31、身につきて許さるる霊こそ 守護みたま神穫りする者たちのみぞ
32、子や孫にすがりつきたる先祖霊 離れてわがなすつとめいたさん
33、一日来て十年の間苦をなめて辛き極まる科ふりきたる
34、永遠にわが身を殺せる罪続く 神に謝すべしただ省みて
35、人たるは この世終えぬるその日まで 勤め励みて生くるがまこと

36、苦ぞありて はじめて越ゆるが 励みなり前世の科もまたく晴れゆき
37、生まれ来し わけこそ知らぬ 人たるを我が手で終ゆる 愚かなす人
38、天津罪幾許の罪も 晴れゆかん神に誠で科わびつれば
39、ふたたびに世の悪し様のことごとを想いおこせばまたたち帰る
40、その心あずけ給わん神のむね 抱かれ癒され死もまた楽し