日本の連合艦隊による真珠湾攻撃も、大きく仕組まれたものであった。
このことは、ロバート・スティネットの『真珠湾の真実 ルーズベルト欺瞞の日々』(文藝春秋/2001年)
で書かれており、これによって、歴史の真実が大きく暴かれた。真珠湾攻撃のあった年から数えて60年目にして、
大きな真実がヌーッと白日の下に露出したのである。

そして私たちは、ロバート・スティネットに先立つこと50年前の時点で、ジョゼフ・マッカーシー上院議員が、
真珠湾攻撃が初めから仕組まれていたものであったと報告していることを知って、戦慄を覚える。
私たち日本の運命も、こうしてアメリカの“雲の上”の人間たちに握られているのである。
そして、今の今も、彼らの思うがままに操られている。

ジョゼフ・マッカーシー『共産中国はアメリカがつくった 〜 ジョージ・マーシャルの背信外交』

1941年12月18日の、日本の連合艦隊の機動部隊による真珠湾攻撃も、大きくは、アメリカのルーズベルト大統領たち
に事前に知られていた、どころか日本海軍の首脳(戦争指導者)たちである米内光政海相や
山本五十六艦隊司令官たちが、CFRという今もあるアメリカの財界組織に、深く手なずけられていて、
計画的に実行させられたものであった。
これらのことがこの本で、分かる。そうやって、日本は悲惨な戦争に計画的に引き釣り込まれて行った。