森友学園に売却された土地が抱える “特殊な遍歴”

朝日新聞が「隣接地の約 1/10 の価格で国有地が払い下げれた」と報じた森友学園をめぐる
問題ですが、「対象の国有地がどういった遍歴を抱えていたのか」という点がタブー化され、
あまり言及されていないことは奇妙なことです。

朝日新聞の報道
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しかし、国土地理院が公開している空中写真・衛星画像から「土地利用方法の移り変わり」
を確認することは可能です。これを基に、マスコミが報じることを見合わせている点を指摘する
ことにしましょう。

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「図中の黄色で示した国有地が隣接地(図の赤で示した土地)の 1/10 の値段で売却された」
と豊中市議らが騒いだことを朝日新聞が報じたことで『森友問題』が騒動となりました。

ただ、実際には隣接地の方が、2124万円という異常な値下げ・補助金の支出が行われていることは
明らかになっており、「安倍夫妻が国有地の値下げに関与した」という “本筋” から完全に脱線した
政権批判が行われるという事態となっている状況です。