
日韓軍事情報協定を破棄 韓国政府が決定
2019年8月22日 18:24
【ソウル=恩地洋介】韓国大統領府は22日、国家安全保障会議(NSC)の常任委員会を開き、日韓で防衛秘密を共有する日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決めた。輸出管理を厳しくした日本への反発から韓国政府内では破棄論が強まっていた。北朝鮮がミサイル発射を繰り返すなか、日米韓の安全保障協力の機能に影響を与える恐れがある。
NSCの金有根(キム・ユグン)事務処長が記者会見で「GSOMIAの終了を決めた」と述べた。
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO48873830S9A820C1MM8000?s=0
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「韓国に致命的な結果もたらす」日韓の安保対立で米国から警告
外交問題評議会(CFR)シニア・フェローのスコット・スナイダー氏は米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)に対し、「(韓国は)米国の仲裁を引き出すために(GSOMIA)をテコとして活用している側面があるが、これは(米国との)同盟の精神に反する行動だ」と語っている。
同氏はまた、「米国はGSOMIAが交渉のカードに使われることなど想定していない」としながら、「GSOMIAは韓国と日本の2国間関係だけでなく、米国を含む3者の協力とも密接に関係しているだけに、これ解体しようとする行動は、韓国に致命的な結果をもたらす」と指摘している。
韓国の文在寅政権との「ズレ」は今に始まったことではない。
https://lite.blogos.com/article/393368/