
新型コロナウイルスの影響で勤務シフトが半分以下になり、休業手当も受け取っていない「実質的失業者」のパート・アルバイトが146万人に上ることが4日、野村総合研究所の調査で分かった。失業者(197万人)や休業者(244万人)に迫る規模。休業手当も、政府が賃金の8割を補償する休業支援金の制度も、実質的失業者の約半数が知らなかった。<下へ続く>
同社の武田佳奈上級コンサルタントは、オンライン記者会見で「まだ支援が必要な人がいるのに届いていない」と述べ、対話アプリ「LINE(ライン)」の通知機能を活用した政府支援策の情報提供などを提案した。
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