経産省、お掃除ロボット導入へ…エレベーター自力移動

 経済産業省は11日、2006年度から庁舎内に清掃用ロボットを導入する計画を明らかにした。

 ロボットは自力でエレベーターに乗って階を移動し、複数のフロアを掃除する。
日本の技術力の高さをアピールし、ロボット先進国を印象づける狙いがある。

 経産省は、トイレなどを除く庁舎の通路を清掃することを想定しており、6台程度を導入する計画だ。

 通路の構造や、清掃ルートなどをデータ化してロボットに記憶させ、夜間に掃除させる。
ロボットとエレベーターの双方に通信装置を取り付け、位置情報などをやりとりすることで、
ロボット自らがエレベーターを操作できるようにする。
経産省は自ら導入することで、都道府県などにも採用を呼びかけ、普及拡大を目指す。

(読売新聞) - 5月12日3時7分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050512-00000501-yom-bus_all