ところで2本足と言うのは実用的ロボットとしてあるべき姿なのだろうか?

人間が通るところは車いす用のスロープを基本的に使うとすれば、
残る2本足が活躍するところと言えば相当な悪路以外考えにくい。
だがこのような場で活躍するロボットは4本足の方が良いような気がする。
重量物も背負えそうだし。と言うかロボット自体がなかなかの重量か?

センサーも問題だな。超音波やレーダーだとロボットが多数投入された時に
周波数帯が輻輳する可能性が高い。その場合、センサー類は全てパッシブで
揃える必要がある。そのようなパッシブセンサーだけで十分安全を確保することが
できるのだろうか? このあたりの技術的ハードルも問題だな。

それとロボットを人が歩くスペースで移動させる場合、最終的には保険制度が
必要になるのではないかと思う。このあたりの制度整備も案外にロボット開発には
重要なファクターではないかと思う。基本的には自動車保険のノウハウを流用する
形だとは思うが、保険会社側でもロボットに関する知識を集積しないといけないので
このあたりの整備には時間がかかりそうだな。ただ外資系の保険会社とかなら
ロボットの性能が高度化してきた場合にこのような保険を商品化してくるのではないかと
思う。

どこだったか、ロボットを道路で走らせるために、現在の道交法ではロボットが
道路を走ることを想定していなかったため、経済特区でロボットが道路を走っても良いと
言うお墨付きをもらってから稼働させていたりしたな。