メキシコ政府「どうすれば麻薬カルテルを崩壊させれるんだろう。そうだ大麻を合法化すればいいんだ!」==>大麻合法化へ [256556981]
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0841番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です(アメリカ合衆国) (ワッチョイ 05f7-m9kA)
2021/03/13(土) 14:57:34.00ID:VzDGTgdr0アメリカでオピオイドが蔓延した理由は、表面的には、正規の医療機関で処方されるオピオイドの量がめちゃくちゃ多いことだよね。
この原因の一つはPurdue pharmaがオキシコドンを強く売り込んだこと(同社はそのことで訴えられて会社解散した)とも言われるけど、
肌感覚で言えば、要するにちょっと痛いとなったら強い鎮痛剤を患者がすぐ求めるし医者もすぐ出す、という風土の方が根本にあると思う。
そのため、全世界のオピオイド生産量の30%がアメリカで消費される状態になった。
https://www.vox.com/policy-and-politics/2017/8/8/16049952/opioid-prescription-us-europe-japan
https://www.nature.com/articles/d41586-019-02686-2
こうなると、国中にオピオイドがあふれる⇒オピオイドに触れる人が増える⇒オピオイドに依存する人が増える⇒余ったオピオイドを他に回す人が増える、といった需要拡大プロセスができる。
(余談だけど、オピオイドで大問題になったトヨタのアメリカ人役員も、家族に処方されたオピオイドを送ってもらったはず)
そこにもう一つの要因である新型オピオイドの海外からの大量流入が起きた。
新型オピオイドは従来型の、たとえば100倍以上強力だから、希釈剤で薄めないと即死ドラッグになる。
これを密造業者がテキトーに希釈するもんだから、濃いところと薄いところのあるドラッグができてしまい、濃いところに当たった人がバタバタ死んだ。
自分の意思でオーバードーズした人だけでなく、いつもの痛み止めのつもりでいつもの量を使っただけの人が次々死んだ。
結果、アメリカのオーバードーズ死者数は2017年には年間7万人を超えた。
で、日本と比較するとまた程度問題の話になっちゃうんだけど、抗うつ剤や精神安定剤が上記と同様に正規に処方されたものから社会に広がっていっている現象はあったとしても、その数は比較にならないほど少ない。
東京23区の行政解剖で医薬品が検出された数は(必ずしもそれが死因と決められたものだけではないのに)843件しかなかった。
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12200000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu/s10-3.pdf
区部と全国の人口比から全国での数を予想すると1150人くらいになる。日米の人口比を考えても、7万人とは比較にならない少なさだ。
これをもって、「大麻解禁」という毒を以て制することが必要なほどの、今そこにある危機だとは主張しにくいんじゃないだろうか。
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