>>561
Handground は、エスプレッソ(極細挽き)からフレンチプレス(粗びき)までカバーしていますけれど、ポーレックスの超極細挽きには若干ですが及ばないような気がします。
理由は、軸と外刃がブレないため回転する刃との限界すき間付近の接触が厳しいようです。内外の刃のすり合わせで馴染めばいけるかもしれませんが、おろしたての刃での印象です。

以下長文ごめんなさい。
>>556に書きましたが、セラミック刃の刃先は金属製の刃に比べてそれほど鋭くないので、豆を切り刻むような挽き方ではなくて割り潰す挽き方と言えるでしょう。
豆の切断面の状態で風味の出方が変わるようですから、実際に味わって好きなほうを、というのが現在の所感です。
私が深煎りのブラジルを挽いての印象ですが、鋭利な刃で挽いたものはクリアに、鈍い刃で割り潰したものは良く言えば風味豊か、悪く言えば雑味が出てくるようです。
ポーレックスの刃はセラミック刃の中では鋭いほうです。Handgroundもこれに近いように思います。まだ分解して刃を確認していませんが、今後、写真をアップする機会もあるでしょう。まずは製造者の組み立てた状態で特性を確かめています。

挽く豆の量が20gから40g程度で、粗びきに興味が無いのであればポーレックスは非常に良いミルだと思います。縦ハンドルは、思ったほど使いやすいとは思えませんでした。
本体を机にしっかり固定できれば違うと思います。普段ザッセンハウスの壁用ミルのハンドルを回すことに比べての話です。プジョーの箱形ミルの水平回しに比べれば段違いに押さえやすく回しやすいですけれどね。
辛口に書いてますが、私は Handground が気に入りました。次はKalitaラウンドスリム(木製)改造品が使えるようになったら金属刃対決、やります。
プジョーでもザッセンハウスでもいいんですけれど、Kalitaの炭素鋼刃は未使用なのですw

まだ結論を書くのは早いですけれど、これまでの印象からクリアな風味と粒のそろった粉を追求する人は、軸のブレない金属刃を選ぶのがよいような気がします。エスプレッソ用も挽けるものは限られているようですけどね。