ギガワロス(紀元前439年 - 紀元前388年)

古代ギリシアの哲学者。アテネで生まれる。
ソクラテスの弟子とも伝えられる。
「人間の幸福には笑いが必要である」という笑いの哲学を説く。
紀元前398年、アテネの神々を嘲笑する論文を発表したために、神官の怒りを買い、
アテネを追放される。
笑いの哲学を説いたために、当時のアテネの知識人の間では「ギガワロス」が
「とても笑ってしまう」という意味で使われていた。
弟子にテラワロスがいる。代表作は『形而笑学』。