
パチンコホール経営、売上減少が加速 倒産件数も前年上回る可能性も
■パチンコホール経営、売上減少に歯止めかからず
帝国データバンクは11月26日、パチンコホール経営業者の経営実態調査の結果を発表した。
調査は同社の企業データファイルから、5期連続で業績が判明しているパチンコホール経営業者
2,106社を抽出し、売上高合計などについて調査・分析したもの。
パチンコホール経営業者2,106社の2017年度の売上高合計は、前年度比6.3%減の17兆3,735億円だった。
2,106社の売上高合計は、2013年度は21兆882億円で推移していたものの、2014年度が前年度比3.0%減の
20兆4,606億円、2015年度が同4.2%減の19兆6,043億円、2016年度が同5.4%減の18兆5,454億円に減少。
売上高の減少に歯止めがかからないばかりか、減少幅も年々拡大している。
また、パチンコホール経営業者2,106社のうち、2017年度の業績が「増収」となったのは全体の
8.6%にとどまった。増収企業の割合は2014年度が17.4%、2015年度が12.3%、2016年度が9.4%で、
業績の悪化が続いている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181208-00000000-sh_mon-bus_all