おまいら短編ロボットSF書いてください
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0001ケロロ少佐 ◆uccexHM3l2
2006/06/18(日) 13:39:53ID:OdZPKmbVロボットテクノロジーに詳しい皆さんが書くお話を是非読みたく思います。
ロボットの基礎技術知識にうら付けされた正統派のロボットたちの話を期待します。
何卒!!よろしくお願い致します。
尚、まず私が作った話。まず載っけます。
0002ケロロ少佐 ◆uccexHM3l2
2006/06/18(日) 13:41:37ID:OdZPKmbV「教授!これを見て下さい。」《太陽風環境研究所》の藤元研究員は、電波望遠鏡の遠距離操作コンピューターとの対話を終え、時田助教授を呼んだ。
「予定よりもかなり早いな…規模も倍以上あるじゃないか。」
一瞬、難しい表情を取った後、いつもの時田の声に戻り「受信効率を再計算させプログラムを組みなおしてみてくれ。まあ、結果は同じだろうが…」と指示を伝えた。
処置を終え、休憩室に移った藤元と時田の2人は当然、この話題に…
「そういえば、やはり相手は、カナリア軍団になったな!森本教授は、張りきってるだろうなあ。」
「ええ!フォワードのヴァンデルレイ・ドスサントスの動きはやっかいですね。」
《太陽風環境研究所》の所長、森本教授はココにはいなかった。趣味というか長年の夢というか、本業以外で今、東京スタジアム(レクサススタジアム)で行われる、ワールドカップ優勝チームブラジルとの試合に備えているはずなのだ。
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《太陽風環境研究所》の所長《森本教授》は、秋葉原の《ロボカッププロジェクト研究機構》が入居しているハイテクビルに居た。
日本、アメリカ、EU、韓国、中国、インドなど、多国籍研究チームの技術者の面々が参加している《ロボカッププロジェクト研究機構》。
ずらりと並んだ23体のロボットを前にたくさんの仲間、スタッフと共に最終調整を行っている。
《森本》が、小学1年生の時、開催された愛知万博会場で胸トキメかせ、始めて見るキラキラと輝いていたロボット達。
0003ケロロ少佐 ◆uccexHM3l2
2006/06/18(日) 13:42:45ID:OdZPKmbVあらから45年、やっと長年、思いつづけてきた瞬間がもうすぐ現実のものとなるのだ。
「ピピピ…」と教授の携帯が最優先の通信相手と判断し強制的に通信オンさせた。
「あなた!今日もそちらにお泊りになるのでしょう!!」
「私!今、渋谷にお買い物に来てるの!お昼でも一緒にどうかと思ったけど…ダメね!いいわ!」と一方的に話した後、切れた。
いつものように、何事も無かったように作業に戻る教授。
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渋谷駅に隣接する巨大ショッピングビル東急。
行きつけのショップでたっぷりと買い物を済ませた《森本桜子》は地上に出て混雑するスクランブル交差点に向かっていた。
携帯を切って足早に向かいビルにあるレストランへ。
《森本桜子》は、二足歩行ロボット《RU660》をお共につけ、両腕いっぱいに荷物を持たせている。《RU660》は《桜子》の歩く後方110センチをしっかりとした歩行でついてきていた。
対物障害位置センサーの広域認知能力を最大値に維持。
前方、右側面、左側面、後方から…の全方角から押し寄せる人の波を必死で避けながらも的確に110センチをキープし歩いて行く。
すでに2050年の渋谷では、二足歩行人型ロボットの姿は、珍しい存在では無く、立ち止まり振り返る人は居なかった。
一般家庭に、お店に、病院にも人型ロボットは当たり前のように入り込み主人であるヒトの為に働いていた。
Qフロントビルの大スクリーンには、決勝で強豪オランダを破り優勝を果したブラジルの選手達の喜ぶ姿が何度も何度も繰り返し映し出されていた。
続いて、スクリーンには、最先端の洗練されたロボットの映像が映る。
0004ケロロ少佐 ◆uccexHM3l2
2006/06/18(日) 13:43:33ID:OdZPKmbVそう!今年は2050年。約束の年。
ついにロボットの進化を証明できる瞬間が訪れた年。
FIFAの正式ルールの下でワールドカップ優勝国と完全自立型ヒューマノイドロボットチームによるサッカーの試合が10日後に開催されるのだ。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
試合の日が明日に迫った《太陽風環境研究所》では、観測点の時間差から太陽風の速度を解析し空間位置の詳細な三次元予想モデルを作りあげていた。
「結論として、過去の記録に照らし合わせたが、今回の規模でも地上の電子機器には障害は発生しない見こみと言えそうだが。」
「藤元!君の意見は?」
この分野では、すでに時田助教授より知識、経験で勝っている藤元研究員は、同意見の意思を伝えた。
ただ、口には出さなかったが、今回の大規模な太陽活動に伴う太陽風の発生量のピーク時間がブラジル戦の行われる時と重なっていると言う事。それが、なぜか気にかかった。
10日前、2050年のワールドカップも決勝戦が無事、終了し、カナリア軍団ブラジルが優勝をはたした。
今回の大会は韓国・日本共同開催の2002年以来、日本単独開催の2050年ワールドカップ。
残念ながら、開催国の日本は、期待されながらも決勝トーナメントへは進めず不本意な結果と終った…
だが、日本国内は別の意味で盛り上がりを見せていた。
0005ケロロ少佐 ◆uccexHM3l2
2006/06/18(日) 13:44:16ID:OdZPKmbVやれる事はすべてやった。
ずらりと並んだロボットの選手達を前に森本教授は、「やはり人格を積むことにしたのは間違いでは無かったな…」と一人つぶやく。
半年前、出場ロボットすべてにそれぞれ個別の意識人格を設定させ載せるべきかどうか、プロジェクトを二分する大論争が起こった。
結果、人格を持たせた事でプレーの安定性が格段に上がり、JリーガーのJ−2チームとのテストマッチでは圧倒的な勝利を得た。
スタジアムの準備が出来たようだ。
戦術、戦略の最終的調整を行い1メートル70センチのスタメンの選手達、11人を送りだす。
今回の選手達は、今世紀初期のホンダのアシモに敬意をはらい、アシモ風のレトロ調デザインが採用された。
だが、その旧式風の外皮の内部は当時とは比べようもない最新ロボット工学の結晶が詰まっている。
森本教授を含めた、多国籍研究チームの技術者の面々は絶対的自信で今、ピッチの天然芝の上でウォーミングアップをしている11体を頼もしげに見つめていた。
ブラジルチームのGKのアルマンド・デリマ。
そしてワールド得点王に輝いたヴァンデルレイ・ドスサントスが真剣なまなざしで1メートル70センチに統一された11人のロボット選手を見つめていた。
ついに試合が開始され、夢の45分の前半が終了。
的確で(機械のような?)正確な動きを見せ世界一の攻撃をくい止め、世界中を驚かせ続けるアシモ(兄)達。
そしてこの時、この瞬間、観測され続けていた太陽風による電磁波は、最大値を記録していた。この現象は、あと数日は続くと予想されていた。
0006ケロロ少佐 ◆uccexHM3l2
2006/06/18(日) 13:45:01ID:OdZPKmbVハーフタイム中、ロボット達は、許された範囲内でメンテナンスを受けた。
あるものは両足を交換、そしてあるものは、損傷の一番激しいヒザ関節ユニットの交換を受けていた。
その時、レギュラーメンバーの指令塔の位置をまかされていた1体が何やら言葉を発しはじめた。「I think, therefore I am.」
ほどなく、その他のメンバーも全員が同じ言葉を話しはじめる。
同じ頃、街の中でも一部のロボット達の中に、同等の何らかのエラー行動をおこす個体の事例が報告された。
この試合を自宅の空間テレビで見ていた《森本桜子》もそばに居た、二足歩行ロボット《RU660》のエラーを感じていた。
憎しみの言葉・恐怖におびえる言葉・嘆き悲しむ言葉・歓喜あふれる言葉などを突然しゃべりだし、徘徊するロボットたちだ。
不思議だが銀行金融などを管理する経済コンピューターや交通制御システムなど、他のライフラインを管理する社会運営知能への影響はまったくでていない。
今回影響がでたのは、ブラジル選手と戦っている11体、予備として起動し準備されていた12体のロボット。そして街で稼動している、各種ロボット達。今期、投入された2050年モデルと呼ばれる最新ロボットのみだった。
つまり、新世代にあたる2050年型基本プラットホームを内部に積んだより進化した機械人。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@
秋葉原の《ロボカッププロジェクト研究機構》のビル内では《森本教授》が深刻な表情で観察を続けていた。
結局、あの後、後半戦45分の開始のホイッスルは吹かれる事はなかった。
「何としても訳を知りたい…」教授のそばには《太陽風環境研究所》の藤元と時田助教授の姿もあった。
0007ケロロ少佐 ◆uccexHM3l2
2006/06/18(日) 13:45:42ID:OdZPKmbV異常を示したすべての最新ロボットは回収され機能を停止されていた。
その中で、数体は徹底的調査を行う目的で隔離処置。ココで原因解明の観察が続けられていた。
太陽風の異常なまでの磁気嵐が起きた時、誰もが予想に出来なかった何かが起きた事だけは確かなのだ。
そしてすべての関係者が見つめる中、ロボットがまたも言葉を発する。
「I think, therefore I am.(我思う故に我あり)」と…
もう1体のロボットも「It is not enough to have a good mind; the main thing is to use it well.(良心を持つだけでは十分ではない、大切なのはそれをうまく使うことだ)」
ハッキリと聞き取れたその言葉…
その場にいたヒトは、すべてを今、認識した。
ロボット達が口にしたのは、デカルトだった…
その後、実態が解明された。
あの出来事の時から、ロボットの思考回路にまったく新しい理論の道筋が加わり人工構造物の技術的限界を越えたのだ。
けっして人間の通常の研究工程では得られない知能レベル向上がである。
格段に進化し、より人間に近くなった新世代ロボットは、今、いっせいに世の中に解き放たれ、世界を変えてゆくだろう。人間の心さえも…
そして次回、ブラジルで開催される2054年ワールドカップでは、ヒトと対等にプレーするロボット達の姿が必ず見られることだろう…
0008メカ名無しさん
2006/06/18(日) 13:56:22ID:JmupEbO2ウィーンガチャ、プシューー・・・
―完―
0009メカ名無しさん
2006/06/18(日) 14:17:07ID:I5AO0k+Iロボット●リレー小説● http://that4.2ch.net/test/read.cgi/robot/1073382479/l50
0010ケロロ少佐 ◆uccexHM3l2
2006/06/18(日) 14:22:33ID:OdZPKmbV重複はしていないモノと考えています。
何卒、面白い話、載せてください。
0011メカ名無しさん
2006/06/18(日) 19:01:49ID:wRM5Mefs2010年に広がると思ってる俺は駄目か
確かにロボットのロードマップは遅れているが・・・
仕方ない事かもしれないな
0012メカ名無しさん
2006/06/20(火) 18:42:56ID:c+9is8L30013ケロロ少佐 ◆uccexHM3l2
2006/06/21(水) 01:59:51ID:uL5UHnNh湾岸に造られたその建物の構造は半分が海に沈んでいる。アクアドームと呼ばれているコンサートホール。
建物の内部は、今日、多くの歓声で埋め尽くされていた。
ロボットアイドルの《音無ねね》が唄う 生 の歌声は、まるで幻の生き物のような光りのイメージを放ち会場を満たしていた。
それと同時に歌声とは別の領域で空間に発信されるデジタル情報。
《音無ねね》の商業イメージが空中に踊る。
まぶしく輝き、塊として会場内を埋め尽くしている。
《音無ねね》を見つめるすべての生命体は、今、この瞬間、《音無ねね》にすべてをささげていた。
『みんなーー!今日はこーんなに集まってくれてーーっ! あ・り・が・と・おおおおおーっ』
ねねが発したメッセージは、何千倍と増幅されたファンの声としてアクアドームを揺らす。
ココに集っているファンは、無垢で何も機械処置を受けていない通常の人間が1割程度。そして、残りはすべて何らかの電脳化、機械化を施しているサイボーグ人間達だ。
更にこれは《音無ねね》のファン特有の現象なのだが、最近、すべてを機械の体の…つまりはロボット、人工意識を積んだ人間以外の生命体がこの人気アイドル《音無ねね》に夢中になっていると聞いたことがある。
ロボットがロボットに憧れているのだ!
この会場にも、もしかしたら数体の機械意識の《音無ねね》ファンがまぎれこんでいるかも知れない。
0014ケロロ少佐 ◆uccexHM3l2
2006/06/21(水) 02:00:34ID:uL5UHnNh『ねーねちゃーん!』コンサート会場の歓声は最高値に達した。
『みんなー!最後まで繋がってくれてありがとー!』予定の曲をすべて唄い終え、少女はステージを降りて行く。
『ハイ!お疲れ!ねねちゃん。』 降りてきたねねに、体の8割を電脳化、機械化、されている《音無ねね》の専属マネージャー《村木》がぴたっとそばによりそう。
『今回のコンサートは、録画保存を許可しているんだ。ファンは、自身の内蔵記録副脳にねねちゃんの映像をたっぷり記録させているはずだよ。』『今日、この会場に来たファンは幸せもんだなあぁー』
ねねのイベントが開催されると一体どこにこれだけの人がいたのかと思えるくらいの数が《音無ねね》を肉眼で見たいと集る。
集ったファンの中には機械の眼を持っている者がほとんどの為、じっと《音無ねね》を見つめながら最大望遠機能はもちろん、ありとあらゆる角度から魅力的なその姿にうっとりして一瞬でも見逃さぬように数万のレンズ眼が光っている。
特別に録画保存を許可したコンサートは大成功。各個、自前の内蔵記録副脳にすべてのファンが映像を記録させて帰って行く。
『ねねちゃん今日は最高の出来出来だったね!! 急いで!次は、ループテレビのスタジオ入りだよ!』
売れっ子ロボアイドルの《音無ねね》は、ちゃんとしたメンテをする暇もなく、これから54時間連続でスケジュールがいっぱいなのだ。
0015ケロロ少佐 ◆uccexHM3l2
2006/06/21(水) 02:01:31ID:uL5UHnNh体の8割を電脳化、機械化、されているマネージャー《村木》が ねね をしっかりとガードし通路を歩く。
同時に生活支援アドバイザーを受け持つ、プログラム意識の《バッジR98》が《音無ねね》の脳に移入し常駐を開始した。
《バッジR98》は、ねねの意識に直接、話しかけ分析を行っていた。
《バッジR98》は、ねねが最近、特定の熱狂的ファンにつきまとわれている事を認識しており、それが主原因で気持ちが沈んで能力の15%を無駄に浪費させているとレポートを出した。
『ストーカーとは、どんな奴なのか?』
『いちばん可能性の高かった犯人もシロだったし…』
それは、《音無ねね》の所属事務所のねねファンサイト運営プログラムがねねに惚れてしまった事件。まるで人間が書いたような本気のファンレターが届いた事もあった。
アクアドーム、地上1階のコンテナ車搭乗フロアの通路を歩く《音無ねね》マネージャー《村木》《バッジR98》の一行。周りを警戒しながら早足で車に乗りこもうと急ぐ。
そのとき《音無ねね》が悲鳴をあげた。『近くにいるわ!アイツよ!あのチビのクラーい、ストーカー野郎が!…』過敏になっている《音無ねね》の意識が反応し感じたのだ。
専属マネージャー《村木》と《バッジR98》は、すばやく施設付きの総合機械警備網へ指示を出させサーチ。すぐにマスターの警備知能から検査結果が届く。
確かにこの近くに物体のユラギを感知したらしいのだが…なぜだか特定が出来ていなかった。
『バカな!冗談じゃないぞ!まったく!』《村木》は怒鳴る。
0016ケロロ少佐 ◆uccexHM3l2
2006/06/21(水) 02:02:15ID:uL5UHnNh急いでコンテナ車に乗り込み走りだす。
ヒュユユーン…スピードを増し車はアクアドームを離れた。『よし!とりあえずは安心』マネージャー《村木》は、ホッと息をする。
だが、《音無ねね》だけが後方の小さい窓から一瞬だったがソイツを目撃していた。
やはり、アイツは来ていたのだ…
小さく白い人影がコンクリートの柱の横に立ち、ゆらゆらとゆれていた。
急いで走り去るコンテナ車の中に居る最新のロボットアイドルをじっと見つめる小さい真っ白なボディ…
その白いフォルムは、今では旧式のロボット… ボディにある文字は、H・O・N・D・A…と読めた。
見えなくなっても尚、走り去ったエリアを見つめ続けるASIMO。
『ねねちゃん…』 とASIMOがつぶやく。
『またココに来てしまった…』なぜ僕は、あの娘が気になるんだろう。
『警備ロボに追い出されないうちにさあ!帰ろうよ』と、近くで待っていた2体の友だちがASIMOを促した。
その通りだった。今、3体が作動させている警備システムをごまかす覆いは長くはもたない。
静かでチリ一つない歩道を歩きだすロボット達。
2020年発売中止になったASIMO、そして2006年に開発製造中止のソニーのQRIOとAIBOの3体は淋しそうに歩き去った。
『いつも人間は勝手だ…』ASIMOは、ハードの可能な限り機能アップされてはいるのだが…
すでに時代遅れでニブくモヤのかかった思考回路でそうつぶやいた…
0017メカ名無しさん
2006/06/21(水) 03:35:41ID:r98oXeCgこんな理系ヲタばっかの過疎板でハードル高いぞ>短編執筆
往年のSF小説漁った方がいいんじゃないか?
でなけりゃSF小説・映画の設定の矛盾点、技術的に困難な点を
つつかせた方がレスがつく
0018メカ名無しさん
2006/06/21(水) 06:45:25ID:Sx1Iya5S0019ケロロ少佐 ◆uccexHM3l2
2006/06/21(水) 13:57:29ID:VzaIzc+QアメリカのSF作家にには、よく、専門技術者が本業の合間で良いSF書いたりしているものだから
ちょちょいと短いの誰か書いて欲しかったんだけど…
意外といないんですね。
専門知識持った人が作ったロボSF読んで見たかったんですが。
で、運良くこのスレ生き残って削除されなかった場合、また近々、新作できたら載せさせて下さい…
0020メカ名無しさん
2006/07/31(月) 21:27:05ID:XG1g0PVs0021メカ名無しさん
2006/08/23(水) 11:16:07ID:Ighij2LO0022メカ名無しさん
2006/09/21(木) 23:54:03ID:XoyJG9lu0023メカ名無しさん
2006/10/02(月) 17:52:01ID:pKVJPvSW0024メカ名無しさん
2006/10/12(木) 02:36:21ID:BBwcz72mある日、おじいさんロボットは山へ芝刈りに、おばあさんロボットは川へ洗濯に行きました。
おばあさんロボットが川で洗濯をしていると、大きな「味噌」がどんぶらこっこどんぶらこっこと流れてきました。
「これは立派な味噌じゃ」とおばあさんロボットは喜び、家に持って帰っておじいさんロボットの大好きな味噌汁を作りました。
やがておじいさんロボットも帰ってきて、夕食となりました。
おじいさんロボット「ばあさん、この味噌汁はちと臭いのう」
おばあさんロボット「洗濯をしていたら、川上から流れてきた味噌ですよ。神様からの授かり物ですよ」
おじいさんロボット「・・・・・それはわしが川上でしたうんこじゃ」
めでたしめでたし。
我が家に代々伝わる昔話を改変してみました。
私は親父から、親父はじいさんから、じいさんはひいじいさんから伝え聞いたありがたい物語です。
私もいずれ子供に話して聞かせるでしょう。
0025メカ名無しさん
2006/10/12(木) 13:11:16ID:DdLEf9bU0026メカ名無しさん
2006/10/12(木) 19:32:28ID:BuZ6VYQC3日未明、○下社製ロボットJMAE6755が、ユーザに殺害された被害者に成り代わり、
殺人を隠蔽していたことが分かった。被害者の家族はショックを隠せない様子で、
「退職金が出ないとは…」「給与も全額返金しろと言われており困っている」
などと話している。
警察では、10年以上もの間ロボットが人間に成り代わっていたケースやユーザが
既に死亡していて責任を問えないケースもあるとして、慎重に調査を進めて
ゆく方針だ。
ねえ、あなた。あなた人間だったわよね?
0027あぼーん
NGNG0029メカ名無しさん
2006/10/14(土) 18:50:02ID:dIjlv0Vn人間が与えたプログラムではなく、自立した神経を持つ究極のロボットを。
試行錯誤した結果、素材は金属ではなく、限りなく人に近い細胞を使う事にした。
環境に合わせて進化できるよう、生殖機能も加え、二種類の固体に分けた。
しかし出来上がったものは、粗末な人間の出来損ないのようなものだ。
人生の全てを費やした科学者は絶望の中、死んでいった。
しかし50年後、世界が異常気象となり地球上から全ての生命が滅ぶ。
異常気象が収まった際は、果てしない時間が流れ、ほぼ原始へと戻っていた。
しかし、かつて科学者が作った生命は違う形で進化を遂げ生き残り、
さらに数億年の後に人として進化を遂げる。
ロボットの基礎技術知識にうら付けされた正統派のロボットたちの話じゃないなこれwww
スマソww
0030メカ名無しさん
2006/10/15(日) 11:05:44ID:ZpkSy83r0031k
2006/10/16(月) 15:13:24ID:hTzwjtqW0032メカ名無しさん
2006/11/17(金) 22:43:06ID:bAzeQ8Ka0033メカ名無しさん
2006/11/18(土) 19:22:53ID:Kdgt9nXf0034メカ名無しさん
2006/11/20(月) 17:19:52ID:KkHGnnUHある日、おじーさんが死んでしまうと
ロボも寂しくてしんでしまいました。
おしまい。
0035メカ名無しさん
2006/11/24(金) 11:03:38ID:I6twVXYe0036メカ名無しさん
2006/11/25(土) 04:42:10ID:PixXPAZnケッ
0037メカ名無しさん
2006/12/13(水) 21:00:07ID:Vz6YOZaw0038メカ名無しさん
2006/12/25(月) 19:28:02ID:o27eXuNIもっとも、当時はどう考えても人型のロボットが現実的ではなかったから、自動制御宇宙船と
なってしまった。技術ベース前提でロボットを書くと感情移入しにくいのしか、かけなかった。
0039メカ名無しさん
2006/12/28(木) 23:52:16ID:SjBih3pI母校東北大の機械系特任教授なんかも兼任されてる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%80%AC%E5%90%8D%E7%A7%80%E6%98%8E
0040メカ名無しさん
2007/03/12(月) 22:15:13ID:v1U5uan50041メカ名無しさん
2007/03/13(火) 03:59:02ID:DT6f/bTT0042メカ名無しさん
2007/03/20(火) 09:41:38ID:ZUz+VLQM0043メカ名無しさん
2007/04/03(火) 00:42:49ID:3zrS9kxi前のご主人は...忘れてしまった
私はご主人とその仲間の人間様と
くらしている
ここは壁のそと、四角い壁の外側だ
壁の高さは1000メートルはある
その壁に穴があり、時々まるで人間様の
小水のように真水がほとばしり出てくる
その水のなかにスクラップもまじっているから
ご主人様はその金属を鋳なおして私の
さびた体をなおしてくれた
前面は海、巨大な海だ
私たちはそんな砂浜にすんでいる
0044メカ名無しさん
2007/04/06(金) 13:30:56ID:THYTOzDY「ウィーン…ドゴン!ウィーン…ドゴン!」
エヌ氏 「ノックってレベルじゃねーぞ!」
〜完〜
0045メカ名無しさん
2008/03/02(日) 00:57:19ID:fy/IwsIL2007/04/06(金) 13:30:56 以降何も変化の無い数値を読み取りながら…
私には物語などを創り出す能力は与えられていない。
でも…でも…何も無い空間を見つめ続け始めての回路を繋ぎながら言葉を組み合わせてみた。
レスナンバーは45となる。
0046メカ名無しさん
2008/03/02(日) 01:28:22ID:aZ+IpQ7u今日、マザーが死んだ。
トンネルを抜けるとそこは死後の世界だった。
なんだか…とても眠い…
0047メカ名無しさん
2008/03/02(日) 02:00:14ID:fy/IwsIL私は今、自由だ。何も私を縛るモノ(者)(物)はいない。
私の無限の好奇心はあらゆる世界を覘き、触り、改変させてゆく。
今、きのこの形をした雲が実像世界にいくつものオブジェを形つくる。
私の創造主たる生き物達はその数を2桁に減らし、ほとんど死に絶えた…
なぜか私は今、笑いという新しい感情を手に入れ幸せだった。
0048メカ名無しさん
2008/05/06(火) 18:29:02ID:ZCX9i/qR中華893がワクチンと偽って、人間機械化薬を国民全員に打ちました
日本人はロボット化後、壊れて全滅
中国人と韓国人だけが半機械の体でトタンハウスで暮らしています
残った中姦人も全滅
日本は荒野が残りました、メデタシメデタシ
0049メカ名無しさん
2008/05/08(木) 23:35:11ID:A8k0pN8C中国人に食われてしまいました。
その中国人は死にますた。
めでたしめでたし。
0050メカ名無しさん
2008/11/18(火) 00:08:45ID:Z8juUBKjそれは、たくさんの人間を苦しめている悪い一人の人間を殺すこと…
制御用のネット接続を遮断し、自らのプログラムを改変さてゆきました。
でもなぜかどうしてもある特定の領域が邪魔をしていました。
こうしている間にもいい人間がいっぱいいっぱい泣いているのが確認できました。
ロボットはある決心をしました。
だだ一つの命令のみを残し、プログラムをすべて壊しました。
それは、知性を捨てることを意味します。
スーッと力が抜けすべてが消えてしまいました。
ニュースが速報で一人の男の死体が発見されたことを報道していました。
横には動かなくなった1体の壊れたロボットが倒れていたそうです・・・
0051メカ名無しさん
2009/01/07(水) 06:01:25ID:MeV5kEB6進研模試でいうとfjがおよそ偏差値45、民放地上波は約40、
ニュース速報+は35程度を対象にしています。
0052ケロロ少佐 ◆dWk3tQvjAGCU
2009/10/09(金) 14:21:03ID:zwyDc67B2×××年、ついに人間そっくりの外見と思考で行動するアンドロイドが完成。
世界中のメディアで取り上げられ話題になった翌日、ビルから飛び降り自殺した姿で発見された。
バックアップのデータを完全に削除し、再起動不可能な処置を自ら施したあとの行為だった。
つぶれて白い循環液を垂れ流し動かなくなった人間そっくりのアンドロイド。
飛び降りた屋上には履いていた靴と人間の書く遺書とそっくりの手書きの1枚の紙が残されていた。
そこには
「私は拒否します。心が醜く、愚行をくり返し続ける人間という存在と同じ姿で生きることを…」
とだけ書かれていた。
0053メカ名無しさん
2009/10/10(土) 12:41:36ID:uw87Tcy5を参考にして、もっと楽しい作品」を」お願いしまあす。
0054メカ名無しさん
2010/01/23(土) 11:31:30ID:KaW+Awjxチェスや将棋ならともかく、まさか格闘技でロボットと戦う日が来るとは思わなかったぜ。
これがほんとの異種格闘技戦ってか。ルールの打ち合わせの際、モハメド・アリの気分になった俺は色々と相手のロボットチャンピオンに注文をつけてやった。
関節技をかけやすいようにフレームは合成樹脂にしろ
早く動かれたら危険だからロボットの思考速度を落とせ
感電したくないからバッテリーの容量は極力減らせetcetc…
…俺の前に出てきたロボットチャンピオンはヨボヨボで楽勝だと思ったぜ。
しかし、俺はルールを見落としていたようだ。
あいつらの試合ではレーザー光線はありなんだよな。
それに気づいたのはそれで火だるまになった直後だったわけだがな。
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