>>811
◆ズボン製造会社の専務(78歳。2014年2月現在)
 「作為定的に間違えられたとは思いたくはないが、普通は間違えないですよね、色とサイズは。最初から明確に色だと一貫している。文書(調書)にもそう書いてある」
 『1967年9月』、専務は、ズボンの寸法札に書かれたBについて、はっきりとB色だと話していたという。
「もちろん覚えている。僕(は警察に)会ってるから。うちの会社に(警察が)みえて、話を聞いて書いたんだから」
 『専務はその時、「B色の生地の見本も警察に提出した」と話す』。
(もしかして、見つかったズボンの共布って…?)
 専務は、『ズボンが見つた直後、2回に渡って』「Bは色である」と話したという。
「こういう調書を取っているから、みんな公になっていると。当たり前のことで、みんな裁判所に提出されている、と。その上で裁判が進んでいると思っている。
 それが実は、こういうもの(調書)が出ていませんでしたとか、あるいは書いてあることと違っている事が言われているのは、それは全く解せない世界」
 しかし、47年間、専務の証言が明らかにされることはなかった。
■参考
◆袴田事件 扉は開くか 2 「供述調書」はけないズボンのなぞ[SATV 2014/03/25]
◆独自 確定判決と矛盾する証言[SATV 2014/02/03]
◆袴田事件、証拠開示はどうあるべきか[NHKナビゲーション 2014/03/21]