>>59-60
基本的に、ロボットに合わせて作られた環境でならその理屈も問題は無いと思います。
事実、工場などでは工場のロボットの規格に合わせてラインが整備されていますし。
病院など、車椅子での移動に合わせて作られた環境でのみ使用する事が前提であるならば、
そういったロボットもありだと思います。
人型ロボットは人間の環境に合わせて汎用性を持った作業機械を作る研究であり、
人間向けの環境の中から不都合を洗い出したり、擬似再現を行う事で人間自体の
行動や仕組みを解き明かす意味もあります。
また、コミュニケーションのインターフェイスとして人型・動物型である事には
アドバンテージがあり、AIBOなどを見て解るように、ジェスチャリングで
コンディションを表現できるという他の機械には無い特性を持っています。

と、いいつつ、適材適所で機械を作っていく事の方が効率自体は遥かによい、
現状では人型ロボットの有効な利用法は必ずしも見つかっていないわけです。
どちらかといえば、月ロケットの開発競争のように技術力のアピールとなるため
開発競争が目覚しい分野であるといった言い方もできるかとおもいます。



ところで、リゴリスってどれくらい機械の車軸や関節等に影響があるんでしょう?