先日、こんなことがありました。

私にとても悲しい出来事があって、 動揺し泣きながら福岡にいる芭旺さんに電話をかけました。

「不安で勇気が必要なので、 東京に来て一緒にいていただけませんか?」
「ただ近くに居てくれるだけでいいのです」

私がそう言うと、芭旺さんは少しだけ間を置いて、
「ああ、それはちょっと難しいです」
そう言い放ちました。

私は、「そうですよね、分かりました」

「はっきり断ってくれてありがとうございました」 と伝え電話を切りました。

そうして電話を切った直後にものすごい感動が押し寄せてきたんです。

「これはすごい!」

すぐに電話をかけ直し、
「あなたは母親の泣いてすがるお願いにイヤだと言える」
「それはとてもすごいこと」
「そしてそれが出来ればこれからも『自分』で生きていける」
「私の子育ては終わりました。それを聞けて嬉しかった」

「ありがとうございます」

そう伝え、
「これからも自分の興味に夢中で生きる人であれ」
そう強く思いました。

なんかヤバい育ち方してるのは間違いなさそう