いまの大学生が「コミック雑誌なんかいらない!」を見ても、さっぱり意味がわからないだろうなあ。
三浦和義が説明ナシで登場する場面とかチンプンカンプンだろうし、
クライマックスの場面もどこまで実話なのかもわからず、とまどうだけだろう。

大学生と話してて、そいつがロス疑惑を知らなくてびっくりしたのが、もう十数年前。
そいつはいま、とある企業の研究所の研究チームリーダーになってて、専門分野の世界では日本トップクラスらしい。
その分野の大学院生たちの憧れの的になっているらしい。
そいつは専門バカなんで、昭和史なんかには興味はない。
いまもロス疑惑なんか知らないままだろう。そういう世代が既に社会の中枢になっている。