地上戦への対応がMSの前提だからな。仕方ないんだよ。

それは汎用性の高さを維持し、それに伴う量産効果によるコスト低下
がメリットになるからだ。と説明するほかない。

それと、MS系の生産技術がどの程度か想像も出来ないが、ガンダム
の世界の話であれば(おそらく民間の)産業的にもかなり基盤が出来
ているものと思われる。現実に持ってくるにしても、そういったもの
が出来るころには、今考えられているほどの高価な品物ではなくなって
いる可能性が高い。

最高速度に付いては、確かに宇宙専用機の方が高くなることは理解した。
ただ、小回り(格闘戦)の能力であれば、同水準の技術がある限りは少な
くとも互角になるはずだ。四肢をアンバックに利用できるし。各所に
最低限のスラスターは装備しているだろうからな。

それと最近のガンダムが空を飛び回っている点だが、物理的には全く
問題ない(F-15戦闘機は機体を垂直に直立させた状態から、エンジ
ン出力だけで上昇できる。さらに、戦闘で片翼失っても基地に帰還し
た機体もある。要はそれだけの揚力を生み出せればいいわけで、それ
が翼によるものでもエンジンによるものでも問題ない。翼がないと
戦闘機動は取れないんだけど。)。不利だがな。レーダーに引っかか
る、効率悪い(稼働時間短い。VTOL系は皆そうだが・・・。かといって
戦闘機が燃費いいわけではないが)。まぁ、空中戦専用でないなら、
陸上兵器としての戦略の幅が広がるから、メリットはあるだろうけど。
空中戦メインなら確かに戦闘機を使った方がいいな。それは確かだ。

それと、だいぶゴチャゴチャしてしまったが(俺のせいなんだが)、
ガンダムの中の話で進めればいいのか?それとも、MSが実際に現実
的かどうかで話せばいいのかどっちなんだ?

はっきり言うと、ガンダムの場合、MSが生産される歴史的、産業的、
技術的背景があったわけで。いくらでも言い訳ができる。しかもフィ
クションだからな(フィクションってのを理由にガンダム肯定するつ
もりはないが)。まぁそれが、よくアンチガンダムとガンダム信者
との論争が泥沼化する理由だと思うんだが。