豆にどのような成分があり、
焙煎の過程でどのような反応が起こっているかなんて、
複雑すぎて厳密にはよくわかっていないんだよ(笑)

だから、自分の環境のことを細かく把握したり、熱伝導や煙の基本的なことを理解しつつ、
基本的には「トライアンドエラー」を繰り返していくしかない。
で、一応、こうじゃないかああじゃないかと考察しつつ、
(自分なりに仮説を立てたりもしながら)リトライを繰り返すわけだよ。

出来るならば、豆の変化を直接確認しながら、それこそ五感で感知しながら、
その時系列をもって己のレシピを構築していけれるならば、
それがもっとも確実な道じゃないかと思う。

最初から数値に頼り温度を追ってしまうと、
実は気圧や湿度や豆の状態に影響されて、
豆に起こっていることがずれていたりするので注意が必要だ。

今私が言っていることは、直感やセンスといったものが少なからず必要なものだし、
イレギュラーな失敗や変更が神の手によるものかのように焙煎を進化させるといった運も必要かもしれない。

ある程度の豆が焼ければ満足する程度なら、かえって遠回りで、
それこそ豪華な写真付きの焙煎方法について教えてくれる上でエロ本とか書かれている類の本でも参考にしていればよかろうさ。

けれどもそれ以上の次元に行きたいなら、ちょっと遠回りに見えるかもしれないけど、
大御所がこう書いてるとか一度置いといて、寧ろ疑ってみて、
それこそ、>>597の示すような単純なところから、試行錯誤してみることを提案する。

私に出来るアドバイスは今のところ以上だ。
さぁ、楽しんでくれ(笑)