>>662
袴田事件からわかるように、政権交代しかない。政権交代したら資料開示した
★履けないズボンの「B」の記号
 2008年4月、第2次再審請求で明らかになった、ズボン製造会社専務の供述調書…そこには、確定判決の矛盾が隠されていた
■根拠とされたズボンの寸法札(タグ)の「B」
 東京高裁の確定判決で、寸法札にあったBは、「男性のスーツの寸法」を表す「B体(たい)」とされた。
 当時一般的に男性の「スーツ」のサイズは、▽A体…標準 ▽Y体…細身(例えばY5などと書く) ▽B体…がっちりとした体系 と表された。
 ▽「B体」胴回り(ウエスト)…84cm(B4)
 ▽血染めのズボンの胴回り…3〜4cm補正して縮めた跡があるとして、「補正後80cm」とされた
 ▽袴田…当時、「76ないし80cm」のズボンを履いていた
 ▽高裁の実証実験でのズボンの胴回り…78cm
 →確定判決「履けた」と認定
■しかし、2010年9月、ズボン製造会社の専務の供述調書が明らかになった。そこにあった「B色」(Bはブラック)という文字。
 これが一体何を意味するのか?
 確定判決でサイズとされたズボン寸法札のBの文字は、「サイズ」ではなく「色」を表すものだったのだ。
 当時(高裁)、「血染めのズボンが履けない」という「ズボンのサイズ」は一番の争点だった。