来年4月以降、マレーシアへの移住を視野に入れている幻冬舎の編集者・箕輪厚介氏は「ぶっちゃけリモートでできることがほとんど。
むしろ会ったり、飲み会に行ったりというのは惰性で続いていることが多い"贅肉"みたいなもの。
楽しいけど、切る良いタイミング。そして、僕個人の活動も、本の編集をするということも、日々人と会ったり観ているものに刺激されながら、ある意味で日常を切り売りしている。
3年くらいやってきて、はっきり言ってちょっと"オワコン"になりつつあると思っている。アジアに行ったからといって面白いものが作れるわけではないが、
多少は仕入先を変えないちょっと…という思いがある。
もう飽きたなというのがあって、一度売れなくなって2、3年沈んだ方が、人生長いので生き方として面白いかなと。
自分のことをクリエイターと言うと偉そうだが、秋元康さんにせよ、エイベックスの松浦勝人さんにせよ、
ものを作っている人はどこかで1回、2〜3年、レールから外れている。それが今だなと思う」と明かす。

 そして「国内は近過ぎる。2年前にイケダハヤトと仲良くなってアリだなと思ったこともあるが、
やはり物理的に贅肉を落としたり、無駄なことをやったりするのが血肉になる。
また、普通のサラリーマンでは都内で子育てをするのが無理になってきていると思う。
子どもが2人いるが、奥さんがセブ島に行った時に、シッターさんを1時間700円くらいで頼める。
同調圧力的なものがないから、アジアはいいと言っていた。ただ、全てが自由に流動的になるということが大事で、
マレーシアがくそつまんなかったで終わりでもいいと思っている。
一生住まないといけないわけではないし、転職も自由になってきたように、移住もさらっと滑らかにやればいいと思う」との考えを示した。
https://times.abema.tv/news-article/7022043