上杉家の文書には結構名前が出てくるね
「安房守も元気だそうでなによりだ」とか、消息程度だけれど。

大坂役に臨んだ政重の心中もなかなか興味深い
すぐご挨拶できる範囲に兼続も正純もいて
囲んでいる城にはかつての戦友明石掃部がいて
主君利常にとって敵の頭は同じ名護屋陣で仕込まれた乳兄弟で義兄弟
政重は真田に散々やられ、
宇喜多の叛臣坂崎直盛は人生を踏み外し
なぜかそれを正純が柄にもなくかばって賞賛される。