年間1兆円以上ロボット開発にお金を投じるべき?
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0028名無しの学生
2006/04/16(日) 22:55:03ID:VehZfgVsいるロボット関連産業日本ではたくさんの企業、大学がロボットを研究・開発
しているが、現在利益が出ているロボット産業は工場内の無人のガードの中で
使われている工場用ロボットのみである。さまざまなロボットが開発されて
いるのにもかかわらず、なぜ工場用ロボット以外のロボットが商売にならないのか?
それは、いつロボットが人を傷つけて多額のPL補償を請求されるかわからないという
恐怖から製品化できないからである。現に、日本製の優秀な手術用ロボットは故障や
ミスで人を殺したら怖いので日本での使用は認められないということで、その手術用
ロボット技術は欧州、アメリカなどの海外に譲渡され、皮肉にも大活躍している。
では、なぜ、欧州では受け入れられたのか?それは、欧州(国際規格)の考え方には、
安全とはリスクを伴うものとして取り扱われ、リスクに対してベネフィット(便利さや貢献度)
が凌駕する場合、存在するリスクを現在の最高の技術(state of the art)をもってして
最小限に押さえ、それでも残ったリスクは使用者に委ねるという事前責任があり、不可抗力に
よって発生した事故については、原因究明に努める代わりに、設計者は事故の責任を受けること
がないという免責の体系があるからである。安全は、法律に触れなければいいと考え、リスクに
至っては使用者の注意と努力によって何とかしようという考え方で、事故が起おこってしまったら
事故の責任は誰なのか?責任をとれ!などと言っている日本とはとんでもない差である。安全は人間
によって確保されるものではなくて、技術によって確保されるものであると思う。実際に、日本に
ペースメーカーや回転ドアを製造する会社は死亡災害にあってしまい、事後処理による責任追及のため、
会社は撤退または廃業となってしまうのである。このような日本の状態で、家庭用ロボットなどが流通し、
ロボットが何らかの事故で人間を殺したとしたら、間違いなくロボット産業は先ほどの回転ドアの会社と
同じ運命をたどるだろう。
このように日本は安全に対して国際規格から外れた考えを持っており、もはや国際的には通用しない状態ま
でに追いやられている。技術力は世界トップかも知れないが、競争力にいたってはトップ20にも入れないのである。
ロボット産業が発展するためには国際規格に沿った考え方が必要で、本当に有益でベネフィットがあるものを作ること
にあるのではないか。2足で歩くだの踊るだのは資金を莫大に使うだけで商売にならず、海外があきれるのもわかる
気がする。30分ぐらいで殴り書きしたからわかりにくくてごめんなさい。賛成、バッシングなどよかったら意見ください。
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