
賃上げムード一転、コロナ逆風どこまで 春闘スタート
今年の春闘をテーマにした経団連の会合が26日に始まり、2月以降の本格的な労使交渉に向けて幕が開いた。
新型コロナウイルス禍で経済が打撃を受け、「官製春闘」とも呼ばれた昨年までの賃上げムードから一転、逆風が吹く状況。
労使とも賃上げ維持を掲げてはいるものの、姿勢には早くも濃淡が表れている。
経団連が、企業担当者らに春闘に臨む姿勢を説明した26日の労使フォーラム。
来賓として講演した労働側の代表、連合の神津里季生(りきお)会長は「コロナ危機でも賃上げのモメンタム(勢い)をどう維持するかが最大のテーマだ」と述べ、早くも労使のさや当てが始まった。
https://www.asahi.com/articles/ASP1V6GQTP1VULFA00V.html