司馬史観と戦国時代
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0001名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/07(金) 23:11:15ID:cvT+mEYl0002名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/07(金) 23:26:53ID:Nn7Z8rby* 戦雲の夢
* 尻啖え孫市
* 国盗り物語
* 功名が辻
* 城をとる話
* 関ヶ原
* 新史太閤記
* 夏草の賦
* 城塞
* 覇王の家
* 播磨灘物語
* 箱根の坂
短編集等
豊臣家の人々
真説宮本武蔵
果心居士の幻術
大阪侍
鬼謀の人
最後の伊賀者
言い触らし団右衛門
おれは権現
花房助兵衛
0003名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/07(金) 23:41:23ID:XDAa+/xH当たり前だろw
0004右京太夫 ◆riQy7en7pA
2006/07/07(金) 23:44:38ID:RoaJBkTO果心居士の幻術
/ ` / /´-‐ァー-ヽ \
. / /下7 ..///.:.::/ .:.:ト、 ヽ
/ └イ_j/ .://;へ、/!.:.::/:.}ヽ ',
,' ///!l .::j.:lイ仔くヽ/,.イ,.ム:.', l
, '〈/f`| l ::l`' ゞゾ '´ rャjノ::.l:. | 右京太夫見参 !!
| l:l :!:{、| l ::| マソハ: |:: |
| l:l::i个| l ::l! l⌒ヽ′} .:}:.l:: l
| lハ:l::{::', ::::{、 ヽ.ノ /.:/::.l:: l
l !:|:::',::',::ヽ:::ヽ\._ /.:/::::/l::;!
. ',::{:{、:::ヽ\:\;ゝ `「:フ´!::::/;:::/ 〃
. ヾハj>''´ ヽ ト、_..上くイ::::{ {::{/
/⌒ヽ、\ ` \-ー ̄\ヾ
/ ヽ \\ \´ ̄`ヽ、
0005名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/08(土) 00:08:42ID:xq/lO9hs0006名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/08(土) 05:26:10ID:DAwPHjJ7司馬があそこまで悪し様に仙石を描かなかったら
ここまで嫌われることもなく、地味な存在だっただろうに。
司馬の仙石像を実在の仙石と混同してる香具師が大杉。
0007名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/08(土) 05:36:46ID:IoWqNPL00008名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/08(土) 07:25:45ID:oK8DeiwU四ヶ月以上前の文章をもう一度そっくり書いてる辺り、よほど仙石贔屓なんだね。
0009名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/08(土) 07:49:42ID:9Ewzw6El0010名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/08(土) 11:15:09ID:WClm7kOtだから「司馬史観」なんてバカにされるんだよ
0011名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/08(土) 12:42:44ID:fbmPY9Oo0012名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/08(土) 13:39:35ID:d6xPFRj3アイツ本当はこんなやつじゃないよって人いる?
個人的史観の場合「〜とおもう」
と つけておくれ
0013名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/08(土) 14:00:46ID:z35WPHDU>だから「司馬史観」なんてバカにされるんだよ
司馬史観は馬鹿にして言われてる言葉じゃないよ
0014名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/08(土) 21:29:04ID:GNV63mEEhttp://live14.2ch.net/test/read.cgi/nhkdrama/1151562977/
0015名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/08(土) 21:36:58ID:3ySyFlfS「司馬史観」ビジネス界でならばいざしらず、
史学界では「ひと昔前の歴史小説バカ」の称号でつが??
0016名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/08(土) 21:46:10ID:oK8DeiwU歴史の再構築やその発展についての一つの体系的な見解、つまり本来
文学者やその作品を研究対象として見る場合に使用する用語であって、
それ自体に史実と比べた正誤だの善悪だのは存在しないと思うのだが。
0017名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/08(土) 21:59:56ID:ohKZUlmA0018名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/08(土) 22:24:10ID:3ySyFlfSというよりも、同じく国民的作家である池波正太郎、山岡荘八、吉川英治らに
「史観」なる称号が付与されず、司馬自身の作品世界を離れて国家国民を云々する
イデオロギーがもてはやされるのが問題では? 史観という以上、唯物史観や皇国史観
に代わるオプション(国家的な選択肢)として語られる危険性だろう。
文献史学を蔑ろにして、偽史(稗史)を国民的紐帯にしようとする歴史認識の貧困かと。
そもそも>>17の言うように、ダメ史の中に司馬みずからが関東軍戦車隊将校として
責任を負わなければならない史実を描けないまま、戦国と幕末に英雄像をもとめる歴史への
向かい方に欺瞞を感じるし、一次史料を読まずに編纂史料に典拠した歴史小説に何があるのかと。
0019名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/09(日) 23:46:42ID:7NZcTr4W「土佐郷士は長香宗部の一領具足の末裔」とか、
ありていに言って、土佐郷土史を少しかじった程度でも見抜ける
でたらめが多いと思う。
0020名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/10(月) 12:51:55ID:26jxcnHO警抜な視点が多いんで、つい真に受けてしまう。
0021名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/10(月) 12:56:28ID:E5Bto06m0022名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/10(月) 13:50:08ID:26jxcnHO確かにな。「史実と違うから云々」とか言い出すし。
「おいおい、小説だろ」って言いたくなるわな。
0023名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/10(月) 16:28:02ID:b0sJkluxうん?歴史小説でも「史観」なんだろ?
だったら史料批判の領域でも批評されてしかるべきだな、時代小説じゃねんだから。
それと、こいつは国家のあり方だの日本人論まで語ってくれてるわけで、
フィクションをもとに語った(おふざけ)とは思えんのだがな。
0024名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/10(月) 16:54:43ID:26jxcnHO別に司馬遼太郎程度の主張なら、大抵の連中は小説内でのたまわっているよ。
他の作家は単に受け入れられてない、というか、全然あとに残らないだけの
ことであって。
司馬史観っていうが、単に司馬遼太郎の歴史に対する視点に共感した人間が
そう言っているだけのことであって。
0025名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/10(月) 22:39:28ID:cKzhMA0Xこの三点については、司馬遼太郎のいうことは疑ったほうがいい。
0026名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/11(火) 00:12:24ID:b8X6IXhFじゃあ、おまいは「司馬遼太郎の小説をしみじみ語ろう♪」とかのスレを好きに立てれよ。
ここは「司馬史観と戦国時代」の真実性or虚妄性・虚構性をあばくスレ、な・の・だぁ!
0027名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/11(火) 02:46:45ID:wxDLS19O0028名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/11(火) 08:16:19ID:H1Em0I/m事実と違うことを指摘するのはいいが、かといって、書いたの小説なんだから、
嘘つきとか倫理上問題あるとかって方向にもってゆくなということさ。
なんかしらんが、すぐ叩きにもってゆく傾向があるからな。
0029名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/11(火) 12:35:12ID:ezg5hEzcやっぱ日本及び日本人をかっこよく書いたことなのかな?
0030名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/11(火) 16:30:22ID:WN7G/2GD0031名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/11(火) 16:38:19ID:IgbzN/05具体的にどういうあたりが間違ってるの?
俺はほとんど司馬小説読んだことないからわからんが
0032名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/11(火) 17:09:42ID:WN7G/2GD家康や三河人に対しては悪意のある非謗中傷の嵐
やれ家康は英雄らしくない、爽快さがない、地味だ、飛躍ができない、
独創性がない、物真似ばかり、吝嗇だ、臆病だ、偽善者だ、人間妖怪だ
やれ三河人は田舎者だ、閉鎖的だ、保守的だ、陰湿だ、狭量だ
関ケ原や大坂の役の家康を悪逆非道の謀略家として描き
家康や三河人の気質が江戸幕府の統治体制にあらわれているとし
進歩を恐れ発明を禁じ、法度と身分制度で社会をガチガチに締め付けた結果
日本人を矮小化させた罪が家康にあるなどと妄言を吐く司馬遼太郎
0033名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/11(火) 17:17:18ID:yYCO43Rq0034名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/11(火) 17:19:02ID:3nZJk6l20035名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/11(火) 17:23:52ID:F70QXsPS0036名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/11(火) 17:34:39ID:H1Em0I/mうーん、でも32で書いてあることは確かに全部どっかで読んだな。
とにかく、家康の評価にマイナスのバイアスがかかっていることは間違いない。
ただ、それ以上に秀吉に対するプラスのバイアスが酷い。
秀吉の悪事のすべてを「陽気だから」の一言で全部許してしまうのは、さすがに
いただけない。
でも、「箱根の坂」とか主流から外れているのは、いい感じだな。
0037名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/11(火) 17:37:33ID:3nZJk6l2新史太閤記が出たからって別に秀吉ブームが起きたわけじゃないし
0038名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/11(火) 17:42:33ID:R1+gViSS陽気だけど陰湿でもある人たらし秀吉、陰気だけど誠意には誠意で答える律儀な家康。
0039名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/11(火) 17:48:58ID:H1Em0I/m秀吉には大阪者のコンプレックスが大量に注ぎ込まれているから、
司馬遼太郎の影響だけではないけどな。
むしろ、坂本竜馬とか斉藤道三とかの、司馬遼太郎が発掘した人物の
方が人物像=司馬作品になってしまってかえって誤解が多いかも。
0040名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/11(火) 17:53:04ID:dFGcYsat大阪のコンプレックスとは?kwsk
0041名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/11(火) 17:55:02ID:3nZJk6l20042名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/11(火) 18:29:15ID:H1Em0I/mなんていうか、大阪人にとっては太閤=阪神なんだよな。
で、家康=巨人って感じ。
0043名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/12(水) 12:17:59ID:fHmg/3R0朝鮮出兵についても
0044名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/12(水) 12:44:39ID:lpuErfAk当方大坂在住の家康ファンだけど
確かに大坂では家康=巨人的な敵視の仕方はあるな
小中と軽く歴史の授業とかあるけど戦国時代もさらっと流すだけかと
思ったら方広寺のとこだけは国家安康、君子豊楽の件だけは必ず豊臣寄りで語ってくれる。
高校入ってからも歴史好きって奴が居たから話してみたら単なる秀吉厨だったし
女子に突然「○○君(俺の名前ね)って歴史好きなん?」
って聞かれてちょっと談笑して、誰が好きかって話になって「徳川家康」って言ったら
この世の者とは思えないような目で一瞬見られた。
この他家康が天下取ったから東京が首都になってしまった。秀吉がそのまま大坂で
維持してたら大坂が首都だったのに。とかいう馬鹿なこと言ってる奴も大勢居るし
東京人を妙に敵視したりもするし大阪人の東京コンプレックスは凄いよ
0045名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/12(水) 12:45:25ID:h5xgDwHqただ羽柴秀吉時代は便利なキャラだからいろんな作品に登場させてるね
0046名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/12(水) 14:18:12ID:Et09CKCy阪神ファンて半分くらいはアンチ巨人で出来上がっている感じじゃない。
(まぁ、最近はすこしましになったのかもしれんけど)
秀吉ファンも半分以上はアンチ家康で出来上がっているみたいなんだよね。
司馬遼太郎もそうで、秀吉ファンであることがそのままアンチ家康に直結
しているみたいだし。
大阪者の精神風土の一部にそういうのがあるんかな。
0047名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/12(水) 17:36:03ID:OkdoJO0W0048名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/12(水) 23:19:27ID:TOfKt/Mwhttp://www.amazon.co.jp/gp/product/4891726814/250-2486064-5920263?v=glance&n=465392
0049名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/13(木) 00:09:51ID:wH+D/oW9そんなに家康を悪く書いてあったっけ?
0050名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/13(木) 14:40:34ID:ozbNQyDE史料自体読んだことあんのか?史料とて疑わしいのよ。
あたりまえだが現存する史料では漠然的にしか考察できんのよ。
ましてや小説としては、それでもかなり史料に沿った構成だと思うよ。
否定するにはそれだけの確固とした根拠が必要。だったらおまえはどう考察するの?
結局、突き詰めた確定要素なんて無いんだから個人史観にどうこう言うのは
ナンセンスだし、逆におまえも言われるんだよ。
0051名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/13(木) 14:54:58ID:U1+y0OUL夏の陣あたり(だったと思う)から家康の知恵に対して「犯罪的」という形容が使われるようになったのにはちょっとビックリした。
「家康はもっとやり方を変えるべきだった。そうすれば今のように悪人的印象を与えることもなかったのに」みたいなことも2、3回言ってたと思う。
小説なんだから主観や脚色が入るのは当然だけど、司馬の場合はその味付けの部分が大衆に少なからず受け容れられてしまったから話がややこしい。
0052名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/13(木) 15:04:54ID:cXXKMDqg創作したこととか有名だけど、司馬の場合個人の主観でえらく過激な
言葉を使うからなあ。「これ以上ない」とか「天才としか思えない」
とか。
0053名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/13(木) 15:24:07ID:ozbNQyDEでも司馬以前に、歴史の教科書や授業、ましてや大河ドラマの類を
見て史実と受け止める人が絶対数としては圧倒的に多いわけだし、
大まかな歴史として華やかさや面白さがあるのは秀吉だし、その豊家を
滅ぼしたというところに家康=悪というイメージが自然と作られたという方が
実際じゃないの。
0054名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/13(木) 15:41:46ID:kXKa325uまた腐れ朝鮮人の話のすり替えか偽名をやめて日本から出て行け!
お前ら朝鮮人は日本にいる事自体が、お・か・し・い・の
0055名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/13(木) 17:32:50ID:pvhVqWqN0056名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/13(木) 18:01:30ID:uIbg4xAtまぁ、司馬遼太郎もある意味、秀吉厨なのかもしれん。
0057名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/13(木) 23:13:54ID:gMSWMD1qただ、嫌いなだけなんだよ。
ちなみに俺も関東在住だが家康は嫌い。
つーか普通好きになるか?あーゆー気質を。
0058名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/13(木) 23:45:28ID:4LH24Vbo君が嫌いなだけでしょ。
人情家だし、他人に手荒なことしないし、重要なこと以外は我を通して
他人と衝突しないし。別に嫌うような理由もないと思うけどね。
自分の趣味のために他人の財産湯水のように使いまくったり、子供可愛さ
にとち狂って甥の家族全員ぶち殺したりするやつよか、よっぽどいいわな。
0059名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/14(金) 00:01:19ID:4Z+8JTqCしかも、どっちかというと志士の側にたって影でものすごく有能な働きをするみたいな。
まぁ、江戸幕府を開いた張本人なのだから当然といえば当然かw
0060名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/14(金) 00:31:34ID:6L1X/alw確かに、信長や秀吉ほど派手に残酷なことはしない。
でも、ねちねちやってんだよね色々。
ひょっとして山岡荘八の小説読んだ?
0061名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/14(金) 06:34:27ID:zmRJFa/Zねちねちって何をよ。
0062名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/14(金) 08:46:43ID:042knrSh大阪の陣の前の難癖つけとかだと思う。
っていうか、秀吉の陽気さはあくまで見掛けだけだと思うぞ。自分が有利な立場に
なければ、頭下げるのをいとわないってだけだろ。
逆に優位に立ったら、その後の酷薄さは尋常じゃないしな。
信長の延暦寺焼き討ちは仏教勢力に対して容赦のない姿勢を一番最初に大規模に
見せつけた事件だから、戦国の魔王というとまず信長の名前が挙がるけど、秀吉だって、
延暦寺ほどの規模ではないけど各仏教宗派の総本山とかを焼き討ちしてるぞ。
全部合計すれば殺した坊主の人数は信長を超えているかもしれない。
0063名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/14(金) 10:40:01ID:zmRJFa/Z0064名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/14(金) 12:14:54ID:FS4mXx6O司馬が家康のこと嫌いだけど評価してるのは読めば分かるよ
でもなんかホントは評価したくないんだってのが司馬の文章からにじみ出てる
0065名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/14(金) 12:22:56ID:ORrZ4ZzOみたいな、いうなればライバル的な見方で家康を見てるよね。
0066名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/14(金) 12:43:08ID:5iiKg+Qo評価はしてるけど嫌い
徳川家康
島津久光
西郷隆盛
福沢諭吉
酷評の上に嫌い
前田家
海江田信義
大楽源太郎
大好き
織田信長
豊臣秀吉
真田家
勝海舟
坂本龍馬
児玉源太郎
0067名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/14(金) 12:52:14ID:FS4mXx6O久光は全く評価してないと思うがそれと嫌いに乃木と伊地知コンビが入ってない
0068名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/14(金) 13:14:57ID:HzkevIQT城塞だと利長をかなり評価してないか?
利家についてもそんな悪くは書いてないでしょ
0069名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/14(金) 13:20:29ID:NpbxHaEH0070名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/14(金) 13:32:33ID:YJSR5yoZ司馬の信長や尾張人に対する評価は悪意に満ち満ちている
信長を残虐、非道、非情、暴力的、自信過剰、高慢、無礼、他人の感情に無理解、
嫉妬深い、執念深い、猜疑深い、狭量、人を道具としか見ていない
などと基地外のように描き
尾張人を戦に弱い、忠誠心が薄い、粘り強さが無い、団結力が無い、
派手好きで軽薄、すぐ利益に目がくらむ
などといわれもない誹謗中傷を繰り返す
信長が不人気なのは司馬遼太郎のせいである
もし信長が不人気だったらこう言われるのかな
0071名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/14(金) 13:56:10ID:zmRJFa/Z司馬作品をあんまり読んだことなさそうだな。
0072名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/14(金) 15:02:37ID:5iiKg+Qo伊地知を忘れていたw
あれもクソミソに書かれてるなw
久光は一応評価してると思うけど
教養があって頭もよいが斉彬と比較するからパッとしないって風に
決して暗愚ではない、むしろ聡明だと言うように繰り返し書いてるよ
>>68
城塞では裏切り者を強調して書いてない?
本多政重と小幡の会話での本多の悪役ぶりには思わず吹いたよ
利家は裏切りで栄達して、今度は家康に媚び売って生き延びたという解説になってた気がする
利長は保身の為に主家を裏切った薄情者って風に書かれている
徳川を恐れて本多政重に媚びる下りは酷すぎる気がしたw
0073名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/14(金) 15:34:18ID:KWNj/8k4信長というのは近世の開き手なんです。
近世という重い扉を信長が開いた。
近世の扉が重いというよりも、その扉を開けることを拒んでいる中世の力の方が強いわけですが、
その中世の力を打ちくだいて、まず打ちくだいてから、近世の扉をギィーと開けようとしたところに、信長の大きな意義があったと思います。
司馬遼太郎
0074名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/14(金) 17:28:06ID:HzkevIQT利長は父以上の能力や器量があるけど、それを隠しひたすら自家保全に尽くした
みたいな書き方してあったような
0075名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/14(金) 17:47:00ID:4Vkq1Z48西郷どんはどっちかっていうと人としては好きだけど評価はしてないじゃないの
0076名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/14(金) 18:20:17ID:o2tefmXc0077名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/16(日) 00:41:06ID:neRFsVDe朝鮮征伐のことなんか、かなり非難していた。
0078名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/16(日) 10:44:10ID:I8b8J4ZF朝鮮征伐なんて肯定するのが難しいわな。
国内統一 → 海外進出は一般的な流れとはいえ、あれだけ
質量ともに優秀だった戦国武士を送り込んで負けているんだ
から。
0079名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/16(日) 11:32:31ID:tiK8e/YZ知らんならスレに書く必要すら無いわけだが。
0080名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/16(日) 22:53:29ID:9rmwd8GV肯定するのが難しいのには同意だが、アレは国力を考えず、
勝っても特に益のない遠征を、政権が磐石でない時に行う、
という正直一政治家として失格レベルの失政。
勝ちとか負けとかそういう問題じゃない。むしろ勝ってても
泥沼残党狩りに移行しただろうから発動した時点で駄目。
0081名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/17(月) 07:59:00ID:yyq4fF6zまぁ、戦争の場合は勝ったら評価が正反対になる
可能性が高いからな。
0082名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/17(月) 08:46:26ID:FE1CT/LS小説内の語り手「司馬汨セ郎」の意見を
分けるべき。
悪人として造形した『城塞』の家康を、小説内の語り手「司馬汨セ郎」が悪く形容するのは小説的技法。
本人が、家康をどう考えていたかは、むしろ講演集などを読むべきだろう。
『坂の上の雲』内の評価も同じ。講演会では、さすがに逆のことは言わないが、別のニュアンスで語っていることが多い。
0083名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/17(月) 08:53:38ID:yyq4fF6zどっちかっていうと、歳をとるにつれて家康や江戸時代への
評価が上がっていった感じがするけどな。
0084名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/17(月) 08:54:47ID:HPS/x3SG『覇王の家』は家康を凡人武将として描いた上に、その後書きでは
「家康の唯一の功績は、江戸に衛生観念を普及させたこと」程度と
書いているし。
0085名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/17(月) 08:59:24ID:yyq4fF6z『覇王の家』はある意味、家康像に迫っているとは思うけどな。
ただ、それを描いているわりには、評価面では「たいしたことない」ものと
してあっさり無視してみせるところあたりがなかなか香ばしい。
0086名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/18(火) 23:13:24ID:08lN5u2Y司馬
「三成という人は、人間眼が非常に狭いところがある。
だいたいものをモラルで考える人は、人間理解が浅いところがあるんです。
つまり非常に好き嫌いの強い人とか、ものを善悪で考える人というのは、相手の人間が分からなくなりがちですが、
三成という人は、家康という人の偉大さといいますか、あの大きな器量、そうしてその大信望というものを過小評価しようとしていますね」
0087鳥屋 ◆Mzllk81HNE
2006/07/19(水) 00:55:10ID:jVAu+DRR僕が印象に残っている家康むかつき描写ベスト3
三位 自分が服用する薬を煎じるのが趣味の家康。しかし家臣が風邪を引くと『いかんな、医者にみてもらえ』と。
二位 長生きの幻術師がいると聞いて召し、『何故長生きができるか』とは聞かず、
食生活や睡眠時間などを聞いた。召された幻術師は、いざ幻術をみせようとすると、『それはよい(いらん)』と退らせた。
一位 大坂の陣にて攻めるにあたり、寄せ手を死を覚悟した士気盛んな城兵にぶつけると負けはしないにせよ、寄せ手の被害も甚大。
そこで和議のデマを流布させた。
『ひょっとしたら助かるかも』と死を覚悟してた城兵たちに生に執着が戻った瞬間、一言『寄せよ』と。
番外 生涯、あんなに世話になった忠勝の息子を捨て駒として起用して討死させた。
小説とわかっていても、むかつくわなw
0088名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/19(水) 02:12:12ID:sFQW0RQz三位→普通、家臣が病気になっても主君は薬調合せんだろ。
二位→現実主義なだけでは・・・。
一位→むしろ優れた戦術家に見える。
0089名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/19(水) 02:25:04ID:DLBNNb+Y例え本人自身には効果上がってたとしても上司の素人治療とかマジ勘弁。
0090名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/19(水) 02:45:11ID:m7/qmN6j「さすが家康」と感心する人もいるだろう
0091名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/19(水) 04:06:11ID:/IuuvtRx0092名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/19(水) 08:42:22ID:WKOYtNM6人物設定するのは普通でそ?
0093名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/19(水) 09:01:05ID:5y+sxE0F言い出すとか、「驚愕すべきことに徳川家臣団は安土桃山文化にまっ
たく参加していない」とか、家康が健康管理に気をつかっていてもあ
くまでも自分だけのためにしか使わなかったとか、信康を自害させて
その原因を作った重臣を処罰しなかったのを「異常だ」とか言うとこ
ろあたりは、基本的に悪意があるんだろうなとしか思えんなぁ。
0094名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/19(水) 14:21:01ID:vkQb8qLfという説があるとWikipediaに書いてあるけど本当か?
0095名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/19(水) 15:55:39ID:ROcaeoRl家康が処分した、って説だった気がする。
0096司馬による家康への悪意に満ちた文章
2006/07/19(水) 17:16:34ID:Ddkm9RJK酒井忠次と大久保忠世の身分にいささかの傷も入れず、かれらとその家を徳川家の
柱石として栄えさせつづけたことであった。忠次も忠世も、家康のそういうところを
知っていたために右のように深刻な皮肉をいわれながらも、反乱も脱走もせずに
徳川家の股肱としてはたらきつづけたのであろう。家康が、その妻子を自害させた
ことよりもむしろこのことが、家康のふしぎさをあらわすものかもしれない。
家康という男は、人のあるじというのは自然人格ではなく一個の機関であると
おもっていたのかもしれない。かれの三十七歳のときの事件である。
本来なら、信長も、いま目の前にいる老臣の酒井忠次も、家康にとってはわが子の
仇であったが、それを仇であるとおもったときには自分は自滅するということを
家康は驚嘆すべき計算力と意志力をもって知っており、片鱗もそう思わないようにしていた。
片鱗も――というのは、片鱗でもそうおもえば、人の心というのは感応して酒井忠次にもひびく。
忠次はすぐさま、明智光秀になるにちがいない。忠次も有能な男であり、光秀にいたっては
天下の逸材であった。そういう男であればあるほど、そういう感応力が高く、感応すれば
じっとしていることはしない。家康の身にも本能寺ノ変はおこりうることであった。
(一面、片鱗だに思わねば、信長にとって光秀は宝をもちこんできてくれるよき家臣で
ありつづけただろう。酒井忠次もおなじだ)
と、家康はおもっている。げんに酒井忠次とその酒井家は、家康やその後の徳川家に
対して必要かつ十分な忠誠心を持続しつづけた。
家康という人物は、決して自分自身を自由で気随な状態において解放してみたことは
ないようであった。人のあるじというものほど本来、不自由なものはないということを、
この男は年少のころから知っており、自分をそう規制してしまっているのにちがいなかった。
かれは、永井伝八郎という若者を、ひそかに他の家来以上に愛している。
――あれは信康の形見だ。
とおもえば、こころの内側が湿ってくるような思いまでするのだが、しかしこの場合、
――伝八郎というのは、そうだ。
ということさえ、家康は口に出すことを自分に禁じているほど、かれは自分の自由を
制限していた。彼によると、人のあるじというのは、どうやらそういうものであるらしい。
0097司馬曰く、家康は「異常」
2006/07/19(水) 17:18:35ID:Ddkm9RJKできることではない。この男はどうやら自分を抽象化するという奇妙な訓練を自分に
課していたか、それとも徳川家康という名をもった虚空の抽象的存在が、この男の欲望と感情を
管理しぬいてゆくという、そういうぐあいに自分の仕組みをつくりあげたか、どちらかであろう。
本来、どれほどの創造力ももたず、むろん天才でもなかったこの人物が、乱世のなかで
多くの天才たちと戦ってゆくには、こういう自分をつくりだすほか手がなかったのかもしれなかった。
「上杉謙信や武田信玄のような人物にも、重大な欠点がある」
と、あるとき、そういう意味のことを家康は言った。聴いたのは本多康重(家康の小姓からあがって、
関ヶ原ののち、岡崎五万石)である。それを『故老諸談』の筆者が書きとめた。
「信玄がその一族であり家臣である海野頼平や望月幸義をほろぼし、また謙信が長尾義景を討った。
これらのことはみな疑心により生じたことで、生かしておけばかならず股肱になるべきだのに、
まずいことをしたものである」
で、家康は自分の場合を説く。かれの父の広忠は若くして非業に倒れた。そのあと一族や
累代の郎党がちりぢりになり、敵方に仕えた者も多い。家康が三河を統一するにつれて
かれらはおいおい帰参した。それらの大部分が三河一向一揆のときは本願視方に味方して
ふたたび背き、家康をさんざんにてこずらせたときには家康は旧家臣に追われて
一騎で逃げたこともあったが、平定後、この男のおもしろさは、それらをすらすらと
旧の知行でうけ入れてしまったのである。
家康の武運がひらけてくるにつれて、かれらはみな忠実な家臣になり、それぞれ軍忠を
はげむようになった。家康は「素知らぬ体」をし、いっさい彼らの古傷に触れるような
ことを言わずに使った。『故老諸談』にある家康のことばを原文どおりに写すと、
われ、素知らぬ体をし、能く使いしかば、みな股肱となり、勇功を顕わしたり。
ということになる。法螺ではなかった。実際、この人物は、
「素知らぬ体」
という奇妙な態度を生涯つづけた。奇妙としか言いようがないであろう。人の主というものほど、
家臣に対して怨恨や憎悪、偏愛や過褒、さらには猜疑を持ちやすいものはなく、古来、
それなしで生涯を終えた者はまれであり、家康の身近な人物では織田信長はとくにそうであった。
家康は信長のような卓然たる理想をもたず、日本の社会に何をもたらそうという抱負など
かけらもない男だが、自己を守るために自己を無私にするという、右のような部分では
信長よりもはるかに異常人であるといえた。
0098名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/19(水) 17:19:40ID:1FgftGRz「異常」と評したのはむしろ褒め言葉だと思う。他の件に関しては全
面的に同意だけど。秀吉を創造者、家康を体制家とおいて、「まあで
も体制家というのはどうしようもないところがありますよね」とか書
いてるエッセイがあったし。
でも晩年は考え方変わったよ。
「この国のかたち」を読むとえらく江戸時代のことを高く評価してるし
信長、秀吉のやったことを家康が引き継ぎ、完成させた。鎖国はその後
の徳川家がやったことで家康とは関係ないって書いてるし。
あと、評価はしてるけど嫌いに井上馨や大隈重信も追加だな。
山県有朋はむしろ酷評の上に嫌いの範疇か。
好きだけど評価は微妙なのが西郷隆盛、江藤新平、石田三成
0099名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/19(水) 17:32:20ID:WWI699AH武将の評価も司馬遼寄りになるんだろうな
0100名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/19(水) 19:22:05ID:kmd/Tkpdhttp://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1151860317/
司馬史観について熱く語っている人がいます
0101名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/19(水) 19:27:32ID:DLBNNb+Y0102名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/19(水) 21:35:01ID:jnerpurU褒め言葉として本人も使っているつもりなんだと思うが、
常に歯に物でも挟まっているかのように皮肉的に言わない
と気がすまない。だから、評価する場合もしない場合も
少なからぬ悪意がこめられていると言わざるを得ないわけ
だな。
もし、同様の事件が秀吉あった場合、司馬遼太郎の評価は
マンセー一色になったでろうと容易に予想がつくわけで。
0103名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/19(水) 22:27:46ID:xHhuPRS9ロシアのピョートル大帝は歯の治療(抜歯)が大好きで廷臣の歯を抜きまくっていたと聞いたことがある
0104鳥屋 ◆Mzllk81HNE
2006/07/20(木) 00:55:47ID:FqBr22Jmさらには官僚だけでなく、『お上のご達しだから』とそれに無抵抗に屈してしまう日本人の気質に対しても憎悪していたと思う。
司馬氏の作品をみると、その発祥が徳川家康の気質&徳川家の政治システムだ、と語っているような気がする。
0105名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/20(木) 03:13:30ID:yy7FRbtCでも家康は違う
そこが家康の凄いところ
みたいなことは結構司馬氏は書いてますね
0106名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/20(木) 12:41:42ID:00JdyC5V司馬遼太郎は、陸軍の教育が死ぬほど合わなかった。
その怨念を徳川家にも波及させている傾向がある。
0107名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/20(木) 12:43:08ID:00JdyC5Vすごいといいつつも、「人間妖怪」とか「異常」とかって評価の下し方を
するんだな。
0108名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/20(木) 13:58:08ID:ly/nE0Pi突出した傾向や特徴を通常は悪い意味をもつ言葉で表すことは古今良くあることだし
特定人物との対話じゃないんだから、ある種悪し様な形容で人物の特徴を強く印象
付ける手法であるという事もできる。
0109名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/20(木) 13:58:57ID:/leY9c6a0110名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/20(木) 15:41:07ID:00JdyC5Vんだわな。単なる叩きじゃないだけ、作者のムキになった雰囲気が面白
くはあるんだけどね。
晩年に書いた「この国のかたち」あたりのエッセイだと、この主の圭角
が取れてて、丸くなったななんて思ってしまう。
0111名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/21(金) 07:08:21ID:iZNhoSCo司馬の両者に対する好悪の感情は対照的だな。
司馬の小説によって、家康は従来からあった「腹黒い」イメージが増強されたされたのに対し
大久保はその業績に比して人気はさっぱりだったのが
近代を代表する巨大な政治家として一般にも認識されるようになったような気がする。
0112名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/21(金) 16:05:39ID:NI9IqjtQ家康は自然人ではない
そこが家康の変わっているところであり
凄いところである
だが逆にその部分が家康に英雄らしい爽快さを感じさせず
信長や秀吉ほど人気を得られないのであろう
0113名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/22(土) 00:12:34ID:U1DmfhhQというか、この人は国盗り物語の明智光秀でそういう人間を書いてたよな
0114名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/22(土) 00:32:55ID:Zp4Ov5P+そういや大久保が家康を一番尊敬してたってのはあれ、史実?
0115名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/22(土) 00:58:31ID:Ebm0xphsむしろ家康が自然人で、
信長や秀吉は非自然人、というか天才。
非天才の家康が天才の信長・秀吉を超えるためには
カメがウサギを追い越すように地道な努力が要求されるわけで、
楽したいという人間心理が家康が人気のない理由だろう。
0116名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/22(土) 11:09:20ID:s03T5eIQただその非凡っぷりが目立たないだけだろうね。
悪い方向に誤解されたりもしてるし
0117名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/22(土) 12:03:40ID:hkuwtpn+信長、秀吉=個人としての天才
家康=徳川家という「集団としての天才」の頭
そんな感じ。
0118名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/22(土) 12:43:42ID:fIC9suzt家康は偉人のほうがぴったりする
0119名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/22(土) 13:46:39ID:yz3BffPI家康は脂の乗り切った、酸いも甘いも知ってるおっさんが尊敬してそう
なんとなくのイメージだが
0120名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/22(土) 15:01:23ID:3fJrpqB+0121120
2006/07/22(土) 15:02:11ID:3fJrpqB+ちょwwwおれはちがうぜ?
0122名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/22(土) 16:32:44ID:s03T5eIQまあ俺見たいなのは少数だとはおもうがね
0123名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/22(土) 16:48:26ID:OrwBZdrYあれだ、石田三成を「悪く言われてるけど好き」て言うのと同じで。
0124名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/22(土) 17:04:44ID:Ac797568大衆とは違う感性をアピールして悦に浸りたい
などなどで、あえて不利な方につくケースってあるよな
0125名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/22(土) 18:23:50ID:4+uxjWgJ俺の家康ファンが苦手な原因はそれかも。
0126名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/22(土) 19:10:27ID:kH2zZnMv>せめて自分だけでも味方になってあげたい
今は家康応援するのが判官贔屓だな
0127名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/22(土) 20:59:44ID:ZOBL+Jj9ほとんど司馬読んで勝手に反感持ってるやつらばっかりだろ
0128名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/22(土) 22:32:35ID:2V2E7OcE特に上方ではかなりの不人気だから
商人の口づたいに余計と悪評が広まったのかもしれん
近代では明治時代の薩長の政策によって完全に悪になった
むしろ司馬氏もその教育の名残を受けてると考えられる
0129名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/22(土) 22:42:06ID:APowsg33うちの親父(69歳)もそうだ。
0130名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/22(土) 23:09:09ID:O+hISqHK家康観にそんなに影響を与えたのかなぁ?
そんなに既存の家康観と違うことを書いてあるかね?
ていうかそんなに家康をひどく書いてあるかね?
みんな「司馬は家康をひどく書いてる」と口を揃えて言うけど
どうも俺にはそこがイマイチわからない
0131名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/23(日) 00:08:05ID:loleNEmM司馬遼太郎の家康観は基本的に大阪人の家康観の延長だろ。
司馬遼太郎のもつ秀吉観と比べれば、よくわかるべ。
0132名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/23(日) 00:19:28ID:pF8fDmsKからみればそりゃ理性的。悪口もウィットに満ちているのが司馬流だか
らな。
ただ、司馬の小説は非常に面白い分、影響力がでかい。たいして家康に
ついて知らない奴も覇王の家なんかを読んで「家康のせいで日本人が閉
鎖的になったということがよくわかりました」とかいう感想をおぼえて
しまうのがな…司馬は最終的に江戸停滞論を捨てたんだって!
それに家康好きはそんな少数派ってわけでもないだろう。ただ、アンチ
の声がやたらとでかい、つーかうるさい。
0133名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/23(日) 05:15:52ID:GfrZTp0+街道を行くとして個人が表に出て地方で歓迎されたりしてなければ、
こんなに叩かれなかっただろうな。
0134名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/23(日) 13:04:41ID:7qeBHyFl江戸時代は評価してるけど
それは日本人の偉さで、徳川幕府じゃなかったら
もっと日本はいい国になっていた、てニュアンスも少しはあるんじゃないかな?
これは秀吉の時からだけど、キリスト教が根付いてれば
日本も普遍性を持った国になれたのに、みたいなことは良く言ってたし。
0135名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/23(日) 13:23:06ID:MKGkLEehフィリピンが羨ましいか?
0136名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/23(日) 13:38:13ID:GfrZTp0+少なくても「男は男、女は女」の基盤が崩れないから
少子化だけは免れたんじゃね?
子作りセックル推奨&中絶禁止なカトリックだしw
0137名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/23(日) 13:43:12ID:MKGkLEeh0138名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/23(日) 14:05:19ID:7qeBHyFlそれを通して色々な情報が入り、外国を理解する時に役立つって意味でしょう。
0139名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/23(日) 19:12:25ID:sGdWtAA9根本的にキリスト教は一神教で多神教を認めないから、
仏教、神道とゴタゴタの闘争を展開していただろう。
0140名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/23(日) 19:16:40ID:z5nnqf470141名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/23(日) 19:38:46ID:D6P/tVr+そういえば昔どっかのスレで隠れキリシタンの家系だって人が、江戸時代の
禁止例を経てすでにキリスト教から変質して「隠れキシリタン教」になってる
という話をしてたな。
2chの書き込みだから信じる気はないが、実際あれだけの期間地下に潜って
信教続けてたらそういう状況になっててもおかしくはないわな。
0142名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/23(日) 19:39:04ID:kz01e7q4という意味だったことを知っての上でその発言をするのなら国賊と言う
ほかないな…。
0143名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/23(日) 20:28:54ID:GeErKvS/「これカトリックじゃねえだろ」といわれたのは本当だよ。
本当だよっつーか、まあそんな感じ。
だって「マリア観音」だよアンタ。
ちなみに今でも隠れキリシタンな人はいるよ。
もちろんキリスト教とはほとんど関係がない。
隠れキリシタンな人には悪いけど、ちょっと笑えるというか滑稽だな。
0144名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/23(日) 22:39:12ID:XpK5fWIk0145名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/24(月) 01:55:01ID:BeaYG/fu日本の左翼嫌いなのに左翼から持ち上げられてたのか司馬ー。
そういや宮崎駿と対談してたな。
0146名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/24(月) 19:10:28ID:i0+2514Gあれはキモイ
0147名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/26(水) 10:55:37ID:b5NdvQzrむしろリベラルから評価される保守だった<司馬
0148名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/29(土) 12:43:00ID:qBEHKD9P小牧長久手で、尻をたたいて徳川軍を挑発する秀吉を
やたらに賛美していたシーンが印象に残っているな。
0149名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/29(土) 13:44:35ID:O9/59p+Z実のところ禁教令が出される前から、庶民レベルでは本来の教義からかけ離れている場合がほとんどでした。
ポイントは三つ、祖霊崇拝、祟り信仰、閉鎖的コミュニティーの伝統です。
聖人と神仏の混合、偶像崇拝、現世利益の追求、ローカルな慣習の維持が特徴です。
万物に霊が宿るという信仰も、輪廻転生の信仰も含まれていたりします。
江戸時代初期までは人身売買などの重大な問題があったので弾圧も徹底的でしたが、
中期になると取り締まりは形式だけのものとなり、摘発される者がいても釈放される場合がほとんどでした。
後期に入ると、政情不安を反映して弾圧は厳しくなりました。しかしこの時期のそれは、キリシタンの摘発というより、藩内の中央集権化などが目的でした。
また、彼らの信仰は「神父から布教された教えを忠実に守ったものではなく」地域の文化に根ざした慣習なので、その撤廃は不可能でした。
上記の一例として、掛け軸に掛かれた守護聖人の絵があります。
ポイントは、その絵に霊が宿ると考えられたことです。
町の過疎化が進んで慣習を伝える者がいなくなると、「霊を還す」作業が行われました。
作業自体は陰干しとあまり変わらないのですが、そうしないと霊はいつまでの絵の人物に宿り続け、
そのまま打ち捨てられたら『祟る』から、供養のようなことをしたのです。
0150名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/29(土) 14:31:28ID:0TcHcIvR司馬さんが書いた言葉を本当に当時の人が発していたと思っている人がいる。
確かに有名人の発した言葉は逸話として少し残っているけど
それ以外は全部司馬さんが様々なエピソードから人物像を想像して
創造したものだから、司馬さんが書いたセリフ全部がその人が当時言った言葉とは限らないのだが
なんか小説の中の人物のセリフ=実際にその人が言っていたこと
と勘違いしすぎな人が大勢います。
0151名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/29(土) 15:29:46ID:jqvnUvpOそれどこですか?
0152名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/29(土) 16:42:02ID:F8B4vmmX文中で「資料によれば〜」って説明したこと全部架空のものだっ
たり、「後に彼はこう言ったと記録されている」の「彼」が架空の
人物だったりで信用すると恥をかく。
0153名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/29(土) 17:26:33ID:o2+NIuZ9友達と部屋でおしゃべりに興じるのをわざわざ邪魔する必要もないし。
ここは司馬史観について適当に雑談するスレであって、司馬史観を
信じてる人を正しい道に導いてやるスレじゃないだろ?
0154名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/29(土) 17:43:08ID:a/tymL8L民明書房みたいなもんか…
0155名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/29(土) 18:46:13ID:F8B4vmmX信用してる人がいるのはかまわないし、小説家としては面白い
からむしろ評価すべきなんだが、信用してる人の夢を暴いて悦
に入る馬鹿と、小説を鵜呑みにして場をわきまえずに発言する
馬鹿がいなくならない限りこの手の問題は永遠に話題に上ると
思う。
0156名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/30(日) 00:55:24ID:C7yET4uc信長や秀吉には負けるとしても
戦国で3位は固いっしょ?
日本史全体でも上位っしょ?
キャーキャーと騒がれる系の人気ではないし
「家康最強ォ!!!」とか暴れる厨がいないだけで
0157名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/30(日) 01:13:45ID:KAmFEtH9しかも家康厨ってのはいないんだ。
家康知るもの歴史を知る。人生を知る。
少年向け秀吉8〜18
青年向け信長18〜35
大人向け家康50〜
これは、年にあわせてそれぞれを好きになったらいい。好きになる年頃はなんとなくだが。
それぞれの良いところを学んでね。
0158名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/30(日) 01:14:54ID:KAmFEtH9家庭に何かあったのか。
0159名無しさん@お腹いっぱい。
2006/07/30(日) 01:48:52ID:XoxAWzyK学校の成績がってこと?
確かに成績は悪かったらしいね。
理系全般と英語が駄目だったらしい。
で、浪人もしたけど結局旧制高校には行けなかった。
でもそのコンプレックスが、結果的に自身を偉大な小説家にしたんだろうな。
0160名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/01(火) 01:10:47ID:vIQs+E2h「○○好きは××好きよりレベル高い」みたいな
そういうこと言っちゃってる時点で
自覚はないようですが、アンタ
立派な厨ですよ
さらに「○○の良さがわかるのは大人」とか
年代別みたいなものまで持ち出して
そういうかなりイタイこと言っちゃってるのは
これはあれですな、アンタ
中二病ってやつですよ
0161名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/01(火) 03:19:23ID:OBVCwiiX派手さが他二人に比べれば少ないし。レベル云々は知らんが。
0162名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/02(水) 11:23:38ID:cOOji5/X義経も三成も清正も正則も韓信も
「政治感覚がなーい」て毎度のパターン
0163名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/02(水) 15:45:30ID:Lv7+jcT60164名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/02(水) 18:49:27ID:I6iB9AOE死後の事だよね。しかも司馬史観を言う連中は、大抵司馬さんの言葉を借りて自分の言いたい事を広めたい連中で…
関係ないけど司馬さんも、晩年は家康の偉さも江戸時代の偉大さもちゃんと認めていたよね。今まで生きてたらどうなってたんだろ?
今は「豊臣時代暗黒史観」みたいなものまであるからなあ。まあ実際、日本史の中で一番庶民の生き難い時代は秀吉の時代だと思うけど。
0165名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/02(水) 18:57:07ID:Of6qTDi4「庶民」定義がまずどこかってのも問題だし。
農民にだって上下はあったし、商人、下級の武士はどこら辺まで含むのか、とか。
0166名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/02(水) 22:17:26ID:WlfbSWSL江戸時代だって農民が豊かな領地も貧しい領地もあったし、最大多数
層の調査なんてできないし。
0167名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/03(木) 10:05:31ID:3vKbm7GV新撰組なんか司馬が書くまではただのやられ役だったし
0168名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/03(木) 19:44:20ID:+lq7TsA9なぜ?そこまで秀吉は悪政をしたか?
とりあえず戦乱は終りに近づいたし
商業も大阪を中心に栄え始めたろうに。
0169名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/03(木) 19:51:40ID:oz+98MiRまずはその辺りの根拠を希望、そうでないと反論やら賛意も示せない。
0170名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/03(木) 19:53:44ID:uESCWx/p戦争のしすぎ。織田系列の軍団は一年中戦争出来るようにしたから、その分農民に
間違いなく負担がかかってた。
確実に勝つために、大軍団配備や、水攻め強行をするから土地も荒れるしな。
それに、秀吉は農民出身で、搾り取れる限度を完璧に見切ってた。
0171名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/03(木) 20:00:09ID:C6wDlMVF凄い人来た?
0172名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/03(木) 21:03:51ID:vGduXB2C>>170に加えて言うと、そんな状況の中で外征までやってしまったのが致命的。
当時の日本はまだ内乱は終わったばかりで、各地に体制外の武装勢力までいるような
状況。つまり今のイラクみたいなもんだ。それが海渡って外国を攻めようって言うんだから
正気の沙汰ではなかろう。
当時の文献に出てくる農村の模様は、悲惨としか言いようがないぞ。
0173名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/03(木) 22:04:54ID:8cHb9Wgd京坂以外は栄えてないという方が正しいだろうな。
諸大名を動員して大坂や京都あたりで建築やら何やらやるから、
その周辺はすごく好景気だったが、資金負担させられる諸大名の
領地は荒れまくりなわけだ。
0174名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/03(木) 22:20:50ID:TH4czNmo0175名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/03(木) 22:30:32ID:LU0+6y1M三ヶ月で城は落ちた。
0176名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/03(木) 22:36:36ID:vQMH8z8Sエセーや随筆と小説を同じ史観で括るなと。
0177名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/04(金) 00:46:48ID:ZmLG/uP5近代は小作人が多い。
貧富の差は激しい。
0178名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/04(金) 00:51:55ID:+mH+C3vp例え、豊かな社会でも、格差が大きいと不幸に感じる。
0179名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/04(金) 10:21:58ID:nAowtPal0180名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/04(金) 10:45:50ID:7OevYHQtそれなら奴婢とか生口とかどうすんべ。生贄にされるわ、食材にされるわ、人間ですらないんだから。
0181名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/04(金) 17:54:14ID:W4NIp2kl同じ戦乱の時代と言っても、戦争の規模が戦国末期とは比べ物にならないからな。
人口の増加を考えても、普通の民衆にかかる負担は秀吉時代>>>平安末期じゃねえ?
0182名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/04(金) 17:59:45ID:m0R1v59C0183名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/04(金) 18:00:18ID:czP6dbyj0184名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/05(土) 01:07:10ID:RxJfoEmN悪役的な格好よさがある。
関係ないけど、乃木は「好きだけど評価できない」に入りそう。
0185名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/05(土) 01:37:33ID:xB3NSLIm0186名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/12(土) 12:55:47ID:5y3+fPRF0187名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/12(土) 22:00:51ID:ES+IR72Hでも司馬遼は好意的(同情的)に書いてるね
軍人としては才能なかったが人格は立派だったと強調してる
本人の意思と能力に無関係に軍の上部まで引き上げられてしまった為腹切るハメになった悲劇の人
て感じ
徳川家臣もそうだが
花神の福沢もかなーり小者にされてて笑える
0188名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/13(日) 00:55:08ID:2RcMFYtWいやいや、最近は乃木は有能だったと主張する人が多いんだよ。
曰く、近代の要塞戦にしては早く陥落させた、とか
海軍や大本営に足を引っ張られたとかね。
俺は白襷隊とか発想してる時点で軍人として超絶無能だと思うけどね。
おっとスレ違いスマソ。
0189名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/13(日) 15:23:39ID:gxaZ4t5l戦術としてそれを採用し、実行に移しただけだし。
どっちかというと要塞戦の規模を想定できてなかったのは日本政府
だしね。まあ予想外の事態に対し予定されていた行動しか出来てない
ってことでごく一般的な典型的軍人だと思う。
0190名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/13(日) 17:14:15ID:NT2vfxb9司令官は統率が役割、無能でも人格者ならまぁ良し
作戦考えるのは参謀、乃木軍は参謀が悪い
ということで特に伊地知をボロクソに叩いてる
0191名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/14(月) 22:04:12ID:2TTdNl/o平らにできんのかね。
だから偏りが生じてくる。
0192名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/14(月) 22:10:39ID:OWuFKeTZどんなキャラクターでも一辺倒な書き方でない方が面白い、というのが
「物語」において幻想である事は歴史板に居る人間なら分かることだし。
0193名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/15(火) 01:15:04ID:CEgY2/Dtっていうのを聞いていて
実際に読んでみたら
ボロクソに書かれてるのは参謀だった
0194名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/16(水) 12:59:50ID:mOlRpuhV十分できるよ。そして面白い本も山ほどある。
というか平じゃない本読んだこと無いな。大河以外。
0195名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/20(日) 23:35:56ID:C/9wh//x謙信が戦国最強の武将(軍神)とされたのは、江戸時代の創作ですね。
武田の甲州流兵学が幕府公認となったので、紀州徳川家(頼宣公)が
上杉流兵学(軍記書)を宇佐美定祐に作らせたというのが最新の学説です。
臼井城攻めの失敗など謙信が敗北した合戦も、複数の史料で明らかになっています。
※謙信自身が敗北を認めている書状↓
晴信年(念)を入れ、いかにも堅固ニしらわれ候間、落居さうなくつき堅候、
併馬を為寄候上者、善悪ニ不及候間、無ニセめへきそうふんにて、当月七日より
取詰候ヘ共、(中略)佐(佐竹)・宮(宇都宮)を始、弓矢かいなくわたられ候、
房州(里見)・太田いくさにまけ(第二次国府台合戦)候時よりも、たゝいまきうくつなんきニ候、
とかくこのたひハかた〜〜にあふへき事いかんなるへく候やと、心ほそく候間、
早くはりをやるへきために一昨夜ハちゝんをやり候ヘは、めのまえの者ともはらを
たて候て、うたてしかり候、これ又よきなく候へ共、さゆうなくゆたん候へ者こと
のひ候てきうしくちおしく候(中略)
かいほつ又ろう人のうちに一両人ておい候、さセるきなくうすてニ候、返々
いつもよりかへり(帰り)たく候間、このたひハおつと(落ち度)あるへく候やと
心ほそく候、
永禄七年三月十三日 虎(花王)
[三洲寺社古文書]
【上杉家の歴史】
上杉謙信が小田城を攻め落とした時、小田城下がたちまちにして奴隷市場に早変わりし、上杉謙信自身から差配して人の売り買いを行った。
奴隷の値段はひとりあたり20〜30銭の安さだった。
1561年(永禄4年)、謙信は関東管領の就任式で忍城城主成田長泰の非礼に激昂し、顔面を扇子で打ちつけた。
諸将の面前で辱めを受けた成田長泰は直ちに兵を引きいて帰城してしまった。
原因は諸将が下馬拝跪する中、成田長泰のみが馬上から会釈をしたためであったが、成田氏は藤原氏の流れをくむ名家で武家棟梁の源義家にも馬上から会釈を許された家柄であった。
だが、謙信は無知でこの事を知らなかった。
この事件によって関東諸将の謙信への反感が急速に高まり、以後の関東侵出の大きな足かせとなった。
上杉謙信は臼井城の原胤貞を攻めた際、数千の死者を出して逃げ帰っている。
これを機に由良成繁が上杉謙信を見限って離反。
長野業盛が武田信玄に攻撃により滅亡。
臼井城攻撃に失敗した謙信は
信玄に箕輪城を奪われ氏康に金山城を取り込まれてしまい
とうとう厩橋城までもが謙信の手からこぼれ落ちた
上杉家重臣の北条高広も上杉家から離反。
謙信の関東経略は失敗し北条家と同盟という救いの手に助けられる。
謙信の死後、養子の景勝(謙信の姉の子)と景虎(北条氏康の子)が後継者の座を巡って内紛を起こし、越後を二分した争いは天正7年(1579年)の御館の乱で景虎が討死する事により景勝が勝利した。
しかしこの内乱によって、上杉家家臣の新発田重家は離反し、柴田勝家率いる織田勢は能登や加賀、越中に侵攻して同地を1581年までにほとんど奪ってしまった。
つまり、謙信が築き上げた勢力は、この内乱によって完全に失われるとともに、上杉氏は大きく衰退してしまったのである
本能寺の変の直前には、柴田勝家が率いる方面軍に越中の城は次々と落とされ、
信濃からは森が、三国峠からは滝川がと、三方から侵略を受けて防戦も無理な状態だった。
新発田氏の反乱で越後国内はボロボロ。 反乱を鎮圧する力さえも残っていなかった。
景勝自身も死を覚悟しており、本能寺の変が無ければ上杉家は数ヶ月後に滅亡していただろう。
0196名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/21(月) 23:13:09ID:iyAnjlBu0197名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/21(月) 23:26:14ID:GtRuyohA関ヶ原、城塞と進むと良いとおもう
覇王の家だけだと肝心の天下取りがなくいきなりてんぷらにあたるところにとぶからな
>>189
乃木が無能だとは全く思わない
アレが無能だというならWW1に参加した将軍全員無能だろ
むしろ乃木が有能すぎたせいで各国が塹壕戦要塞戦の圧倒的な守備側優勢を十分に理解されないままWW1に突入
したからあんなに悲惨なことになったということすら可能だ・・ちょっと極端だが
0198名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/22(火) 00:48:46ID:Fzlifh4a単に発展途上国日本と蛮国ロシアを舐めきってた為。
0199名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/23(水) 19:13:09ID:2bbMEcO9成年になって司馬史観に浸っているものは知能が足りない
0200名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/23(水) 20:33:20ID:PluoEbFb0201名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/23(水) 22:49:02ID:roe5sp050202名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/29(火) 09:52:28ID:tFgrc9b5歴史観なんてない、ただの思い込み
0203名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/30(水) 12:25:04ID:r9GAj5gJそれは、あなたの思い込みです。
0204名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/31(木) 01:35:25ID:LHCVatDwイギリスではシェークスピアの戯曲を本当の歴史だと思ってる人間も少なくないらしい。だから
100年戦争も最終的にイギリスが勝ったと思ってたりするそうなw
そこまで極端じゃないけど、司馬史観ってのも、お話の面白さに引きずられたものではあるな、うん。
0205名無しさん@お腹いっぱい。
2006/08/31(木) 11:34:04ID:kjuyS6JOhttp://academy4.2ch.net/test/read.cgi/history2/1156917321/
0206名無しさん@お腹いっぱい。
2006/09/06(水) 08:56:59ID:hyCdK8md> 趣味で薬調合されたらそっちの方が家臣にとっちゃ迷惑だろ。
実は、家康はそれやってるらしいぞ。近臣に「御薬師」と陰口されてたって話を医学史を扱った本で読んだよ。
> 例え本人自身には効果上がってたとしても上司の素人治療とかマジ勘弁。
まあ、それで誤診して自分が死んじゃったわけだからお茶目だなw
0207名無しさん@お腹いっぱい。
2006/09/06(水) 15:08:08ID:bI+5bwYX長生きはしたんだから無駄じゃなかったんだろう。
0208名無しさん@お腹いっぱい。
2006/09/07(木) 02:48:20ID:3f9O6pmz革命的な気がする。
秀吉なんかは調子乗って美食荒淫生活をやって最期には実年齢より
はるかに老けて見えたらしいし。
0209名無しさん@お腹いっぱい。
2006/09/08(金) 02:46:28ID:w+u4UshXそこが出自の違いじゃないかな?階層の高い所にいる人間は、健康にも気を使うものだよ。
今のアメリカだって富裕階層ほどスポーツや健康管理に熱心だ。逆に貧民層ほど健康に気を
使わないから寿命も短い。
家康は小なりとはいえ大名の子息で、しかもおそらく当時最も洗練され、かつ貴族的な今川家の
中で育ったわけで、結構当人としては当然の感覚じゃなかったのかな?
0210名無しさん@お腹いっぱい。
2006/09/10(日) 02:54:01ID:REctxRGKhttp://news18.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1157613158/
0211名無しさん@お腹いっぱい。
2006/09/16(土) 15:53:25ID:8lvdeDulただ小林あたりが批判してるのを真に受けてるだけで。
漫画と違って長編小説読むには多少気合がいるからね。
0212名無しさん@お腹いっぱい。
2006/09/16(土) 15:57:10ID:ICeB69Zu全部は読んでないが、秀吉の贔屓には少し辟易したな。
0213名無しさん@お腹いっぱい。
2006/09/18(月) 22:13:40ID:+M20n3Zw好きか嫌いか、面白いか面白くないか。
くだらない政治的な権威やら政治的批判をする輩には反吐が出る。
0214名無しさん@お腹いっぱい。
2006/09/18(月) 22:19:00ID:+M20n3Zwああいう大河だろうがテレ東長時間だろうが、それこのフジの13:30枠にでも面白くなりそうな
話ってのは大好きだ。
司馬の構成に池波の文章力(特に料理)、吉川の正直な歴史人物への憧憬って小説が
あれば最高なのになあ。
0215名無しさん@お腹いっぱい。
2006/09/19(火) 12:15:25ID:gwgK1FzA小説は明治までしかないもんね。
司馬がいなかったら坂本竜馬ってかなりマイナーだったってほんと?
0216名無しさん@お腹いっぱい。
2006/09/19(火) 13:55:00ID:hlTXXCNHマイナーっつうか、今みたいに「幕末の政治情勢を一新させた傑物」
みたいな扱いは受けてなかっただろうな。あくまで伊藤や山県みたい
に「教科書の中の人物」として認識されていたと思う。
どっからがメジャーでどっからがマイナーかはその人しだいだが、
日本人なら名前知ってて当たり前の人物ではなくなってただろう。
0217名無しさん@お腹いっぱい。
2006/09/19(火) 16:29:09ID:B7IMPC9qそうでなくて「歴史がそうなる様に人間を動かした」って考えた方がいい。神の見えざる手じゃないけど。
誰かが凄いんじゃなくて、見えざる存在が凄かったって考えた方がまだ贔屓よりは客観的だ。
特定の人物の信者(好きとか超越)になっちまったら、もう正史に首突っ込まんほうが良いかも。
0218名無しさん@お腹いっぱい。
2006/09/20(水) 11:53:20ID:E7H5lo0F人の行動のつみかさねが歴史になるわけだし、個人によってけっこう違う
ものになってたという気がする。
家康がもう少し早く死んでいたら大阪が首都になって歴史も違ってたような
気がするし、公武合体派が勝っていたらまたずいぶん違う歴史になったような。
0219名無しさん@お腹いっぱい。
2006/09/21(木) 10:29:29ID:skAXo2Fp0220名無しさん@お腹いっぱい。
2006/09/26(火) 00:27:18ID:fu4xpvpF0221名無しさん@お腹いっぱい。
2006/09/26(火) 11:46:06ID:/Lbe2iQr0222名無しさん@お腹いっぱい。
2006/09/26(火) 11:50:55ID:AIfH8qqw0223名無しさん@お腹いっぱい。
2006/09/26(火) 12:36:21ID:zohIS40f0224名無しさん@お腹いっぱい。
2006/10/01(日) 17:26:16ID:sDmbFk++0225名無しさん@お腹いっぱい。
2006/10/10(火) 01:03:24ID:IC7cWst5家康等の評価についても、司馬っていう人の意見の一つだと思えばいいだけじゃね?
0226名無しさん@お腹いっぱい。
2006/10/10(火) 13:58:47ID:rjf9haNm鶏と卵だよ。
0227名無しさん@お腹いっぱい。
2006/10/11(水) 06:12:23ID:8j8Ahz36司馬の名前とその小説、考えなどを挙げてた本を見てなんで史実研究に司馬が出てくるんだと思ったな
小説と史実の比較とかならわかるが、そういう感じではなかったし
曲がりなりにも史実を見ていくというコンセプトの本で名前を出されて
またアンチが生まれるとしたら司馬も可哀想だな
この人やたらと資料名を出すから本当は講談とか逸話で信頼性の殆どないものまで
資料に載ってる=本当のことかと思ってた時期があった
0228名無し議論スレにて投票方法審議中
2007/01/24(水) 06:54:06ID:dcEeQenC箱根の坂は坂越えるまでが長くて今ひとつだった
夏草の賦はよかったな。
0229名無し議論スレにて投票方法審議中
2007/01/25(木) 16:07:45ID:L+YH17600230名無し議論スレにて投票方法審議中
2007/01/27(土) 04:53:02ID:p1RfSr0K彼が主役でない関ヶ原では物語を締めるオイシイ役目を貰ってるんだよね>官兵衛
関ヶ原は官兵衛のおかげで他の司馬長編には無い独特の余韻が有って良いと思う
0231名無し議論スレにて投票方法審議中
2007/01/27(土) 05:28:07ID:1/01hGIP日本中の戦国武将の群像が凝集されている。
0232名無し議論スレにて投票方法審議中
2007/01/28(日) 20:23:26ID:Oym9rEVC彼がきんか頭=ハゲ設定にしたせいで、ハゲが光秀の代名詞になったこと。
どいつもこいつもハゲハゲ言いやがって… まあハゲじゃないとも言い切れないが。
0233名無し議論スレにて投票方法審議中
2007/02/06(火) 19:06:20ID:cjpK3C3s長宗我部盛親の不器用な生き様は印象的だな。
0234名無し議論スレにて投票方法審議中
2007/02/06(火) 19:17:09ID:6VpctzIJあれは山岡荘八によって美化された家康像への
アンチテーゼだと思うけど
>>227
それは司馬が「王城の護衛者」によって松平容保を反明治政府の悪人の
位置から救い上げたから。その事で、容保の子孫の方から感謝の手紙を貰ったくらいだから、
会津の人は、つい、書いちゃうんでしょう。
0235名無し議論スレにて投票方法審議中
2007/02/07(水) 05:51:59ID:nG+TzOdO> それは司馬が「王城の護衛者」によって松平容保を反明治政府の悪人の
> 位置から救い上げたから。その事で、容保の子孫の方から感謝の手紙を貰ったくらいだから、
> 会津の人は、つい、書いちゃうんでしょう。
そうしてみると、司馬遼の捏造って罪深いよなぁ。
0236名無し議論スレにて投票方法審議中
2007/02/07(水) 09:46:40ID:m3BHOs550237人間七七四年
2007/02/12(月) 12:36:54ID:vpYzVW07なのは別に司馬の影響じゃなくてそれ以前からのことだしな
司馬はそういう空気を読んで作中でああいう家康像を作り上げただけで、
司馬の作品が家康嫌いの空気を作ったわけじゃない
アンチはむしろ司馬を過大評価しすぎだろう
0238人間七七四年
2007/03/13(火) 20:57:01ID:H6IFKeay司馬遼太郎の場合、取材の過程と作者の史観が織りまぜられている
独特のスタイルで、そこが好き嫌いが別れるところじゃないでしょうか。
0239名無しさん@お腹いっぱい。
2007/03/13(火) 23:13:15ID:zcRgbgyZ0240人間七七四年
2007/03/15(木) 02:10:26ID:+N34OQFR司馬の作品は小説として楽しめ。伝記ではない
0241人間七七四年
2007/04/08(日) 23:45:51ID:nN/j0ZAPそういうのもあって吉川英治や山岡荘八の小説よりもリアルに見えてしまうんだよな、特に学生のころなんかは
現実味があるように見せるのが上手い作品に騙されちゃった層は逝っちゃってるアンチに変貌してしまう
0242人間七七四年
2007/04/08(日) 23:49:35ID:3Z0NqirT昭和三十年後半に史跡を訪ねて、それに私見を混ぜて創作する司馬遼太郎。
平成に入ってから、史跡などに一切行かず、司馬の小説をひたすら盗作する池宮彰一郎。
0243代田 ◆MAEDAxMYTY
2007/04/09(月) 01:12:26ID:rGbu2ezG0244人間七七四年
2007/04/10(火) 04:40:31ID:qQZExTnr家康は自己保身のための腹黒さだから好かんのだろう
0245人間七七四年
2007/04/10(火) 04:48:46ID:jSg3zOLtだからちょっと極端な意見(よく批判される家康観とかノモンハン事件に関する見解とか)でも凄い説得力が有るわけで
0246人間七七四年
2007/04/10(火) 13:36:34ID:CBfcj5Dw偉大な人物とはいえない
大坂の陣の振る舞いなんて評価できるほうがおかしい
江戸時代は人間の可能性が抑圧された暗い時代だと思う
0247人間七七四年
2007/04/10(火) 13:46:16ID:FtrRhXzZ裃つけた戦国大名が主君への忠義のために奮闘するって言う
歌舞伎や明治の活歴の常識が「時代小説」に蔓延していた
時代には一定の役割があったけど、いまでは少なくとも
歴史の実相や時代の空気をつかむ点においては、山岡と
五十歩百歩のレベルに完全に吸収された感が強い。
もう今の目では「坂の上の雲」「世に棲む日々」「国取り物語」
なんかは講談士の語る森の石松なんかと同次元のムチャクチャさ。
小説として「カッコエエ〜」と読むのがふさわしいよ。
ただ、創作文学として「何を描いて見せようとしたのか」は
別の次元の話。まだまだ評価できる部分もあると思える。
0248仙台藩百姓
2007/04/10(火) 13:55:20ID:xW/i4pr3それに資料と言っても信憑性の極めて薄い軍記物や単なる口伝による伝承もかなり引用してるお
別に小説だから史実に忠実にする必要はないけどね
本人も事実だとは言っていないし
0249人間七七四年
2007/04/10(火) 18:53:29ID:LsJe+w+A0250名無しさん@お腹いっぱい。
2007/04/10(火) 20:03:43ID:WoNd5ub5アホか。戦国が終わったばかりの日本なんて、内戦で荒廃した何も無い状況だったんだぞ。
内国経済すらままならない。海外に対して日本に出来た事は資源と人の切り売りだけって言う、
発展途上国もいいところって国だ。
江戸期のおかげで日本には国際競争力を持った産業も、また工業化への準備もできた。
江戸時代は日本人の可能性を大きく育て上げた時代だよ。
司馬に心酔するのもいいけど、もうちょっと自分の頭で物事を考える訓練をしようぜ?
0251人間七七四年
2007/04/10(火) 21:03:10ID:5R4BGAn+本人も家康にはわざと悪役になって貰っているということは著書で書いてる。
0252人間七七四年
2007/04/11(水) 02:53:40ID:SzhHZY6Vそれはない戦国時代でむしろ経済発展してるし
0253人間七七四年
2007/04/11(水) 02:57:43ID:cBPbq5is根付や浮世絵みたいな一部のジャポニズム愛好家向けの商品は産業とは言わないぞ
0254人間七七四年
2007/04/11(水) 03:18:58ID:jelcPH86日本が鎖国をしていなかったら可能性が広かったとか夢みたいな事言ってるのも
いまいち現実味が無い。
秀吉の頃からもっと金などの有限な資源を守る事に目が向いてればまだしも、
ばら撒きすぎてから気付いてるような国がオープンになれば搾取されるだけに過ぎない。
0255人間七七四年
2007/04/11(水) 03:33:02ID:cBPbq5is金と銀の国内と海外の為替の相違に気付かず、
ずっと海外からは搾取され続けてたんだけどなw
日本がそれに気付くのは明治時代になってから
0256人間七七四年
2007/04/11(水) 03:43:46ID:jelcPH86そういう事、鎖国してすらそうなんだから
オープンにしてたらな〜んもわからんうちに丸裸にされるだけ。
そもそも鎖国しようがしまいが、元々島国で隔離されてきた一族なんだから
そういった海外との外交面が不慣れなのはいきなり直るもんじゃない、少しづつ改善していく他無い。
ガラクタの壷に大枚はたくような経済感覚では250年早い。
0257名無しさん@お腹いっぱい。
2007/04/11(水) 05:12:29ID:CwuBHyiB焼き物や瀬戸物などの「工業製品」を製造し、輸出し始めた時代は何時代?
そして民間に資本の蓄積があって始めて工業化とは成立するが、その民間への資本の蓄積が
成立したのは何時代?
さらにいえば近代化の絶対条件である庶民層までに至る広い教育の普及と法治の徹底は
何時代に起こったのかな〜?
まさかそんなことも、わからないの?
0258人間七七四年
2007/04/11(水) 06:02:52ID:cBPbq5is君は馬鹿だなw
西欧において日本製の陶磁器なんてのは生活必需品でもなんでもなく、
あくまでその対象は極一部の裕福なオリエンタリズム愛好家に過ぎない
結局のところ浮世絵や日本刀のような美術品輸出と大して変わらん
随分大層な「工業化」ですなあw
で柿右衛門みたいな陶磁器売って幾ら日本は儲けたわけ?
江戸時代の海外貿易はトータルで見れば日本の輸入超過の大赤字だったんだが、
そういうこと知ってて書き込みしてる?
0259人間七七四年
2007/04/11(水) 09:27:01ID:AyG54e7O>まあ江戸時代も幕府の管理貿易で規模は小さくなったものの、
>金と銀の国内と海外の為替の相違に気付かず、
>ずっと海外からは搾取され続けてたんだけどなw
>日本がそれに気付くのは明治時代になってから
おいおいムチャクチャ言うなよ。
江戸時代の自称「鎖国」政策で、実は戦国期よりも海外との貿易量は
はね上がっているし、金銀レートに関しては綱吉の時代から対策を
練っていて、田沼時代に中国からは1763年、オランダからは1765年
以降俵物や銅の貿易を利用して、金銀を輸入する方策を採ってる。
悪い事は何でも江戸時代、良い事は何でも明治から、という捏造史観は
21世紀のねらーには通用しないぞ。
大石慎三郎
「『鎖国』とは一度取り込まれた世界史のしがらみから日本が離脱
することではなく、圧倒的な西欧諸国との軍事力(文明力)落差の
もとで、日本が主体的に世界と接触するための手段であった。
つまり『鎖国』とは『鎖国』という方法手段によるわが国の世界への
『開国』であった」
0260人間七七四年
2007/04/11(水) 09:55:32ID:cBPbq5is一番日本が海外と交易が盛んだった時代は海禁政策施行以後でも勿論戦国時代でもなく、
その間の江戸幕府最初期の朱印船貿易時代だろ
新井白石の頃なんか貿易赤字による貴金属流出を危惧して
オランダ船の入港を従来の半分以下に制限してる
田沼意次が海外から金銀を輸入したのも金銀流出を危惧したためで金銀レートとは全然関係ない話
事実幕末に開国するまで国内の金銀交換レート1:4をそのまま海外貿易にも適用し続けてたじゃん
大体自分は「悪い事は何でも江戸時代、良い事は何でも明治から」なんて一言も逝ってないぞ
0261名無しさん@お腹いっぱい。
2007/04/11(水) 14:48:32ID:CwuBHyiB>一番日本が海外と交易が盛んだった時代は海禁政策施行以後でも勿論戦国時代でもなく、
>その間の江戸幕府最初期の朱印船貿易時代だろ
総量は所謂「鎖国政策」以後の方が上ですが?
しかもずっと日本の輸入超過だったのを、江戸期になって初めて「貿易黒字」を
出すまでになりましたが?
0262人間七七四年
2007/04/11(水) 16:22:36ID:aObJ6/nX賢い利己主義者であって、保身や見せ掛けの為の人情・正義感以外は徹底した利己主義者
0263名無しさん@お腹いっぱい。
2007/04/11(水) 19:57:52ID:CwuBHyiB>保身や見せ掛けの為の人情・正義感以外は徹底した利己主義者
信長や秀吉の説明としても正しいな。
0264人間七七四年
2007/04/11(水) 23:46:34ID:jIQzkZVs対オランダ貿易は幕府の厳しい輸入量制限&ヨーロッパにおけるジャポニズムの流行で
幕末には収支トントンくらいまでなってたんじゃないかと言われてるが、
対中国・朝鮮貿易では依然として赤字垂れ流しだったはずだが。
江戸時代は一貫して双子の赤字に苦しみ続けた時代、
幕府も無策ではなく色々対策を練ってたが結局抜本的な改革は出来なかったという印象だな。
まあスレタイの司馬とは全然関係ないが。
0265人間七七四年
2007/04/20(金) 11:06:43ID:eY0GBnV70266人間七七四年
2007/05/27(日) 12:03:20ID:N7926Zja0267人間七七四年
2007/06/03(日) 01:10:33ID:nzytL4OJhttp://f49.aaa.livedoor.jp/~ieyasu/hyouron7.html
0268人間七七四年
2007/07/07(土) 00:24:59ID:/tBE+OPo作中の「登場人物の台詞」を司馬氏の家康観とごっちゃにして批評しているあたり
秀吉や家康の評価以前にものの読み方を知らないとしか言い様が無い。
城塞やら関が原やらで三成方や大阪方の登場人物は
家康に批判的な発言をしていて当たり前でしょうに・・・
0269人間七七四年
2007/07/07(土) 10:03:11ID:K/EAOFKK俺自身は趣味だからいろんな人の小説読むが、普段歴史小説とか読まない奴に貸して
「他に面白いのあったら貸して」って言われるのは司馬だけ。女とかでも「燃えよ剣」とか面白いらしい。
国民的とも言える「偉大な小説家」で良いんじゃないの?司馬担ぎ出して一稼ぎしたがる物書きは氏ねばいいのに。
0270人間七七四年
2007/07/07(土) 16:12:42ID:EDZUpByoおもしろい。
だが、たまに「ある文献で〜(文献自体が存在しない)」とかやらかすので、
司馬を読んで歴史知った気になる人が後を絶たない。
0271名無しさん@お腹いっぱい。
2007/07/10(火) 04:43:04ID:51oM82Q6司馬の小説そのままを語りだす様なのが、本当にいる事を知った時の衝撃。
0272人間七七四年
2007/07/21(土) 23:45:31ID:H+P85JYb学術書でないことは確かだ。
0273名無しさん
2007/07/24(火) 09:38:41ID:43wj6YBt普通じゃない。傑出してる。みたいな意味・・・
読んでて家康のことあんま好きじゃないんだろうなって言うのはわかるし
好きじゃないって感じで書かれてるから
読んでる方も家康を好きにはなれない感じだけど。
0274人間七七四年
2007/07/24(火) 23:49:20ID:R5qonORM0275人間七七四年
2007/07/25(水) 06:53:57ID:Bq/e0IiCから生涯抜け出せなかったイメージ。別にそれはそれでいいんだが、秀吉を
やたらめったら大英雄扱いするために両者が登場する小説では鼻につく事も
ある。
0276名無しさん@お腹いっぱい。
2007/07/25(水) 19:53:34ID:36+HtFKh0277人間七七四年
2007/07/28(土) 05:43:44ID:VuZ2mTbtそれまでは狡賢いぐらいにしか思わなかったがあそこまで悪にてっしれる
0278人間七七四年
2007/07/28(土) 06:38:11ID:Fa1DVB8g見るに、司馬が描かなくてもきらびやかなイメージにはなるでしょう。
最下層に近いとこから、関白になってんだぜw 司馬作品は好き
だがあくまで小説だから、家康も普通にスゲェと思う。
0279人間七七四年
2007/07/28(土) 15:50:25ID:rV/rMLjy司馬個人としては家康のことは割と評価してたと思うけどな
悪名高い「覇王の家」も司馬中期の作品で、
それ以降の「街道をゆく」なんかでは家康を肯定的に評価してる
0280人間七七四年
2007/07/28(土) 20:47:57ID:W+rQZJV0「評価」と「好悪」は別。
「面白いことは確かだが文学とは言いがたい」
彼の小説を評した自称w文学評論家の心境がそのまま司馬の
家康評に当てはまると思う。
0281名無しさん@そうだ選挙に行こう
2007/07/29(日) 06:23:46ID:kmbnIaccそもそも司馬の作品って、品行方正な英雄なんかより、
人間臭くて腹に一物持ったような連中の方が結果的に遥かにカッコよく描かれるし、司馬も得意なんだと思う。
だから逆に言うと司馬の描く秀吉って英雄的に見えるけど、その分今ひとつ面白みがない。
0282名無しさん@そうだ選挙に行こう
2007/07/29(日) 07:13:48ID:9ED5DFSC悪役なら納得。
0283名無しさん@お腹いっぱい。
2007/07/29(日) 09:47:54ID:WuqU1It6講談の三国志の曹操に似た描写の仕方だな。
0284名無しさん@そうだ選挙に行こう
2007/07/29(日) 16:58:34ID:x6zjYR/6いいじゃんってぶっちゃけ思うw よく書かれて滅亡した家
よりずっといい。そーゆう問題じゃないのは分かるけどw
0285人間七七四年
2007/07/29(日) 22:02:51ID:FJn2QMttDNAに刻まれたもんだ、しょうがない。
0286人間七七四年
2007/08/03(金) 19:19:51ID:dKTCCLWK司馬の描き方は忠臣蔵と一緒だと。吉良が悪役にされて可愛そうだと
天下人には誰にも悪行があってそうでもしないと統治できないわけだけど
秀吉のみを褒めちぎって悪行については全くといっていいほど触れないのはおかしいと
歴史小説でも司馬がたくさん書いたからいつのまにかそれがヒットして大河化され
家康の人気がない理由になってるのは間違いないと(家康の番組になると視聴率が下がる様子w)
0287人間七七四年
2007/08/03(金) 22:33:52ID:qLQ37GLh0288人間七七四年
2007/08/03(金) 22:38:17ID:eEeZhror晩年の秀吉を「精神分析の対象」とか「誇大妄想狂」とか斬って捨ててるわけで
ぶっちゃけ家康厨が言うほど秀吉マンセーでもない印象
秀吉贔屓であることは本人公言してるけどね
0289名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/03(金) 23:40:42ID:FfieGuAUしかし小説では「都合のいい時期、角度から見た秀吉」しか描いておらん。
0290人間七七四年
2007/08/03(金) 23:56:23ID:auGgJ/T2司馬抜きで考えると言う事そのものが難しい。
後でどんなに理屈で理解しても、
誰しも初めは既に世間に広がった風評から入るのが普通なわけで。
司馬クラスになると、司馬の小説をを知識の基礎にした
二次創作も山ほどあるわけで。
0291名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/04(土) 00:13:07ID:DjEvA9t0家康像を強烈に嫌うね。山岡荘八とか吉川英次とかのものでも。「こんなの正確じゃ無い」って。
お前は家康本人に会ったのかと?w
0292人間七七四年
2007/08/04(土) 00:43:36ID:efG1wuvC山岡のは皆存在が重々しくて神算鬼謀。あんな人間いるかよw薄っぺらいわ。
人間臭さを描ける司馬、リズム感のある文章で名文家の吉川の足元にも及ばない力量だろ。
売れてる作家は皆良い所あるが山岡だけはサッパリわからん。宗教臭く感じて受け付けない。
小説読んで「正確じゃ無い」なんて言う奴に出会った事もないし、お前の付き合ってる輩のレベルが低いだけ。
あと英次じゃなくて英治な。お里が知れるわw
0293人間七七四年
2007/08/04(土) 00:45:27ID:Mr+xxCXJ他の歴史作家の描く家康像まで積極的に否定する奴なんてそうそう居ないだろ
龍馬とか歳三みたいな幕末の英雄ならそういう痛い信者付くのはわかるが
0294人間七七四年
2007/08/04(土) 00:47:47ID:Mr+xxCXJまあ山岡家康の胡散臭さは自分も感じてるし、
山岡自身吉川や司馬と比べると一段も二段も落ちる作家だと思うけどな
0295名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/04(土) 00:52:49ID:DjEvA9t0そう感じる事こそ君が「司馬イデオロギー」に染まっている証しでは?
山岡荘八が未だに読まれ続けるのはそれ相応の理由があるからだよ。それを感じ取れない君自身の
感受性を一度疑ってみるのも、人間修行としていいものだぞ?
0296人間七七四年
2007/08/04(土) 01:14:29ID:efG1wuvC小説読んでイデオロギーに染まるとか言ってて恥ずかしくないか?
俺は山岡もさんざん読んだうえで全部処分して1冊も蔵書にしてない。
好きな奴は勝手に読んだら良い。お前の知人みたいに好きな奴に「正確じゃない」とか言わねえから。
お前こそ碌に小説読んどらんだろ?イデオロギー色が他の誰より強いのが山岡だろうが。
0297人間七七四年
2007/08/04(土) 02:36:48ID:oFo/1Xqgだがそれゆえの面白さもある、濃姫視点の信長とか、実際に史実でも出来すぎ感のある元就とか。
人物を神聖っぽく描き出すのが得意な代わりに、どこか出来すぎな感は抜けない。
司馬は人間臭く描くのが得意だが、それが余りにも巧すぎて魅力的過ぎて
現実的な凄さを描き出すのに長けているため、
本人が多少現実離れした英雄に描いてるつもりの人物が逆に薄く感じてしまう節がある。
秀吉と家康の関係がまさにこれ。
てわけで山岡が司馬にはまるで及ばないと言うのは俺も同意だが、
得意分野がまるで違うのでそもそも比較対照としてよろしくないと思う。
司馬の小説が好きな人には特に山岡は合わんと思う。
0298人間七七四年
2007/08/04(土) 07:14:25ID:xCarhUOw基礎知識ない人や単純なヒーローもの好きな人、飽きっぽい人には辛い
けど。
極端な破綻なく超長編書き上げる力は古今の小説化の中でも抜きん出て
いるし、一個のドラマとしてのクオリティも高い。確かに抹香くさいの
はあるんだけど、優劣じゃなくて個性のレベルだと思うけど。
0299人間七七四年
2007/08/04(土) 17:30:08ID:08JN4KB1派手さがない、手堅い、功利的、陰険、悪謀家、腹黒
そのままやん
0300人間七七四年
2007/08/04(土) 18:18:20ID:oFo/1Xqgどっちかと言うとおかしいのは秀吉の方だろな、
おかしいというか全然印象に残らない、何故か。
0301人間七七四年
2007/08/04(土) 18:30:18ID:HHVftsFk現代でも、ワンマン権力者だと、部下の異論に対しては「おい、○○、いいから、
黙って、俺の言うことを聞けよ!」的な人間が多いが、家康は真摯に
部下の愚論にも耳を傾け、相手を尊重した。家康の家臣団が厚みを持ち、
有能な部下が育ったのも家康のそんな育成術による。
司馬の家康像は、「家康=凡人」「独創性の欠片もない模倣者」という言い方
が、逆に家康の凄さを浮かび上がらせてくれる。
0302人間七七四年
2007/08/04(土) 19:02:34ID:1JRjD9Fa逆に「豊臣家の一族」で秀吉の周辺人物を丁寧に描写した結果、
秀吉本人を浮かび上がらせる手法はなかなか上手いと思う
0303人間七七四年
2007/08/04(土) 19:24:41ID:JETdq7yK0304人間七七四年
2007/08/04(土) 22:22:58ID:HED2FVpyその二人よりも慎重にまた彼らのように失敗をしないよう先の天下人という
者をよく見ていた。
そして本多佐渡守との謀略連携プレーが司馬さんの書いた腹黒い家康。
>>303
豊臣家の人間模様の話。
0305名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/05(日) 01:34:29ID:J+p0wxOM司馬さんも元軍人なのに、戦国時代でも近代戦争でも、戦争をきちんと俯瞰出来ないってのが不思議だ。
この人の小説の戦争描写は、どれも講談レベルなんだよなあ。娯楽小説だからしょうがないとも思うが。
0306人間七七四年
2007/08/05(日) 05:45:43ID:PzYX4Tg1実戦には参加してないはずだから戦争描写が淡白なのも仕方ない
そもそも彼の作風からしてリアルな戦争描写は必要ないとも言える
つうか司馬さんの場合戦争を俯瞰出来てないっつうか逆に俯瞰しすぎて
実際に戦場で命の取り合いしてる兵士達の臨場感が伝わってこないという印象がある
0307人間七七四年
2007/08/05(日) 14:25:39ID:loAhdKh6俺も好き。
でも、幕末もののほうが面白いよ。ガトリング河井とか。
0309人間七七四年
2007/08/05(日) 18:54:50ID:JuDULxkGすごいことは認めてやるよ、嫌いだけど
って感じがする。
0310人間七七四年
2007/08/06(月) 20:49:08ID:+pXZfzaA作品は短編(「馬上少年過ぐ」)と雑記(「街道をゆく」)程度だが、
政宗という人物は稀有壮大で、爽やかな漢だと書いている。
0311人間七七四年
2007/08/06(月) 23:38:41ID:MFz113srいるだけのような。司馬遼太郎の「好感」は悪を善に妄想変換してさらに
ライバルを完全悪に仕立て上げるレベルだから。
0312名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/06(月) 23:43:53ID:qGyk3xDfそりゃあ娯楽小説なんだからそう言う描写は当然。
0313人間七七四年
2007/08/07(火) 02:03:16ID:4ezsqnpk「翔ぶが如く」と「歳月」の大久保利通のように作品によって描写が大きく異なる人物も多い
小説だからそこらへんは納得して読んで欲しいものだが
0314人間七七四年
2007/08/07(火) 14:27:26ID:/1dvjSif史実を基にしたエンターテインメント歴史小説
0315人間七七四年
2007/08/07(火) 18:45:34ID:dTi/wNrE戦国の巨獣って表現酷すぎw
0316名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/07(火) 18:55:29ID:e6txtD+g信玄の事は戦術や戦略に関しては天才だ、って評していたぞ。
ただ政治的には保守的なんだと言ってたな。
つーか、司馬先生の「保守的か革新的か」の判断って、「親信長的かそうでないか」ってだけで
決め付けてるところがあるけどな。最近では信長=革命児って言う説もほぼ否定されてる観があるので
どうしてもああいう考え方は違和感が出てしまうが。
0317人間七七四年
2007/08/07(火) 20:12:38ID:bzaKbjJp家康好きだけど。
ちょっと怖いが。
0318人間七七四年
2007/08/07(火) 20:30:36ID:8k/M1Jry山岡家康が好きな人には確かに受けつけないとは思うが。
0319名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/07(火) 20:40:58ID:e6txtD+g司馬さんの家康のキャラは、まんま三国志演義の曹操だと考えればいい。
赤ら顔の悪役。
0320人間七七四年
2007/08/07(火) 22:13:52ID:woCMZ1Kl珍しい小説。おそらく城は梁川城、主人公は前田慶次郎がモデル。
「城取り」とい映画にもなり、石原裕次郎が主演した。若き日の
中村玉緒がヒロインで登場しているが、これがまた可愛い。
0322人間七七四年
2007/08/16(木) 20:16:57ID:KBU0nqo0山岡ファンの俺には確かにきつかった。もう少し年をとらんと抵抗を感じるな。ただ、アンチ化はさけたい。
山岡荘八は本人も、家康は理想小説、信長は爽快小説を目指したと書いていたが、そこら辺へ行こうとしてるんだと思う。
政治家との繋がりも深かったし、戦争経験者として不満も結構洩らしてるから、人間の汚い部分を知らんわけじゃないんだろう。
自分的にはあのとび抜けた明るさが好きだ。あと、教訓めいたところも。
最近は暴れ公子にはまってる。主人公忠長の未熟さと反骨、頭の切れがいい感じだ。
司馬にあんま関係なくてスマンね。
0323名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/16(木) 22:52:25ID:lso+8U1Cあの人の書く天才は、人生を通じて最初っから最後まで同じ調子で天才だ。
信長とか竜馬とか、ちっとも成長しない。
0324人間七七四年
2007/08/17(金) 13:36:02ID:Enp035f7ないと描写できないのか、そういう人は人間味がない背景キャラになる。
0325名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/17(金) 14:09:06ID:lv5FxLC2決して一筋縄ではいかない人物なのに、司馬氏の手にかかると単純な保守反動にされてしまうな。
司馬氏は山県を、昭和の破局に至る流れを作った人間のように描いているが、逆に山県は
そう言う国力を無視したはねっかえりを押さえつけて統制していた人物だと思うのだがね。
0326人間七七四年
2007/08/18(土) 00:54:38ID:A0Dns6590327人間七七四年
2007/08/18(土) 02:44:12ID:mzkpld/q司馬の山県評
1.軍事能力はほぼ皆無、小器用で要領よかったから目だっただけ。
(要領がいいのを軍才というのでは?)
2.政治力などもまるでない。ただ、保身が上手いので権力を得た。
(司馬は理想化肌でない政治家を無能扱いしすぎ)
3.単純で一本木、柔軟性などまるでなく藩閥の基礎を築く。
(そんなやつが激動の軍隊草創期に権力維持できるかよ)
↑
こんな感じだぞ。小説に応じて多少変化するけど。とても>>325が
言うような「有能で複雑」に書かれてるようには見えん。()の中は
俺の意見。
0328人間七七四年
2007/08/18(土) 03:50:22ID:A0Dns659司馬は山県に一国の軍事を担当する大きな才能はないと書いてるが軍事才能がないとは書いてない。
組織を調整する才能や謀才も描写してるし、国民皆兵の実行者とも書いてる人事に対してもそれなりに見る目があるように書いてるし。
単純で一本気なんて司馬の小説読んでたらおかしいだろ、むしろ思慮深すぎてからりとした所がないように書いてるし。
0329人間七七四年
2007/08/19(日) 12:29:44ID:/8o/XHTvまあ小説家は史家ではないから小説が面白ければいいか。
0330人間七七四年
2007/08/19(日) 16:04:44ID:gv3dAqV40331人間七七四年
2007/08/19(日) 16:17:43ID:n3tq55NV史実の信憑性について競わせたら勝てるわけないわな・・・。
0332人間七七四年
2007/08/19(日) 21:12:02ID:VUKdbpKd氏が書いた本は歴史小説〔史実とは異なる〕であって学術論文ではない。
0333名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/19(日) 21:19:05ID:oxhuGRjGだが司馬信者は意識的にも無意識的にも、司馬の小説を史実として扱う傾向がある。
そしてそれを突っ込まれると「正しいか正しくないかではなくその精神が〜」などと、
司馬本人が聞けば激怒しかねないような屁理屈をこねる。
0334人間七七四年
2007/08/19(日) 21:23:00ID:gv3dAqV4こんなこと言ってるようじゃあアンチもまだまだだなw
それは司馬批判じゃなくて司馬信者批判にしかならないから。
0335名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/19(日) 21:33:55ID:oxhuGRjG別に司馬アンチになる必要は全く無いだろ。司馬氏は優れたストーリーテラーだし
実際面白い小説をいくつも書き上げている。歴史小説のみならず日本文学史にも大きく評価されるべき
作家だと思うよ。それに彼は自分の小説を小説以上のものとした事は一切無かっただろ。
ただ、一部の痛い信者の「あれこそ真の歴史」みたいなのは、司馬氏の評価自体すら下げかねないと考える訳だ。
0336人間七七四年
2007/08/20(月) 01:16:15ID:O43Zn8Vcはっきり言っちゃあれだけどその学者の方こそ恥だよ本来ならば。
0337人間七七四年
2007/08/20(月) 01:22:57ID:a7wiHDxo薩長同盟や大政奉還は竜馬の発案じゃない、すべて司馬の創作とか批判してる奴もいたくらいだからな。
竜馬がゆくでさえ竜馬の案とは書いてないのに。
0338人間七七四年
2007/08/20(月) 01:59:11ID:dZWn5GmA井上馨を、瀕死の重傷を負った暗殺事件のときに死ねばよかったとか。
いくらなんでも、日本資本主義の大本を作った人間にそれはないだろう。
0339人間七七四年
2007/08/20(月) 03:40:36ID:Vanrps5y司馬信者なんて司馬本人が止めたくなるような基地外ばかり。
「竜馬や歳三は格好よく見えるように加工した」って本人も言ってるのに。
竜馬がゆく、で駄目な自分に自信がもてました! とか馬鹿じゃねーのwww
↑
こういう事言う低脳と同類だって気づいてる?
0340人間七七四年
2007/08/20(月) 04:30:08ID:a7wiHDxo0341人間七七四年
2007/08/20(月) 17:23:40ID:QbH4ElZzあれほど有害な存在はない
0342人間七七四年
2007/08/20(月) 22:19:56ID:snVfEYOQ長州出身の編集者かジャーナリストも司馬に嫌みを言われたらしいな。
たまたま生まれた土地が長州だっただけで。
大方司馬の軍隊時代の上官か同僚に長州出身の奴がいて、
そいつと合わなかった私怨、みたいなオチだと思うがな。
0343人間七七四年
2007/08/20(月) 23:28:21ID:bGg+HQn3よく読めよしったかは
0344名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/20(月) 23:35:18ID:086HpFapいやあ、ことさら貶めてるだろ。
同じ事をやっても薩摩と長州じゃ描写が天地の差。
秀吉と家康もそうだな。
殆ど同じ事をやっても前者は「流石○○」後者は「彼らのこの精神が近代に至るまで日本人を歪ませ」w
0345人間七七四年
2007/08/21(火) 00:02:17ID:bGg+HQn3具体的どこがだよ?薩摩に対しても西南戦争なんてかなり否定的に書いてる。
0346名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/21(火) 00:22:20ID:ufnAeErS> 薩摩に対しても西南戦争なんてかなり否定的に書いてる。
うそん。飛ぶが如くの西南戦争の描写なんて最初から最後まで薩摩軍の超人的強さ頑強さと
政府軍の弱さ無能さのエピソードみじゃん。あれをどう呼んでも、なんで有能で勇敢で民衆の支持も受けて
圧倒的に強い薩摩軍が、最終的に追詰められて、無能で逃げてばかりで作戦行動もまともに出来ない
政府軍に惨敗するのか、普通の人は理解出来ないだろw
色の白いは七難隠す、じゃないけど、司馬氏は気に入ったキャラクターや組織に関しては、氏の感じる
「美しさ」の一点で他の全ての闇を隠しすぎる。それは西南戦争で言えば例えば、同じ時代を書いた
池波正太郎あたりの小説と比較しても明らかだ。池波氏のは桐野を主役にしてさえ、薩摩軍の問題点や
傲慢さ、特権意識をちゃんと書いてるよ。
0348人間七七四年
2007/08/21(火) 00:48:26ID:TlVlHGHQお前が知ったかだボケ
特に明治政府の要人をどう描いているか読み返せカス
0349人間七七四年
2007/08/21(火) 00:52:36ID:bOmKLbWD司馬読んでねーだろお前・・・西郷に対しても同情しながら一種の愚者にみえるとかまで書いてるし
篠原や桐野なんて酷評もんだぞ、まったく作戦がないと
0350名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/21(火) 01:05:25ID:ufnAeErSその篠原や桐野よりも酷評される勝利者たる政府軍首脳や指揮官w
ほんとうに司馬氏の中では、何で薩摩軍が負けた事になるのでしょうね?
0351人間七七四年
2007/08/21(火) 02:25:18ID:bOmKLbWD司馬作品読んでないのバレバレ、もしくは理解力が乏しく妄想で読んでるか。
そもそも薩軍自体かなり冷めて書いてるし、政府側が酷評されたって誰が?
薩軍が負けたのは西郷さえ立てば全国の士族も決起するという妄想と薩摩の個人武勇頼みで決起し、結局万全の準備をしてきた政府軍の物量に負けたと読めばわかること。
0352人間七七四年
2007/08/21(火) 02:52:33ID:0M5gZe2F特に娯楽小説なんだから。
0353人間七七四年
2007/08/21(火) 10:00:25ID:TlVlHGHQあれは遺族筋から抗議があったらしいからな。
「死後100年は経たないと小説にするのは難しい」という考えになったらしい。
ま、おかげで昭和とかやらなくて済んだのは賀すべきこと。
0354人間七七四年
2007/08/21(火) 12:35:03ID:bHf2yFpz書いてあるけどね。
0355人間七七四年
2007/08/21(火) 18:57:21ID:c8nWaiAT小説中の話なら「小説なんだから」ですむが小説の中で史実と言い切ってる
たとえ史実だとしても、それはノンフィクションの分野で小説の中ですることではないな。
「この部分は史実です」って言われると「他はフィクションです」って指摘されてるみたいで・・。
この部分以外は全体的に好き。
0356人間七七四年
2007/08/22(水) 22:35:31ID:NHi/IH9a俺の場合はむしろ山岡家康には全然魅力感じないな
司馬の「関ヶ原」で正信と「主従というよりは共犯者のように」謀議を巡らす家康が好きだw
0357人間七七四年
2007/08/25(土) 02:54:46ID:pzgtfrjl日光東照宮をつかまえて豊臣時代の建築物と比べて
「これが同じ日本人が作ったものとは思えない」とかこき下ろしてる
ここらへんが歴史家としての司馬の限界だろうな
0358人間七七四年
2007/08/25(土) 05:32:12ID:HXUBGbG90359名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/25(土) 09:55:22ID:XH9H0yiJでも日本に来た外人は日光のほうを凄いと褒めるので「あいつらは何にもわかってねえ」みたいなことも
言っていたなw
0360人間七七四年
2007/08/25(土) 10:29:29ID:qIGDvOqJ建築物じゃないだろ
さすがにそれほど無知とは思えないが、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いかw
0361人間七七四年
2007/08/25(土) 11:06:58ID:xrPMgFdp0362人間七七四年
2007/08/25(土) 11:38:00ID:Z/JDbfVCあれはなんつったらいいか確かに奇怪な意匠だよ。
あれ以前にはあんなものは無かったし、
あれ以後にもどこにも受け継がれなかったように見える。
以後の江戸時代の寺社建築にあんなの無いんじゃないの?
やたらとデコラティブでケバケバしいよね。
東照宮の不思議なのはあれをどっから持って来たんだか本当によく分からんことだ。
オイラが日本人としてガイジンに誉めて欲しいのは、建築物的なものでいえば、
運慶快慶の仁王像であったり、書院造りの建物であったり、
禿げかかった仏像だったり、古代の寺院や神社だったりする。
それを飛び越して日光東照宮サイコーといわれると、
なんでやねん!と確かに思う。とグレート司馬も言いたいんだと思う。
0363名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/25(土) 11:51:11ID:XH9H0yiJ「東照宮様式」の神社は各地にあるぞ。
0364人間七七四年
2007/08/25(土) 12:12:11ID:Z/JDbfVCほー、確かにたくさんあるな。
でも全部やっぱり「東照宮」(´ω`)
天海はあれをどっから持ってきたの?
0365名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/25(土) 13:48:08ID:XH9H0yiJ安土城も秀吉の大阪城も。金、赤、青、黒のてかてかのぴかぴかでゴテゴテしてるし。
日本も綱吉の頃くらいまではそういう「豪華絢爛」な様式ががもてはやされてたけど
だんだんと、質素に、って方向に行って、吉宗の改革で完全にその流れが途絶えた。
ただ東照宮は神君の墓標だけに、大切にメンテナンスされ破損も無く古びれもせず、
創建当時の風を保っている、それゆえに異風に見える、って事じゃ無いかね?
0366人間七七四年
2007/08/25(土) 14:00:55ID:+wc8oHRr安土桃山は色彩感覚は派手だけどゴテゴテしてないよ。
無意味にゴテゴテしていて、すべてにおいて中途半端でセンスが悪いのが
日光東照宮に代表される江戸の徳川文化。
安土桃山にも質素な文化はある。
質素は質素でも、安土桃山の千利休の質素は哲学的質素を追求したもので、
江戸時代の質素は単なる貧乏的センスのなさ。
金持ちの質素趣味と、貧乏人の強制的質素は、似て非なるもの。
0367人間七七四年
2007/08/25(土) 14:38:14ID:+wc8oHRr農民気質と評して、江戸時代は三河者の百姓文化としているけど、
農民気質には文化は担えないというのは全世界的によくあること。
ルネサンスを支えたのも商人出身のメディチ家であり、フッガー家だし。
0368名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/25(土) 15:18:56ID:XH9H0yiJもうちょっと自分でものを見て、自分の頭で考えなよ。
オレは織豊時代よりも、江戸期の徳川文化の方が、地に足の着いた奥深いものだと考えるぞ。
0369人間七七四年
2007/08/25(土) 19:45:36ID:ZUnTTOqA東照宮の芸術的なレベルでの評価の高さは今更言うまでも無い、
それを小説にもろ影響された個人の好みで勝手にセンスが悪いと断言する方が余程センス無い。
同意が欲しけりゃせめて「自分はそう思う」ぐらいに抑えてくべき。
しかも三河が東日本代表って・・・・。
0370人間七七四年
2007/08/26(日) 03:58:53ID:6TYTsjtZ擁護と云っても、じゃあ其れ以外はアンチって訳じゃなく、大体の人は“司馬氏を評価するが此処はちょっと…”とか“司馬氏には何の罪も無いが受け手側の一部に問題が…”とか言ってるだけの様に思えますが…。
0371人間七七四年
2007/08/26(日) 12:47:56ID:5e/0by5h0372人間七七四年
2007/08/26(日) 18:58:40ID:iA6rBEqq0373人間七七四年
2007/08/26(日) 21:27:01ID:MeZ0rSg10374名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/27(月) 00:23:01ID:qOHsOxN30375人間七七四年
2007/08/27(月) 04:05:48ID:lUCFntuj最も抱いてると思うが。実際はそうでもないけどな。
0376人間七七四年
2007/08/27(月) 04:16:00ID:KIEy0gyuアンチ司馬の人って結構司馬作品読み込んでるみたいなんだけど、
どういった経緯で司馬嫌いになったんだろうか。
・第一印象で感性が合わず嫌いになった
・あらかじめ歴史を知っていたから表現が安直過ぎて
・信者だったが、史実との差を知ってカウンター的に
最後の1つはともかく、最初の二つって、嫌だと感じたら読むの止めるものだろ?
アンチとしてのある種の義務感からだろうか?
0377名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/27(月) 11:06:44ID:qOHsOxN3アンチ司馬ってそんなにいるか?創作と史実をごっちゃにする司馬信者へのアンチなら多いかもしれないが…。
それまでアンチ扱いされると、司馬遼太郎本人も困っちゃうと思うぞw
0380人間七七四年
2007/08/28(火) 06:08:02ID:hzb2rGDR「自分の好きな○○(例えば徳川家康とか山県有朋とか)が司馬小説で良い扱いを受けてないから」程度のことだと思われw
特に司馬が家康をあんまり評価してなかった、つうのは有名だから、
家康信者は碌に司馬の本を読まずにアンチ司馬になってるパターンも多いと見た
関ヶ原や城塞なんかで構成上悪役を演じてる部分はともかく、それ以外の随筆なんかでは割と評価してたりするんだけどね
0381人間七七四年
2007/08/28(火) 07:37:27ID:2vSfNhiG戦国BASARAwの「信長=魔王」のような書き方するから批判されてんだろう。
ついでに言うなら若い頃の司馬さんは間違いなく家康嫌いだよ。晩年の頃は
そうでもないっぽいけどな。
小説は読むが随筆や対談は読まん、って人がいてもいいじゃない。その人の
感想を否定する権利は君にはない。
ま、司馬擁護派の「評価w」って往々にして「彼にはいい所もある」レベル
のそれを10倍にも膨らまして囃し立てるものだから実質アンチの文句と何ら
変わらない。
0382人間七七四年
2007/08/28(火) 11:33:19ID:MglZeXT2「徳川家康の唯一の独創性は、江戸に衛生文化を普及させたことである」
など、嫌みとしかいいようがない。
藤堂高虎なども、裏切り者、日和見主義者のレッテルを貼られ、
幕末まで原因を追及されているのは気の毒だ。
「藩は藩祖に似るという」等。
0383名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/28(火) 11:36:12ID:/m4aBYNb好きな人にはそれがたまらないのだろう。ほら、自分で判断したり評価しなくてすむじゃん。
0384人間七七四年
2007/08/28(火) 12:44:32ID:qveFZBAJ司馬アンチの言い分は「歴史の認識が(俺と)違う」という事のようだけど
a)小説だからわかりやすく書かないといけない
b)小説だから、構成上、必要な作りこみがある
c)小説だから、歴史学とは違うので、記載されている事が事実である保証が無い
ということを頭に入れておけば、小説の特性であって
司馬遼の善し悪し出でないことはわかりそうなもんだ。
この辺を理解した上での反論が、「司馬厨のアンチ」という言い方になる。
要するに、「小説だって事をわかって読まないから、考証とかを批判するんだよ」って話
で、こういう見方をすると、「司馬厨のアンチ」以外のアンチは案外すくない。
#小説としてつまんねーんだよ、みたいな物ね。
#元が新聞の連載小説かなんかのヤツで、えらいつまんないのがあった
#題名忘れちゃったけど
0385名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/28(火) 13:51:44ID:/m4aBYNb小説と史実をごっちゃにしてるのは司馬信者の方だろ。
0386人間七七四年
2007/08/28(火) 14:41:14ID:XbLOfvjp>>384の文は擁護派が云う様な司馬氏自身に対するアンチなんて極一部、他は歴史≠史実ってことをちゃんと踏まえてる…方向の事を言っているのでは?
0387人間七七四年
2007/08/28(火) 16:45:25ID:2vSfNhiGお前さあ、自分でなに言ってるかわかってんのか? お前の意見要約すると
「小説なんだからなにやってもいいだろうが、気にいらねえなら読むな」に
なるんだぞ。建設的な意見を述べてるようで、相手の反論を理不尽に封殺し
なおかつ自分はそれに気づかず悦に入ってる奴の典型だよ。
小説だろうがなんだろうが自分のひいきを劣化されれば一言いいたくなる。
その小説の優劣にかかわらずな。一寸の批判ですらアンチだアンチだと騒ぎ
立てて結論「読むな」を言い方変えてほざくだけの壊れたスピーカーが一番
タチ悪いよ。
0388385
2007/08/28(火) 18:40:08ID:qveFZBAJ「劣化」とかいう見方をするから楽しめないんだろってだけの話。
0389人間七七四年
2007/08/28(火) 18:47:31ID:qveFZBAJよくわからないんだが、.384のどこをどう読めば
「気に入らないなら読むな」になるんだ?
小説だからあるていど好きにやってるんだから、
そういうものとして楽しめばいいだろ。
事実が好きなら論文でも読んでりゃいいだろ。
論文にだって正しい事が書いてあるかどうかは、書き手次第だけどな
0390人間七七四年
2007/08/28(火) 23:03:04ID:37qD3Gkd「小説なんだから何やってもいいだろうが、気に入らないなら読むな。」
娯楽小説がコレでなんか問題あるのだろうか?純粋に疑問なんだが。
司馬遼太郎ほど史実と誤認させるほどの実力を持ってる小説家って珍しいけど、
一般的な歴史小説でもその作家の思想や認識の差など当たり前だが出る。
それによって作家の好みが出てしまうのもある意味当然では?
その意味で言うと俺は童門とかの方がさっぱりしてて好きだ。
司馬は面白いが読んでてやや疲れる。
0391人間七七四年
2007/08/29(水) 01:06:17ID:Bl1Bitig390は「小説なんだから何やってもいいだろうが、気に入らないなら読むな。」
へのレスしているが>>387が特に言いたいのは下の段じゃないのかな
その一言を言わせないために「小説なんだから〜」と言うのはどうだろう
そう考えると>>384の司馬アンチの言い分の3つはちょっと足りない
0392人間七七四年
2007/08/29(水) 07:05:11ID:t3EBArs7別に自分は小説だけ読んで司馬アンチになった人のこと否定してないけど?
>>387のレスも何か噛み合ってないし、もしかしてちょっと変な人なのかな
0393人間七七四年
2007/08/29(水) 10:43:09ID:25siGBi9作中でよく作者本人が顔を出してくる。
作品として誰の視点から描くのかが流動的なため。
0394人間七七四年
2007/08/29(水) 12:02:09ID:KMn+XhZq具体的にやっちゃいかんと思えるところを指摘してくれたら分かりやすいんだが
知らんだけでともすればさも事実のように嘘を書いてるシーンがあるのかもしれないし
0395名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/29(水) 12:05:25ID:Avvznphf0396人間七七四年
2007/08/29(水) 12:26:20ID:ga+3Dqw7そうなんだよ
物語だけ描くなら何書こうと「真に受けるほうがバカ」と言えるが
物語とは離れた注釈みたいな感じで主観的なことを書くからな
0397人間七七四年
2007/08/29(水) 17:50:47ID:25siGBi9だよな〜中学生のころ、その作者の注釈が邪魔でしょうがなかった。
もうちょっと物語りに没頭させてくれと思ってたよ。
でも、ほんと全部事実だと思ってたw
「燃えよ剣」のあとがきで土方の女が架空の人物だとわかったときはショックだった。
今なら騙されないけど、あの文体だから史実と間違える人は多いと思う。
つか、近代の小説になると確信的に史実らしく偽装やってるよな?
0398人間七七四年
2007/08/30(木) 16:03:10ID:J9wgXwUs0399人間七七四年
2007/08/30(木) 17:43:19ID:HQgTVoYd使う人だけど、登場人物に「漂泊の歌人などと言われても
実はモノに執着する吝嗇家な一面もあった。」などと語ら
せても、読む方は「この人、西行嫌いなのねw」で済む。
司馬遼太郎氏の場合は「余話ながら・・・」と言いながら、
自分好みの天下国家を語っちゃうからなぁ。それを史観と
言って持ち上げた評論家連中もどうかと思うけどね。
0400名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/30(木) 17:50:28ID:G15w/577極めてノーブルなものだけに、読み方しだいでいくらでも我田引水的な用い方が出来てしまうんだよね。
司馬を持ち上げている評論家やら文化人はほぼ100%、司馬の言っている事を使って自分の思想や主張を喧伝している。
0401人間七七四年
2007/08/30(木) 18:52:12ID:sUQDhNDN自分の作品や史観への箔付けやお墨付きも貰っていたというね。
ところで、司馬は自分の作中で昔の何かの組織を今で言う職業野球の
ようなものであるみたいなことを書いてたけど、本人は全くの野球オンチで
1994年に中日巨人最終戦で優勝が決まったときの中日新聞の関係者の回顧によると、
その日は司馬のインタビューがあったそうなんだけど司馬が野球オンチで中日巨人最終戦
の話を振ってくれなかったのでその試合を見届けることが出来なかったそうな。
ソースはナンバー
0403人間七七四年
2007/08/30(木) 20:58:13ID:5OpH6YYS0404人間七七四年
2007/08/30(木) 21:22:27ID:L/aNqzlK司馬は小説家にしては客観的なぶん、人物像に説得力があるよな。
0405人間七七四年
2007/08/30(木) 23:05:02ID:KA6rhSGX????
司馬こそ個人の主観を小説中に「筆者は・・・」ってでしゃばって貶しに
貶した挙句資料捏造までして遺族から叱られる典型的な偏向小説家だろ。
人物像の説得力云々はともかく司馬の持ち味は自信満々に主観評価を
ビシバシ決める所であると思うが。それが長所でもあり短所でもある。
0406人間七七四年
2007/08/31(金) 03:28:41ID:h9FGGGFfその描写に異様な説得力があるのは確かだな
だからこそ現代でもアンケートで尊敬する歴史上の人物を聞いたとき坂本竜馬がトップに来るし、
アンチもその偏った歴史観(とそれが世間一般の歴史認識に与えた影響)を殊更攻撃するんだろう
といっても司馬の歴史観って明治近代以降のことはともかく、
戦国時代の奴なんて講談や軍記物語で語られてきた通俗的な歴史を
尤もらしく薀蓄述べて解説してるだけだと思うけどね
だからこそ国民的作家に成り得たんだと思う
0407人間七七四年
2007/08/31(金) 14:43:37ID:vAQ9AsFo司馬のはまるで史書のように見える文体だったのが、史実と勘違いされる一因ではあろうな
0408人間七七四年
2007/08/31(金) 17:58:29ID:hEhTOqYo第三者から見れば家康にしろできるかぎり公平に書いてるように思う
0409人間七七四年
2007/08/31(金) 22:42:06ID:JLbRRkiz公平に書いてると言うのは初めて聞いたわ。人物評価にはやっぱり偏りがあるほうだと思うよ。
でもだからこそメリハリがあって娯楽として楽しいと言う事もある
0410人間七七四年
2007/08/31(金) 23:16:33ID:N7ZFbwSe特に”関ヶ原”での関ヶ原後に秀秋が家康に平伏するシーンで
諸将がやっぱり出自の卑しさは隠せないもんだなw
と冷笑するくだりは最悪。
0412名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/01(土) 00:41:06ID:YJM/Hmjl0413人間七七四年
2007/09/01(土) 13:21:16ID:tnZCR542バカかコイツw
一見客観的で公平に見えるような文体で、実際の内容がバイアスかかりまくりだから
性質が悪いと叩かれてるんだろうが
0414名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/01(土) 14:02:55ID:YJM/Hmjl0415人間七七四年
2007/09/01(土) 15:55:29ID:A7DlVNkP0416人間七七四年
2007/09/01(土) 19:16:02ID:8c7I/TEY0417人間七七四年
2007/09/01(土) 19:47:20ID:dq8ko3HKと思うけど、宗教的憲法九条論は絶対に間違いだと思うよ。
肩書きよりも中身でしょう。
0418人間七七四年
2007/09/01(土) 22:03:46ID:A7DlVNkP相手を納得させられなければなんの意味も無い。
0419人間七七四年
2007/09/01(土) 22:32:24ID:dq8ko3HKやめてくれよ。面倒くさい奴の典型じゃん。
0420人間七七四年
2007/09/01(土) 23:18:11ID:A7DlVNkP肩書きよりも中身だというが、第三者を納得させられないものに中身などあるわけが無いと言ってる。
例えにレスしてる訳じゃない。
0421人間七七四年
2007/09/02(日) 07:45:26ID:U5zsIMUcという抱負などかけらもない男である。
司馬遼太郎
0422名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/02(日) 11:46:58ID:NPAwn/Ep家康はあの時代の中で、夢想的な位の理想社会を作ろうとしている。
司馬の大好きな秀吉こそ、肥大化した権力欲だけの存在だ。司馬の手にかかると、同じ事でも
信長や秀吉のやったことは「理想のための毅然とした行為」で、家康のやった事は「権力維持のための建前」になる
不思議。
0423人間七七四年
2007/09/02(日) 14:01:56ID:XJsegOj0>「理想のための毅然とした行為」
は知らんけど
家康の簒奪は陰湿な簒奪
秀吉の簒奪は秀吉の明るさから陰湿さはない
とかいってな。
巨人の補強は強奪。
阪神の補強は綺麗な補強
みたいw
0424人間七七四年
2007/09/02(日) 19:52:58ID:sqGCcZ2a0425人間七七四年
2007/09/02(日) 22:25:52ID:UUf6Kpkh俺は江戸っ子だけど自然と家康を好きになった。秀吉が嫌いって訳でもないけど
0426人間七七四年
2007/09/02(日) 22:56:31ID:sSpVBU3h0427人間七七四年
2007/09/04(火) 23:29:40ID:Mg7I+Soyこのフレーズ自体は司馬に批判的な人達が言い出したのかな?
0428砂岩か耳ね ◆oWrjcNwAas
2007/09/06(木) 02:01:54ID:8UjD5D4B0429名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/06(木) 12:44:29ID:2F+hOR3h0430人間七七四年
2007/09/06(木) 15:41:14ID:51D8jNeS秀次に関しては、通俗的な本で再評価されるようになったのはここ5年くらいだったかと。
しゃれで(笑)秀次を強引に再評価した原稿を同人誌に書いてる最中に同じような趣旨の記事が「歴群」に掲載されてびっく
りした記憶がある。
秀秋の場合はまだ通説をひっくり返すような記事は読んだことないけど、今で言えば大卒未満の年齢で一生が終わってるくら
いだから現代人だったら評価以前の存在だし。
0431人間七七四年
2007/09/07(金) 03:21:19ID:y+Seycyn秀吉 狂乱の独裁者、孤独な晩年
秀長 吝嗇
朝日 政略結婚
秀次 殺生関白
秀秋 痴愚
秀頼 引きこもり
つう感じだからな>豊臣家
ただ徳川家もかなりヤバイ
家康から二親等くらいまで異常者が際立って多い
0432名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/07(金) 15:06:21ID:bVSRXOtsんナ事言ったら織田家も相当ヤバイ。信長を筆頭にしてw
つーか戦国時代なんてホントに命の奪い合いの時代なんだから、異常者になるのが多くて当然だけどな。
今ならおしなべてPTSDと診察されるでしょw
0434人間七七四年
2007/09/22(土) 21:22:58ID:j7kWgTee> いやいや、最近は乃木は有能だったと主張する人が多いんだよ。
あの頃の欧米における要塞攻略の主流は坑道戦で、
ドイツ陸軍参謀将校メッケルの門弟である乃木軍の参謀は当初、
坑道掘削をメインに計画してた、とどこかの板で見た。
しかしご存知のようにバルチック艦隊がやってくるんで、
旅順港封鎖してる日本艦隊を一刻も早くドック入りさせるため(黄海海戦で損傷してた)
計画変更して白兵突撃になった。
適当に書いたが、こんなかんじw。
0435人間七七四年
2007/09/22(土) 21:31:19ID:7azO3SZW政治家、殊に長州系の政治家の評価が低い気がする。
0436人間七七四年
2007/09/22(土) 21:49:10ID:j7kWgTee戦後の自虐史観が入ってるしね。
というか西欧合理主義賛美が昂じて、極度の「信長至上主義者」だから
信長の匂いがする花神における村田蔵六に対するマンセーぶりは異常。
あきらかに蔵六>西郷だし。
でも信長は偉大だと思う。残念ながら。
0437人間七七四年
2007/09/22(土) 22:02:10ID:j7kWgTee信長(=西欧合理主義)の匂いがしないと、主人公にしないんだろうと思う。
伊勢新九郎は地縁無視して、坂東に突入したからいいんだろうw
血縁は最大限利用したが。
地縁血縁を重視する村社会に向けての憎悪が家康の描写に反映されるのかも。
0438名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/23(日) 00:25:20ID:jJ4QMbNK合理主義的って言えばそうなのかもしれないけど、あんなに謀殺ばっかり、しかも敵味方かまわずやってる
戦国大名もちょっと珍しい。
0439人間七七四年
2007/09/23(日) 19:38:32ID:nLgAds1zシバリョーが「坂の上の雲」で李舜臣にちょこっと触れたせいで、
韓国では「東郷平八郎提督は李舜臣を尊敬していた」
「日本海海戦は李舜臣の戦法を模倣した」なる
デタラメ捏造ホラが蔓延している。
Enjoyという日韓掲示板で何度か目にした。
シバリョーは万死に値する。
0440人間七七四年
2007/09/24(月) 22:32:53ID:iFZOBEwf戦国板や歴ゲー板で書いてるのがいるな。たぶん同一人物だろうが
0441名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/25(火) 00:04:02ID:QT+Wy42y司馬は戦国時代が好きなくせに、いかにも戦国的な仙石の様な武将より、(好きな武将に使える範囲で)サラリーマン的な武将を好む
変な癖があるな。江戸時代は嫌いなくせに戦国時代の武士に江戸期的な倫理観を求めたり。
0442人間七七四年
2007/09/26(水) 17:59:44ID:A7shw23xそれまでは秀吉譜代の中でもトップクラスの出世組だったのにな
それを司馬が長曽我部側から仙石を無能扱いするような小説書くから
正当な評価が出来なくなっている
0443人間七七四年
2007/09/26(水) 19:12:41ID:k3hNwYc8というか歴史上の人物を小説を通して評価しようという神経がそもそも理解できん。
あくまで「この作者はこういう見方か」、でとどめないと。
むしろそういう読み方のほうが面白いと思うんだが。
0444名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/26(水) 23:01:48ID:viBDPDJG司馬は自分の作品中、小説ではない部分で断定的評価を下すからね。
同時代の作家でも池波や柴田、山田らの作品にはそう言う批判は出ない。
小説とルポタージュの中間みたいな変な作風ゆえだとは思うけどw
0445人間七七四年
2007/09/27(木) 13:59:43ID:r34PqHSYわざわざ過去ログも読まないバカの相手してやるなんて親切なw
0446人間七七四年
2007/09/27(木) 15:42:09ID:fxH1yUUIそもそも443みたいなのは、このスレにはいらないんだよね
話が終わっちゃう
0447人間七七四年
2007/09/27(木) 18:46:50ID:EN//5K+D軍隊経験者であり、また大阪人でもある。
初期の忍者モノとか読めば、かなり眼が覚める。百年の恋も冷めるというか・・・・
あくまで娯楽優先の人であり、冷静な事実と本質の探究より面白さ優先の人なのだ。
職業作家である限り当然である。
初期の忍者モノには、幻術使いと剣術使いの対決がよく出てくる・・・・
ここで、王道の剣術使いが勝つのではなく、結局は、あやしい幻術使いのほうが勝つのが
司馬の決定的な特徴であると思う。
彼自身の志向がそうなのだ・・・・
彼は幻術士であり、夢幻や蜃気楼を鮮やかに描いて人の目を眩ますことに価値を置いてる。
それを目的としてそれに徹してそれに成功したわけだから・・・・
まあ、大した人ではある。
0448人間七七四年
2007/10/01(月) 02:01:51ID:7/GPhWycハンセン氏病患者(大刑)とか足が不自由な人(黒官)とか。
0449人間七七四年
2007/10/01(月) 02:51:42ID:Mn7+80Tz覇王の家を小牧で終わらせた理由かな
太閤はともかく、覇王があそこで
とまるのは
なんでだとおもいますか?
出版社の事情とか?
0450人間七七四年
2007/10/01(月) 11:32:20ID:B+PRrMA2律義者時代の家康に関しては普通の戦国大名としてそれなりに
評価をしてる。家康晩年の謀略時代になるともう手の付けられ
ないほどに罵詈雑言w
0451人間七七四年
2007/10/01(月) 14:01:17ID:hB8aIg83「家康カッコええ〜これぞ年を重ねた男の中の男だ」
と惚れ込んでしまった俺はどうなるのかw
0452名無しさん@お腹いっぱい。
2007/10/01(月) 19:02:33ID:AZLhcMmrあの家康像は、三成びいきな著述を無視さえすれば、「智謀涌くが如く、用いる策は百発百中なり」って
快刀乱麻としか形容の仕様のない家康だからねw
視点を変えると「家康=アンパンマン」「三成=バイキンマン」という関係で読めるw
0455人間七七四年
2007/10/27(土) 09:15:29ID:h8pPH8D7他は別の作品で登場している。
個人的には臣従後から秀吉死亡の謀略戦をやって欲しかった。
あっ、梟の城か
何だかんだで全時代網羅してるじゃない
0456名無しさん@お腹いっぱい。
2007/11/02(金) 02:12:38ID:Br1E8/wv>「望むところ。」
>と、平塚孫九郎は、老いた顔をほころばせた。やがて茶ばなしでもするように、
> 「この身の果てにかような大戦さができようとは思いもよりませなんだ。
> しかも江戸の老虎を討つ義戦とあれば、ずいぶんとさわやかな死花が咲きましょう」
見てきたような嘘を云い を地で行っているが、
それでもやはりこの大谷と平塚の場面は美しい。
漢と漢とが、その死に様を決める瞬間とはこうであったと思いたい。
0457人間七七四年
2007/12/14(金) 02:29:57ID:+FjKpSkB信長ってそんなに謀殺ばっかりやってるの、知らなかったな。
しかも、戦国レベルでも珍しいほどとは。
本当に?
0458人間七七四年
2007/12/14(金) 14:53:16ID:I3DJll3Hまあ殺さなくてもいい人間をいっぱい殺しているのは確かだが。
0459名無しさん@お腹いっぱい。
2007/12/15(土) 07:03:34ID:fEdYO8xXこの時北畠に同情的だった自分の譜代家臣の津田まで謀殺してる。>信長
それ以降も領土を広げるたびに、その平定に功のあった地元の同盟勢力を、何のかんのと難癖をつけて、切腹させたり
追放したりと、ほぼ同じパターンで排除してる。ちょっと調べればすぐわかるから勉強してみ?
あと戦国時代といえども、根絶やしと呼ばれたジェノサイドをあんなに繰り返し何度もやっているのは信長だけだな。
0460人間七七四年
2007/12/15(土) 12:55:17ID:b7jhdbI5>それ以降も領土を広げるたびに、その平定に功のあった地元の同盟勢力を、何のかんのと難癖をつけて、切腹させたり
追放したりと、ほぼ同じパターンで排除してる。
これって元就も得意じゃなかったか?
で、滅ぼした家の名跡を自分や家臣の子供に継がせてしまう
0461名無しさん@お腹いっぱい。
2007/12/16(日) 06:34:18ID:83NN4gQQおなじようなことでも、元就の方は恨みを最小限に抑えるためいろいろ気を使ってやっているが、信長のは
欲が先に出て拙速に行ってしまう為に、敵ばっかり増やす結果になってるな。
0462人間七七四年
2007/12/21(金) 23:50:06ID:kiE8xPoN殺さずに追放もあきれるほど多いし。
自分は逆に、はじめのイメージと違って、調べれば調べるほど信長をことさら残酷とは
思わなくなったな。
アンチはなんでも謀殺とかだまし討ちと、とるみたいだけど。
0463名無しさん@お腹いっぱい。
2007/12/22(土) 02:12:41ID:xUkebBrpアンチとか決め付けてる事自体、君自身が信長シンパになっていることの証拠だよ。
0464人間七七四年
2007/12/22(土) 02:57:37ID:PiAA9/lx信長には当時の常識で言えば人間以下の存在である乞食を憐れんで反物を村に与えて
世話するように言ってやるような面もある一方で
敵対すれば女子供でも容赦なく皆殺しにする
0465人間七七四年
2008/01/05(土) 00:07:07ID:VejYRONs戦国時代では、当たり前の事だろ。
問答無用ではないし、チャンスを与えたうえでだし。
敵対する前に可能性でキリシタンの女子供殺したりしても誰もたいして何も言わないのに。
敵対者相手でも、信長だと人並みはずれて残酷って事になるんだな。
0466人間七七四年
2008/01/05(土) 00:25:45ID:wozvkp1R結局のところ司馬史観じゃなくて、どころかもっと根は古くて深いってことかな?
0467人間七七四年
2008/01/05(土) 02:07:17ID:YnKrzd5v三方が原で神君家康公が惨敗した→家康公より強い信玄すごくね?
という考え方。井伊家なんかは武田浪人大量に抱えて『赤ぞなえ』
を喧伝された家なのでさらに武田びいきが強い。
0468人間七七四年
2008/01/05(土) 08:28:22ID:a0fUK0LB史観というより事実だろう。
0469名無しさん@お腹いっぱい。
2008/01/05(土) 13:48:32ID:WMKj9obE残っているそうな。
ちなみにその前は「毛利元就が一番強い」ってのが一般的な世論だった模様。
0470人間七七四年
2008/01/05(土) 15:40:18ID:WJ6HuVTD上手(褒め言葉)だから、近隣の勢力にとっては油断ならなかったのは
事実だろうが、実績から考えれば武田軍は言われてるほど強くない。
0471名無しさん@お腹いっぱい。
2008/01/05(土) 20:58:08ID:WMKj9obE後世の、いろいろなものを資料として見聞出来る我々の立場から評価するのは後出しじゃんけんと一緒。
当時の評価が絶対の基準だよ。
0472人間七七四年
2008/01/05(土) 22:11:42ID:a0fUK0LB信長の死後に家康が三河の軍制をすべて甲斐式に改めたぐらいだから、
最先端というか、信玄死後の大大名が模倣するに足るシステムを持った軍隊を運用していたのでしょう。
そしてそのシステムはいくらかのみっともない敗戦や度重なる強豪との激戦から生まれたもので、
信玄が最強とされるのはせいぜい東海道に侵略してからと見るのが妥当かも。
0474人間七七四年
2008/01/06(日) 20:48:17ID:vWIhNp9o0475人間七七四年
2008/01/27(日) 23:38:22ID:TokD9cXo0476age
2008/01/27(日) 23:38:54ID:TokD9cXo0477人間七七四年
2008/01/27(日) 23:39:32ID:TokD9cXo0478人間七七四年
2008/01/27(日) 23:46:23ID:TokD9cXo0479人間七七四年
2008/01/30(水) 16:36:04ID:9xSES3IJ家康びいきの場合だとやっぱりダンマリで認めてるの?
作家に特定の人物を贔屓するとか、そういうクセがちょっとぐらいあってもいいじゃない。
0480名無しさん@お腹いっぱい。
2008/01/30(水) 16:39:46ID:0HqRFrIu何で山岡の話が出るんだ?相対化するようなことじゃ無いだろ。
0481人間七七四年
2008/01/30(水) 22:04:13ID:/kbT5AM0家康を悪者にして秀吉贔屓だったというだけなら、多分ここまで浸透しなかったと思う。
問題はこの作家が 「贔屓の人物より悪人を描く方が遥かに魅力的に描く」 事に問題があったように思うw
はっきり言って司馬の秀吉はあまり印象に残らんが、
家康の悪巧みの描写は見事すぎる、山岡の品行方正な家康などよりはるかに魅力的。
山岡荘八は誰を書いても理屈っぽい人物に成りがちなので
誇大妄想がありそうなタイプの人物の方が面白い描写をする。政宗とか。
またなんとなく出す脇役の小話が魅力的だったりもする。濃姫とか。
0482人間七七四年
2008/01/31(木) 03:05:16ID:cGCf7/+Fにじみ出てる感じがして好きじゃない。
「恥ずべき」「史上稀に見る(悪い意味で)」「日本人を陰気にした」
などなど、とにかく江戸政体を貶す貶す。英雄史観の人だから美点や
優れた制度は全部個人の功績にしちゃうしね。
0483名無しさん@お腹いっぱい。
2008/01/31(木) 03:18:11ID:W9Mwt22m> 司馬の言う江戸史観はものすごい憎悪が
> にじみ出てる感じがして
戦前の教育を受けた人間の限界ですよ。
江戸時代の安定した平和と発展が無ければ近代化など出来なかった。
司馬の好きな竜馬も西郷も大久保も、江戸時代の生んだ人たちだ。
0484人間七七四年
2008/01/31(木) 03:28:32ID:0PQ1VZ3/でも、「覇王の家」「関が原」「城塞」と徳川家康の長編三つも書いてるし、
本当に嫌いならここまで書けないと思う。
大阪人の矜持として家康を貶すことは多々あったろうけど、ただなんとかして、
司馬遼太郎なりに徳川家康を理解しようとはしてたと思う。
ツンデレ、とまではいかないかもしれないけど、
例えば「覇王の家」では、ある部分では謙信や信玄より優れてる、といった描写もしてる。
0485人間七七四年
2008/01/31(木) 09:29:49ID:JI70U8Mt関東人の悪口を書くのは彼の基本だが、例外的に土方は持ち上げてるなあ。
しかし初期の忍者モノでも、関東の剣客は、畿内の忍者に必ず負けてます。
伊勢新九郎は京の人間で、関東に下ってやったわけです。
家康は保守的な陰謀家で、忍耐力だけが取り柄です。
そういう傾斜を持った人間だと、知った上で読めば良いだけのこと。
「公平に、客観的に!」ってことにこだわって書かれた話は凄いつまらんもんだよ?
自分の主観を、もっともらしくぶちまけて話を面白くするのが上手いからこそ、
彼は職業作家として大成功したのだよ。
突っ込まれるのを怖がって、公平に書こうとする作家は小物だよ。
0486人間七七四年
2008/01/31(木) 13:14:27ID:v5rgsY6yいう人がほとんどだと思うけど?>司馬に文句言う人
盛り上げたいのはわかるけど事実と異なるフカシ記事書く新聞社が
突っ込みいれられるように、メディアリテラシーという読者の判断
はさておき気になるもんは気になるんだよ。
0487名無しさん@お腹いっぱい。
2008/01/31(木) 22:11:45ID:W9Mwt22m司馬への批判、非難と取られるというのもどうかと。
0488人間七七四年
2008/02/01(金) 07:33:59ID:TMQyGJqo0489人間七七四年
2008/02/01(金) 21:25:44ID:Jjp6lfDw「関ケ原」の家康は魅力的な大悪党で、いい味だしてるよな。
別に家康を悪く書いてるとも思えんが。
信長は明らかに持ち上げてるがな。司馬が信長を持ち上げた影響で、
今でも人気は圧倒的なのかな、やはり。土方も人気あるのと同じで。
0490名無しさん@お腹いっぱい。
2008/02/02(土) 00:47:10ID:gGkxM6a/スケールは小さいが堺屋に持ち上げられた豊臣秀長もそうだな。
0491人間七七四年
2008/02/02(土) 05:56:22ID:piN6j6jeまあ司馬の本意は「幕末史を書きたい」というところにあり、それを人物史を通じて
描いたわけで、司馬遷の歴史著述の形式に倣ったってことなのかな。
しかし明らかに幕末史の中心人物、西郷大久保の話である「飛ぶが如く」の方は、正直、
「竜馬がゆく」に比べたら、いまいち面白さでは負けてるんだよな。
戦国史の連作、斉藤道三から織田信長、豊臣秀吉から徳川家康の流れの国盗り・太閤記・関ヶ原は
確かに名作だから、これに出た連中は人気が出たのは仕方ない。とはいっても三成は、それほど今でも
人気ないような気もするが。
0492名無しさん@お腹いっぱい。
2008/02/02(土) 06:59:18ID:gGkxM6a/まああの作品の中でも山県と乃木は必要以上に貶められているように思うが。
司馬が批判受けやすいのは、その小説とも史伝とも言いがたい作風があるからなんだろうな。
0493人間七七四年
2008/02/02(土) 14:33:47ID:+xs3afGb従軍時代、なんか嫌なことがあったんだろう・・・
0494名無しさん@お腹いっぱい。
2008/02/02(土) 20:24:13ID:gGkxM6a/0495人間七七四年
2008/02/02(土) 21:00:20ID:IPUYrmoL家臣を道具としか見ていない冷徹漢のように描かれていて
それほど魅力を感じない。
0496人間七七四年
2008/02/02(土) 22:26:43ID:BSZlF5BH別に家康を過小評価してるとは到底思わんし
0497名無しさん@お腹いっぱい。
2008/02/02(土) 22:30:31ID:gGkxM6a/評価云々以前に露骨な悪意を入れるからだろ。
0498人間七七四年
2008/02/02(土) 23:02:12ID:FzIapa9R0499にゃんこ
2008/02/03(日) 01:14:35ID:tHCFSxI3後の随筆に、妙に歯切れ悪く、龍馬ネタ(皇族の夢に出た、とか、土佐閥の心の支え)
を書いてるのは、調子に乗って「龍馬が行く」で持ち上げ過ぎた事を後悔してるからで
はないだろうか?
0500人間七七四年
2008/02/03(日) 02:29:48ID:ms1E7aR0「龍馬は過大評価だ!」つってる奴は、
「俺はむかし司馬の小説に踊らされて龍馬を過大評価してた!悔しい!」っていう告白にしか見えん。
0501名無しさん@お腹いっぱい。
2008/02/03(日) 02:49:26ID:F/ahuTXR大人はともかく高校生くらいまでなら、普通に信じちゃうだろ。
あの司馬の文体なら特に。
0502人間七七四年
2008/02/03(日) 04:18:22ID:wPVzrBwnってのを知ってれば妄信はしないんだろうけどねえ。良くも悪くもライト
で爽快だから初心者が手を出しやすく、妄信しやすい。
吉川英治さんの『三国志』だって、一巻冒頭に自己流解釈やオリジナルの
エピソードも入ってる、と著者が書いてるにも関わらず他訳者の翻訳本に
『吉川本にはあったエピソードがねえじゃねえかコラァ!』と苦情が来た
らしいし。
0503名無しさん@お腹いっぱい。
2008/02/03(日) 04:48:39ID:F/ahuTXRそう言う現象は池波や山本周五郎、藤沢周平と言った作家ではあまり起きないよね。
逆に言えばそう言う現象が起こるかどうかが、国民作家と呼ばれるかどうかの境目、ってことかもな。
0504人間七七四年
2008/02/03(日) 06:57:51ID:HdmKPTh1それほどのレベルの作家は、確かに司馬のほかには吉川くらいしかいないかもね。
0505人間七七四年
2008/02/03(日) 12:16:23ID:s7IW/ima司馬氏は自分の思想や好き嫌いの感情を読者に植え付けるような書き方をしているところがあると思う。
0506にゃんこ
2008/02/03(日) 13:26:43ID:tHCFSxI3>「俺はむかし司馬の小説に踊らされて龍馬を過大評価してた!悔しい!」っていう告白にしか見えん。
その通りだよ。
革命児天才信長とか、英雄坂本龍馬とか、最強呂布 なんてのは、歴史オタ
の通過儀礼じゃないのか?
0508人間七七四年
2008/02/03(日) 15:12:50ID:hZvteA3qそこから史実への探究心を持つかは人それぞれだわな
0510人間七七四年
2008/02/03(日) 23:21:11ID:l4Zezx9P2位 坂の上の雲 1475万部
3位 翔ぶが如く 1070万部
4位 街道をゆく 1051万部
5位 国盗り物語 674万部
6位 項羽と劉邦 669万部
7位 関ヶ原 520万部
8位 菜の花の沖 475万部
9位 花神 453万部
10位 世に棲む日日 445万部
11位 功名が辻 395万部
12位 播磨灘物語 392万部
13位 この国のかたち 365万部
14位 峠 322万部
15位 城塞 307万部
16位 新史太閤記 262万部
17位 義経 240万部
18位 箱根の坂 238万部
19位 胡蝶の夢 231万部
20位 最後の将軍 220万部
この手の本がどれ位売れるものか知らないけど、この売り上げは尋常じゃないよな
0511人間七七四年
2008/02/03(日) 23:32:33ID:+KWaq0hD0512名無しさん@お腹いっぱい。
2008/02/03(日) 23:34:00ID:F/ahuTXRこれは何の統計?
それぞれ文庫の他に書籍としても出ているが、それもトータルにしてあるの?
0513人間七七四年
2008/02/03(日) 23:49:46ID:l4Zezx9Pソースは『ダカーポ』2005年9月7日号(567号)p.65だってさ
0514人間七七四年
2008/02/04(月) 01:26:17ID:7cCHx96f龍馬は司馬に過大評価されたとか言うが普通に元から幕末の英雄です
0515名無しさん@お腹いっぱい。
2008/02/04(月) 02:24:42ID:n8Zz2G4V> 普通に元から幕末の英雄です
大嘘をつくな。
戦後しばらくたつまで殆ど忘れられた存在だったのが竜馬だ。
むしろ中岡の方が高い評価を受けてた。
0516人間七七四年
2008/02/04(月) 02:44:29ID:sr9wvnk7今みたいに『坂本竜馬』って名前が一般常識の範疇に入るレベルじゃ
無かったけれど、今でいう…そうだな、武市半平太ぐらいの知名度は
あったはず。研究書籍や小説も少ないながらでてるし。
0518人間七七四年
2008/02/04(月) 04:26:20ID:7cCHx96f特に土佐系や自由民権派には有名で、大して親しくなかった板垣も自分があるのは坂本先生のおかげですって言わざるえないくらいだから
三傑なんかの薩長閥と比べると非主流派の土佐系で明治以前に死んだ為知名度なかっただけで
そもそも維新当時に英雄扱いされたのは西郷隆盛一人だからな
0519人間七七四年
2008/02/05(火) 05:13:57ID:u7zfAYVm国盗り物語と、竜馬がゆくの影響力は甚大だなあ。
0520人間七七四年
2008/02/05(火) 12:37:35ID:Ncx2hHUg0522人間七七四年
2008/02/05(火) 19:36:35ID:fWklNiOx>>515の書き込み自体が司馬遼の『坂之上の雲』かなんかにでてきてた
坂本竜馬無名論のコピーだよ。中岡云々は初耳だけどね。
でも、実在の人物の評価なんて戦国の三傑みたいにあきらかにその他の
群雄よりも大きな仕事をした人ならまだしも、大概の『偉人』はどっち
が上だ下だ言い難いよね。
ある面では万人に優れていてもある面じゃ常人以下とか普通にあるし、
歴史に与えた功績も当時の評価と現代の評価じゃ全然違うこともある。
0523人間七七四年
2008/02/08(金) 05:32:10ID:oC0gTqUyなぜ当時あれほど手紙を出せたのか?
パトロンがいたとしか思えない
0524名無しさん@お腹いっぱい。
2008/02/08(金) 06:00:38ID:LDdonMTT竜馬はただの薩摩の使いっ走りなのは誰でもわかるだろ。
当時土佐の勤皇浪士はほとんどが長州についていたのに対し、竜馬は
ほぼ唯一と言っていい薩摩派だったから政治的に独自のポジションを
取れたわけで。
0525人間七七四年
2008/02/08(金) 16:17:56ID:AhckcmWt0526名無しさん@お腹いっぱい。
2008/02/08(金) 16:19:12ID:LDdonMTT…お前は何を言っているんだ?
0527人間七七四年
2008/02/12(火) 12:18:09ID:uubKq1w+グラバーの使い走りって説もあるな
龍馬の被れっぷりからすると外国人との繋がりわかる気がする
0528名無しさん@お腹いっぱい。
2008/02/12(火) 12:44:12ID:I428IPkVグラバーとのつながりも、薩摩の後ろ盾あってこそだろ。
薩摩は自分達では直接手の出し辛い事を、竜馬などの浪人を使って自分達が表に出ないように
やらせていた。
0529人間七七四年
2008/02/13(水) 00:21:01ID:5Bi4IhN90530名無しさん@お腹いっぱい。
2008/02/13(水) 05:44:28ID:4dEKWablそれとも本当に理解していない心底のバカなのだろうか?
0531人間七七四年
2008/02/13(水) 12:39:01ID:Ch3RrIM30532人間七七四年
2008/02/14(木) 19:27:33ID:6JET4C4p重要な役割を果たした事は間違いないのに無能無職が叩く滑稽さw
まあ煽りはともかく過大評価が逆転して過小評価してる奴は偏向の向きが
逆になっただけで偏向してる事には変わりないぞ、と。
0533人間七七四年
2008/02/14(木) 21:17:30ID:dAC86O4tできはあまり良くなかった。
司馬さんは良くも悪くも小説家なんだね…
一割の史実に九割のフィクションを肉付けした戦国物とか最高だもん。
0534名無しさん@お腹いっぱい。
2008/02/14(木) 21:32:44ID:pF9JCnfg事実を指摘されると「叩き」って、わけわからん。
使いっぱしりって言葉が気に食わんのか知らんが、使いっぱしりにもその役割、状況に応じた能力は
勿論必要なんだぜ?
0535人間七七四年
2008/02/15(金) 01:59:04ID:pzmBaWFx当然の事でしょ
0536人間七七四年
2008/02/15(金) 02:11:30ID:YTd/kD1d明らかに貶す意図をもって「パシリ」って表現使ってるくせに、そこつつかれたら
>使いっぱしりにもその役割、状況に応じた能力は勿論必要なんだぜ?
とさも批判はしてない風にかわす。
いやらしくて汚いやり方だな。
0538人間七七四年
2008/02/15(金) 07:47:51ID:RjOu+qRl良く知らない人が見たらただのパシリぐらいにしか見えないかもしれないね。
実際には、パシらせた殿様達が置いてきぼりになったんだが。
0539人間七七四年
2008/02/15(金) 09:45:32ID:FMYALWTh実際歴史上よくある事だしな。
0540人間七七四年
2008/02/15(金) 17:11:07ID:csTTpnFP0541人間七七四年
2008/02/15(金) 18:06:02ID:cs32LZ0Wパシリやらせたはずの殿様たちが置いてけぼり食らってしまった。
・・・まとめるとこんな感じ?
でも、いわゆる「パシリ」とは違うんじゃね?
0542539
2008/02/15(金) 18:20:33ID:FMYALWThそもそも524がパシリと言い出したのに対して「そんな事いったら
「あの人やこの人もパシリになるだろ(=彼らはパシリじゃないだろ)」
という話の流れなんだし。
0543人間七七四年
2008/02/15(金) 18:56:11ID:cs32LZ0W0544人間七七四年
2008/02/15(金) 19:31:41ID:0I6vqUlF大抵『諸葛亮は軍事の才能皆無の無能!!』みたいな感じに意見が極端化
するよね。
ヒーローにするのもザコキャラにするのも、偏ってる事には違いないんだ
けどなー。
0545名無しさん@お腹いっぱい。
2008/02/15(金) 19:40:15ID:yKcxZlmN動いていたのは確かなんだから、それを使いっぱしりと表現されても仕方ないと思うが。
0546人間七七四年
2008/02/15(金) 22:20:58ID:LctTfwpn確かに
「竜馬がゆく」も後半になるに従ってノンフィクション度が強くなる
特に死の直前あたりは、
「ここまで詳細に描写する必要ないだろ」
というところまできっちり書いてる
司馬さんは出て来た史料に書かれてることを無視できない人なんだろうな
もっとも、司馬さんの本領は、
「一見もっともらしく見えて説得力もあるが実はフィクション」
というのをうまく描くことであることなのだが、
果たして当人はそれに気付いていたかどうか……
0547人間七七四年
2008/02/15(金) 22:51:38ID:FMYALWTh事実です!とか論文や専門書出したらまずいけど。
0548人間七七四年
2008/02/15(金) 23:07:00ID:LctTfwpn「街道をゆく」とかそこらへんが非常にあいまいなものを出してて、
さらに他の作家や歴史家との対談でも非常にあいまいなことを喋ってるから
このようなスレが立つわけでして
0549人間七七四年
2008/02/15(金) 23:23:11ID:FMYALWTh個人的には作家なんて多かれ少なかれドリーマーだと思ってるから、
史学的に議論すべき媒体でないなら信じなきゃいいじゃん、としか。
他人が信じるのも嫌だ、悪い、というならじゃあ啓蒙しろとしか言えないし。
0550人間七七四年
2008/02/15(金) 23:33:01ID:LctTfwpn「下天は夢か」で売れた時の津本陽なんかまるで司馬のミニバージョンだったからね
実際その後の作家活動でも史実か史実でないかやたらあいまいなことを喋ってるし、
小説の題材も司馬や山岡や新田のような大物と被って来るし
(「伊達政宗」「武田信玄」「龍馬」「勝海舟」など意識してるとしか思えない)
また書き方自体も膨大な史料を調べ上げた上でキャラクターを作り上げ、
可能な限り史実に近く、創作もまるで史実のような話を展開していくのがこれまた司馬っぽい
0551550
2008/02/15(金) 23:41:53ID:LctTfwpn0552名無しさん@お腹いっぱい。
2008/02/16(土) 06:44:15ID:KQXsJcgJカケラも無い連中に「司馬のような書き方なら俺でも出来る!」と思わせちゃったことだな。
0553人間七七四年
2008/02/16(土) 14:35:45ID:+pu2kAro0555人間七七四年
2008/02/16(土) 18:20:43ID:jDtLTGBB特にアンチの場合は史実も知らずして司馬批判するからみっともないんだろう
0556人間七七四年
2008/02/16(土) 18:41:23ID:jDtLTGBB龍馬が薩摩の意に沿ったって無理ありすぎるだろ
まず薩摩自体政情が複雑で、薩長同盟まで公武合体派だったし
西郷も2度島に流されてる、勤皇派も意見が必ずしも同じじゃない
龍馬や土佐藩の大政奉還方式なんて、薩長の武力討幕派は内心迷惑だとおもってたしな
0557人間七七四年
2008/02/17(日) 22:10:52ID:KdqObwAT正確には『史実のごく一部を知って』知った気になってる、だと思う。
精神状況が司馬妄信と全然変わらん。
0558人間七七四年
2008/02/17(日) 22:15:57ID:DObncO0g実際にいるのは「全部知ったつもりになってる人」と「少ししか知らないということを知っている人」
0559名無しさん@お腹いっぱい。
2008/02/17(日) 22:43:30ID:eXzcTIxqごく理性的な接し方だと思うが。
0560人間七七四年
2008/02/17(日) 23:58:02ID:DObncO0g>>559の言ってる様な理性的なヒトの書き込みはあんまりなさそうな。
0561名無しさん@お腹いっぱい。
2008/02/18(月) 01:17:42ID:w2HM46+l0562人間七七四年
2008/02/18(月) 06:52:44ID:sTdQDef5他のどんな作家が頑張って信長を否定しようとも太刀打ちできんのよね。
つっても、そもそも信長の功績を否定しようと頑張ってる作家すらあんま思いつかん。
信長に関しては司馬の圧勝だなあ。
0563人間七七四年
2008/02/18(月) 07:27:00ID:2cc4CYeB0564人間七七四年
2008/02/18(月) 23:11:01ID:R9RO15AD正直言って司馬の信長はあんまり印象に残らんかったな。
0565人間七七四年
2008/02/19(火) 00:16:02ID:VGirwMERこれ光秀が主役じゃん?って思った記憶がある。
まあ面白かったけど。
0566人間七七四年
2008/02/19(火) 00:21:26ID:I1Df8eUy司馬が先鞭をつけた「竜馬がゆく」の竜馬を超える竜馬が
他の小説家に描かれてないのと同じだ
0567人間七七四年
2008/02/19(火) 01:20:37ID:BZTY7aiS0568名無しさん@お腹いっぱい。
2008/02/19(火) 07:08:59ID:Tjg27N70そう言う意味では司馬よりもよほど強い影響力を今に残している。
0570名無しさん@お腹いっぱい。
2008/02/19(火) 11:06:29ID:Tjg27N70なるほど
有名戦国武将の一般的キャラクターイメージ作った作家って、こんなかんじかな?
信長:山岡荘八
秀吉:吉川英治
家康:山岡荘八
信玄:新田次郎
謙信:海音寺潮五郎
政宗:山岡荘八
道三:司馬遼太郎
幸村:池波正太郎
司馬がキャラクターイメージ作った人物ってやっぱり幕末が多いな。
竜馬もそうだし、土方歳三、沖田総司、河井継之助、大村益次郎、あと明治だけど
秋山兄弟に児玉源太郎、
このあたりは司馬の作った物、と言っていいんじゃ無いかな?
0571人間七七四年
2008/02/20(水) 00:47:29ID:cihWQrGB一般的なイメージを作ったというのはちと違う気もする。
0572名無しさん@お腹いっぱい。
2008/02/20(水) 01:31:07ID:H6di9Dxwでも、「革命児信長」ってのは山岡の作ったイメージじゃ無いかな?
0574名無しさん@お腹いっぱい。
2008/02/20(水) 22:34:08ID:H6di9Dxw逆に薩摩系なら黒田清隆みたいな、どう考えてもボンクラな政治家に対しても高評価w
0575人間七七四年
2008/02/20(水) 23:04:26ID:EokCUL5N翔ぶが如くでは、自分では何もしてやらないくせに
長州から仕官を求めて上京した奴が挨拶に来ないと
キレるみたいな描写だっけ?
>>574
三英傑が維新後10年で皆死んで、
伊藤、井上、山県あたりが明治政府を仕切ったから
幕末の志士の高潔な理想が歪められて、明治政府が
変な方向に走ったみたいなこと書いてたね。
司馬遼は陸軍嫌いだから、その草創期から陸軍を仕切ってきた
長州系が嫌い?
0576人間七七四年
2008/02/20(水) 23:11:53ID:5ef2Le4j黒田は批判してなかったっけ?
西郷も大久保もこいつのせいで殺されたのに官職を退かなかったところなんてどうかしてる的な。
0577人間七七四年
2008/02/21(木) 14:57:15ID:JuiXJOVS木戸が死んだのは損失と書いてたし、ポリチックを考えてた政治家だったと。
0578人間七七四年
2008/02/21(木) 18:08:20ID:VEZhFPEVしても有能な山県を『下士官が精々』とか言ってるし。
木戸孝允に関しては評価が定まってなくて、結局わかり易い『玉に瑕』の
部分を無駄にクローズアップしてる気がする。たぶん司馬遼は政治家なら
なんとか分析できても思想家レベルになると手に余るんだろ。
0579人間七七四年
2008/02/21(木) 18:45:26ID:JuiXJOVS山県は実務家として有能と評価してる、一方で天皇を神格化したとも書いてる。
0580人間七七四年
2008/02/21(木) 21:30:14ID:VEZhFPEV批判というか、作家の傾向を云々してるだけなんだが。そんないちいち
ヒステリックに反応する奴が客観的な読み方してるとは思えないけどw
山県に関してはある程度の評価『も』してるよ、確かに。
でも、実際の手腕ほどには評価してないというのが俺の意見で、>>578
の表現も作中において実際にあった。
もしコレに反論したいなら、『山県は実際そんなもんだろ』もしくは
『そんな記述はない』以外にない。10のものを5といってるのを問題視
してるときに「でも1とはいってねえ!」と力説されても論点が違う
としかいえんな。
0581人間七七四年
2008/02/21(木) 22:17:47ID:2/wI9Srxついでに板垣がのちに自由民権運動はじめたのも
竜馬の船中八策の影響だってことになってたなw
0582人間七七四年
2008/02/21(木) 23:35:35ID:JuiXJOVS板垣が四民平等に目覚めたのは、会津攻めの時で自由民権運動は征韓論で敗れた後と書いている。
会津攻略の時官軍と会津軍は兵力が同数だったため、会津人が士民一体で抗戦すれば官軍は到底勝てなかった。
しかし一般庶民の会津人は駄賃などもらって官軍に味方したため、外国が攻めてきたとき同じことが起きるのではないかと危惧し四民平等でなければならないと。
楽しみを共にしなければ、苦しみも共にできないと。
自由民権は始めて聞く考えではなかったが、自由民権運動をしようとしたのは征韓論で敗れた環境がそうさせたのだろうと書いてる。
0583人間七七四年
2008/02/24(日) 02:49:12ID:Wbjh7WMW嫌いなキャラを駄目に書く司馬は一度死んだほうがい・い・の・だ!
歴史を扱うならたとえ小説家でも浩平にリアルリアリティを駆使して書くべきだ
司馬遷にあやかりたい?お前なんか足元にも及ばない愚物ティンカスだぜw
所詮関西人マスゴミ出身の白髪に過ぎない!死ね
0584人間七七四年
2008/02/24(日) 04:53:05ID:wPnB7vYdオマイ誤字脱字にも程があるだろ・・・・・w
0585人間七七四年
2008/02/24(日) 07:20:19ID:saRjsgj40587人間七七四年
2008/02/25(月) 15:15:14ID:r8opH0KQ史実ではないとか、そういう突っ込みは早く卒業しないと。
演義がないとほとんどの人は正史までは読もうと思わないし、
現にこれだけ戦国板で盛り上がるんだから。
0588人間七七四年
2008/02/25(月) 16:26:55ID:YOr1NWL8司馬は基本的に資料を基にしてる。
0589名無しさん@お腹いっぱい。
2008/02/25(月) 16:42:51ID:+bptbaCcアレのイメージを元に歴史を語ったりする輩が、批判されているんじゃないのかね?
0590人間七七四年
2008/02/26(火) 17:10:04ID:1FSOoQYnより詳しい人間にボコにされたやつが逆恨みで司馬を悪く言ってるパターンもあるでよ
0591人間七七四年
2008/02/26(火) 18:55:22ID:Zn8NKuoX私は「国盗り物語」を大河ドラマで観てから信長好きになったんです
家康にしろ、秀吉にしろ、特に光秀は死に方がかっこ悪いので
悪く言われてもそれは仕方がないですよ
0592人間七七四年
2008/02/26(火) 21:29:04ID:nwoEp1s4三国志演義=民間伝承やら武侠物やらの中で『面白い』と作者が思った
設定・筋書きをまとめて一つの物語にした。
司馬遼小説=民間伝承やら講談やらの中で以下略
羅貫中だって当時集めうる精一杯の『資料』を元に大衆受けする
ような小説を書いたんだぞ? 何か勘違いしてないか?
仙人や道術(不思議パワー)がでてくるからファンタジーで司馬遼
とは一線を画す、と思ってるなら考え違いだ。成立した時代背景
を鑑みれば司馬小説に出てくる武田騎馬軍団(笑)程度のもの。
0593人間七七四年
2008/02/26(火) 22:22:09ID:d3+t7CKR0594人間七七四年
2008/02/26(火) 23:06:47ID:4NRj0Cmx戦国ものなら、『国盗り物語』は歴史小説だが、『梟の城』は時代小説
幕末ものなら、『竜馬がゆく』は歴史小説だが、『十一番目の志士』は時代小説
ちゃんと区別をつけましょうね
0595人間七七四年
2008/02/27(水) 08:59:59ID:x2rNswtLこの辺で騙された人も多い。
0596人間七七四年
2008/02/27(水) 12:07:00ID:9ZFoel4J探してみるわw
0597名無しさん@お腹いっぱい。
2008/02/27(水) 13:19:18ID:j//3LLaHお前は小学生か
0598人間七七四年
2008/02/27(水) 13:45:26ID:nmT8asD9多分池波正太郎と勘違いしてるんだと思う
0599人間七七四年
2008/02/27(水) 14:16:41ID:wC1vrg1o歴史小説は時代小説と違うと考えるところから、司馬史観なんて考えが湧いて出るんだがな。
0600人間七七四年
2008/02/28(木) 12:04:18ID:g6eshwV/というお約束があるのを忘れちゃいけないよね
0601名無しさん@お腹いっぱい。
2008/02/28(木) 14:35:21ID:vq7SKYR40602人間七七四年
2008/02/28(木) 15:31:56ID:iDnH+6fR歴史書じゃなくて歴史小説なんだからうまくだましてくれればおk。
0603人間七七四年
2008/02/28(木) 16:21:37ID:BBKRmC2Mそのままいっぱし歴史家のつもりで
「歴史について」のインタビューとか受けちゃったりするからな
0605人間七七四年
2008/02/28(木) 16:59:18ID:SKXkh//N0606人間七七四年
2008/02/28(木) 17:35:24ID:NI78GoiQ0607人間七七四年
2008/02/28(木) 19:36:38ID:O3wEsgDf自分に都合よい資料だけ信じて、偏った歴史観しか持ってないのはアンチの方では?
0608人間七七四年
2008/02/28(木) 19:51:18ID:gTX4/l6Hつくから罵られるのであって、『司馬以下が何言ってるの? プッ』
というのは前提条件がおかしい。
『何小説鵜呑みにしちゃってんの? プッ』が正解。
歴史小説で得た知識を変に信頼する方もアレだが、司馬遼太郎は
戦後最も大衆に好かれた歴史小説家である以上ハメルンの笛吹き
の謗りは当分免れまい。
0609人間七七四年
2008/02/28(木) 21:04:03ID:O3wEsgDf客観的な批評家づらして、偏りまくったイデオロギー語る各方面の
連中を、まずはなんとかしろってんだ。
0610人間七七四年
2008/02/28(木) 21:08:43ID:MfukZlyB対談を繰り返して自分の箔付けをした
との批判もあるね。
0611人間七七四年
2008/02/28(木) 21:30:36ID:g6eshwV/自分が死ぬのが作家ならではの勘で理解していたようにも思える
関係ないけど私この本買った時、今小5の息子がお腹にいて岡崎城の近くにある
産婦人科病院で産んだ
0612人間七七四年
2008/02/28(木) 23:24:46ID:uIdaMUOf0613人間七七四年
2008/02/29(金) 17:55:16ID:SZT13D7D0614名無しさん@お腹いっぱい。
2008/02/29(金) 18:02:29ID:o9A4iR9a0615人間七七四年
2008/02/29(金) 20:31:50ID:4e1P/iOO実に滑稽だなw
0616人間七七四年
2008/03/01(土) 17:04:57ID:LmBOWU0F> 関係ないけど私この本買った時、
このスレらしく、「余談ながら」で書き出して欲しかったキガス。
>>615
それは、司馬遼を否定するアンチのことか? それともアンチを否定する信者のことか?
漏れにはどっちも同じくらい滑稽に見えるんだが。
執筆当時に発見されてなかった資料によって覆った説とかに依拠してるのをじゃんけんの後出しというか後知恵で鬼の首を取った
ように否定する一部アンチも相当滑稽だし、それに湯気立てて抗弁する信者も大人気ないというか滑稽だ。
0617611
2008/03/01(土) 19:05:52ID:zzJtkGD7この次男のオムツを替えたことがあります
これでどうでしょうか?
0618人間七七四年
2008/03/03(月) 19:27:06ID:+npP1uFn0619名無しさん@お腹いっぱい。
2008/03/03(月) 19:29:41ID:Nisgk/6C0620人間七七四年
2008/03/03(月) 20:37:11ID:g2f9S+Vj0621人間七七四年
2008/03/03(月) 20:56:03ID:B+ABwQQkへー清水義範は何かの本で
吾輩は猫であるの書き出しを
いろいろな作家の文体をまねて
書くみたいなことやってて、
その中に司馬遼風があったけど。
0622人間七七四年
2008/03/03(月) 21:02:19ID:g2f9S+Vj0623人間七七四年
2008/03/04(火) 17:11:16ID:NJ2LcF+g0624名無しさん@お腹いっぱい。
2008/03/05(水) 00:42:57ID:1l3rMtL5偉く面白かったので、司馬さん書いてくれないかなあ」とか言ってたなあ。
逆に今となってはその、酒見が書いたという「司馬風三国志」を読んでみたい気もするw
0625人間七七四年
2008/03/05(水) 11:39:28ID:TCogb9V10626人間七七四年
2008/03/05(水) 16:08:56ID:5KG4JDvu0627人間七七四年
2008/03/05(水) 18:59:27ID:h6Q0a0HC0628名無しさん@お腹いっぱい。
2008/03/05(水) 22:28:00ID:1l3rMtL5「空海の風景」は、本編は5分の1くらいじゃ無いか?w
0629人間七七四年
2008/03/05(水) 23:58:03ID:4rzZuLyV0630人間七七四年
2008/03/06(木) 11:50:36ID:/bvJ8FdO好意的に考えれば、読者の中に共通認識がない事柄が多い(例えば、江戸時代は文字・絵図資料も多いし生活文化も
かなり残存しててイメージがつかめるが奈良・平安時代はそうでもない。とか)から一々イメージを作ってあげる必要があるか
らじゃね?と思う。
「空海の風景」は読んでないから一般論として思いついたことを提示しておく。
0631名無しさん@お腹いっぱい。
2008/03/06(木) 13:35:38ID:YlQHQIsZまあ読んで見なされ。アレは既に小説ではない。空海をテーマにしたエッセイ集だな。
0633人間七七四年
2008/05/27(火) 20:33:43ID:H2curAwX<<戦国時代>>板は6/4日出陣
http://2ch.gepper.net/tour/t2/a9.html
詳しくは選対スレ
http://hobby11.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1211037643/
公式サイト
http://2ch.gepper.net/2ch.html
0634人間七七四年
2008/08/10(日) 16:26:44ID:ca4IavcC司馬は病的なまでに徳川の体質を嫌っているね。
「最後の将軍」をニヤニヤしながら執筆したんじゃなかろか?w
開明君主で改革派の慶喜は司馬の好みに合いそうだ。
司馬作品は好きだけど、司馬史観は浅はかでキモいなあ。
0635人間七七四年
2008/08/10(日) 16:57:25ID:ca4IavcC7位 関ヶ原 520万部
11位 功名が辻 395万部
12位 播磨灘物語 392万部
これらの著作でエピソードとして挿入していいのに、
朝鮮征伐話、秀次話、秀長話をスルーしているね。
関が原の文庫本、どっか行って確認できないが、加藤の虎退治から話を始めれば良かったのに。
大河ドラマでの功名が辻は豊臣秀次と一豊との絡みを丁寧に描写していたが原作ではあっさりとしていた。
中でも、黒田かんぴょうえの秀長軍団時代〜朝鮮出兵期がごっそりと抜け落ちているのは許せない。
覇王の家も中途半端な終わり方だし、司馬って飽きっぽいのか、都合が悪いとカットするのか、
身勝手でいいかげんなところは関西人気質だ(笑)
0636名無しさん@お腹いっぱい。
2008/08/10(日) 17:00:29ID:atwj6awi悪いのは肯定派にしろ否定派にしろ、司馬の創作を「史実を書いた物」のように扱う連中。
0637人間七七四年
2008/08/10(日) 22:17:55ID:CQB2KyQa司馬の場合は特に後年の作品は必ず物語とは別に薀蓄たれる部分があって
この部分が間違いや偏見だらけだから叩かれてるんだろうが
0638人間七七四年
2008/08/15(金) 02:09:31ID:NTTUIg1l0640人間七七四年
2008/08/15(金) 02:43:57ID:afjEC0l3司馬にも言えることだけど、きちんと読者が
創作だと割り切って読めば誰からも非難される筋合いはない
けど妖説太閤記も読後に「これこそ真の秀吉」みたいなこと
逝っちゃう人が多くてちょっとそれはどうかと思う
0641人間七七四年
2008/08/15(金) 04:15:14ID:x4HorWIb時系列はちょっと分からないが、
覇王の家はそのあと「関が原」「城塞」と実質続くんだしそれはいいと思う。あと、
>関が原の文庫本、どっか行って確認できないが、加藤の虎退治から話を始めれば良かったのに。
>中でも、黒田かんぴょうえの秀長軍団時代〜朝鮮出兵期がごっそりと抜け落ちているのは許せない。
なんかお前の文章というか発想が、S.キングの「ミゼリー」的で俺はそっちもたいがいキモいなと思った。
要するに司馬信者も司馬アンチも極端なのはキモいという結論に達する。
0642人間七七四年
2008/08/16(土) 12:40:13ID:3h2pA5dCそれとも史実に対する論評やエッセイなのか?
後者だったら
なんだかんだ言って
やっぱ偏ってる気が
0643人間七七四年
2008/08/17(日) 21:29:55ID:SjqAgW5gでも家康の英雄性って司馬遼太郎をしても意味不明なんだな。
0644名無しさん@お腹いっぱい。
2008/08/17(日) 23:49:59ID:lREbt1cOそれは司馬が意味不明にしたいだけの話だ
0645人間七七四年
2008/08/18(月) 00:43:08ID:zMNREMgA実際に家康ほど個々の作家で描写がぶれてる歴史上の人物も珍しいと思うがどうよ
0646人間七七四年
2008/08/18(月) 05:01:45ID:dPZHwAy+史実の家康は信長と同じかそれ以上に新しいもの・珍しいもの好きなのに
立場上、若い旗本に派手な出で立ちを諌めておきながら、自分はいい年して舶来物
の装飾品を買い集めていたエピソードは笑ったw
0647名無しさん@お腹いっぱい。
2008/08/18(月) 07:54:31ID:BqziTDWdそれは作家個々が持っている、「江戸時代」のイメージを、時代の祖である家康に投影してしまうからだろ。
0648人間七七四年
2008/08/18(月) 08:08:17ID:davQB2KJ確かに。
信長の性格はある意味シンプル。竹を割ったような性格に描けば信長っぽくなる。
秀吉はシンプルにみえて複雑。明るさの中に陰のある人物を描けば秀吉っぽくなる。
家康はシンプルでありながら複雑。
“家康っぽさ”と呼べるパーソナリティを、歴史家も読者も把握できないでいる。
0649人間七七四年
2008/08/18(月) 13:31:42ID:QCRIfNIH家康ー信長
家康ー秀吉
家康ー三成
などなど
相手に無い物をより際立たせるからそれでぶれてるんだろうと思う
0650人間七七四年
2008/09/27(土) 19:46:26ID:uf+PAmrU0651人間七七四年
2008/10/07(火) 02:54:48ID:DGUbyVNC秀吉のどの部分を強く描きたかったのか…
自作の小説を、連作として読ませるために作業的に書いたとしか思えん。
0652人間七七四年
2008/11/07(金) 09:38:53ID:d5S4IwpCビジュアルは初登場時の2次元美少女で固定されており
最後も老いてる筈なのだが俺の中では年食ってないイメージだった
スレちがいだがこの人の小説はたまに萌え女が出て来て困る
千葉さな子とか三成の初芽(←特にこの人)とか土方の雪さんとか菊亭のお嬢とか
奈良屋の家付き娘(道三の嫁)とか菜々(元親の嫁さん)とか・・・
0653人間七七四年
2008/11/07(金) 09:55:16ID:sOHABE070654人間七七四年
2008/11/07(金) 14:29:24ID:d5S4IwpC0655人間七七四年
2008/11/07(金) 21:17:19ID:QGwog71i歴史小説家の中ではまあまあ女性描くのが上手い人だったんじゃないかと>司馬遼
0656人間七七四年
2008/11/07(金) 23:01:33ID:u4869k7Lじゃないだろ。もっとこう現実味があってかつ作品中の役割が明確
でないと。
主人公の精神に影響与えるような女性もストーリーを引き回す人格
を与えられた女性もほとんどいないじゃん。登場シーンではそんな
感じでも、途中で「そんなのもいたねー」レベルに影が薄くなる人
ばっかだし。舞台装置としての女性(淀殿とか)はそれなりに描けて
いるけど。
ただキャラ付けは上手いからインパクトはあるな。そういう点では
『上手い』と言えると思う。
0657人間七七四年
2008/11/08(土) 00:28:35ID:A4HquDdk0658人間七七四年
2008/11/08(土) 03:15:16ID:Le3LA4b4>>655からして公論というわけでもあるまいに。
つまらん奴だな、イチャモンつけるだけなら黙ってれば良いのに。
0659人間七七四年
2008/11/08(土) 10:59:55ID:wk0N4DJ6歴史小説家の中ではいい方だと思うよ。マイナーなのは分からないけどね。
そもそも>>652の流れからみれば、ここで言ってるのは>>656の最後で言うキャラ付けの話だと分かると思うが。
0660人間七七四年
2008/11/08(土) 12:25:02ID:sA4+v3z13家老のうち唯一出番がほとんどない舞さんカワイソス
いや逆に調べたくなったが
主な出番が初芽さんに「わたし帰らないもん!」てごねられるだけだし
0661人間七七四年
2008/11/18(火) 17:14:10ID:bHw9zkwp豊臣秀吉、豊臣秀頼、豊臣秀次、豊臣秀長、北政所、朝日、小早川秀秋、宇喜多秀家
八条宮智仁、結城秀康、徳川家康、黒田如水、長曾我部元親、長曾我部盛親
長曾我部康豊、石田三成、山内一豊(千代)、細川ガラシャ、福島正則、可児才蔵
花房助兵衛、飯田直景、安井道頓、佐野綱正、渡辺了、雑賀孫市、後藤基次
平野長泰、脇坂安治、小幡景憲、真田幸村、塙直之、古田織部
実在の戦国の人物で主役格ってこんなもん?
0662人間七七四年
2009/02/04(水) 14:41:06ID:0TZmtzrdただどの作品か思い出せないが、やたら家康が倹約家つーかケチっぽく書かれてるのは覚えてるww
まあこの人は戦国時代よりも幕末明治以降が影響凄まじいのが、人と話すと感じるよ。
0663名無しさん@お腹いっぱい。
2009/02/06(金) 12:15:49ID:HGdrTgMNなんのかんので日本人の歴史観も進歩した気がする。
0664人間七七四年
2009/02/08(日) 22:54:57ID:2CuQGoBB菊一文字や乃木の話をするオッサン多いし
0665人間七七四年
2009/02/20(金) 02:47:45ID:kyAALAq2歴史研究やってる院生(MじゃなくてD)の一年間の成果報告に
「司馬遼(冗談じゃなくて、こう言ったんだw)は、こう言って
いた」と司馬史観で批判をやり出すんだよw
0666人間七七四年
2009/02/25(水) 19:47:27ID:MdRIFcmx0667人間七七四年
2009/02/27(金) 15:24:22ID:ZAcbD/IUまあ戦国時代は幕末や明治モノに比べりゃ、司馬史観の影響は軽いよな。
0668人間七七四年
2009/02/28(土) 20:11:29ID:PQvOtcmQ司馬遼の所為と力説する人がいるけど
夏草の賦って坂の上の雲や竜馬が行くほど売れたのかな?
0669名無しさん@お腹いっぱい。
2009/02/28(土) 22:12:16ID:dydYZe/Y九州征伐関連は創作物の所帯が狭いんだよ。
0670人間七七四年
2009/03/05(木) 00:36:50ID:DucIqHlMセンゴクのボロ負けは司馬の創作じゃないだろ
実際に改易追放処分にされてるんだし
ただあれによって広まった感はあるが
0671人間七七四年
2009/03/06(金) 18:08:05ID:eEKdNXC0鼻で笑えるほどおかしい訳でもないケドね
少なくともその当時は、信ずるに足る…と専門家でも思う人が多かったのは事実だし、それだけの裏付けも(司馬なりに)とってきてるわけだし…
時代が進んで歴史的事実や歴史観が修正されていっただけなんだから、鼻で笑ってる人間は何様のつもりだ…と思うね
0672人間七七四年
2009/03/06(金) 18:16:47ID:BdRTXa0Wその辺が歴史家にならずに小説家であった理由なのかも。
0673名無しさん@お腹いっぱい。
2009/03/06(金) 18:22:07ID:LixUx5z3鼻で笑うのは司馬遼太郎その人や作品についてではなく、司馬遼太郎の小説から得た知識を
「史実」として語る人間の浅はかさについてだろ。
0674人間七七四年
2009/03/06(金) 18:46:34ID:k8yg39lN0675人間七七四年
2009/03/06(金) 21:40:14ID:aGuf9wwAそれだけ司馬の小説家としての腕が凄かったってことだろうね。
ただ歴史家としての役割を小説家に求めて、その歴史観についていちいち騒ぐ信者もアンチも多い時点で
いまだに日本の教養程度というか歴史認識が未成熟ってことなんだろうな。
小説ってドラマに仕立て上げて面白くてナンボだろ。それともひたすら客観的で無味乾燥な資料でも読みたいのかと。
だいたい歴史って見る人書かれる人によって変わる主観的なものだろと。
あと一番の問題は司馬に知名度で匹敵するような歴史学者がいないことだな。
あえていうなら小和田先生だが、あの人は学者でありながら司馬以上に、ねぇ
0677名無しさん@お腹いっぱい。
2009/03/06(金) 22:27:23ID:LixUx5z3たぶん話が全くかみ合ってない
0678人間七七四年
2009/03/06(金) 22:38:17ID:J05WKFC10679人間七七四年
2009/03/06(金) 22:54:11ID:OVki6stq司馬の小説=史実と勘違いしてる奴らがうざ過ぎるって話題ばっかりだろが
0680人間七七四年
2009/03/06(金) 23:01:30ID:jEMFzug3すまんな
丁度この間、本屋で司馬小説の批判本を立ち読みしたばっかりなんだ
ほんの少ししか読まなかったが読んでて腹が立ったもんでな
0681人間七七四年
2009/03/10(火) 17:35:53ID:k4BxW1Vc司馬は「小説家」なんだから、面白ければ何を書いたってかまわんだろ。
悪いのは肯定派にしろ否定派にしろ、司馬の創作を「史実を書いた物」のように扱う連中。
637 名前: 人間七七四年 [sage] 投稿日: 2008/08/10(日) 22:17:55 ID:CQB2KyQa
>>636がこのスレをちゃんと読んでないことはわかった
司馬の場合は特に後年の作品は必ず物語とは別に薀蓄たれる部分があって
この部分が間違いや偏見だらけだから叩かれてるんだろうが
この食い違いがいつまでたっても続いてるなこのスレw
0682人間七七四年
2009/03/22(日) 02:39:02ID:vpmUQbjo家康なんかは明治頃の方が狸扱いだったしなぁ(つーか司馬じゃカッコイイ事多いだろw)
ただ評価の難しい中小大名なんかのイメージ付けには、そうとう影響ある気がする・・・
0683人間七七四年
2009/03/29(日) 13:19:32ID:XU7Ujbej0684人間七七四年
2009/03/29(日) 15:32:54ID:yShEuEUV確かにそういう時代だったんだけどね。
一番やばいのは間に差し込む蘊蓄話で、七割ぐらいは一応何らかの根拠があるんだが、
残り三割は司馬の完全な創作で、
しかもあたかもそれを裏付ける史料や伝承が実際にあるかのように言う。
メッケルの「西軍の勝利だ!」とかね。
小説だからと言うことで逃げていいレベルじゃないよな、これは。
0686人間七七四年
2009/03/30(月) 00:44:41ID:AHUoPhBf上を踏まえた上で書いたんだよ。
小説だったら何を書いてもいいというのと、
読者を騙していいのとは違うかんね。
例えば現在小説で「実はこれはこうやれば犯罪にならないのである」
と、法律から見て完全な嘘をつくのはよくないだろう。
司馬ちゃんは「ある史料では」といいながら、
ありそうで実在しない史料をたまに出すみたいな悪い癖がある。
0687人間七七四年
2009/03/30(月) 03:44:28ID:U1RjIOWyつまり司馬は「語り」だけじゃなく「騙り」が巧すぎるんだな。
で、それを小説だからと許容できるか出来ないか…と。
0688人間七七四年
2009/03/30(月) 04:45:55ID:OKCWl1hH0689人間七七四年
2009/03/30(月) 09:04:45ID:8LGGN/Sv上で書かれてること(物語とエッセイ・コラムの混在のような司馬の作風の問題点)
を詳説したということかね?
0690人間七七四年
2009/03/30(月) 09:06:27ID:8LGGN/Svそもそも司馬の小説を「歴史小説」と命名した連中いわく
「それまでの俗説に満ちた時代小説とは一線を隔した史実に基づく小説」だからな
0691人間七七四年
2009/04/01(水) 05:54:48ID:HUIrWO9v司馬以前にも森鴎外や菊池寛、坂口安吾に吉川英治と歴史を題材に優れた小説を残した作家は多いし、
確か司馬本人も言及してたと思うが西洋にはウォルター・スコットというその道の権威が居る
どんな「連中」が司馬の小説を「歴史小説」と名づけたのか知らんが、
司馬を歴史小説の元祖みたいに語っちゃってるのはアホ過ぎるね
そんなぱーぷりん本当に存在したの?
0692人間七七四年
2009/04/01(水) 07:28:23ID:K+z56qH1まあそれらの諸作家の作品も
ストーリーが荒唐無稽じゃないというだけで時代考証が正しいというわけではないんだが
0693人間七七四年
2009/04/01(水) 07:30:04ID:K+z56qH1特に吉川英二の場合は歴史人物をキャラクターとして肉付けしてる読み物だしな
アレを歴史的事実だと思うやつは困るw
0694人間七七四年
2009/04/01(水) 12:09:10ID:gHhrTCWwややこしいが言いたい事はわかるよな
0695人間七七四年
2009/04/01(水) 20:32:15ID:K+z56qH1問題は吉川とか山岡とか海音寺とかは「物語」だとわかる人間にも
史実と誤解されるような紛らわしい書き方するのが司馬というわけで
0696人間七七四年
2009/04/02(木) 13:33:50ID:P5rN3m4d0697人間七七四年
2009/04/02(木) 17:32:53ID:/+ZHdFmr騙されるやつがバカなことは誰も否定しないが
それと紛らわしいことするやつの功罪は別の話
0698人間七七四年
2009/04/02(木) 17:39:35ID:N+P30ZaG0699人間七七四年
2009/04/11(土) 03:14:57ID:gpDwSkw4まあ戦国時代の小説なんかはまだ色んなファンがいたり史料があったりするからいいけど
南北朝や源平あたりの小説は「勝った物史観」と「判官贔屓」の視点ぐらいだから寂しい。
0700人間七七四年
2009/04/11(土) 17:34:08ID:ca+3IYpoつーか家康は、実態とすれば山岡の史観の方が近いだろ(イコールって意味じゃ無いぞ。
司馬の家康は実態からかけ離れすぎてる)
0702人間七七四年
2009/04/12(日) 20:12:37ID:sVXKjTy+司馬の家康は徳川幕府の保守的体制を擬人化した架空の人物
現実の短気で進取の気風に富んだ家康とは似ても似つきませんw
0703人間七七四年
2009/04/15(水) 10:10:56ID:zGW9dVjq0704人間七七四年
2009/04/17(金) 02:28:37ID:sfzekOrBそういう意味では司馬の独創というわけじゃない(江戸幕府の保守体制の擬人化はその通りだと思うけど)
山岡家康は何かよくわからん宗教のカルトみたいで素直に気持ち悪い
江戸時代でも「天下泰平の世を作り出した権現様」「武人の鑑」「優れた政治家」という肯定評価は勿論あったものの、
こんな臭みの抜けた聖人君子みたいな家康は山岡オリジナルだろう
目黒の秋刀魚みたいに味気ないことこの上ない
0705人間七七四年
2009/04/17(金) 14:45:53ID:MC3q6x/Q山岡の家康像は、家康を調べる中で、ああいう形で出てくることもありうるとは思う。
しかし司馬のは、(司馬の大好きな)明治国家の喧伝した、アンチ徳川のイデオロギーそのものすぎる。
独創性が無いこと自体が、司馬の家康像の根本的な問題だろうね。
0706人間七七四年
2009/04/17(金) 23:07:58ID:tdef2bci司馬の家康は陰湿な人物に描かれすぎ
山岡の家康は聖人君子に描かれすぎ
0707人間七七四年
2009/04/25(土) 07:12:40ID:j9AwvBsY0708人間七七四年
2009/04/30(木) 17:19:27ID:vDdXHp9b0710人間七七四年
2009/05/02(土) 14:39:22ID:a44c3Rfi本物は「結果として差し出したも同然」だが、小説では「主体的に徳川の敵対勢力を掃除しやすくするように自分の周りにまとめた」という
より能動的なものになっている。
最大の違いは、本物は勝つつもりで戦っているが、小説では最初から巻けるつもりで戦おうとしているところ。
これでは、家康の天下取りのために捨石となった鳥居元忠と変わらん三河の犬だ。
0711人間七七四年
2009/05/08(金) 02:03:50ID:QVXFruJe良く出てくる「東海の覇王、徳川家康」って呼び方はなんか好きだw
0712人間七七四年
2009/05/13(水) 02:29:44ID:vs7xWGDe関ヶ原に至るまではまだしも、決戦地の関ヶ原におびき寄せたってのは大正ぐらいからもう陸軍辺りが完全に
在り得ないって言ってたのにこれだもんなぁ。
0713人間七七四年
2009/05/13(水) 15:46:39ID:5nbza0gg0714人間七七四年
2009/05/14(木) 08:16:12ID:pMMSnyEC家康におびき寄せられた、罠にはまった、っていうのは。
実際には、歴史上ちょっと無い位の完全な完敗なわけで。
0715人間七七四年
2009/05/14(木) 21:04:13ID:zHlDk8aa関ヶ原はワーテルローに匹敵する決戦として
イギリスでもよく知られてりる、と現地の人にいわれたと
司馬さんの本に書いてあったけど、その時絶対嘘だと思ったな。
現地の人間のリップサービスか何かだと思うんだけど実際どうなんだろ?
0716人間七七四年
2009/05/15(金) 00:39:03ID:Uz5bfKE10717人間七七四年
2009/05/15(金) 07:36:53ID:c0swqBka0718人間七七四年
2009/05/15(金) 11:29:31ID:YvlmVdWS0719人間七七四年
2009/06/04(木) 14:07:54ID:qR26Bhd50720人間七七四年
2009/06/04(木) 18:45:23ID:m/LEaYR4歴史研究家を名乗って逆説の日本史とか書いてるけど。
0721人間七七四年
2009/06/05(金) 09:32:12ID:btptFUzl0722人間七七四年
2009/06/05(金) 09:32:48ID:4LcFJcC3つもりだろ
0723人間七七四年
2009/06/05(金) 18:30:13ID:GO9okKIp0725人間七七四年
2009/06/05(金) 21:32:12ID:nxp8mbah0726人間七七四年
2009/06/06(土) 23:42:33ID:pNzunTHZ0727人間七七四年
2009/07/12(日) 11:17:52ID:EWcRkj3v0728京都学派
2009/08/17(月) 14:14:00ID:VHV5GTIg| ノ ヽ''''''.;、
,,......-/ ● ● | ) § 今次情報戦発起の思想的な動機は、、
”” ; | ( _●_) ミ /⌒つ===・ ありうべきディストピアの萌芽を破壊することである。
;; 彡、 |∪| ヽ´ /
; / __ ヽノ / 、_/──;;
; (___) | ―――'"
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄) ,,..-'''⌒;, /
∩___∩ ピンッ ジュッ
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0729人間七七四年
2009/08/18(火) 01:11:48ID:1UNuNwWs>キリスト教が根付いてれば
>日本も普遍性を持った国になれたのに、みたいなことは良く言ってたし。
今じゃあ時代遅れの考え方だな
0731人間七七四年
2009/08/18(火) 08:37:11ID:SKsc+9mv司馬もその流れに逆らわなかったのか
0732人間七七四年
2009/08/18(火) 10:07:39ID:ENASD2WDまさにそこの所が司馬小説に文句言いたくなるところだわなw
その通りだと思うわw
0734人間七七四年
2009/08/18(火) 10:22:09ID:rczTMb9I悪辣といっていいと思うわ。
0735人間七七四年
2009/08/18(火) 10:27:15ID:ENASD2WD知識が無いと言われればその通りなんだが
多少知識を増やしてから読むと、酷い書き方だなあと思うわけよ
特に秀吉、家康に関してわな
0736人間七七四年
2009/08/18(火) 10:30:20ID:ENASD2WDそんなことしてるの?
あまりそういう事に首を突っ込まないで、あくまで小説家として居て欲しかったなあ
0737人間七七四年
2009/08/18(火) 10:57:36ID:rczTMb9Iやってた。
つーか歴史小説家というのが、一旦名を成したら講演やエッセイで、大所高所から
世の中を語るって型を作ったのも司馬さんですな。良くも悪くも。
0738人間七七四年
2009/08/18(火) 10:58:54ID:m4tgOPVG0739人間七七四年
2009/08/18(火) 14:28:03ID:wqj7cszp0740人間七七四年
2009/08/18(火) 22:12:30ID:fqZ5WyGGキリスト教に夢見すぎなのは司馬に限ったことじゃないけどな
全体がそういう風潮だっただろ
今じゃあイエズス会は侵略の尖兵ってことがはっきりしてるが
0741人間七七四年
2009/08/20(木) 14:35:32ID:Acjgez7b0742人間七七四年
2009/08/20(木) 20:26:34ID:fh3zeeyQ日本も普遍性を持った国になれたのに
毎日、爆弾テロでな。
0743人間七七四年
2009/08/20(木) 20:31:31ID:/f0A6jyf0744人間七七四年
2009/08/20(木) 21:57:15ID:/f0A6jyf0745人間七七四年
2009/08/25(火) 15:10:41ID:g006wL8h0746人間七七四年
2009/09/04(金) 14:09:37ID:3JDSxSI+確かに道三・信長編はキャラが生き生きして凄く面白い、司馬自身フィールドワークもやって知識も豊富な様子も伺える
で光秀が話に出てきてからの3巻を読んだんだ、光秀編に入ってから説明口調と語りが増えたからか信長ほどのめり込めん時に追い打ちが入った…
うん、で将軍義輝暗殺の時の三好・松永方のメンバーに三人衆・義継・久秀がいたのはまあいいとして
本当は久秀・義継は支持で軍勢を出したのは本来の実行犯的な役割は久通と三人衆だけなはず
( ゚д゚) 十河一存…
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
( ゚д゚ )
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
頭が何かどうかなりそうだった、知らなかったのか確信犯だったのか、そういや夏草でも十河存保はボロカスだと聞く
司馬作品の中でも面白い作品でこの致命的な文字を見つけてしまった
いや、マジでポルナレフと同じ状況だ、間違えるはずないないじゃないか…
諸説が多い人物とか少しの間違いならそういうifもあったかもって回答もあるもんだが
こんな致命的な事をしてるのに評価されてるってのが…
0747人間七七四年
2009/09/04(金) 14:13:14ID:3JDSxSI+、__/: : : : : : : : : : : : : :  ̄`ヽ、
/: : : : : : : :,i: ト、: : : :\: : : : : \
/ : : : / : / |: | \: :|': : : : : : :ミ=‐
/ : : : /!: / lj |N| ヽ| |iヽ : : : : :ミ=-
f : : : !:|_l厶-== し ==、,リ__|: : : : :|
ー=' : : : :N __ ヽ __ ハハ : : :=-
-=: : : ;N/´ ̄` ヽ ./} 〃 ̄`\、:! : :ミ、_
-=彡_/〃 O |==| | O }}|: :ミ=-
/r{ j !し j;.ィヘ
{〈´ヽ ミニニ彡 / ヽ. ミニニ彡 //`〉}
\ヾ{` ーf一 '´ ‥ `}ー一 '´/ ./
Tヽ し| {j , 'イ
ノイ/\'. ,.-―‐-, /{ヽ:|
リ`ト .´ ̄ ̄`,. イ⌒ヾ
_,/| ` ー '´ |、|_
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//ヘ. :, ヽ / / ./ \\
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// / \/ {j ハ/ \ \\
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/ / / \ ヽ′ ヽ|/ ∨i
i | :i |! l | |
なあ…戦国板の皆、歴史小説って全部こんなんなのか?
0748人間七七四年
2009/09/04(金) 15:03:46ID:X36wDF5Sあくまで小説だということをお忘れなく
0749人間七七四年
2009/09/04(金) 15:49:51ID:3JDSxSI+死んでる人間を普通に出していいもんなのか?
0750人間七七四年
2009/09/04(金) 16:06:26ID:PMn/3CmW0751人間七七四年
2009/09/04(金) 16:10:03ID:3JDSxSI+0752人間七七四年
2009/09/04(金) 16:13:05ID:PMn/3CmW0753人間七七四年
2009/09/04(金) 16:14:51ID:X36wDF5Sここは所謂司馬史観の影響を云々するスレだ
間違い探しスレじゃないんだよ
0754人間七七四年
2009/09/04(金) 18:57:29ID:uHWqewNRミスと分かってるミスなんだから別にどうでもいいだろ。
歴史の教科書じゃあるまいし。
むしろ、その程度のミスがないと妄信することから司馬史観が生まれたんだと思う。
0755人間七七四年
2009/09/04(金) 19:21:56ID:Xp1StiBX歴史小説書く人ってある程度史実に沿ってのフィクション書くから
当然人物関連は抑えた上で書いてると思ってたからさ
0756人間七七四年
2009/09/04(金) 19:43:13ID:6aFQsY3n0757人間七七四年
2009/09/04(金) 20:12:39ID:MQ/v0VWd歴史小説なんか要らないかもわからんね。
あと、今みたいに武将のデーターベースなんて揃ってないような時代だし、
調べようと思ったらひと手間掛かるわけだから、しょうがないっちゃあしょうがない。
0758人間七七四年
2009/09/04(金) 21:04:45ID:VJc7qbnR昔は地道に家譜や軍記の類を収集していくしかなかったもんな
同一人物でも元服による名乗りや官職の昇叙、諱の変更なんかで
史料によって全然違う名前で呼ばれたりしてるし、逆に親子兄弟でも
鈴木佐太夫みたいに同じ呼び方されてて学者先生でも判断に苦しむ場合もあるわけで
数十年前に書かれた小説なんだからそこんとこは読む前から覚悟してくれなきゃ
0759人間七七四年
2009/09/04(金) 21:14:19ID:BFKd3x2R>こんな致命的な事をしてるのに評価されてるってのが…
ってアホか
0760人間七七四年
2009/09/04(金) 21:57:27ID:vWy0ncRdで、それを真に受ける人もたくさんいる
0761人間七七四年
2009/09/04(金) 22:13:24ID:osPOYPCFああいう書き方されれば、相当歴史にくわしい人じゃないとわからないと思うわ
そういう部分に自分の考え方とか言いたい事を忍ばせてあるから、小説にしてもちょっとズルイと思うわ
0762人間七七四年
2009/09/06(日) 22:39:03ID:OKtERVqC0763人間七七四年
2009/09/06(日) 22:44:31ID:/z/lvNdB0764人間七七四年
2009/09/08(火) 03:07:31ID:/Hf3wrR+独創性は無いにしろ、他人の良いところを取り寄せて徳川300年の平和を築いた、
ただその平和は徳川家支配を維持するための制度で固められていた、ってだけだろ
当時天下とれば自分の血筋の支配を続けさせるように考えるのは当たり前のことだし、
そういう当時の常識、認識を無視して今の時代の評価で単純に良い悪いっていうのは
不毛だってのは「坂の上の雲」なんかでも言ってたよな。
0765人間七七四年
2009/09/08(火) 03:53:45ID:ZRgqCN4y> そういう当時の常識、認識を無視して今の時代の評価で単純に良い悪いっていうのは
> 不毛だってのは「坂の上の雲」なんかでも言ってたよな。
その真逆の事を「覇王の家」「関ヶ原」「城塞」で司馬はやっている。
彼に言わせれば太平洋戦争すら家康のせいだそうな。
0766人間七七四年
2009/09/08(火) 10:34:58ID:uIj2OiuM0767人間七七四年
2009/09/08(火) 11:19:32ID:03r7Nko8家康主人公の「覇王の家」ではそんなに酷く書いてないよ
信長や秀吉より格落ちだとは書いてるが、これは司馬云々の前に
信長信者や秀吉信者も内心思ってることだろう(妥当かどうかはともかくとして)
あと、単発の随筆では積極的に褒めるまでいかなくても、
意外とクールな視点で家康を評価してて読んでるこっちが驚くこともある
0768人間七七四年
2009/09/08(火) 11:26:14ID:ZRgqCN4y0769人間七七四年
2009/09/08(火) 11:36:29ID:uIj2OiuM家康のせいでその後の日本人の性格が奇形化して矮小化したと、無実の罪まで着せられているし
これなんて評価じゃなくてほとんど感情にまかせた悪口レベルだし
まあ、これが酷くないという人もいるんだから、感じ方にもいろいろあるんだな
0770人間七七四年
2009/09/08(火) 11:39:59ID:03r7Nko8家康のこと嫌いなのははっきりしてるんだから>司馬
嫌いだけど評価すべきことは評価してやんよって渋々褒めてる感じ
>>768
あれ「覇王の家」だっけ?
臨終の席に出た高虎をつかまえて、
「立場が違えば家康になった男」と言ってたのは覚えてるんだが
0771人間七七四年
2009/09/08(火) 12:13:22ID:FlbR/rxq今では一笑に付されるレベル
0772人間七七四年
2009/09/08(火) 12:43:37ID:fkdnScPm一番好きなのは天下統一するまでの豊臣秀吉という発言で
察すべき
0773人間七七四年
2009/09/08(火) 13:52:30ID:/1R46H7d家康厨は司馬のことを目の色変えて叩くんだよなw
ただ家康のことを低く評価してる作家なら柴錬や津本など他にも居るわけで
逆に秀吉厨は山風や半村みたいな秀吉嫌いの二流作家相手にしてないし
0774人間七七四年
2009/09/08(火) 14:40:09ID:ZRgqCN4y0775人間七七四年
2009/09/08(火) 18:25:19ID:7v0ptK8J明治〜昭和の家康低評価という風潮に
尻馬乗っかっただけ。
司馬がそんな評価を作ったわけじゃない。
0776人間七七四年
2009/09/08(火) 18:42:08ID:/1R46H7d家康嫌いという風潮は司馬以前から存在したし、
大衆作家である司馬もある意味その尻馬に乗っただけと言える
けど、そういう大阪人の「何となく家康好かんわ」という気持ちに、
家康の閉鎖性が日本人の民族性を決定付けた云々という
いっぱしの論理的根拠を与えたのが司馬の独創
だから家康厨は今でも司馬を憎んでる
0777人間七七四年
2009/09/08(火) 19:26:17ID:/Hf3wrR+この両方が必要だっていう主張があるよな。「革命家西郷、大久保」と「行政家伊藤、その他」
みたいな。そして結果としてみると革命家は非業の死に斃れ、
果実を食うのは行政家だと。
この場合も「革命家信長、秀吉」に対して「行政家家康」という図式だよな。
んで幕末、明治あたりやエッセイ的な作品を読むと、
明治維新が成功したのは徳川三〇〇年の平和(いびつな形にしろ)
による地方武士階級の醸成やらなんやらのおかげだった、
ていう記述は散見されたような。徳川体制も当然功罪あったと。
禍福はあざなえる縄のごとしって言うし、
一時代の支配体制を単純に良い悪いっていうような
判断はしてなかった。ただ感情としては嫌いみたいだけど
それと人物の評価を一緒にはしてない。
0778人間七七四年
2009/09/08(火) 19:26:34ID:+8wt4Zqd今どき「ソースは司馬の小説!」って言ったら笑われちゃうんじゃないのか?
0779人間七七四年
2009/09/08(火) 19:36:54ID:/Hf3wrR+その三作品は手元に無いんで記憶が確かじゃないんだけど、
家康と正信タッグが反抗勢力を巧みに圧迫していって
窒息死せざるを得ないように持ち込んでいく、みたいな陰謀(的な)展開が多かった印象があるな。
それに対して三成や秀頼陣営なんかはあまりにも政治力がなさすぎた、子供だった、みたいな。
それを非道と見るか、巧みな政略と見るかは人それぞれだろうけど、
司馬は「天下を治める者としては当然」としてみてるよなぁ。
太平洋戦争も家康のせい、っていうくだりについてはすまんが記憶に残ってない
読み直してみるかな
0780人間七七四年
2009/09/08(火) 21:40:11ID:vBksNKC30781人間七七四年
2009/09/08(火) 21:47:48ID:GlJGfcwu武士階級の醸成が明治維新の役に立ったか?
武士といっても、とても武士とはいえないような低い身分の人間が主だったし、
実際の戦闘で活躍してるのも「武士」ではなかったよ。
戦国時代まで武士やってた階層のほうが、まだ文でも武でも活躍してたじゃないか。
幕府側で活躍したのだって、いわゆる武士出身者は少なかったがな。
0782人間七七四年
2009/09/08(火) 22:16:01ID:oNQWDb6Gそうなんだよな。今の時代の価値観で家康と江戸の良否を評価してしまってるんだよな
現代の価値観からみれば身分制度も鎖国もありえないだろうが、当時は当時の事情があったんだよ
家康と江戸のことになると自分でも愚かしいと言っていることを進んでしてしまってる印象だな
0784人間七七四年
2009/09/08(火) 22:22:31ID:rtxbQyYA0785人間七七四年
2009/09/08(火) 22:47:26ID:GlJGfcwuはあ?
中央集権より分権化された藩というものが存在したから
明治維新があったなら、まだ、わかるが、武士階級の熟成で
明治維新があったとはどんな世界観なんだ。
具体的に書いてみ。
わからないから抽象的にしかかけないんだろ。
江戸時代を下るほど、武士階級が相対的に没落していったのを知らんのか。
0786人間七七四年
2009/09/08(火) 22:55:27ID:M4pLn4Hs> 中央集権より分権化された藩というものが存在したから
先ずここが間違い。徳川幕藩体制はむしろ中央集権に近い。
> 武士階級の熟成で
> 明治維新があったとはどんな世界観なんだ。
武士階級がはぐくんだ組織の運営、教育、行政運用がなければ明治維新はありえない。
それらがなければ近代化とは何かと言うもの自体が理解できない。
> 江戸時代を下るほど、武士階級が相対的に没落していったのを知らんのか。
支配階級として厳然とあったんだが。
没落して武士以外に支配されたと言うところが日本の中にどこかあったと言うのなら
教えてほしい。
つーか、変に喧嘩腰だけどそういう釣りなのかね?
0787人間七七四年
2009/09/08(火) 23:04:22ID:/1R46H7d少なくとも江戸幕府は、その前後の政権(豊臣政権と明治政府)
どちらと比べても地方分権の傾向が強いと思うんだが
0788人間七七四年
2009/09/08(火) 23:16:19ID:M4pLn4Hs豊臣政権と比べても徳川幕府のほうが中央集権的だよ。
半ばは名目だが、大名はすべて人民統治のための将軍の代官とされていたし、
君主が幼少の時には幕府から代官が派遣されその領地を支配した。
幕府の発行する法令はすぐさま全国で執行されたし、大名が何か独自のことをやろうとしても、
すべて幕府の許可が必要だった。
権力のベクトルはすべて、幕府に集中していた。
こんな仕組みとしての強大さは、豊臣政権にはまったく無い。
豊臣政権が地方に及ぼす事ができたのはせいぜい軍役の提出くらいだ。
それさえ行っていれば大名が両国で何をしようが、口出しはしなかったし
出来なかった。
無論明治政府に比べれば集権の度合いは低いが、それは時代的限界を考えないといけない。
徳川幕藩体制は純然たる中央集権国家とはいえないまでも、時代的限界の中において
充分に強大な中央政府だった。
0789人間七七四年
2009/09/08(火) 23:19:58ID:GlJGfcwu明治政府のほうが中央集権だが。
基本的に江戸時代の近代化の胎動があったのは事実だし、
その延長に明治維新があるわけだが、その担い手、原動力
武士階級ではなく、とても武士階級が熟成されたとはいえない。
制度を整えたのは武士階級だったが、これを武士階級の
熟成というのか?
支配、被支配の関係とはよくわからない概念だ。
奇兵隊で藩内クーデターを起こしたが、藩という枠組みを利用
してはいたが、やはり担い手は文武ともに武士階級ではなくなっていく。
幕臣ですらその被支配階級を採用せねば、屋台骨を支えることが
出来ない状況になってしまっていた。
0790人間七七四年
2009/09/08(火) 23:24:01ID:M4pLn4Hsえーっと、君の言う「武士階級ではない」明治維新を担った人って、誰?
まさか伊藤博文とか山県有朋とか、もしくは西郷大久保とか、
そう言う連中の事を「武士じゃない」って言ってるんじゃないだろうな?
つーか明治政府を構成していた人々の中で、士族じゃない人間なんて誰がいた?
大正になってようやく、「平民宰相」が出たんだぞ?
君こそ具体例を出さずイメージだけで歴史を語っている。
ちゃんとした具体例を出せ!
0791人間七七四年
2009/09/08(火) 23:27:16ID:GlJGfcwu> えーっと、君の言う「武士階級ではない」明治維新を担った人って、誰?
> まさか伊藤博文とか山県有朋とか、もしくは西郷大久保とか、
> そう言う連中の事を「武士じゃない」って言ってるんじゃないだろうな?
庄屋から士分になったのもの含めて最初からそういってんだろ。
0792人間七七四年
2009/09/08(火) 23:29:00ID:EJi/f7mt関東の徳川領だけは、やや特別な扱いで
中央の豊臣政権とは独自の采配が認められてたようだが
そこで挙げられてる軍役の提出だけど、脇田修は
秀吉が大名を通り越して陪臣に直接軍務を申し付けてるのを指して、
「欧州における絶対王政成立の過程と似てる」という意味のことまで言ってるぞ
徳川幕府においてこのような事例って有ったのけ?
笠谷和比古も関ヶ原の戦いの原因の一つとして、
「三成を中心とする中央集権派と、それに抵抗する家康を旗頭とする地方分権派の対立」
の結果家康が勝利した結果近世の幕藩体制が確立したと言ってるわけだし
0794人間七七四年
2009/09/08(火) 23:32:09ID:M4pLn4Hsんーっと、なんで彼らが士分になって初めて、政治的にも行動できたのか、と言う事が理解できない?
士分になって武士の行政等のネットワークを利用できるようになって始めて、彼らの能力は
活用されたんだぞ?
そのネットワークや仕組みや組織を、その士分に取り上げられた一部の人間が作った、とでも
言うのかね?
しかもそういう人間達はあくまで特殊例であり、特殊例であるからこそ記録され記憶されたのだ。
明治維新を作り上げたのは武士によって構成された組織体だ。
0795人間七七四年
2009/09/08(火) 23:38:47ID:M4pLn4Hs幕藩体制の確立は寛永期だよ。
あと「陪臣がどうのこうの」ってうのなら、江戸期は陪臣の役割は、直接の君主が徳川将軍家の方針に
逆らわない事」だったよ?
この論理で主君が家臣団に押し込めを受けた例はいくらでもある。
公儀への忠誠こそが、公儀の代官たる主君への忠誠だった。
あと脇田修はこういっちゃ何だがもう古い人だよ。多分君の言っているのは
『近世封建制成立史論』の事だと思うけど、それは1977年の著作だよ。
さすがに今とは認識が違いすぎる。
0796人間七七四年
2009/09/08(火) 23:43:39ID:EJi/f7mt脇田修といえば日本近世史の泰斗みたいな存在なんだが
まあ30年以上前の著作だから研究成果も古くなってるかもな
よろしければ後学のために誰が江戸幕府を
中央政権的だったと指摘してるのかご教授願いたい
0797人間七七四年
2009/09/08(火) 23:51:20ID:M4pLn4Hsあくまで「中央集権」じゃなくて「中央集権に近い」ね。
最近の日本の歴史シリーズみたいなものでも、たいていはそう言う認識だと思うよ。
『江戸幕藩体制の確立』みたいなものを読まれるとよいかと。
0798人間七七四年
2009/09/08(火) 23:52:17ID:GlJGfcwu> んーっと、なんで彼らが士分になって初めて、政治的にも行動できたのか、と言う事が理解できない?
> 士分になって武士の行政等のネットワークを利用できるようになって始めて、彼らの能力は
> 活用されたんだぞ?
これも、そういってるではないか。
明治維新後、一部の士族は除いて、没落したのに特殊例ねえ。
殆ど必要のない人材だったと言うことよ。
0801人間七七四年
2009/09/09(水) 00:03:20ID:+a8FbIu6「公務にかかわる」って、明治政府は江戸期に比べて「役人」の数が
極度に減ったんだから当然でしょ?
必要とされなかったからではなく、「仕組み」が変わったのだ。
君は関ヶ原や大阪の陣で出た牢人をみて「士族は没落した」と言っているようなものだ。
そしてボクはそれを没落とは考えない。
0802人間七七四年
2009/09/09(水) 00:08:42ID:3XMMoIPh荒らしじゃないのなら他でやってくれ
0803人間七七四年
2009/09/09(水) 07:17:29ID:qO6hSrvK0804人間七七四年
2009/09/09(水) 09:06:58ID:ZyTHW6c6司馬でよかったんだっけ。これも小さな司馬史観かな?
学生の頃後輩に酔った勢いで「下忍ってのはなぁ大変なんだよ」って
からんだ記憶があまじょっぱい。
0805人間七七四年
2009/09/09(水) 12:00:22ID:q0v1zkSj今でも文庫本のカバーの著者紹介では「明快な司馬史観で絶大な信頼を集める作家」と紹介されてる
この板で司馬の言ってることを、そのまま書けば「司馬史観乙」で片付けられてしまうが
0806人間七七四年
2009/09/14(月) 16:53:23ID:RS1hJw+0これは対話者が三島由紀夫だの岡本太郎だのドナルド・キーンだの
結構な面々。
だから司馬の主張にも食い違うところにはガンガン食い下がる。
それに対し司馬も相手によっては「俺は〜」とか「〜かもしれん」とか、
くだけた口調なのも新鮮。
こういう本読むのも司馬史観を相対化するのにいいかもと思った
0807人間七七四年
2009/09/17(木) 05:42:07ID:VuCBHHYM征韓論に始まる大陸進出や日清日露の戦役を、
「西欧列強から自国を守るための防衛戦争」として正当化したのは司馬だね
それと同時に大正以降の対外膨張を、愚かな軍部の独走として排撃した
右からも左からも非難される歴史観だが、概ね現代の日本人の平均的な考え方に近いと思う
西郷隆盛や伊藤博文、東郷平八郎が英雄でいられるのも、極論すれば司馬のおかげ
韓国の人たちや日本国内の左寄りな人たちにとっては、
明治の元勲たちは皆唾棄すべき帝国主義者らしいからね
0808人間七七四年
2009/09/18(金) 03:36:10ID:mLKe1qibむしろ、日清日露が太平洋戦争に繋がったという見方は現在のほうが強いよう気がする。
司馬は時代に応じて大衆が求めているものを書いたから、もてはやされたんだと思う。
0809人間七七四年
2009/10/04(日) 10:50:16ID:p8SyauHz619 名前: モズク[] 投稿日:2009/10/04(日) 08:04:15.28 ID:fOBPBrT5
司馬の「覇王の家」って家康書いた作品読んだけど、
三河武士団ってのは上方の契約的な主従関係ではなく、
共同体的に結びついてたから、みんな文句言わず死んでったみたいな強さがあったらしいね。
621 名前: ノイズ2(岡山県)[] 投稿日:2009/10/04(日) 08:11:23.54 ID:W2rm41hh
>>619
三河の武士はけっこう気が荒い 家康の父か祖父か忘れたけど、
しょーもない口げんかで家臣に刺し殺されてる
家康の長男、信康も家臣が跡継ぎ失格と勝手に決めて家康がうんと
言わないので信長を使って殺させたという説もある
0810人間七七四年
2009/10/09(金) 09:46:10ID:SW6tnRyd0811人間七七四年
2009/10/09(金) 10:52:07ID:44mPPtEp>別に徳川信康個人はどうでもいい。
そういう心理的なところまで決め付けるの痛いよ
0812人間七七四年
2009/10/09(金) 11:00:23ID:WN0eMudGまさに”司馬史観”
0813人間七七四年
2009/10/09(金) 11:04:09ID:SW6tnRydその上、三河武士団は強固な共同体であったという話とも矛盾しない。
0814人間七七四年
2009/10/09(金) 11:24:45ID:WN0eMudG0815人間七七四年
2009/10/09(金) 11:58:49ID:44mPPtEpそうなんだよな
憶測でしかないことを、さも史実のように言うから痛い
0816人間七七四年
2009/10/09(金) 12:13:44ID:qykGLmyIここに書いてる人間も漠然として何もわかってないから、司馬の書いた戦国時代
もの小説について語るスレと、勝手に脳内補正して過敏になるわけ。
まあ、多分、戦国ものの小説しか読んだことがないんだろうけどね。
司馬史観なるものがあるなら、各々、それを明らかにしないといけない。
それを実際の戦国時代の歴史にまで照らし合わせて語ったり、定型化されうる
司馬の戦国時代像を明らかにしていけばいいのだけどねえ。
という主旨のスレではないの?
じゃあ、まず、スレ違い房の>>814からどうぞ。
>>813
そうであっても神輿は大事だよ。
0817人間七七四年
2009/10/09(金) 12:21:26ID:SW6tnRyd共同体を危うくするような御輿はいらない。
0818人間七七四年
2009/10/09(金) 13:03:46ID:HbydGjk4「司馬は小説で家康と江戸時代をわるく書いたけど、後期のエッセーで見直してる
(だから司馬は悪くない)」
毎回これが主張したいことらしいな
0819人間七七四年
2009/10/09(金) 23:42:08ID:VyiaGU6y三英傑なんて全員ワルなのは確かなんだからw
0820人間七七四年
2009/10/09(金) 23:46:49ID:VyiaGU6yそれが美徳であった時代には徳川幕府が率先してそういう虚像を作ったわけだから、司馬一人を
弾劾する気にもならんな
「関が原」や「城塞」での豊臣家臣団の対立関係もそうだけど、古い講談的常識をさも「歴史的事実」
みたいに書いたのは問題だが
0821人間七七四年
2009/10/09(金) 23:52:08ID:+dk6rjri小説だし
0822人間七七四年
2009/10/09(金) 23:57:12ID:WN0eMudGさも真実であるかに用に世に広めたこと。これは悪質だと言い切れる。
戦国ではないが、夏目漱石について、東大の漱石研究会みたいな場所で、発言者が
「この間司馬遼太郎が漱石についての講演やってたけどありゃ酷いなんてもんじゃないな
史実知らな過ぎプゲラw」
ってやってて、当時「新しい歴史教科書」にかかわってた司馬史観の信奉者の人が
「司馬はそうじゃねーんだよ精神のほうを評価しろよ!」とか、わけのわからん理論で
えらく憤慨してた。
0823人間七七四年
2009/10/10(土) 00:08:36ID:LAaywbSuそれが小説風じゃなくてルポ風に書いてあるから、余計に痛い
だが小説として読めば「関が原」は面白いよ
0824人間七七四年
2009/10/10(土) 04:15:59ID:Cq2k+yji0825人間七七四年
2009/10/10(土) 10:57:20ID:s4q9Vfw1けど、軍もちゃんとした知識を兵士に教えないのも悪い。
司馬先生を責めるのはかわいそうだと思うな。
司馬遼太郎の小説は面白い。それだけの話だな。
司馬遼太郎を超える国民作家が出れば、司馬史観なんて過去形になる。
0826人間七七四年
2009/10/10(土) 11:06:21ID:qxa42qq7没後10年経っても文庫馬鹿売れだし、ちょっと大きな本屋行くと
全出版社から出た司馬の著作をまとめた特設コーナーが常置されてるくらいだし
0827人間七七四年
2009/10/10(土) 20:25:59ID:i2iFshDA0828人間七七四年
2009/10/10(土) 20:28:12ID:i2iFshDA作品は全て、司馬が世界を一から構築したのだろうな
つまり、一種のファンタジーとして読むが吉
0829人間七七四年
2009/10/10(土) 23:15:18ID:H7POgdwm講演やエッセイで何やら評判悪い事もあるみたいだけどソレはソレだ
0830人間七七四年
2009/10/11(日) 00:41:33ID:zyp1L5VLそんなに目くじら立てる必要はないんだよ
「どう描いたら作品が面白くなるか」以上の意味は無いと思う
0831人間七七四年
2009/10/11(日) 13:42:02ID:mGyHuvSiだから、普通に「物語」として書くなら問題ないけど
物語の土台となる史実のような書き方をするんだって何度も言われてるだろ
レスする前にログ嫁
0834人間七七四年
2009/10/25(日) 00:38:19ID:eiP6YzoO植木職人発言オフレコ(岡田外相・金曜夜プレ懇) デスクオンリー/オフレコテープ起こしママ/公表不可 納品 2009年10月24日 02:11:40
1/5 Q.「まず、今回の外相の発言の真意をお伺いしたい。ご発言は、天皇の国事行為を前提とした、という理解でいいんですよね?つまり、あくまで内閣の助言と承認…(カブリ。聞き取れず)」
岡田氏「(さえぎり。カブリ)内閣とか国事行為とは無関係だ。あくまで陛下の……(聞き取れず) ご自身のお考え…お声を知りたいということだ」
2/5 Q.「では、宮内庁というのは?」
岡田氏「宮内庁というのは方便…というかレトリック(聞き取れず)とでも…。 陛下自身のお考えが聞きたいという趣旨。もちろん、宮内庁が陛下のお考えを聞いて起案し、文章化するとか措辞を整え とかあるだろうが、陛下自身のご意見が問題だ」
3/5 Q.「ズバリ、大臣は、陛下にどのようなお言葉が…(カブリ)」
岡田氏「(カブリ)そりゃ…政権交代ですよもちろん。
"勝てば官軍"といえば言い過ぎでしょうけど(数名笑い声)、民主党がこうして 勝った訳ですから、陛下もそれに恭順…(…間…)というかその支持をご自身のお言葉で表明してほしいですよね?
このままじゃ"自民党の皇室"のままだ」
4/5 Q.「大臣のそういうお考えは内閣としても憲法上問題である、という見解が…」
岡田氏「内閣といっても法制局でしょ。"官"ですよ。政権がかわれば、憲法解釈もかわります。我々は政治主導です。そういうくだらないことを言うんであれば、法制局長官
をクビにするだけです。それが政治主導です」
5/5 Q.「陛下の政治的中立を守らないと皇室の維持の将来にも問題が…」
岡田氏「政治的中立とか…(…間…)政治的中立って憲法に書いてあるんですか?マニフェストに書いてあります?皇室の将来より民意ですよ。民意は民主党支持なんです。
民意より皇室の維持が重要なんてあり得ない。民主主義です民意が"天皇は植木職人になるべき"というのならばそうなるんでしょ」(了)
0836人間七七四年
2009/12/05(土) 23:53:47ID:m2nZhejR具体的にどうほめてたのよ?
0838人間七七四年
2009/12/08(火) 02:19:01ID:SqnfPg0x今だにテレビと小説媒体は強いから
昔だって講談や映画で歴史知った気になっていた人間の方が多かったんだろうし、
司馬の上のインパクトを持つフィクションとか出ないとヒックリ返らないと思う
司馬史観とか持ち出すヤツを、いくら鼻で笑おうが、笑ったヤツが嫌なヤツになっていしまうだけ
間違い正すにしても上手い正し方しないとそうなりますって
0839人間七七四年
2009/12/19(土) 00:38:11ID:00Gkrde5それは君自身が世間を知らないか、勉強が足りないだけ
世間の歴史観がすべて司馬の影響とか勘違いもはなはだしい
0841人間七七四年
2009/12/20(日) 20:15:07ID:ivw422ew0843人間七七四年
2009/12/21(月) 00:38:31ID:j1RlLY+j0844人間七七四年
2009/12/21(月) 17:24:26ID:3xx/uKyB0845人間七七四年
2009/12/23(水) 09:58:10ID:i/xUg4GO自分の提示した家康像が世間の評価と乖離してるからだろ
晩年でも晩節を汚した家康を嗤ってやれと言ってるし
0846人間七七四年
2010/01/09(土) 20:19:24ID:G27xD7/wやたらと固執していた歴史評論家という地位も揺らぎかねないからな
それほど偏った見方なんだよ
褒めたというより一般的な家康観を言ってるにすぎないし
0847人間七七四年
2010/01/09(土) 21:51:08ID:Yg7ZwKbK終生気の短さとそそっかしさが直らなかった家康を妙に自制心が強く慎重な人間のように
描いてるのはある意味で「美化」かw
0848人間七七四年
2010/01/22(金) 02:24:39ID:Rf/Ol6l/どっちなんだろ
0849人間七七四年
2010/02/12(金) 08:25:19ID:4tj0IO2U0850人間七七四年
2010/02/22(月) 22:51:07ID:LpjVph+S0851人間七七四年
2010/06/09(水) 11:42:01ID:wyGzbFwNhttp://weblog.hochi.co.jp/tajihouronn/2010/06/post-b651.html
> 最近はめっきり司馬遼太郎作品に関心はなくなりましたが、これを機に少し「世に棲む」を読み返してみたくなりました。
> 面白いんですが、司馬作品は史実とあまりにもかけ離れた描写が多すぎるんですよね。まあ小説だから当たり前といえばそれまでですが。
最近はこういう認識も多くなったな。実に良いことだ。
0852人間七七四年
2010/06/09(水) 18:35:22ID:WGqwVTfe作品やエッセイ、時期によって日本人を卑屈にして停滞させた暗黒時代だったとか、
文化レベルの高い明るい時代だったとか使い分けてるでよ
>>851
その時代の判明してる史実にほぼ忠実に沿った形で司馬越える奴が出てこないもんかね
0853人間七七四年
2010/06/09(水) 23:57:41ID:5Qy+9bOT読んでる方はそれで作品世界に引き込まれるけど、そのために司馬の主観で書かれた描写をつい真実と思っちゃうんだなorz
0854仙台藩百姓
2010/06/09(水) 23:58:40ID:qC2DXNzNさも学術書のように見せ掛けている点、司馬小説より質が悪いお( ^ω^)
0855人間七七四年
2010/06/11(金) 03:24:46ID:X7kpnr40司馬にも明白な間違いはあるんだな(笑)
小説は一切読んだことないけど
0856人間七七四年
2010/06/11(金) 03:30:59ID:X7kpnr40あの時代の白人の世界観は、キリスト圏外は人間扱いしてないし、
「征服して神の教えを教授してやるよ」と云わんばかりだ
0857人間七七四年
2010/06/11(金) 23:00:43ID:7DiXL1w30858仙台藩百姓
2010/06/12(土) 07:17:48ID:tVk67ORZ0859人間七七四年
2010/07/15(木) 02:32:00ID:vMVjocxm戦後ってキリスト教批評実質許されてないのよね
司馬も忠実にキリスト教=善って世界観をアナウンスしていたんだよな
0860人間七七四年
2010/07/28(水) 23:08:26ID:5uWMNSRtエッセイとか読むと、司馬さんが本当に好きなのは江戸時代の学者とか幕末明治なんだなって思う。
>>854
どうせ昔のことなんだから、真実はわからないとごまかせばおk。
0862人間七七四年
2010/08/03(火) 00:55:44ID:T0S1jlcZ研究をすこしかじっての意見なんだけどな。結局史料というフィルターを通して観ているだけって感じがする。
0864人間七七四年
2010/10/13(水) 18:39:03ID:4ZwLkknq風俗や文化の描写が説得力あろうが意味ないな
その時代の風俗や文化を書いてるというなら
フィクションでも、当時の庶民目線のグルメがあったりする池波作品の方が上手いと思うな
天保の時代の悲惨さを書いた木枯らし紋次郎なんかも面白い
0865人間七七四年
2010/11/25(木) 13:43:07ID:9o9lg1k7個人的には、義経と菜の花の沖は絶版になりそうだけど
0866人間七七四年
2010/11/25(木) 19:58:45ID:p2nffH7Vてか、どう見ても詰まらん作品を何度もリニューアルして再販するのはどうかと思う。
どうせ司馬の名前と装丁で売れるという計算なんだろうが
0868人間七七四年
2010/12/11(土) 08:35:47ID:ciy9Wuy+そもそも小説というのがそういうもんだと思うんだが。>私物化
伝記でもあるまいに、みんなそれぞれの解釈を入れて作品にしていくのが小説じゃないのかね。
0869人間七七四年
2010/12/21(火) 22:59:47ID:3+2VV3yV0870人間七七四年
2010/12/21(火) 23:07:02ID:vL4RQaJDという台詞を3名から聞いたことあるなw
0872人間七七四年
2011/01/13(木) 02:40:37ID:weg6o8aZバカのくせに社会的に意外と席になる立場についてる奴が、司馬小説を史実だと信じこんで
トンチンカンな事を言ったり行動したり、あまつさえ歴史関係の行政に影響力を行使したりする
弊害がある。
0874人間七七四年
2011/02/19(土) 22:46:06.01ID:IaWIcuEb彼は、官僚支配に起因する日本の行く末を危惧してた
あからさまに山縣を割と敵視してるのは、そういうことだよ
おまえらネトウヨには、わからんだろうけど
0876人間七七四年
2011/02/19(土) 23:04:52.63ID:IaWIcuEbあえて、明治を持ち上げたのは、1930年代からの市民社会が間違った方向へと向かったからだろうな
明治維新には薩長閥主導の中での官僚支配あるから、いかんせん後半、小説と云う世界の筆を止めたと云う事実もある
司馬さんが山縣をかなり批判するのは、明治憲法の使い方でよくわかる
国家とは仙谷ではないが「暴力装置」をいかに押さえるか一つなんだよ
まあ、人を批判するおまえさん以上には、よく読んでるよ
0877人間七七四年
2011/06/25(土) 21:19:25.24ID:ePCMfx/A0878人間七七四年
2011/07/08(金) 22:45:36.31ID:8r3SSyLV現実に誰が困っているか考えてみよう。
すると困っているのは、サヨクだということが分かる。
つまり奴らは自虐史観というフィクション(捏造)を信じ切っているから、
別の史観に基づく司馬のフィクション(小説)が邪魔で性がないんだよ。
0879人間七七四年
2011/07/08(金) 22:51:48.23ID:se59Wx/oキモいから
0880人間七七四年
2011/07/12(火) 09:41:01.87ID:i/IYVuuN官僚は愚かな大衆や議員をバカにして
優秀な官僚により国を指導する選民思想が生まれ今に引き継がれている。
そして閨房閥に成長した政財官癒着が既得権益の拡大を目指して戦争を欲した。
0881人間七七四年
2011/07/12(火) 21:37:52.81ID:UYldFE/L0882人間七七四年
2011/07/13(水) 18:20:08.11ID:aAglbYahさかのぼり日本史見て興奮してるんだろうけど、テレビ番組を簡単に鵜呑みにするな。
自分でしらべろ。
0883人間七七四年
2012/01/06(金) 22:51:32.19ID:RyAYqulJhttp://awabi.2ch.net/test/read.cgi/whis/1325852168/l50
0884人間七七四年
2012/01/08(日) 03:58:22.20ID:KXSdR0uf秀頼の助命
↓
家康、息子の秀忠に耳打ち
↓
家康、外に聞こえるくらいの大声で「秀頼の命を助けてやる」
↓
秀忠「なりませぬ、秀頼は豊臣家の・・・(以下略)」
↓
家康、沈痛な面持ちで「うむ・・・仕方が無いな・・・」
↓
秀頼が篭っている蔵にむかって発砲
0885人間七七四年
2012/06/11(月) 11:13:19.12ID:fvxs281x0886人間七七四年
2012/06/13(水) 17:36:31.75ID:vQpNanRp0887人間七七四年
2012/06/13(水) 20:54:01.92ID:GQuKByzy確かに
覚えてる範囲でも、秀吉政権の「淀殿の近江閥VS寧々の尾張閥」の存在とか「築山殿の武田内通」
とかは根拠ないのに、さも事実らしく書いてるしね
0888人間七七四年
2012/06/24(日) 09:05:09.80ID:FrYYIzr6分かりやすいテクニックもいくつかありはするが。
0889人間七七四年
2012/06/24(日) 10:05:22.11ID:FkUM2CMxこの辺りが大阪人なのだろう
0890人間七七四年
2012/07/07(土) 17:23:44.71ID:DDQgyancあれを史実と思ってる人は多いし、司馬も後半は史実のつもりで書いてる。
坂の上の雲の解説本とかも、史実であるかのように書いてある。
個人的には、やっぱり乃木が無能扱いされたのがかわいそう。
0891人間七七四年
2012/07/07(土) 17:26:05.20ID:DDQgyanc竜馬がゆくで、龍馬がやたらもちあげられていたりとか。
俺の頭の中にも司馬史観は結構残ってるかも。
新たな知識を得ない部分はどうしても司馬の小説のままになっている。
0892人間七七四年
2012/07/07(土) 17:31:53.63ID:DDQgyanc「戦車で現地に向かう時に避難民がいて進めなくなったらどうしますか」と言ったら、
高級参謀が「轢き殺せ」と言った話が司馬の本にあるらしいが(小説じゃない)、
今年出た秦郁彦の本によると、司馬は生前その話が嘘だと認めたらしい。
あの話を知っている人の多くは今でも事実だと思っているかも。
0893人間七七四年
2012/07/07(土) 20:34:37.11ID:DDQgyanc乃木は無能じゃない。乃木が無能だと思ってる人は、多分、坂の上の雲が
頭の中に入っている。児玉源太郎のおかげで成功したというのもフィクション。
二百三高地も旅順も乃木の手柄。「坂の上の雲 5つの疑問」という本が詳しい。
0894人間七七四年
2013/11/11(月) 03:17:17.73ID:KU9SCz6F歴史紹介パートみたいな部分でも信憑性の乏しい出来事・人物関係・逸話なんかをお構いなしに断定口調で説明するからなあ
0895人間七七四年
2013/11/11(月) 03:54:41.66ID:KU9SCz6Fまあ当たり前か、すまん
0896人間七七四年
2013/11/26(火) 10:24:24.42ID:ezLJ9Dy4,.-''"三ニ.\ ( ∧ )
.r'三三三三ミ`, ヽ廴) ノ
.ヽ三三三三三| |/
',ニ三三三ミ,'
.,ィ、ニ三三ニ,'
. .ノ.〔.),、三三ニ.`、_ 私が書いてるのは「小説」なんですよ?
. 〈ニミ/.┘三三三ミ` 、
i''´ニ三三三三三三三ニ.`''.-、
.,'ニ三三三三三三三三三三三.| なのに「司馬史観」だの
,'ニ三三三三三三三三三三三ミ,' 「司馬はインチキを書く」だの言われても
..,'三三三三三三三三三三三三,' 困るんですよねえ……
.!ニ三三三三三三三三三三ニ,'
{三三三三三三三三三三三ミ,.'
0897人間七七四年
2013/12/02(月) 18:09:10.08ID:Byt3Eeca0898人間七七四年
2014/03/05(水) 14:08:55.65ID:x59e1h5M信長も合理主義や非情さばかり強調されて人間的な魅力が全然描かれてない気がする
0899人間七七四年
2014/03/08(土) 02:13:18.63ID:8vbPAS4A負けてないだろ
陸戦は特に 海戦も最後に奇襲してきた相手返り討ちだし
最初は講和 二度目は秀吉が亡くなって攻める理由がなくなって帰っただけ
向こうの勝ち戦ならもっと誇ってるだろ、あれだけネチネチ叩いてるのは向こうが勝ったと思っていないと言っているようなもん
0903人間七七四年
2014/03/08(土) 02:23:39.33ID:8vbPAS4A鎖国じゃなくて海禁政策だろ
鎖国は欧米の偏見
貿易はちゃんとしてた
耶蘇が信用ならんことをするのが悪い
0904人間七七四年
2014/03/08(土) 02:30:46.37ID:8vbPAS4A耶蘇は元々排他的だろ
日本のせいにするな
弾圧ではなく征伐
あいつらが寺社仏閣焼き討ちして弾圧したんだろ
正当防衛
侵略の尖兵だろ耶蘇はよ
0906人間七七四年
2014/03/08(土) 06:46:15.68ID:fpao/9AQレス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。