“食用油のガブ飲み”で人気の動画配信者、配信直後に死亡 稼いだ額にも驚きと悲しみの声

 日本でも、過激な行動に走るユーチューバーはたびたび問題視される。
しかし中国には、アクセス数を稼ぐことに固執し、命を落としてしまった男性がいる。

 海外ニュースサイト『Shanghaiist』は2月22日、中国の動画ライブ配信アプリ『聊聊(Liaoliao)』で
人気だった中国・大連出身の29歳のチュウという男性動画配信者が、
酒や油をがぶ飲みしたことにより死亡したと伝えた。
報道によると、チュウはビールや食用油のボトルを丸ごと1本一気飲みする動画を3か月前から毎日のように配信し続け、
1回の配信につき、500?600元(約8300?9900円)ほど稼いでいたという。
しかし、昨年の12月31日の配信後、突然具合が悪くなり、病院に向かうタクシーの中で死亡したそうだ。

 チュウは12月31日まで3か月ほど体を張った動画をアップし続けたが、アップした動画の中には、
酒や油を飲んだ後、急に体が震え出したり、痙攣したりするものもあったと同記事は伝えている。
なお、『聊聊』はこの事件を重く受け止め、同サービスを停止したそうだ。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「たった500元のためにこんなことをするなんて馬鹿げている」
「ここまでして目立ちたかったのか。失ったものが大きすぎる」といった声が挙がった。

https://news.nifty.com/article/domestic/society/12184-46924/