男はパブで学者と出会った。学者は大学で論理学を教えていた。
「論理学っていうのはどんな感じの学問ですかな」
「簡単ですよ。実践してみましょう。まず、あなたは芝刈り機を持っていますか?」
「持ってますよ」
「ということは、庭付きの一戸建てに住んでいますね?」
「はい」
「ならばあなたは既婚者だ」
「そうです。子供が2人」
「すなわち、あなたはホモではない」
「そうですね」
「こんな感じです」
「なるほど」

翌日、男は会社へ出勤し、同僚に言った。
「俺は論理学を習ったんだ」
「へえ、どんな?」
「君は芝刈り機を持っているかい?」
「いいや」
男は言う。
「わかったぞ、お前はホモだな」