中年の夢乗せ鉄人28号発進 ロボット、35万円

 「鉄人28号を自由自在に操り、漫画の主人公の気分に浸りたい」−。
半世紀前に登場したヒーローを懐かしむ大人の夢をかなえようと、ベンチャー企業のヴイストン(大阪市)が3日、28号をモデルにした本格的な2足歩行型ロボットを発売した。
 高さ38センチで重さ2・5キロ。腕や脚の関節が滑らかに動き、人に近い歩行ができる。
原作に登場する主人公、正太郎君の気分でリモコンを握り、素早いパンチや片足立ちの難しい動きもさせられる。35万1750円で受注生産する。
 原作は1956年に故横山光輝さんが月刊雑誌「少年」で連載を始め、63年にはテレビアニメもスタートして故手塚治虫さんの「鉄腕アトム」と人気を二分した。
 19日に実写版の映画「鉄人28号」が公開されるのに合わせた。
映画で想定される身長20メートルの約50分の1の大きさ。自分で組み立て、動作パターンはパソコンであらかじめ設定する。
(共同通信) - 3月3日18時26分更新

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