【毘】上杉家を語る 七【義】
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0966人間七七四年
2007/03/28(水) 22:42:14ID:C145Xamo藤木久志『雑兵たちの戦場』(朝日新聞社、1995年)を要約すると、
上杉謙信は関東に12回出兵していて、その内の10回は、
晩秋に出かけて年を超し、春か夏に帰る冬春型(長期越冬型)が多い。
明らかに戦いには季節性がある。
冬場の働き口などどこにもなく、まして飢饉・凶作の続いた戦国の村々に
とって、農閑期・端境期の戦場はたった一つの「口減らし」の場。
農閑期になると、謙信は戦争を正当化し、越後の人々を率いて雪の国境を
超えた。収穫を終えたばかりの雪もない関東では、かりに補給が絶えても
何とか食いつなぎ、乱取りもそこそこの稼ぎになった。
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