
デジタル庁準備室、30日設置 平井担当相「起業感覚で仕事を」
政府は30日、菅義偉首相が内閣の重要課題と位置付ける「デジタル庁」創設に向け、デジタル改革関連法案準備室を内閣官房に設置する。平井卓也デジタル改革担当相が室長を兼ねる。来年1月召集される通常国会への関連法案提出を目指し、準備を加速させる。
デジタル庁は来年中の発足を予定。平井氏は29日の記者会見で、準備室について「スタートアップ企業を立ち上げるような感覚で仕事をしなければいけない。Government As Start Upという言葉、GASU(ガースー)を準備室のスローガンにしたい」と表明。菅首相の愛称を絡め、最優先の「首相案件」として取り組む構えを示した。
https://www.jiji.com/sp/article?k=2020092900754&g=pol