逆シャア公開時、高1の三学期だった団塊Jr.だ。
当時はアムロの説教に割と共感して、シャアもそんなことで隕石落とすなよって思った。
あれから30余年、自分もおっさんになり、家庭を持ち、大手企業の中間管理職になった。
そして現在、アホなバブル上司のお守りと、声だけデカイ無能ゆとり部下と、コスパ最悪の妻と、死ぬ死ぬ詐欺の親を抱えた。
その一方、慰安婦に代表されるメディアがやってきた適当ぶりと、SNSでみる愚民ぶりと、目先の選挙にしか興味ない政治家と、弱みを盾にとる自称社会的弱者。
意味不明な働き方改革と、消費増税と、ITによる自動化と、でも結局大して変わらん日常を目の当たりにし、ヤン・ウェンリーの言う民主主義こそ最高ーだったオレも、そろそろ5thルナを太平洋の真ん中にドボンとやっていいんじゃね、という気分になってきている。
オレの人生で、今ほどシャア大佐が必要だったことはない。

助けて富野。