Seasarをダウンロードしたらドキュメントに色々と書いてあった。
日本語なのでわかりやすい。で、JBossと比較してみると
JTAによるトランザクション管理というのは両方同じ。
組み込みJettyによるServletコンテナってのも両方同じ。
JBossはJettyからTomcatに標準が変更されたけど。
JNDIでJDBCのコネクションを管理してるのも同じかな。
HSQLDBが組み込まれているのも同じ。
MBeanプラグインが組み込める仕組みなのも同じ。
Seasarはそれ以外に独自のサービスプラグインの仕組みがあるっぽい。
別にWebだけでなくJavaApplicationをクライアントに出来るのも両方同じ。
Eclipse用のプラグインがあるのも同じだけど機能には差がありそう。
ホットデプロイはJBossだけ。
FlashRemotingのサーバ機能はOpenAMFを組み込めばどっちでもOKだろう。
Seasarは標準でサンプルまで用意されているからわかりやすいだけ有利か?
ORマッピングはJBossがEJBでSeasarはSqletという独自の仕組み。
これは好みで評価が分かれるところだろう。
Seasarはビジネスロジックを書くためのFlowletとかRuletがあるというのが
特徴だろうな。JBossは普通にJavaで書くわけだが最近ではAOPなんてのが
注目を集めているので、これらは開発手法に影響を与えそうだ。
分散関係はJBossの勝ちだろう。Seasarはこの辺全然何も書いてない。
オブジェクトキャッシュとかそういうのなさそう。逆に鯖が1台だけならシンプルでいいのかもな。
こうやって見るとSeasarはAP鯖だと言っても良さそうな気がする。
機能が少ないJBossというところか。