＜イスラエルのソーダ専門店＞渋谷出店を中止 ガザ情勢悪化
イスラエルの炭酸水製造器販売会社「ソーダ・ストリーム」が、東京・表参道に８月１日から１７日まで開く予定の直営専門店が、開店
できなくなったことが分かった。ソーダ社は「情勢を鑑み（パレスチナ自治区）ガザの収束を待つことにした」と説明している。
表参道にある多目的イベントホールビル（東京都渋谷区）内の店舗で、キュウリ味やコーヒー味など炭酸水約１７０種類を提供する
準備を進め、オープン前日の３１日には内覧会を予定していた。
このビルの所有会社によると、仲介したＰＲ会社と賃借契約を進めていたが「契約上、問題があった」ことから、今月中旬に
ＰＲ会社側に白紙撤回の意向を伝えていた。
ソーダ社は炭酸水製造器を世界４５カ国以上で販売し、日本には２０１１年に進出。
イスラエル占領下のヨルダン川西岸のユダヤ人入植地に主要な生産拠点があり、パレスチナ人も雇用している。
入植地建設は国連安保理決議違反だとして、ソーダ社製品のボイコット運動が起きた英国では今年、店舗が閉鎖に追い込まれていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140729-00000109-mai-soci