春團治に入門に当たり、春團治から「わしの弟子として入門するのか、(二代目)春蝶の
息子として弟子入りするのか」と聴かれ、「春團治の弟子として」と大助が答えたことから、
「春蝶を継ぐ」ということはないものと当初はされていた。
しかし、3代目の兄弟子(小春団治とされるが、明確にはされていない)が、「これまでの活躍
から判断しても、春蝶を継がせてもいいのではないか」と春團治に進言したところ、春團治は
「2代目春蝶の(健在である)3人の弟子がよければ」という答えを出し、2代目の直弟子3人も
快諾したこともあり、親の名跡を襲名することになったとされている。