝選の「今川義元」「上杉謙信」は
読んだけど結構よかったかな。

**人間七七四年** · 2007/11/29(木) 02:18:57

歴史群像シリーズの赤本なんですけど
三英傑とか信玄謙信関ヶ原真田伊達毛利など各何冊か出ていますが
内容はかぶってるのですか？
とりあえず最新刊を一通り買ったのですが
古い本を買うべきか悩んでいます
購入された方いらっしゃいましたら教えていただけないでしょうか？

**人間七七四年** · 2007/11/29(木) 13:40:03

『すべてわかる　戦国大名里見氏の歴史』川名登(平成12年)2500円くらい
これに感化されて、

『房總里見氏の研究』大野太平(昭和８？年)
を神保町の古書店で買ってしまった。一万五千円。
いまでは卒論のテーマにして、毎日枕元に置いてます。

**人間七七四年** · 2007/11/29(木) 16:23:32

>>117
あんま大差ないよ。
でも昔のやつのが中身濃いかな。

**人間七七四年** · 2007/11/29(木) 16:39:51

戦国長嶋巨人軍

**人間七七四年** · 2007/11/29(木) 16:42:27

>>116
俺も上杉謙信を読んだが、謙信ヲタの俺にはかなりの良書

**人間七七四年** · 2007/11/29(木) 23:07:42

>>117
あえて買うことはないと思うぜ。

**１１７** · 2007/11/29(木) 23:52:31

>>119
買う方を失敗しましたかね
新しい方が最近の定説が載ってそうなので買いました
>>122
買わないでおきます
お二方どうもありがとうです

次のステップに戦国を学ぶにはどんな本がよろしいでしょうか？

**人間七七四年** · 2007/11/30(金) 01:02:56

「戦国を学ぶ」なら専門書になるのだが･･･

**人間七七四年** · 2007/11/30(金) 01:30:55

>>121
俺も最近読んだけど、確かに良書といっていいと思う。
とくに謙信の権力のあり方や、越後の領主の自立性などが
分かりやすい。今に伝わる川中島合戦と軍学者の関係の段も
興味深かったかな。

>>123
「戦争の日本史」シリーズが最近出ているので、そこらへんから
取っ付いてみればどうでしょうか。

**１１７** · 2007/11/30(金) 01:56:29

>>124
言い方が悪かったです
戦国時代の人物・合戦・文化などをもっと掘り下げて知りたいなと思いまして
持ってる赤本はメジャーな人や出来事は掘り下げてるけど
そこそこな人とかは数ページしか書いてないので
女性なんかはほとんどありません
>>125
戦争の日本史本屋で内容チェックして購入検討します
ご紹介有難う御座います

**人間七七四年** · 2007/12/07(金) 15:05:08

>>126
西国合戦のやつと、一向一揆、信長、秀吉関が原と大阪のやつが既刊。

**人間七七四年** · 2008/01/23(水) 00:13:21

最近朝鮮出兵も発売されたが、まだ未刊の東国合戦などは
刊行が遅れるらしい

とりあえずあげとく

**人間七七四年** · 2008/01/23(水) 08:30:45

山本博文
・『島津義弘の賭け』―秀吉と薩摩武士の格闘
・『江戸城の宮廷政治』―熊本藩細川忠興・忠利父子の往復書状
・『江戸お留守居役の日記』―寛永期の萩藩邸

それぞれ
島津氏と豊臣政権の間で悪戦苦闘する島津義弘の話
細川氏と徳川幕府の係わりの話
毛利氏の江戸藩邸詰めの家臣の話
下２冊は正確には江戸時代に入ってるが戦国末期の人の話も出てくるので一応。
島津家文書、細川家史料や家臣の日記等一次史料を用いつつも読みやすく面白かった。

**人間七七四年** · 2008/01/28(月) 10:19:55

織田・徳川同盟と王権―明智光秀の乱をめぐって（小林正信著・岩田書院）
↑これ読んだ人いない？ある程度しっかりした研究本にもトンデモ本にも見える。
面白いなら手をだそうかと思うんだが、ちと値がはるみたいだし．．．。

**人間七七四年** · 2008/01/28(月) 19:33:05

>>130
正直、先ず結論ありきの本。

**人間七七四年** · 2008/01/28(月) 23:12:56

>>131
どもありがとう。牽強付会な内容ってことっぽいね。
信長と十字架とか八切止夫チックな本多いよな．．．。

**中野区民憲章** ◆ORWyV99u2Y · 2008/01/29(火) 16:49:24

岩田の装丁好きなんだけどな。図書館で岩田の背表紙見てくと中世に関する研究本は結構目を引く

古河公方や北條関連で箔がついたかなと思ってたんだがなあ・・・

そういや岩田のHPで京子ちゃんをホロカスに書いてるが
岩田は自分とこの本売る気ないんだろうかｗｗｗｗｗ

**人間七七四年** · 2008/01/30(水) 03:35:07

>>133
京子ちゃんの説はどっかの新書で

「こいつの説にいたってはｗｗｗｗｗｗｗ

もうね、何をどう飛躍させたらこんな結論をｗｗｗｗｗｗ

サーセンｗｗｗｗｗｗｗ」

くらいの勢いで笑いものにされてた。

**人間七七四年** · 2008/02/10(日) 05:20:08

あげ

**人間七七四年** · 2008/02/10(日) 05:32:00

戦国時代だけではないが

図説日本合戦武具事典
http://www.bk1.jp/product/02435693?partnerid=p-sf0023

これは勉強になった。戦陣の設営方法や、立場によっての幕の紋の置き方とかすばらしい。

**人間七七四年** · 2008/02/15(金) 17:38:32

「朝倉宗滴話記」（金吾利口書）の現代語訳本はありませんかね？
ttp://okhome.hp.infoseek.co.jp/
こっちのサイトで古いやつがPDFで読めるんだけど。

**人間七七四年** · 2008/04/20(日) 15:04:07

>>126
吉川弘文館の『日本の時代史　戦国の地域国家』あたりもお薦め
歴史群像や歴史読本に飽きてきたら、ここらへんから取っ付けば良いと思う。

**人間七七四年** · 2008/06/10(火) 01:28:46

べただけど『戦国　三好一族』はお勧め。

**人間七七四年** · 2008/06/22(日) 17:18:44

甲斐武田氏研究の大家、柴辻俊六氏の講義を受けたことがあるわ。

武田氏ネタじゃなかったけど。

**人間七七四年** · 2008/06/22(日) 17:48:53

>>140
すごいじゃないか。武田氏研究のプロパーですな

**人間七七四年** · 2008/06/22(日) 21:13:41

「戦国名家臣列伝」に汚名挽回という表記があった

**人間七七四年** · 2008/06/22(日) 23:21:59

>>141
『歴史学』みたいな一般教養科目で、大いに武田氏について語らせれば良いのに、
『古文書・古記録学』とかで、なぜ公家の日記や南北朝の記録をやらせるんだ・・・

うちのアホ大学はまったく。

**人間七七四年** · 2008/07/02(水) 00:49:04

あげ

**人間七七四年** · 2008/07/10(木) 00:24:46

さげ

**人間七七四年** · 2008/07/10(木) 18:17:35

関東戦国史（全）
千野原靖方
ろん書房出版
これなかなかﾃﾞｷが良い。オススメ。
俺の好きな長尾景春の扱いが極小なのが許せんが…長尾憲景（景房）･景総･顕方の養子関連の混乱の考察が知りたくて買ったんだが完全スルー家系図登場でかなりｶﾞｯｶﾘしたが。

**人間七七四年** · 2008/07/10(木) 18:35:46

その家系図には忠景の三男の長尾景泰（成田顕泰）が何故か削除されてるのがなぜなんだろうか？
ちなみに景春の姉妹が義輝や定正の妻になった事とか調べたかったのだが…

**人間七七四年** · 2008/07/19(土) 17:23:41

基本的に、吉川弘文館なら地雷は無いと考えておｋ？

**人間七七四年** · 2008/07/20(日) 02:00:39

test

**人間七七四年** · 2008/07/20(日) 02:21:28

>>148
作者による。
前に出た戦争の日本史シリーズの「関ヶ原と大阪の陣」は、三成や大阪方への思い入れが出すぎてて、
読んでてかなり違和感があった。

**人間七七四** · 2008/07/20(日) 19:03:21

講談社の『日本の歴史』シリーズ『一揆と戦国大名』『織豊政権と江戸幕府』は近年の研究動向を採りいれて、かなり水準が高いよ。
一般人にも分かる書き方をしてるから、良書だと思う。

**人間七七四年** · 2008/07/21(月) 00:18:43

>>150
「二重公儀論」には異論が多いし、筆者（笠谷和比古）の持論を断定的に言っている節は
否定できないが、七将襲撃の主導者、三成が逃れた先などの見解はかなり興味深いと
思うが。ここ最近の関ヶ原前後の動静については批判・継承のいずれにせよ
笠谷説の影響をかなりうけている。

**人間七七四年** · 2008/07/21(月) 00:22:11

>>152
だからああいう人に、研究書ではない、歴史解説本を書かすべきではない。

**人間七七四年** · 2008/09/16(火) 00:29:01

>>153
それを言ったら、学者に（概説書・専門書問わず）本など書かせられんよｗ
それに、関ケ原前後の動向については結構議論の余地あり
なものばっかり

来年の大河ドラマにあわせて『上杉景勝のすべて』が復刊されるらしいが、
多少はマシになんのかなあ？『直江兼続のすべて』はほとんど旧版の
焼き直しで、装丁くらいしか違いがなかったわけだが。

**人間七七四年** · 2008/09/16(火) 00:40:04

>>154
今度も多分焼きなおしだろうねｗ；

**人間七七四年** · 2008/09/16(火) 01:59:46

あれは景勝ヲタには相当評判悪いよ
わざわざ景勝アンチな執筆者ばかりを集めてきたんじゃないかとさえ言われてる始末…

だから焼き直しだったら買わないなw

**人間七七四年** · 2008/11/12(水) 01:15:30

>>154
うん。まさしく焼き直しだね。
代わった所と言えば、装丁くらいのものかな。

新人物往来社は、良書もそこそこ出してるのに、如何せん
本によってこう質が違うのはどうにかならんのかな。

**人間七七四年** · 2008/12/21(日) 01:21:17

最近出た今福匡氏の『直江兼続』(新人物往来社　2008)は結構おすすめ。
よくいわれる「愛」だの「義」だのではなく、「悉皆人」というキーワード
に注目している点も好感が持てた。大河と連動して出版された本のなかでは
出色の出来だと思う。

『兼見卿記』の「上杉息女」の素性など、著者独自の考察も、面白かった。

**人間七七四年** · 2008/12/21(日) 15:30:23

片山まさゆき『SWEET三國志』あの感動巨編を麻雀漫画界の異端児が桃園の誓いから死せる孔明～までたった４巻で書き上げた三國志中の白眉。ヤンマガ。

**人間七七四年** · 2008/12/21(日) 15:32:17

誤爆しないように☆

**人間七七四年** · 2008/12/21(日) 21:35:57

>>159
まあ、SWEET三国志が面白いのは認めるがw

**人間七七四年** · 2009/01/17(土) 03:56:43

最近、『武田信玄のすべて』の新装版が出たそうだけど、どんな感じ？
筆者一覧を見る限りだと、平山優氏や黒田基樹氏など、気鋭の研究者が
多く、良さそうな感じなんだが。

新人物往来社のすべてシリーズは、出来不出来の差が酷いのなあ・・・
ごく最近出てるのは、研究者中心の執筆陣のようだが

**人間七七四年** · 2009/01/17(土) 05:28:02

>>162
これが新人物往来社かと思うぐらい普通の良著。
信玄が最新研究結果をだいたい総覧できる。
少し値は張るが買うべし。

**人間七七四年** · 2009/01/18(日) 01:36:13

>>163
>>162じゃないけど、あれどうなんだろうなあ。
鴨川氏の「武田信玄と勝頼」を論拠に丸島氏が
１５７１年の徳川攻めはなかったとしている。
だが鴨川氏のも読んでみたが、１５７１年の勝頼書状が
仮にその主張どおり勝頼が当主になった後の戦果を書いたものだとしても、
その他に存在する武田信豊書状や山県書状、信玄が山家三方衆に三河と遠江での
知行を与えている書状とかの説明がつかなくなると思うんだが。
信玄自身も５月に本願寺や将軍家臣に遠江三河侵攻した事を伝えてるし、
西上時の書状における菅沼の扱いとかいろいろ矛盾が起きると思うが。
定説どおりの信玄による１５７１年２～４月の徳川攻めがあった後で
１５７２年１０月から第２次徳川攻め（西上）、という流れのほうがいろいろしっくりくるんだけどな。

**名無しさん＠お腹いっぱい** · 2009/01/21(水) 00:34:32

中世城郭と国人領主層等に興味があるので、「但馬の中世史」
宿南保著が私は良かった書籍です。

**名無しさん＠お腹いっぱい** · 2009/01/24(土) 22:01:04

「桐生佐野氏と戦国社会」桐生文化史談会
　岩田書院　2,310円(税込)。今読んでますが戦国マイナー系が
　お好きな方には良いかと。

**人間七七四年** · 2009/01/25(日) 07:42:04

市村高男『東国の戦国合戦』(吉川弘文館､２００８年)
Ⅰ、戦国世界の成立　－明応の乱から永正の乱へ－
Ⅱ、戦国合戦の展開　－大永・天文の乱の時代－
Ⅲ、北条・上杉両氏の相剋と東国領主　－弘治・永禄の争乱の時代－
Ⅳ、関東統一と天下統一の競合

帯に、
【北条・上杉・武田だけではない】
千葉、佐竹、小田、里見、宇都宮、小山、那須、結城・・・
『動乱期を生きた東国武士団の合戦絵巻！』
とある。

**人間七七四年** · 2009/01/26(月) 15:10:03

>>167さんの市村高男「東国の戦国合戦」は、期待できそうでいいと思います。
関東の戦国史、北条氏、両上杉氏、古河公方などが中心です。
類書の黒田基樹「戦国北条一族」と併せて読むと面白いかもです。

**人間七七四年** · 2009/01/26(月) 15:17:44

山田邦明「戦国の活力」も、歴史の教師などの教育関係者から
評価が高いです。戦国を一覧をするのには、良書だと思います。

**人間七七四年** · 2009/01/26(月) 15:22:55

>>167-168
戦国史の研究者を語る
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1210510597/
ここでも96で紹介されていますね。

>>169
あれは素晴らしいと思います。
偏りなく戦国時代を日本史の中で総合的に位置づけていますね。
あのシリーズはあのまま高校生向けの歴史教科書にしたいぐらいです。

**人間七七四年** · 2009/02/01(日) 23:30:42

戦国時代の城について書いた本を探しています、ご存知の方は教えてください
現存する城郭の写真集みたいなものではなく、
当時の城の構造や役割をイラスト入りで解説したものが希望です

**人間七七四年** · 2009/02/02(月) 04:26:33

>>171
戦国時代通してなら

歴史群像シリーズ特別編集
戦国の堅城
http://shop.gakken.co.jp/shop/order/k_ok/bookdisp.asp?code=3017220

戦国後期から近世にかかってくるものだと

城のつくり方図典
http://item.rakuten.co.jp/book/1768378/

この辺でどうでしょ？

**人間七七四年** · 2009/02/02(月) 23:23:57

ありがとうございました、探してみます

**人間七七四年** · 2009/02/03(火) 17:29:45

日本の軍事革命
久保田正志著
ttp://www.kinseisha.jp/0327.htm

これは非常にいい本だった。おすすめ。

**人間七七四年** · 2009/02/05(木) 00:36:17

>>139
「戦国三好一族」「戦国期室町幕府と将軍」はいい。

明応の政変から信長入京前までの畿内戦国史を扱った本って
ありそうでないのです。
上の二書籍以外にありますかね？

足利義稙（二度将軍になった不屈の人）・義澄、細川政元、三好長慶など・・

**人間七七四年** · 2009/02/05(木) 00:56:05

>>175
畿内政権の歴史を扱っている本ならこれがいい

日本の歴史８戦国の活力
http://www.bk1.jp/product/02908051

**人間七七四年** · 2009/02/05(木) 08:52:46

武士の家訓
http://www.amazon.co.jp/%E6%AD%A6%E5%A3%AB%E3%81%AE%E5%AE%B6%E8%A8%93-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E5%AD%A6%E8%A1%93%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%A1%91%E7%94%B0-%E5%BF%A0%E8%A6%AA/dp/4061596306/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1233676243&sr=1-1

**名無しさん＠お腹いっぱい** · 2009/02/10(火) 21:56:45

今日買った本
①播磨赤松一族②関東公方足利氏四代③常陸小田氏の盛衰
④湯築城と伊予の中世⑤動乱の中の白河結城氏⑥戦国越中を行く

**人間七七四年** · 2009/02/11(水) 16:01:19

>>158　
確かに兼続の存在・業績を丹念に追ったところは、読み手に新しい知識を植えつけてくれる。
ただ、何故若き兼続が奏者として登用されたのかが書かれていないし、
秀吉への臣従、関ヶ原前後の家康への挑戦、このあたりの上杉家の戦略に全く触れていない。
その割に分量が多いのは、細かい事項を連ね過ぎの証拠。

内容は詳しくﾁｪｯｸしていないが、分量という意味では矢田俊夫氏の「直江兼続」（高志書院）
が適当だろう。

「信長４７０日の闘い」「信長公記を読む」あたり、読んだ人の感想（お勧め度）を伺いたいですが…

**人間七七四年** · 2009/02/11(水) 16:15:12

連ｽﾚで申し訳ありませんが、「武田勝頼と新府城」「新府城の歴史学」はお勧め

**人間七七四年** · 2009/02/11(水) 21:40:51

石母田正『中世的世界の形成』(岩波書店､１９８５年)

**人間七七四年** · 2009/02/11(水) 21:43:57

鈴木良一『日本中世の農民問題』(校倉書房､１９７１年)

**人間七七四年** · 2009/02/12(木) 02:11:39

>>179
「信長公記を読む」は、単純に信長公記の解説しているだけじゃなく、最新の
信長研究の成果をまとめた感じでいい本だったよ。

本の性格上、著者によってはまだ信長を持ち上げすぎかな？と個人的には思わないでもなかったが、
おおむね公平に書かれていると思う。

**人間七七四年** · 2009/02/12(木) 05:46:21

「石田三成の生涯」
「石田三成とその一族」

白川亨

**人間七七四年** · 2009/02/12(木) 22:36:54

>>183そう、ちょっと書店で手にとってみた感じ、良さげでしたものね。
信長を「持ち上げすぎ」はどうかと思うが、
最近は、極端に貶める（性格＆能力両方で）論説が横行して辟易していたので、
読んでみたいと思いました。ただ、その前に読む本があって、しばらくは届きません。

**人間七七四年** · 2009/02/14(土) 16:20:26

武田信玄は「孫氏の兵法」だから限界があった云々という本ありましたよね。
どこ出版の何というﾀｲﾄﾙでしたっけ？読んだ方、お勧め度はどうですか？
あと、信玄が日本海への進出を目指した云々というのもありましたよね？

**人間七七四年** · 2009/02/17(火) 22:25:11

今読みかけですが。
信長関連では、次がいいです。

谷口克広「尾張織田一族」
織田一族の歴史を扱っています。「信長前史」も割りと面白いですよ！
ただし、最初の方は、事実及び頭の整理をして読まないと混乱します。織田氏系図は複雑怪奇ですから。
それを乗り越えれば楽に読めます。

新人物往来社「織田信長事典」
研究者が専門分野ごとに、小論文を載せています。
かなり本格的、信長ファンは必携か！一読あれ！

**中野区民憲章(ﾄﾘ変え)** ◆1Ixlm5F0XU · 2009/02/17(火) 22:36:07

堀新は大人げない

**人間七七四年** · 2009/02/28(土) 14:53:25

>>187
その著者だと信長の天下布武への道も良書だと思う。
極めて中立的な視点なのもいい

**人間七七四年** · 2009/03/01(日) 09:25:42

谷口氏の著作には外れがないね

**人間七七四年** · 2009/03/01(日) 15:59:11

変に自分の発想や願望を入れず、一次資料至上主義なのがいいね。

**人間七七四年** · 2009/03/06(金) 00:48:05

真田関連で良い書籍ってあるでしょうか？
武田時代よりか昌幸中心（+信繁）で、なるべく引用先の一次史料を
いちいち記述してあるようなタイプがいいんですが。

**人間七七四年** · 2009/03/06(金) 02:25:14

真田昌幸関連で入手しやすいというと、吉川の人物叢書から『真田昌幸』が
出ている。２０００円程度で購入出来るはず。
あとは、すべてシリーズがあるかもだが、店頭で内容見てから決めた方が
いいと思う。あれは同じシリーズの癖に、本ごとの差が酷すぎる。

あとは、大阪城天守閣や上田市立博物館、松代の真田宝物館から図版の
類いが出ているので、それを通販で見てみたらどうかな。
昌幸～幸村だと、上田市立博物館の『秀吉と真田』という図録があるよ。

**人間七七四年** · 2009/03/06(金) 13:12:17

>>193
ありがとう。図録関係は盲点でした。
HP見たらかなりよさそうなのがたくさん出てたので助かりました。
史料集が充実してるとはありがたいな～

**人間七七四年** · 2009/03/06(金) 20:33:17

尾張織田一族って本は良かったなぁ。
信秀や信長からでなく、尾張織田氏の最初から記していて新鮮だった。

**人間七七四年** · 2009/03/09(月) 17:22:27

欲しい本が多すぎる。
買うのは問題ないんだが読む時間がない。

**人間七七四年** · 2009/03/09(月) 22:15:02

>>196　烈動
新人や吉川の本だと、漏れの場合、大体１冊読破に２ヵ月かかるなぁ

**人間七七四年** · 2009/03/10(火) 00:25:37

おれ小説の中で触れられる｢浅井三代紀｣｢武功夜話｣とか読んでみたいだけど気軽に買えるのかな。
手に入れられたとても現代語訳してるのかな。
くわしいひとおしえてm(_ _)m
ちなみに｢信長公記｣（太田牛一の方）は現代語語訳で読みました。

**人間七七四年** · 2009/03/10(火) 00:54:20

むしろ原文で読みたい。

**人間七七四年** · 2009/03/10(火) 01:00:36

>>198
ほい

武功夜話―現代語訳 (信長編)
http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/4404018770/ref=sr_1_olp_2?ie=UTF8&s=gateway&qid=1236614275&sr=8-2

まあ武功はぶっちゃけ後世の偽書だけどな。空想小説として読むといい。