13歳の時オールナイトニッポンの泉谷の時初めて聞いたのが頭脳改革の「トッカータ」。
衝撃を受け、レコード屋でアルバムを見て更に愕然とし、オヤジに頼み込んでステレオ
ローンで買って貰い、頭脳改革を通して聞いたのが15歳の時。
その頃は既に活動を停止していた。
更に、「レディース&ジェントルメン」が出て、お年玉の1万握りしめて買ったのが16歳。
レコードがすり切れる迄聞き込んだ。

そして今、俺の手元に有るのが「レディース&ジェントルメン」のCD2枚組。
今でも、これが30年前のライブだったのかと思う程のパワー&テクニックでグイグイ100分
聞き続けさせる。「ワークス1」も聞いたが、初めに受けた強烈なインパクトが、
今、「レディース&ジェントルメン」に全て凝縮されている。
ライブのタルカスは凄いとしか言えないし、その中でもアクアタルカスが絶品。

こんなライブはもう現れないだろうな。またこのライブがELPの最盛期だったんだと思う。
色々と聞き回ったが、ホントに生きる気力を失った時、ジャズやブルースは聞けない。
同類相哀れむ感じがする。
このCDを聞いて、昔のあの頃を思い出し『また明日が来る』と振るい立たせてくれるんだ。