SG、CD-ROMドライブ、システムカード、アーケードカードそれぞれ革新的で、業界にいい刺激を与えていたと思うぞ。

SGというアップグレード構想は下位互換の走りだし、セガではスーパー32Xという形で昇華していた。

CD-ROMドライブの採用による容量対価格問題の完全消化は言わずもがなだが、
それよりもムービーやCD音源、声優の大幅起用が一般化したのは次世代機への大きなステップとなった。

システムカード・アーケードカードも、今で言うファームウェアのアップデートにも近く、カード一枚でよりスペックアップされたゲームができたのは確か。

これらの要素は一度に襲ってきたらそれは混乱もするだろうが、当時必要に迫られ熱望の末に順次登場したもの。
リアルタイム世代なら常にあったスペックへの渇望感があれば、迷うことはなかったぞ。