
熱海駅に到着。
すると駅員4人が待っている!
駅長D「今回は駅長の私がいたので、対応させていただきます」
私「小田原駅で、熱海駅は一切対応しませんと言われたのですが」
駅長D「私がいたので、一緒にご案内します」
熱海駅で伊東線に乗り換え、やっとの来宮駅到着。
駅員4人で車いすを持ってもらい、階段を運んでもらう。私はヘルパーさんに抱っこしてもらう。
私「ありがとうございます。では明日の帰る時はどうしたらいいですか?」
駅長D「できる範囲でご対応します。
何時にお帰りですか?事前にお電話ください。(熱海駅の電話番号をもらう」
夕方、駅に電話をし、翌日の乗りたい電車を伝える。
翌日、乗りたい電車の30分前には、来宮駅に到着。すでに駅員さんスタンバイ。
私「次からはどうしたらいいでしょうか?」
駅長D「できる限りのご対応をします」
私「どうしたらいいですか?」
駅長D「では電話番号を調べ、後程、お渡しします」
駅長D「ここが総合承りの窓口の電話番号です」
私「いつまでに電話すればいいですか?」
駅長D「いつまでというよりも事前に」
私「私は事前にホームページで来宮駅の構内図を調べてきて、階段のことがよくわからず、かつ連絡が必要なこともわかりませんでした。
私以外の人のためにも、もっと情報を広めて下さい。」
簡単にまとめると、以上のようなやり取りの二日間でした。
疑問なのが
・小田原駅と熱海駅が言うことまったく違ったところ
・どうして急に熱海駅の対応が変わったのか
・駅長Dさんは丁寧だったけれども、車いすへの対応をしたことがないようで、まったくわかっておらず、私が質問したら、それを調べ、対応してくれる形だった。
車いすユーザーは利用者に入っていないのか。
そしてこの移動や交渉の合間に、新聞社数件に電話をし、帰る時は取材に来てもらったので、これから記事になる予定です。
JRへの取材依頼は最低一週間前だそうなので、新聞社としてはこれから取材をしていくと思います。
正直、ここまでの乗車拒否は初めてでした。
階段しかない駅では、時間はかかっても、駅員を集めてくれ、持ってくれるからです。
車いすユーザーが利用者として想定されていないと、改めて痛感したし、これをもっと可視化していかないといけませんね。
正直、私もここまでしたくありません。
交渉したり、記録を撮ったり、メディアに連絡したり。
せっかくの旅行がクタクタでした。
本当に疲れました。
でも声を上げていかないと何も変わりません。
しかも声を上げ続け、味方を増やし、一緒に考えてもらい、たくさんの人で動いていかないと変わりません。
車いすユーザーは確実にこれから増えるし、高齢者やベビーカーユーザーにとっても同じ困りごとがあるので、一人でも多くの人に知ってもらい、誰でも安心して使える公共交通機関になってほしいです。
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